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最新の日記


4月7日(月)
みなさんお久し振りです。いかがお過ごしでしたでしょうか。この一か月間僕が何をしていたかと申しますと…って、日記を書く度にこのくだりから始まってばかりじゃつまらないんだけども、やはり挨拶は大事なことだと思うよ、っいうのが今日のいいたいところ。朝会ったときの「おはようございます」と、帰りに会ったときの「お疲れ様でした」「お先に失礼します」などは社会人にとって欠かせない。ただ、難しいのは、朝一度会ってしまった人に日中もう一度会ってしまったときになんと言うべきか、ということだ。僕はいまのところ「あっ、こんにちは〜」と言っているが、あとが続かない。素通りするような未知の人でもなければ、「おーっす、なんだい現場かい?」などと世間話を交わすような人でもない。そんな状況のときはどうすればいいのか。でも薄々勘づいているんだけど、そんなときはたぶん笑顔で会釈を、だ。「さっきはおはようを言い合いましたよね」という確認の意図を込めて。まさか「さっきはおはようさんだったねっ!」なんて言えるわけがないので、なんとなくそんな意図を含んだ微笑みを明日から頑張ることにしようじゃないか。
ところで、車を買いました。10年落ちの、でも65,000kmしか走っていない車を、名義変更などの諸経費を含めて一万五千円で。維持が大変だ。駐車場代に保険料、ガソリン代に重量税。しかも八月に車検だ。やっぱり辞めておけばよかったか。部屋にテレビもないくせに。でもなんとかしよう。なんとかせねば。なんとかなる。なんとかなると思う。なんとかなるんじゃないかな。なんとかなればいいなあ。どうでもいいや、寝よう。

4月8日(火)
最近やせた、とよく言われる。体重はそれほど変わってないのだけれど、確かにベルトがゆるゆるになってしまっていて、シャツやユニフォームがズボンからでてきてしまうので、やせたんだろうと思う。やせたからなのか歩きのスピードが早くなっている。なんとなく軽快な感じがしてうれしい。だけど、お肌の調子が芳しくないのは嘆くべきことだ。一人暮らしでヴィタミンが足らなくなっているのかも知れない。改善せねば。

4月10日(木)
職場のシステム入れ替えに伴う「五月の土日祝日丸潰され計画」が徐々に現実味を帯びて来た。まず四月二十九日も奪われ、あー、やばい。システムなんてわからないしなー。しーこーてーいーだしなー。じーまーで。

4月14日(月)
土曜日に柏モラージュのロイヤルホームセンターに行ったら、ウグイス嬢のような声で「当店の、シガニーウィーバーでは、プロでも使える商品がー」と聞こえびっくりしたが、どうやら「当店の、資材売り場では、プロでも使える商品がー」の聞きまちがいだったようだ。本当に聞こえたんだってばー。

4月16日(水)
わが社のコンピュータ室にも指紋認証が導入されたため、指紋を読み込んでもらった。左右ともに人差し指一発どりのAクラス。ひび割れてるのに指紋が分かりやすいっていうのはなんか損な気もしたが、犯罪を犯すわけではないのでまあいいか。

44月17日(木)
プラスチックゴミ御殿。毎回毎回同じミスで、プラスチックゴミが出せない。燃えるゴミは出せるのにプラスチックゴミが出せない。毎日朝でかけるとき頭の中で確認する。月曜日、明日は燃えるゴミだ。夜のうちに準備しとかなきゃなあ。火曜日、今日は燃える日だ。よし、捨てられたぞ。水曜日、明日はプラスチックゴミの日だ。夜のうちに準備しとかなきゃなあ。木曜日、今日はプラスチックゴミの日だ。で、プラスチックゴミを持ってごみ捨て場へ行くと、おーい、今日は不燃ゴミの日かよー。昨日がプラスチックゴミかよー。というふうな週が三週も続いて、そんなわけで我が家はプラスチックゴミだらけなのだ。

月20日(日)
Suicaでタッチしたのに改札のあの羽みたいな部分の反応がものっそい鈍いことほど、ゾクゾクすることはない。ひょっとしたら反応されてないかもなと思うんだけど、「かもなベイビー」な矢沢的な気持ち程度でビタッと足を止めて後ろの人に迷惑かけるのもなあと思って、「えぇい、ままよ」と目をつぶる勢いで通るときほどゾクゾクするときはない。
今日はリザードでライブだった。ミスしほうだいだったし客の反応もあんまり芳しくなかったが、楽しかった。酒を飲まなくても楽しめたのは初めてだ。というか酒を一滴も飲まずにライブしたこと自体初めてかも知れない。リザードに出るときは客の空気を気にせずに叩ける気がする。いいことなんだかわるいことなんだか。

4月21日(月)
ぼくのまつげは目の大きさに似つかわしくなく長く、世の中でみる刺激的なことはだいたいオブラートに包まれて脳に届くので、あまり熱くなったり、人を怒ったりしないようになっているんだけど、自分勝手な人は嫌いです。その自分勝手が昨日あって、マタニティの「おなかに赤ちゃんがいます」というマークを鞄につけて電車の優先席に座っている女性が、携帯をいじってたっちゅうのには腹が立ちました。人から席を譲ってもらおうという魂胆を持ちながら、他人への優しさを見せないというのは、なんたるずうずうしさか。と、注意できないのは自分の弱さです。

4月29日(火)
ガソリンにかかる暫定税率が一日にも復活しそうだということで、町のガソリンスタンドでは車の行列ができている。そんな中、原チャリのガソリンランプが点灯してしまった。僕の原チャリはガソリン残量が目盛りで示されないので、そのランプが点灯してまあだいたい三日くらいしたら入れることにしていたのだけれど、前回は点灯から二日後にガス欠になり、国道16号でプスンプスンと止まってしまって、ガソリンスタンドまでの道のりを大汗かいて歩くという辛酸をなめたので、今回はそんなことになりたくないという思いから渋々行列に並んだ。そのときの後ろに並ぶ車及び行列整理にあたっている店員からのプレッシャーといったらなかったよ、っていうのが今日のテーマ。「けっ、おめえが駆け込んだところで百円も変わんねんだーよ」「来週にするとかもうちょっと考えて欲しいわね」「こんな忙しいときに原チャかよ」ともちろんそんなことは誰も言わないけど、そう思われているんじゃないかという考えが僕を苦しめた。「違うんだ。今日はたまたまガソリンをいれなければならない、そう、can't stop〜ingな日だったんだ。なぜなら前回ガス欠してしまって…」と心の中で叫びつつ、ガソリンを入れた。結果はやはり、4.5L、五百円程度で1L三十円の値上げだとすると130円程度の得ということになり、誠に恐縮した。このように勘違いされているんじゃないかと思って変に意識してしまうパターンは他にもあって、例えばレンタルビデオ屋のレジの手前で、手に持つエロビデオがたまたま映画のビデオに挟まれていたときというのが代表的だ。「あ、こいつ隠してるな」と勘違いされているんじゃないかと思って、あえてエロビデオを上っかわにしてレジに出すと、また「あ、こいつエロビデオ恥ずかしくありませんアピールしてる」と思われているかもと感じて、もうどうしようもなくなるんだな。



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