三月三十一日
昨日、最後の夜勤明けは職場の人たちとカレーを食べに行った。前回はうなぎ、その前は王将。しばらく味わえないであろう、明けの解放感を満喫した。
今日は休み。免許証の再交付にそなえて、市役所に住民票をもらいに行った。なんだか懐かしかった。新しいスケジュール帳を買った。のんびり食事を作り、のんびり食べた。
明日から肩書きだけは一人前になる。埋もれないように、錆びつかないように、がんばりたい。
三月十八日
人事の発表があった。4月から日勤だけの班に行くことになった。これがまたなかなか厄介なシフトで、来月の休日すらまだわからない。でも夜勤がなくなるぶん、融通はきくのかもしれない。
まあそんなことはどうでもよくて、夜勤と一緒に鑑識担当をはずれるのはとても悲しい。社会学でいうところの概念装置を、ようやく獲得したばかりだっただけに。
人事というのは他人事なんだなと、しみじみ感じた。なるべく前向きにとらえてがんばりたいと思う。でもやっぱり辛いなあ。
三月十一日
デンジャラ祭りに来てくださった方々、どうもありがとうございました。対バンやギアの方々も、ありがとうございました。本当に楽しい祭りでした。これからもよろしくお願いします。
ライブは尻上がりな感じで、ミスもたくさんあった気がするけど、気持ちはちゃんと入れてやれたと思う。楽しかった。ダイスケさんにベースをほめられたのがうれしかった。ただ、我ながらひどいMCをしてしまった。荒井夫妻、この場を借りてごめんなさい。
活動のペースはゆっくりになっているけど、そのぶん一回一回のライブを大事にしてやっていきたい。次のデンジャラまでにもっとよくなるように。がんばろう。
三月二日
なかなか忙しい夜勤だった。帰ってから夕方まで横になっていたら、怖い夢をたくさん見て何度も体が動かなくなった。疲れているらしい。
個人練で柏に向かう電車で、就活中の学生らしき男女二人が隣で話していた。富山の企業の入社試験を受けたようで富山トークで盛り上がっていたから、興味深く聞いていたのだけど、栄えてない、遊ぶ場所がない、出会いがないとか散々だった。女性は「富山で旦那さん見つけて永住なんてやだー」と言っていた。そんなことないぞこらーたぶん。住めば都。
四月からもとりあえず成田で働くことになりそう。今しかやれないことをちゃんとやりたい。