過去の日記 2006年

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一月三十一日
もう三万ヒットは超えたのだろうか。卒論が終わった。というか無理やり終わらせた。気持ちは晴れなかった。復活したわかめうどんを久しぶりに食った。わかめうどんは裏切らなかった。俺もわかめうどんのことを想った。久しぶりに生協裏の池を眺めた。カモは嘘みたいに繁殖していた。久しぶりに悠太と飲んだ。本当に久しぶりな気がして、酔った。時間の流れは早いものだ。自分はついていけていない。明日やる十一曲の音取りを、何ひとつしていない。ベースも触ってなくて弾ける気がしない。しかし、すごくバンドがやりたい。こんな屈折した気持ちが、今の自分を支配しているのである。好きなものは好きなのだ。でも明日は楽しい一日になると思う。おやすみなさい。

一月二十五日
勇馬にもらったグレイプバインの音源が、すごくいい。立派なジャケットが付いていてありがたい。やっぱ「君を待つ間」がいい。なぜか堀小の体育館裏を思い出す。がんばろう。でもまずは卒論を。親切な友達のおかげで、製本即日仕上げしてもらえるとこが見つかった。少しだが余裕ができた。いましばらくがんばろう。おやすみなさい。

一月二十日
二日酔いで出かけたバイトは珍しく超多忙だった。それでもまあ、なんとかなるものだ。しかも賄いのうなぎで報われた。帰りはこれまた珍しく大国魂神社にお参りした。気づいたら二日酔いは治って元気だった。よし。
明日は雪が降るらしい。いやでもテンションが上がる。思えば初雪は一ヶ月以上前だった。明日のはどう違って見えるのだろうか。待ち遠しい。おやすみなさい。

一月十八日
十年後も、二十年後になっても、振り返る。そういう時なのかもしれない。踏ん張ろうにも、地面がどこか、空がどこかが分からない。そんな感じの歌詞が書けそうな気がする。

一月十七日
鶏手羽と大根をシンプルに煮た。バイト先でまるまる一本もらった大根を、三回に分けてやっと使いきった。三回とも煮た。特に今日のはおいしくできてよかった。料理は落ち着く。
卒論がなかなか終わらぬ。やっと半分くらいか。がんばらねば。おやすみなさい。

一月十六日
何も聞きたくないし、聴きたくない。スマイル練が待ち遠しい。おやすみなさい。

一月十四日
雨。湿気がやさしい。後輩バンドの企画イベントを観るために、渋谷テイクオフセブンに出かけた。客の入りがすごくて暑かった。企画にかける気持ちとこれまでの努力が素直に伝わってくる、いいライブだったと思う。自省を促された。ただライブ後は疲れてへとへとだった。すぐ帰った。
帰宅後、もやもやして、何も聞きたい音楽が浮かばんかったが、追いコンでまーひーとやるステレオフォニクスが、思いがけず自然に耳に入ってきた。ものすごくイノセントだ。ありがたい。寝れそう。バンドは人がやるものだから、汚いのも含めていろんな感情が入ってよいんでないか。大事なのは対話と時間か。よくわからんけど。そんなことを思った。おやすみなさい。

一月十三日
起きれんかった。きっと明日も無理だろう。もう日付は変わって朝四時だから。ちくしょう。二度寝をすると必ずおびただしい量の夢を見て、起きた瞬間にどうしようもない疲労感に襲われる。そして罪悪感。今朝もひどかった。タナカンが富山高校の校舎を破壊する夢を見た。なんというか、破壊の度合いが怪獣なのね。いくら破天荒とはいえ、タナカンはそんなことをする奴ではない。申し訳ないことをした。明日はどうにか一度で起きよう。
十三日の金曜日。バイトはおそらく史上最高に暇だった。切ないなあ。おやすみなさい。

一月十二日
ゆうべはシェリーズのライブを観た。ものすごく穏やかな心持ちで観ていた。なんというか、決して冷めていたわけではないのだが、いつかのように感傷的になることはなかった。ビーという曲が好きだった。シェリーズと、ネストと、お祝いムードのお客との関係が素敵だった。一生見ていたいバンドだと思った。ケーキかぶってすまんかった。帰り道にホテル街で出会った子豚が可愛かった。
ここ数日朝が弱いもんで、明日はちゃんと起きたい。おやすみなさい。

一月五日
新年初ライブ。楽しかったが出来は微妙だった。ブッキングの人に「寡黙だった」と言われた。その通りだった。今年もがんばろう。
そういえば、茨城では短い間だがのんびりできてよかった。餅をたくさん食った。こたつでよく寝た。ばんざい寝正月。そしてついに。ジャガー全巻が我が家にやってきた。ありがとう。兄はうれしいです。大事にしよう。おやすみなさい。あと秀吾、大変そうだががんばってください。おやすみなさい。

一月一日
妹と行ってきましたエグザイル年越しライブ。あふれんばかりの場違い感が面白くてなかなか楽しめた。カラオケでなくバックバンドの生演奏を聞けたのもよかった。カウントダウンは意外に急でおもむろで、その瞬間の爆発と爆音の演出で強引に年が明けた感が否めんかった。でもそのあとのキャリオーンちゃんと歌ったよ。小声で。がんばった俺。よし。
初日の出は土浦駅から祖母宅に向かう車の中だった。雲がかかって微妙ではあったが、まあ見たということにしておこう。初日の出見たぜ。着いてから、こたつに入って雑煮をいただいた。めちゃめちゃうまい。初めて年が明けた感覚が生まれた。意外となかなかいい年越しだったように思う。でも食ったら眠くなったので寝ることにする。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。おやすみなさい。

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