六月二十六日
ピッグライブ。すごく楽しかった。対バンもかっこよくていい夜だった。台風代々木のドラムがやっぱり好きだ。足つってたけど。それくらいの心意気が大事だと思う。ライブが続くのでがんばりたい。
最後にひとこと愚痴を。アンケートはバンドの向上のためにあるんであって、メンバーの暇つぶしのためにあるんではない。わかったか、ワールドなんとかとかいうバンド、馬鹿ちんが。
我ながら器ちっさ。まあいいか、仕事がんばろう。
六月二十五日
結膜炎の炎症をおさえる目薬を一年以上使っているが、目薬をさしたあとそれが呼び水になってふいに泣いてしまう、ことがある。仕事中は困るけども、もともと泣きたい気分のときにはよいかもしれない。今夜はひどい。酒の量のわりに酔っ払ったせいかもしれない。そういうこともある。
明日はピッグライブ。がんばりたい。
六月二十一日
ギアライブ。楽しかった。空回ってまた皮がむけた。二度目ながら、ギアという所はなんとなく高まるものがある。来月のデンジャラがんばりたい。そしてひら石のラーメンと餃子がやっぱりうまい。
夜の風がまだ涼しくて助かる。トドルの新しいアルバムを聴いた。またライブに行きたいなあ。
六月十九日
駅の自動改札で切符を通したら、いつまで待ってもその切符が出てこない。そりゃそうだ、その駅が到着地だったのだから。寄る年波、抗うすべはあるものか。
今日は仕事後に先輩二人と飲んだ。俺はこの二人のことが大好きで、今日の飲みも本当に楽しくてあっという間だった。職場にこういう付き合いがあることを心から幸せに思う。
いつか一緒になる相手は、やはり一緒に酒を酌み交わせる人であってほしい。大事だ。改めてそう思った。
六月十八日
家でペットボトルのお茶を飲もうとしたら、なんかうまくいかず着ていたTシャツや床の上に大量にこぼしてしまった。一人で早飲みに挑戦していたわけではない。こういうのも老化にともなう現象なのかなと不安になった。なお口内炎のほうはちゃんと寝たら治ったのでよかった。C1000タケダの次はチョコラBBかなと思っていたが、やはり睡眠は大事だ。
木曜のギアがんばりたい。今日はそれに尽きる。おやすみなさい。
六月十四日
スマイル練は楽しかった。ただ一ヶ月ぶりのバンド練で出来がよくなっているはずもないので、ライブに向けてがんばりたい。
今日は休みで八千代まで買い物に出かけた。電車の中で騒ぐ小学生たちをおばさんがすごいけんまくで睨んでいて(小学生は気づかない)、全員おばさんに食べられてしまうんでないかと心配になった。
口内炎が痛い。C1000タケダを飲んだが治らない。痛い。それに尽きる。おやすみなさい。
六月十一日
アメリカ留学から帰国して化粧の濃くなった女子高生を見て、「君たちは素顔(パスポート上の昔の顔)のほうがずっと素敵ですよ」と心の中で叫んでいる自分はおじさんだろうか。
ピープルインザボックス『夜の人々』のベースがすごく好きだ。そして今度のピッグライブの対バンに台風代々木がいるらしい。楽しみだ。
六月十日
修六さんのドラムが聴きたくなって、カプチーナのライブに行った。突き詰めんとする音はなんと心地よいことか。歌もベースも。いい先輩をもったなあと改めて思った。
六月九日
練習帰りの総武線、電車の網棚の上で横になって寝ている人がいた。意外と有効な土地活用法かもしれない。んなわけない。でもなかなか不思議で面白い光景だった。
おやすみなさい。
六月八日
今月から衣替えで、制服の上はあじさい色の半袖開襟シャツになった。このシャツが非常にお気に入りである。もちろん色が素敵なのだが、開襟なのでネクタイいらずという点もでかい。楽。ただしかし、空調の行き届いた空港内は半袖では寒く感じることも多く、腹をこわす周期が短くなった。ただしかし、それは空調のせいであってあじさいシャツの責任ではない。なのでやっぱり好きなのだ。
六月七日
通勤の電車で、一、二歳の女の子が閉じた状態の電車のドアをこじ開けようとして、開けられず泣き出した。はたから見ていてその様子はかなり可愛らしかったが、本人は自分がそのドアを開けられると信じていて、だからこそ泣いたのかもしれないと思う。はじめからあきらめていたなら涙は出ない。あきらめというきれい事は、涙ひとつで反証されるのだと感じた。
六月四日
おととい国立に出向き、先生の一周忌の会に参加した。学内外から教授やらゼミOBやらたくさんの人が集まっていて、先生に関わるいろんな話を聞けて有意義だった。
先生はある時、自身も参加していた昔の大学紛争を振り返って、「未来があまりにも眩しかったから、僕はそれに抗議したのだ」と話したそうだ。聞いた時になんとなく心が動いて、その言葉の意味を知りたくなった。