日記 Dr
戻る
1月1日(日)
みなさん明けましておめでとうございます。今年も高谷とスマイル&デンジャラーズをよろしくお願いします。
さてあいさつは置いときまして、昨日青森に帰ってきたんすけど、男祭りを見れなかったです。ケーブルに加入していないうちはフジテレビが映らないんだ。まあそれはそのうち別番組でいいとこだけ見れると思うので別にいいです。
帰ってきてしみじみ思うに、青森はやっぱり時間の流れが遅いですね。特に親父を見てそのペースの遅さにびっくりしました。ほとんど動かないし、めったにしゃべらないし、ソファーでテレビを観てると思ってたらいつの間にか寝てるし、頑張ってないときのおれにそっくり。人間としては、野田のお父さんのような「家にいても仕事をしていて、食卓ではよくしゃべって笑わせてくれる」という姿は尊敬するんだけど、それが毎日だとさすがにこっちも疲れるんですよね。ペースの違いってやつです。これって結構厄介な問題で、そういうことがあるから今現在下宿を継続するか一人暮らしをし始めるか迷っているくらいです。四月からはおれも忙しくなるのでまた変わるかも知れませんが、そういう意味で実家はすごく心地いいです。帰りたくねっす。
1月2日(月)
今日は野球部OB飲み。笑った。四個上の最Gさんのいじられ様に笑った。飲みつぶれて別の部屋で寝てしまったために、裸にされ、毛布にくるまれ、けがをしたクジラみたいに移動させられ、みんなの前にお披露目されてしまった最Gさん、気象予報士最Gさん、あなた最高。四個下のぼくもその作業に荷担したことはあなたは一生知ることはないでしょうけど、本当ごめんなさい。
昨年の間に先輩のみなさんの内の三人が結婚または婚約したようだ。おめでたい。お坊さんと先生と市役所の職員さん。三人さんとも二十六歳。おれもあと四年か。
ところでその教師の先輩の奥さんが緒川たまきっぽかった。髪と目と、あと三十三歳くらいなのにおれとタメくらいに見えるところが似てるというか、ぽかった。ああいう人、すごく好きだ。一度おつきあいしてみたいと先輩に言ったら「おめー殺されるぞ」と言われて恐怖した。
1月3日(火)
今日は母親の誕生日。いきなりですがおれの分のケーキはどこへいった?プリーズマイショートケイクッ!母も今日で五十八。でも若いよなー。小さい頃は、五十八歳と聞いたらもう完璧なるおばあちゃんだと思っていたんだけど、自分の母親はいつまで経っても、おれが小さかった頃の彼女のままで、若いな。
今日は祖母の家にもいったんだけども祖母は七十九。彼女は完璧なるおばあちゃんだ。今日久しぶりに会ったら、「亮介、四月から大変になるなあ、がんばれよ」って言ってくれた。ありがとうおばあちゃん。しかししばらく話していると再び「亮介、四月から大変になるなあ、がんばれよ」と言う。ありがとうおばあちゃん。またしばらく話しているとまた「亮介、四月から大変になるなあ、がんばれよ」。さすがにばあちゃん惚けたー!と絶望的な気持ちになったが、しばらく話していたら今度は「いや、何回も言うけど、亮介四月から大変になるなあがんばれよ」と「何回も言うけど」を付け足して言ったので安心した。何回も言ってることを自覚してしゃべっていたんだね、おばあちゃん。惚けてはないんだね、よかった。
彼女はここ五年くらい、「わーもそろそろ死ぬはんで」といい続けているけどなかなか死なない。農業をやっているせいか足腰がまだ元気だからまだまだ大丈夫だと思う。頑張ってほしい。
母親の誕生日を終えて夜は中学飲み。そして高校の関係ないクラスの飲みにすこし登場、友達をさらい、姉貴の手伝う「小雪」という店で二人で飲んだ。暇だったので「肩パンチ」をしあっていたら、そいつの右の二の腕が内出血でぶっくり紫に腫れてしまったようだ。おれの左の二の腕も痛む。やらなきゃよかった。というか毎日飲んでる。胃が痛いかも。明日はトイレ休憩なしの地獄深夜バスで戻るので休肝日だ。おやすみ。
1月4日(水)
はい、いま23時。九時出発予定のバスが大雪の影響で青森に来ません。このままだと明日のライブに間に合わない可能性があるので、明日の朝一の新幹線で帰ろうと思います。下道を使って十何時間もかかるかもしれないバスよりも、新幹線のほうが無難かなと思ったので。まあ座席が満席だったら帰れないんですが、朝一だし、正月三が日過ぎたし大丈夫だろう。始発は六時頃らしい。それまで「小雪」で飲んでいようかと思います。
1月5日(木)
危なかった。朝六時少し前に青森駅のみどりの窓口に行ったら、「本日の新幹線はやて号、終日満席」と言われまして、どうすればいいのかわからなくなり一瞬気を失いかけました。そうしたら、救いの手が。立ち席券があるそうなのです。新幹線には乗れるけど席はないっていう券。それを買って戻ってきました。いやあよかった。
無事にライブ前のスタジオ練に間に合い、ライブもやりました。ライブの出来は微妙だったらしい。でも個人的には楽しかったです。まあそんなんじゃオナニーなんですけどね。くそう。
今日は朝六時までがテンションの最高頂でした。それまでなにをしていたかというと、それをここで話すのは不適切なので直に聞きにきてください。とりあえずここで書けることは、いっぱいの懐かしい人たちと偶然再会し、いっぱいのおっぱいと必然的で怠惰な出会いを果たしたということだけです。不思議な感覚にとりつかれています。
ようやく野田に帰ってきました。早く寝ます。
1月11日(水)
今日は久しぶりに家を出て、スマイル練とシェリーズのライブに行ってきた。
スマイル練は久しぶりにクリックを使ってやったが、やはりリズム感が鈍っていて合わせるのにひどく骨を折った。特に手首の骨を。個人的に最近だらけていたのでちゃんと基礎練がんばろうと思う。
シェリーズまで少し時間が空いたのでストロークスを買いに行った。まだ視聴もしていないので楽しみだ。家に着いたらすぐ聴こう。
そしてシェリーズ。今日はシェリーズの誕生日でもあり前田さんの誕生日でもあるそうで、前田さんがプレゼント攻めにあっていた。チュッパチャップスのツリーとかケーキとか。うらやましい。帰りの荷物がひどく多くなるはずだが、まあ彼女は千手観音なので大丈夫だろう。ライブの方はなかなかよかった。ザゼンを聴きたくなった。宮越さんのベースが男らしくて、また彼女が好きになった。
明日は卒論がんばろう。といって一週間経つが毎日だらけてきたので説得力はないが、明日こそはがんばろう。がんば大阪。大黒の新しい年俸は一億五千万。ビックリ。
1月12日(木)
ありえない。家の中で足首をくねっとひねった。くねった。ちょっと痛い。
今日は昼寝でいろいろと悪夢を見た。体育館でアイドルと共にローラースケートをはいてダーツの矢を当て合う競争をしたり、ロナウジーニョによって体育館の用具庫に監禁されたり、そこから逃げようとしたらロナウジーニョの妹と思われる女性から結婚してぇと迫られたりと悪夢の連続。でも最後に麻生久美子が警察の格好をして抱きしめてくれたのでオールOK。ダブルOK。家にこもりっきりで話題がないので夢の話をしてみた。
おやすみなさい。
1月17日(火)
今日はゼミだったので今年初めて大学に行った。ゼミの仲間はみんな卒論を十枚、二十枚書いて終わりに近づいているそうで、さすがに焦った。自分はほとんど書けていない。今日からがんばろう。でも頭が痛いので少し寝てからにしよう。ああ、最近の思考はずっとこんなだ。
今日は高校の友達にロンバルのCDを貸してと言われていたので、大学の図書館で待ち合わせをしていた。したら友達に連れられて来たよ。同じクラスだったマナブっちが。夢では何度か会っていたけど、実際に会うのは高校卒業以来だから実に四年ぶりの再会で、テンションが上がって高校時代以上に喋った。二人は高校の時からバンドをやっている仲で、今日も宅録をしているということだったからおれもお邪魔させてもらったのだけど、二人とも結構いい曲を作っていたよ。マナブっちは歌がうまいなあ。
で、ロンバルのギターを誉めていましたよしゅうごさん。ノイズスレスレのなんたらかんたらがうまくてかっこいいと言っていたよ。ついでに、ついでと言っちゃなんなんだけど、うちらのホームページで蝶を聴いてもらったら「かっこいいかも」って言っていたよ。「かも」ってなんだよなって思ったけど、うんまあ別にいいか。スネアの音を誉められたから別にいいか。あさってのスマイル練習が待ち遠しくなってきた。
1月19日(木)
今日はスマイルスタジオ四時間練習。細かいところを結構詰められた。微妙だったところを修正したり、確認したり。新曲も聴いた。かなりかっこいい。しかし高谷くんのドラム技術がついていけないかも。しゅうごの作る素材はいつもかっこいいので、毎回いい曲になりそうな予感はするんだけど、イメージどうりに叩けなくて歯がゆい思いをするので、ホントがんばろう。気合いだ、気合いだ、気合いだ。そうだ今年は、「笑いだー、わっはっはわっはっは」らしいね。あれをやってるときのアニマル浜口、最高に怖い。彼とはコミュニケーションが取れない自信がある。
それにしてもかなり疲れた。十段階中の七くらい疲れた。あと三で卒論を書く、ぞー。
1月21日(土)
朝。起床と共にカーテンを開けるとあたり一面銀世界。いや陽の光が輝いていないから白世界か。屋根に5センチほど積もった雪を見て僕は、朝イチとは思えないリアクションをした。テレビのニュースによると東武野田線が踏切事故で止まってしまって、センター試験を受ける受験生の足に支障が出るそうだ。
昼。雪はやむ気配を見せずに降り続いている。庭の枯れ木の枝にもそれは積もり、春が来たかのような錯覚を覚える。これはまさに雪の花。暖かい。
夜。ともった街灯に照らされた雪の花は、紅みを帯びて満開の桜になった。記憶の片隅にあった弘前城の風景が甦ってくる。しかし、これが春のさくら祭りの映像なのか、冬の雪灯籠祭りの映像なのかわからない。どっちだろう。
どっちでもいいが、今ものすごく青森に帰りたくなっている。
1月31日(火)
久々の日記更新になってしまいましたが、僕は死んでいた訳ではありません。卒論は三日で完成しました。作成中ずっと、こんなんでいいんだろうかと思っていたんですが、卒業したかったので妥協しました。でもテーマのブランドに関してはかなり詳しくなったのでよかったです。
あーバンドやりたいなあ。今月も終わりだなー。
ホームに戻る