一月三十日
今日は四つの講義のレポート提出日だった。
三つ出した。残りの一つは切った。
切っちった。
少しがんばれば出せたのにやめちった。
最近の自分のがんばれなさぐあいは危機的だ。
残りの試験は全力を尽くそうと誓う。
今日は珍しく改行を多用してみたが、すこぶる面倒くさい。やっぱり今まで通りでいいやと思う。
一月二十八日
占いの「美しいものを見て感動する」というのは、一昨日のライブ後に高谷家で見たごっつええ感じとミッシェルガンエレファントのDVDのことだった。どちらも素晴らしかった。芸人とバンドマンの美学に触れた。
俺は神様が一人だけだなんて信じない。板尾とミッシェルはどちらも神様だ。だから少なくとも都合五人はいる。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの一神教を信奉する方々、勝手なこと言って申し訳ございません。
自分は五神教です。
優柔不断です。
A型です。
FADでのライブは自分がひどかった気がする。ライブ中、高谷のドラムを聞いてへこんだ瞬間があった。こんなに大きくなったのね…と。悔やまれる。
次回の渋谷キノトは勝負のライブになりそうだ。もっと精進せねばねば。
一月二十五日
愛読しているTVブロス(番組ガイド)。最新号の占いページをなにげなく開いたところ、気になることが書いてあった。
自分の星座、乙女座の幸運日という項目に「一月二十六日…美しい物を見て感動する」とある。明日やん。占いなぞ信じねえと思いつつも、日付まで指定されると気になっちゃうのが人情。少なくともヤン情。
美しい何が見れるんだろか。見事にとぐろを巻いた美しい形のう○ちが出るのかな〜とか、マヨネーズ&レタスがはみ出てない美しいてりやきマックバーガーが食べれるのかな〜とか、夢のような想像は尽きない。
まあ期待はしないけども、もし占いが当たるような事があったらご報告いたします。
一月二十四日
バイトから帰って、明日のスマイル練に向け珍しく一人でしっかり練習した。そろそろ寝ようかというとこ。
ここ二回のライブはどっちも途中でバテた。さすがに危機感。バンドは場数を踏んでだんだん良くなってきとる気がするだけに、自分が足を引っ張るわけにはいかぬ。がんばらねばねば。
とりあえず明日は遅刻しません。
一月二十三日
けっこう前からTU-KAの新製品のCMが流れている。骨伝導だっけ、どんな感じなんだろか。一度試してみたいものだ。
やかましい場所でも聞こえるってのは、なかなか便利だろうと思う。ただ、顔にぴったりくっつけるから携帯が油まみれになりそうだ。あまり人には貸したくない。特に目に見えてオイリーな人には貸したくない。ボディビルダーとか、松崎しげるとか。
うっかり骨伝導のを買ったら、そういう人々とお近づきになれない。気を付けよう。
明日からビックマックセットが390円らしい。みんな食いに行こう。I'm lovin' it!
一月二十二日
三日ぶり?に日記を書こうと思う。そういえば自分が一番書いてないくさい。ごめんくさい。ドラム高谷の屁はくさい。日曜のライブ後に俺んちの布団でした屁の香りがまだ残ってる気がする。あの夜、おそらく奴には屁の神が降臨していた。脱線してしまったが、他のメンバーはみんな結構まめに書いてて勤勉やね。見習ってがんばろう。
これはあんま日記とは言えんか。でもまあこんな感じも交えつつなるべく書くようにしよう。
そうしよう。
双子葉類。 似てるな。
一月十九日
今日はニ、三限に大学のレポート提出があった。昨日のライブとその後の飲みによる疲れと格闘しながら朝書いていたのだが、結局二限の方は満足いくものができなかった。自分の目的達成能力の無さに絶望しながら講義に出たところ、「来週でもよい」との先生のお言葉。背後に五光が見えたね。いつの時代にも仏様はいるものだとしみじみ実感。出家して仏門に入りたくなった。
さっきヒゲを剃ろうとした時、ふと無意識に髪の生え際にカミソリをあてがっている自分にハッとした。いけないいけない…でも袈裟を着たバンドマンて斬新かも。トリビア的に言うと73カモぐらいかも。
前向きに検討してみます。
一月十五日
昨日の続き
さっそく吉野家でカレー丼を食った。
具の少ないカレーライスだった。
完
一月十四日
昼飯を食いに、最近BSE問題でべらぼうに大変そうな吉野家へ行った。お茶をもらう。並盛注文。店内には新しく発売されたカレー丼の宣伝ポスターが貼ってある。キャッチコピーは「スパイシーなのにまろやかな後味、吉野家がカレー丼を作ったらこうなりました」とのこと。「吉野家が作ったら」って、カレー丼てそんなにいろんな店で作られてるんだろか。少し気になったが、隣の客が注文したカレー丼を見たら結構うまそうだったので、今度行ったら頼んでみようと思う。
あと今週日曜の中野でのライブについて。出演四バンド中、世界選抜とMamaLemonExcella、うちらの三組は前回と同じ。そんで残りの一組はFranchicksという女の子ガレージバンドらしい。ガレージてどんなんだろ。車庫をお洒落に言った感じか。まあとにかく楽しみやね、荒井さん!
一月十二日
東京に戻った。やはり一人暮らしの家は激烈に寂しい。今回の帰省は三日間だけだった上に、成人式や飲み会でしょわしなかったせいであまり実家でのんびりできんかったのが残念。いつも思うことだが、実家に帰ると飲み会やら外食やらで質素な一人暮らしの食生活よりかえって栄養が偏ってしまうのが考えものだ。考えものと言えば、ファボーレで会ったオバタの膨張し続ける顔面はいよいよ考えものだ。いやはや、自分もこれ以上肉がたるまんように気を付けねば。
新成人の皆様、寄る年波に負けぬよう日々精進しましよう。
一月九日
空路で富山へ帰る途中、羽田空港の出発口での出来事。危険物探知ゲートみたいのをくぐったらブザーが鳴った。もう一度くぐるとまた鳴った。しかし原因は分かっている。いつもしているベルトのバックル部分が機械にひっかかったのだ。もはや毎度のこととはいえ、この後の身体チェックはやはり面倒くさい。ところがどっこい、今日は違った。接近戦で俺の体を隅々までまさぐったのは、空港の係員にしておくにはもったいない、スチュワーデスのような綺麗なお姉さんだった。ラッキー(高月家の犬ではない)。初詣に行ったことはないが、おみくじで大吉を引いたときの気分はこんな感じかもしれない。しかし全日空もなかなか粋な人員配置をするもんだなどと感心しているうちに、身体チェックはいつになく早く終ってしまった。俺はザ・ワールドが使えない己の無力さにうちひしがれ、必死で涙をこらえながら足早に搭乗口へと向かった…。
明日に続く…ことはやっぱないな。
でも今年は何となく良い年になりそうです。
一月八日
バイトが終わった。今は府中本町駅のホームで南武線の電車を待っている。手に持っている袋の中には、バイト先でもらった何の変哲もないチーズ味のカールと、バイト先でもらった何の変哲もない読売新聞の朝刊が入っている。そういえば昨日のライブの打ち上げでもチーズ味のカールを食べたばかりだ。てかむしろあのカールもバイト先でもらった奴だ!何だか知らないが、今日帰るときもバイト先には四、五袋のカールが残っていた。おそらくもう一袋くらいはもらうことになるだろう。こんなにカールばかり食べていてカール・マルクスになったらどうしよう。カール・ルイスならいいがマルクスは嫌だ。そしてカール大帝はもっと嫌だ。ヒゲがもじゃもじゃだから嫌だ。ヒゲ=オバタ……絶対嫌だ。こうして俺とカールの長い戦いが始まった。
明日に続く…ことはないな、うん。いつの間にか矢川に着いた。これから軽音の新年会に顔出してきます。
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