二月二十三日
ゆうべはピッグライブ。楽しかったが、怠けてたのだろうか、ばてた。負け犬の遠吠え、みたいな自分だったかもしれない。でもよくはなっていると思う。いつになく親切なアンケートが多くて、うれしかった。次のライブがなんとか決まりそうなのでまたがんばりたい。
ふう。死ねばいいのに、と思う人ができてしまった。おそろしいことだ。早くお別れしたいな。明日は同期の結婚式である。呼ばれたのは二次会やけど。たっぷり幸せを吸い取ってやりたいです。おやすみなさい。
二月二十一日
学生の頃に著作を通してお世話になった学者さんが、こないだ来た。見た目おじいちゃんでも、芸能人相手よりよほど緊張する。お話ししたいことが山ほどあっても、それが許されないのがつらいところである。でもやっぱり一言話せばよかったな。亡くなった先生のこととか。その審査のあとは、久々に背筋がしゃんとした。忘れないようにしたい。
昼寝をやめて干潟に行ってみると、いつになく水かさが増して鳥たちがにぎやかだった。明日はピッグライブなのでがんばりたい。
二月十八日
荒井&秀吾おつかれ。
昨日はピッグ練のあとミートイーターズほか名のあるバンドたちのライブを観た。全バンド以前に観たことがあったようで、懐かしかったりもした。好みはあるけれどどのバンドも本気が伝わってかっこよかった。ミートイーターズとの初接触には緊張した。ジュンペイさんが鼻炎ではないことが判明して安心した。デンジャラ、焼け野原のあとは土砂降りにでもしたい。そしたらきっと跡にきれいな花が咲く。
ダムダム団のドラムのMCが今日になってよみがえる。そういえばいいこと言ってたな。おやすみなさい。
二月十五日
首周りの筋肉と背筋が非常に痛い。破壊された筋繊維を回復するために細胞ががんばっている。ライブで筋肉痛は初めてかもしれない。実はけっこうシェイプアップに効くのかもしれない。やる前にビール三杯飲んどいて効くわけはないわな。
今夜は仕事の帰り道がめちゃめちゃ寒くて、小走りしながらそういえば冬だと思い出した。星が近くきれいに見えたのが久しぶりな気がした。空を見上げたのが久しぶりなだけかもしれない。どっちでもいいわな。おやすみなさい。
二月十四日
チョコもらったぜ。男性から。意地も恥もないぜ。初めてのギアはすごく楽しいハコだった。ライブではビールをたくさん飲んで途中でへばったのが悔やまれる。間違えまくったし。でも本当に楽しかったのでまたやりたいと思う。
帰りに寄ったラーメン屋のおじさんが、かわいらしいスマイリーのTシャツを着て、とてもいい表情で仕事をしていて、そのラーメンと餃子がすごくうまくて、幸せな気分になった。高円寺いいなあ。またライブしに来たい。今度は焼き鳥も食いたい。気もなくほのめかしてみた三月解散はさっそく撤回です。おやすみなさい。
二月十三日
久々に仮眠室のベッドで熟睡して、胃腸も回復して、今朝の出国は燃えた。三時間ぶっ続けも平気だった。労働のきつさを乗り越えるのは、労働の喜びでしかない。自分にとっては何百人との短いやりとりがそれだ。どんなに疲れてようが、小さい子が去り際に手を振ってくれるだけで限界はいくらでも先になる。甘えと知りながらもうしばらくは空港にいたいと思う。
夜勤明けの帰宅は向かいの小学校の昼休みに重なることが多くて、今日も思い思いに遊ぶ子どもたちがグラウンドを埋め尽くしていた。見ようによっては戦場の地獄絵図のようでもある。ものすごい歓声、何デジベルくらいになるんだろう。まざりてえー、と思いながらサバの味噌煮を作った。変なことを思い出す。初めてのわりに上手くできた。よし。
明日もいいことあるといいなあ。チョコとか、チョコとか。ライブがんばろう。
二月十二日
朝から腹をくだしてしまいげっそり。どうにか通勤の電車に乗ったものの、振動が気持ち悪い。しかも隣に座る若い男女がなぜかビールを飲んでいて、その酒臭さに悶絶。腹痛が再発し途中下車。休んで後の電車に乗ると、今度の隣人は車内でハンバーガーをほおばっている。その匂いに降参して、結局到着まで立って耐えた。遅刻した。ついてない日だった。明日はいいことあるといいなあ。おやすみなさい。
二月十一日
昨日は午後ピッグ練。高谷に続き悠太も職場でトラブルがあったらしく、三人練になった。みんな大変だ。でも他人事ではないな。
深夜からはスマイル録音。楽しかった。自分のだめっぷりに萎えたりもした。出来はよくわからない。日中の醒めた頭で聴いてみないとわからない。あとは他力本願だ。荒井と秀吾がんばれ。
二月二日
休日で、職場の飲みは断って家にいた。甘めに煮たさつまいもがうまかった。あと富山から送ってもらった梅干し。
こないだ対バンした雨ニモマケズの音源をよく聴く。上手ではないけど(何様)気持ちよい。こういうのを作りたいな。最後はあまり難しく考えずに、素直にやるのが大事かなと思った。明日の練習が楽しみだ。
二月一日
自分が上陸許可した外国人の中にも、期限を超えて残留している人が確実にいる。それが現実で、己の力不足でしかない。それでも少しずつ審査が身につくにつれ、人の揚げ足をとるのが上手くなっていく。冷徹な方法論が甘ったれた精神論に勝っていく。そもそも誰のための仕事なのだろうか。違反行為を未然に防ぐことが本人のためでもある、と思えば救いにはなるか。何様だろうか。なんかもう愚痴ですらないな。
一年前の今日は冷たい雨だったが、今日はよく晴れた。パークハイアットに行ったら、自分も旅行をしてみたくなった。そのうち近場で行こう。おやすみなさい。