八月三十一日
合宿行った。就職決まった。八月が終わる。また明日からは新たな気持ちだ。おやすみなさい。
八月十九日
しもっさん・荒井・秀吾と飲んだ。自分は遅れて参戦したが、いやー楽しかった。しもっさんのように正面から議論できる女性はたぶん他におらん。だからこそ貴重だ。ありがたい。早く子どもの顔が見たいものだ。実際のところ、自分のベクトルはだいぶ前から決まっている。あとはそれを通すのみ。それを確認できてよかった。電車はしっかり高尾まで寝過ごして折り返したぜ。おやすみなさい。
八月十八日
寝れない。明日はスマ練だ。寝つけん。じだんだ。ジダンはやっぱ上手い。代表戦での見事なボレー。おやすみなさい。
八月十七日
祭りの出演バンドが決まったそうで。よかった。それにしてもよくこんな素敵な面々が揃ったもんだなあと、ため息をついてしまう自分はすでに客かイベンター気分である。いかんいかん。借りる胸は多すぎてハーレム状態だが、鼻血を出さずにがんばろう。練習せねば。
話は変わって、いなげやで不思議な格好をした若い男性を見かけた。坊主頭にメガネ、上はTシャツにフォーマルなジャケット、下はバスケ用のテロテロハーフパンツに運動靴。うまく伝わらんかもしれんが、ほんとにものすごく奇妙な格好だったわけだ。ファッションなのか、それともそんな格好をせざるをえない経緯が彼にあったのか。考察にふけって牛乳を買い忘れた。敗北感とともに寝ることにする。おやすみなさい。
八月十六日
土浦から府中に直行してバイトした。茨城での二日間は短いながらなかなかよかった。墓参りした。いとこんちの一歳半になる赤ちゃんがかなりでかくなっとった。弟の眉毛が妙に整ってた。妹がジーンズの上にスカートをはくスタイルを会得しとった。そんなこんなで時間の流れを感じずにはおれぬ。ふうむ。俺もがんばらねば。おやすみなさい。
八月十四日
バイトを早めに上がって茨城までやってまいりました。穏やか。時間がゆっくり流れとる。メシがうまい。ゴキブリがでかい。明後日の昼までのんびりしてこう。おやすみなさい。
八月十二日
久々の雨が心地よい。ただ少々勢いが激しいらしい。落雷で武蔵野線は止まり、深夜になって東京に大雨洪水警報が出た。これは大変だ。おやすみなさい。
八月十一日
バイト帰りの府中本町駅では、ホームの電灯のまわりをセミが飛び交っている。南武線に乗り込む瞬間、セミが一匹ジーパンのすそにひっついた。座ってから気づいた。セミと目が合った。こいつはいい奴で、さっきまで飛び回っていたにもかかわらず電車では静かにすましていた。ただでさえ周囲の乗客から気にされているというのに、そこで鳴き始めたりしたら車両中の注目を集めるところだった。ナイスセミ。矢川に着いて離すときも、小便したりせずおとなしく飛んでいった。ジェントルセミ。はかない短命を全うしられよ。というわけで気分のいい一日で終わった。そしてもう一つのバンドがかなり動き出しそうだ。へえー。おやすみなさい。
八月十日
思いつきで多摩川の花火大会に出かけた。一人でビール片手に。まわりはカップルやら家族連れやらで案の定浮いてしまったものの、隣でやはり一人だった仕事帰りのサラリーマンに勇気づけられた。花火はやっぱよい。光も音も。歳とっても素直に感動できたらよいなあと思う。次に観るのはいつだろうか。今度はぜひ浴衣姿の女性とご一緒したいものだ。若干、切実である。おやすみなさい。
八月四日
今年初めてクーラーをつけてみたら、吹出口から変な黒い粉が降ってきた。どうしたもんか。とりあえず出なくなるまで吐き出させてやることにした。持久戦の様相だ。
今日は人事院面接を受けた。結果が月末に出る。夕方になって、おととい訪問した志望先から内々定の連絡がきた。驚いた。ありがたかった。内々定は、「試験に無事合格すれば採用する」という約束のこと。実質的に、今日で就職活動が終わった。とたんに昼間の面接が不出来な気がして不安になる。都合がいい。あとは信じて待つしかない。おやすみなさい。
八月三日
○ーひーにバンドを誘われ俄然テンションが上がった。夏合宿は結局三バンド。ほんと幸せだ。全部楽しくやりたい。明日は人事院面接。これで落ちると国家公務員になる資格そのものをいただけない。そんな事態はいただけない。ファィツだ。おやすみなさい。
八月二日
やぎら少年の新作が上映中らしく、最近になってまたバイト先で「やっぱ似てるよ」とよく言われる。悪い気はせんもので、今度のも観てやるかーなどと厚かましくも思ってしまう。まあ暇を見つけて観に行こう。
今日の面接、おそらく今までで一番まともに話せた。ゼミでの学びは確実に肥やしになっとる。ありがたい。あとはこっちの受け答えが相手にとってストライクかどうか、だ。こればっかりは確かめようがない。出先機関で政策論を語るのはどうなのかとか、よくわからんことは多い。また後日に続きがあるようだが、呼ばれるかは不明。生殺しですな。めげんぜ。おやすみなさい。
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