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最新の日記


4月1日
今日はエイプリルフール。巨人桑田真澄の誕生日である。そしてスタジオ練。新曲に対してのイメージは、なんとなく湧いてはいるのだけれど、いかんせん努力してないもんだから技術が足りない。努力しよう。
そして今日ようやく、家にキョロ缶が届いた。ちょっと持ってみてものすごく軽いと感じたが、ふたをあけたらなんと、チョコボールが三十個も入っていた。
っていうのはエイプリルフールならではのしょうもない嘘で、本当は実用的なキョロちゃんグッズが数個入っていた。自身でキョロ缶を狙っている人たちに対してのマナー違反かと思うので、どんなグッズかをネットで公表するのを迷っている。後日、スマイルのメンバーと相談して決めるのでしばらくお待ちを。でもあえて一つ公表するなら、「チョコボール入れ」。これはチョコボールをうつしかえられる、プラスチックのキョロちゃん型ケースとなっている。注意書きのところに、「気温が高いときはチョコが溶けます」と書いてある。いや、それはそうだろう。
ではまた、おやすみ。

4月2日
ヤンの日記にまんまとだまされた。皆さんもびっくりしたと思う。だからヤンを訴えたい。慰謝料を払ってほしい。千円くらい。
ここで僕が言いたいのは、日記を読んだ今日はエイプリルフールではないということ。つまり、昨日付けの日記を昨日読んでいたなら、僕はこんなにもだまされることはなかったが、今日読んだことでうまくだまされ、精神的に傷ついたということだ。
だから償ってくれよ、ヤン。君は僕をだまし、傷つけた。というより、昨日の君の日記はうますぎた。多分三分の二の人がだまされたろう。
まあ正直、同じ日記書きとして嫉妬してるだけなんだが。
とりあえずなにも考えず千円振り込んでくれ。くれぐれも警察には言うな。振り込め詐欺ではない。
おやすみ。

4月3日
家に赤ちゃんがやってきた。
ちいさくて軽い。だっこしても持ってる気がしなくて、心許なかった。目元はまだだが、くちびるや耳の形は完成されていて、なんか大人のミニチュアを見てる気がした。生まれたばかりの赤ん坊は目が見えてないし、ずっと寝てるし、笑ってくれないのでつまらないと思ってたけど、ずっと見てると非常に面白い。たまにビクッと体を動かしたり、寝心地悪そうに顔をしかめたりする。見てられるだけ見ていたいと思った。
明日も見ていよう。おやすみ。

4月5日
今日の昼友達と寿司を食べた。池袋の回し寿司で。回転寿司ではなく「まわし」寿司。なぜかと思ったら「若貴」という店名だからだった。なるほど相撲が好きらしくちゃんこ汁がメニューにあった。それを敢えてはずして蟹の味噌汁を飲んだら味が薄くて失敗だった。やはり郷に入りては郷に従えだ。その店は一皿136円均一だったので千円あまりでお腹いっぱいになった。よかった。

4月6日
花粉症か鼻炎か知らないが今日はくしゃみが止まらなかった。そうした状況下で、風呂上がりにサイダーを飲んだら、ゲップとくしゃみが同時にでた。「ヘーッケ・ガ・ション」みたいな音だった。煮えきらないコラボレーションだったが、なんかいいなと思った。
おやすみ。

4月7日
今日は4月なのか?暑すぎよう。
今日は久々にコンビニに入った。10人くらいの女子高生が店の前に群がって、おのおのアイスやら、からあげやらを食べている光景を見たので、おれもそれにいくらか影響されてアイスを買った。
値札が見あたらなかったが勢いでアイスを手に取り、レジに出したら158円だった。ちょっと驚いたがやむなく買った。たいしてうまくなかった。近ごろのアイスはさりげなく高くなっている。こないだもセブンイレブンでアイスを買ったのだが、それは210円くらいだった。ガリガリくんとホームランバーとダブルソーダを三つとも買える。大した味じゃないアイスが値段だけはハーゲンダッツの領域に近づいている。嘆かわしい。納得できる味も追求してほしい。もし、この日記を見ている人の中にアイス業界への就職に内定が決まった人があればぜひ一言だけいわせていただきたい。
「内定おめでとうございます。」
まあそれはいいとして、俺の次にレジにやってきた女子高生のことを話しておきたい。店に入る前に見た女子高生の仲間なのだろうか、その女子高生は入店してすぐにレジに向かい、そして言った。
「はんぺん下さい。」
はんぺんってキミ。しかもなんというかものすごく頼み慣れている頼み方じゃないか。俺なら「あのー、おでんいいすか?じゃあ、はんぺんと、うーん、白滝で。」と言った感じに頼むはずだ。はんぺん一つだと申し訳ないので無理に白滝を入れてみたり。しかしその女子高生の頼み方は、「とりあえず生中」的な定番感があってなんか素敵だった。とりあえず俺の中の「はんぺんの頼み方ランキング」ではトップに入った。
こないだのザーサイ事件といい、女子高生のセンスは計り知れない。
おやすみ。

4月8日
こないだまでコートを着ていたというのに、あっと言う間に桜の季節だ。満開の桜は豪快で圧倒されてしまう。弘前城の桜はもう何年も見てないが、JRのポスターで見ると、写真なのに、やはりすごいと思わされ圧倒される。今の家の近くの利根運河の桜ももう少しで満開になりそうだが、そうなるとすごい。運河の両岸に薄桃色の長い帯が2本できる。去年見たときはすごいとしか言いようがなかった。

毎年この時期になると思い出すのが、親父が大事にしていた桜の木のこと。今でもよく覚えている。ある日ふと木登りがしたくなってその桜にしがみついて登りはじめた。ところが少し登ったところで、足をかけていた枝が折れてしまった。仕事から帰ってきた親父は、それを見て、たいそう落ち込んでいた。俺はしばらく考えて、正直に謝ることにした。「ごめんお父さん、あの桜、僕が折ったんだ。本当にごめんなさい。」すると親父は「よく正直に言った。ワシントン、おまえは偉いぞ」と後に大統領となるワシントンに言った。米国元大統領ワシントンが幼いときの逸話なのでもうものすごく昔の話だが、道徳の授業で聴いたからよく知っている。
ちなみにおれが幼稚園年長さん時のクラスはさくら組。たしか。
おやすみ。

4月9日
漫画の『BECK』に登場するチャイニーズブッキーのギター兼ボーカルの雄太がコユキに対する態度をがらりと変え、『タッチ』のタッちゃんに対する吉田というやつの態度と似たような感じになってきた。今まで師匠に対する弟子の如き尊敬ぶりを見せてきた雄太だったのに、今月号では一転、師匠分のチケットを、ほとんど故意に取り置き忘れるという有り様になった。完全に鼻が伸びている。「鼻伸び伸び太」である。タッチの方の吉田は、ある日突然「上杉くん」から「上杉」に呼び名が変わった。
こういうやつは大物になれない。目標としていた人に追いついたと思うやいなや、その人に対する態度を変えるなど、いちいち人に順位をつける序列社会が大好きなクソ野郎のすることである。そういうやつは実際には目標の人に追いつけてないことが多い。俺の好きなヤクザ漫画『代紋take2』でも、主人公の阿久津丈二の元舎弟で浅野洋一というやつが丈二を抜かして組の幹部に抜擢されたとき、つけあがって丈二を馬鹿にし、ケラケラ笑っていた。そいつは結局それ以上の地位に行くことはできず、またヒラの組員に戻った。逆に主人公の丈二は組長にまで成り上がった後も、ヤクザという序列社会にいながら、以前は目上だったが今は落ち目、という人物に敬意を払い、慕われた。特にかなり年上で元は組の幹部を勤めていた石田一成という人物をして、「丈二のためなら死んでもいい」と言わしめた。かつては暴力だけを頼りにのし上がった石田だが、組が暴力を控えて合法的な手段でシノギをするようになったため自分の居場所がなくなったという。そんな男の弱さを丈二は理解し接した。石田はこう続ける。「丈二のためなら死んでもいい。丈二が死ねと言うなら、すぐに死のう。しかし丈二は絶対にそんなことは言わない。それはあいつがオレ達舎弟を家族だと思ってくれているからだ。それが阿久津丈二という男なんだよ。」これ名言。泣ける。最高。うん。
あれ?
なんの話をしてたんだっけ。
そうそうチャイニーズブッキー雄太の態度。ひょっとしたら意識してコユキを避けようとしてるのかもしれない。本当はまだあこがれつつも、コユキから自立しようとあんな態度をとってるのかも。ならもっと素直になってほしい。
漫画の話でだらだらと長くなってしまって申し訳ない。
おやすみ。

4月10日
「ハッッ!」ってくしゃみする人がいた。ちょっと面白かったけど、どうせなら「アンヨンハッ!」って言って欲しかった。

今日は説明会。場所は明大リバティタワー。いいか悪いは別として、建物がかなり近代的だった。16、7階まであって、すべての階にエスカレーター完備している。しかも机の一つ一つにコンセントとLANケーブルのジャックがあってパソコンが使えるようにしてある。教壇にもコンピュータ機器があったのでもしかしたらインターネットを使った授業をしているのかもしれない。恐ろしいほどの設備だ。こういう大学から未来のIT戦士たちが巣立っていくんだろう。最近冷暖房が付いたうちの経営学部にはITのアの字もない。英語のリスニングに使うCDプレイヤーくらいのもんではなかろうか。
説明会自体はためになった。勉強の意欲が高まった。がんばりたい。とくに最後の区の説明のお姉さん(おそらく三十間近)が、きれいというか、かわいいというか、子やぎか子羊みたいに愛らしい、ずっと見ていたい人だった。声も高くてかわいかった。こんな人と働けたらうれしい。がんばろう。
おやすみ。

4月11日
そういえば先週の水曜日に髪を切った。15センチぐらい切られたのか、ものすごく短くなった。久しぶりにあった人には「うわ、切ったなー!」って驚かれる。しかし自分で切ったわけじゃなく、実は変な美容師にホットペッパー価格で「切られたなー!」なのである。
もう過ぎたことではあるがその担当美容師に言いたい。なにもこんなに切ることはないじゃないかと。そもそもカット前のミーティングでは、君、「彼なんかどう?」って言ってプロレスラーの息子(坂口憲二)を指さしたじゃないかと。そのこととこの結果との矛盾はいかがなものかと。シャンプーしてずぶ濡れのまま切っていったせいでこっちとしても注意できなかったよと。
そういった感じで自分的には違和感だらけだが、家族にとって今までのヘアーはかなり武蔵小杉だったらしくて。あっムサコね、むさくるしいってこと。かなり武蔵小杉だったらしく、「さわやかになったねえ」「今の方が絶対似合うよ」などと言われている。まあ、よく考えてみれば高校の時は坊主だったんだし、短髪とはつきあいが長いから、相性は悪くないのかもしれないが、やはりバンドマンとしては長髪に憧れていたのもある。長髪はバンド界の大銀杏なのだ。あれば関取、なければ幕下。長髪を振り乱し叩くデイブグロールに憧れてこの世界に入ったのにこんなに短くなってしまった。
しかし違和感だらけながらも、さわやか路線もいいかなとちょっと気に入っている自分もいたりいなかったり。頭の形が悪いので悩みはつきない。
おやすみ。

4月13日
今日はずっと寝ていた。風邪はひきはじめに注意だから無理はすまい。風邪をひいているとご飯が味気なく感じる。早く治してうまい飯が食いたい。

4月14日
風邪が全快した。青空の下でリフティングしてやった。ブックオフで立ち読みもした。『シガテラ』と『グリーンヒル』。古谷実の漫画は、さえない男がなぜかボインでべっぴんな娘に惚れられて、女を知っていく様を描いているのが面白い。細かいところにも下ネタのギャグが詰め込まれていて油断ができない。ブックオフという公共の場で笑っちゃいけないという状況にいると、余計におかしい。
風邪が治ったのはいいが睡眠のリズムが繰るってしまったので午後九時現在で眠い。だから寝る。
おやすみ。

4月12日
風邪をひいたかも知れない。腹が痛くて、しかも吐きそう。風邪じゃないかも知れない。病気かも知れない。胃ガンかも知れない。吐きそうだが吐きたくない。今日は2月中旬なみの寒さだったらしい。授業中も帰りの電車もずっと寒かった。やはり風邪かも知れない。
そういえば学校に行って成績表をもらってきた。放棄したの以外は全部とれていた。そして、あと2単位だと思っていた残りが、実は0だった。やった。あとはゼミ・卒論だけだ。

4月15日
去年4月11日付けの日記に、なんと自分でTB(トラックバック)しちゃう。まず去年4月11日を読んで下さると都合よい。
読みましたか。で、今日の日記。松浦亜弥は巷の噂では23歳らしいです。
かなり前のことらしいけど、ラジオ番組で「明日妹が成人式なんですよぅ」って言ったらしいのです。そのときは放送が突然中断し、そのあと「スタジオの電気が消えちゃってぇ」とか適当な言葉で護摩かされたらしいのですが、その妹と称される人物が松浦亜弥の弟の嫁でない限り二十歳である可能性はなく、ネットなどを通じてサバ読み説(なぜか23歳説)が広まったらしいのです。
すべて「らしい」で申し訳ありませんが、これで去年4月時点での松浦亜弥に対する気持ちに整理がつきました。松浦亜弥が年下だという前提があったため、自分より年下の女の子がセクシーに思えたことに戸惑っていた去年の自分がふっきれました。僕は年上の女性が好きです。もちろん年下だからといって嫌いになるわけありません。実際年下の女の子を好きになったこともあります。ですが年上の方が有利であることは僕の中で間違いありません。
ただ。ただ。最近の松浦亜弥=UFOのCM=老けた+馬鹿っぽい=好きじゃない。化粧の感じなのか、これじゃまるっきり「アイドル目指して若作りしすぎてるアホな三十歳」って感じじゃないかと思います。僕が好きな年上の女性は、「無理しなくてもかわいらしい、かつ知的で肉欲的な女性(かわいい声の持ち主)」なのです。難しいかもしれませんが、簡単に言ってしまうと「頭良さそうで美乳で脚がきれいな年上の女性に話を聞いてみたら、声がすんごいかわいらしかった」っていうのが一つの理想です。
そういった意味で、今の松浦亜弥は、僕の中では「無し」の範囲にいるということになるでしょうな。

あーすっきりした。どうも長いことつきあってもらってすいません。
おやすみなさい。

4月16日
試験まであと一ヶ月。やっと気付きました。
おれったら勉強嫌い。
特に経済学。やっぱり歴史ある学問だから軽くないのだよ。社会に役立っているのもわかるし、確かにやっていて面白いとこも少しあるけど、かなり意識して集中しなきゃいけないし、しかも量が半端なくて、すぐ忘れてしまうところが嫌いだ。
ああ。すべてが地図の中から出題されたらいいのに。そしたら一日中、地図を眺めて幸せに暮らすのに。おれにとって地図を見ることはちょっとした趣味だから、集中力が途切れることはない。東京からずっと伸びている東海道線に指を乗せて、西の方に旅に出る。沿線の名産物を絵に書く。白地図の田んぼに黄色、畑に緑色、果樹園にオレンジ色をぬっていく。どれも時間を忘れるほど集中できる作業だ。
あーすこし病んできてるな。
明日はバンド練習のあと、精神安定剤の恋人と映画を観にいく。そして抱きしめてもらう。あばら骨を折ってもらう。

4月18日
昨日はスマイル練習。やはりバンドは楽しい。
今日は家族がどっかからもらってきた一粒150円はするというイチゴを食べました。一粒でそんなにするなんてゴディバのチョコみたい、と思いつつ食べたら一粒150円にしてはふつう。安いやつより甘いっちゃ甘いけど、150円はちと高すぎやしないかい?って感じのストロベリーでした。最近のアイスといい、味が伴ってない高価は煮え切りません。

4月19日
ヤンと、しゅうごと、モーサムと、レディオキャロライン他のライブをヤンとしゅうごと観にいった。ん?
モーサム。かっこいいのなー。ドラム暴れてたなー。6曲くらいじゃ聞き足りないよ。やっぱり『HELLO』からの選曲がよかったなー。
レディオキャロライン。ロケンローなのな。そしてロケンローは体を勝手に動かす魔法の音楽なのな。ボーカルのハッチだかパッチだかは、なんだかシンナーかなんかやってるような、変な人だけど、もしくは、変な人だからフロントマンとしてかっこよい。
コオロギ。ずっと思ってたけどアキオは小池広秋に似てる。富山高校出身の小池に。ウッドベースはパーカッションだった。もしくはタップダンス。軽快だった。アベフトシはでかかった。一人だけステージの10メートル前にいたんじゃないか疑惑が出たほど。
ブラッドサースティブッチャーズ。ひさこが弾く高音のギターソロはナンバーガールみたいだったな。当たり前だけど。ブッチャーズはファンのノリ方がおかしかった。右には、ブッチャーズのどこを切ったらそんなリズムが出てくるの、っていうレゲエみたいなイタいダンスをする、絶対に付き合いたくない女性がいて、左には、首から上だけを左右に振り続ける、小太りの、おもしろいメガネ男性がいた。どっちもまねをしてみたけど、ノレなかった。ノリ方はマスターベーションと同じで、人それぞれだ。
帰り食べた味噌ラーメンはふつうだった。最近のおれは、味噌ラーメンも醤油ラーメンも口にあわなくなっている。

4月20日
荒井にまた内定が出たとのこと。今度はかなり行きたい会社とのこと。おめでとう。どこの会社であろうと、内定をもらうというのは、必要とされているということだから、すごいことだ。
そんないいニュースを聞いて、おれもやる気が増してきた。頑張る。
関係ないが、今日トイレに入ったら、下ろしたパンツに兄貴のイニシャルが書いていて、絶句した。前は、おれのチェック柄のパンツを、家のお父さんが穿いていて、絶句した。パンティを穿いていないだけマシだが、なんとなくイヤだ。
寝る。BGMはサブリナヘブン。おやすみなさい。

4月22日
今日はam/pmのネギ塩豚カルビ丼というのを食べた。
ん?いや。ん?あっ、豚カルビだったのか!
たった今気がつきました。前にテレビでベッキーが、牛角のネギ「タン塩」をプッシュしていたので、よし食ってみるとするかと思って食ったのに、豚カルビだったなんて。しかも歯ごたえでそれに気づかなかったなんて。
でもまあ、うまかったからよし。

4月23日
今日はスマ練。まったくリズム感が成長してこない。音と音の空間が短かったり長かったり、不安定だ。基礎練でリズム感を鍛えなきゃならないということを再認識しました。
練習後、明日は模試だと気づいたので、タックに行き、その手続きをしました。
したら、そこで窓口の人にタメ口を遣われたよ。タメ口自体は別にかまわないんだけど、突然変わったからなあ。それまでふつうに丁寧語で、「ここに記入してください。ありがとうございます。」というふうだったのに、手続きが終わって油断したのか知らないけど、いきなり、「パンフレットは持ってく?要らない?」とタメ口に早変わりした。おばちゃんだったので、最初からタメ口なら全然気にならなかったはず。それだけに衝撃的だった。

4月24日
モーサム、こないだのイベントで演っていたのは『HELLO』からじゃなく『LIGHT SLIDE DUMMY』からの曲でした。ゆうべ布団の中で、久しぶりに『LIGHT SLIDE DUMMY』を聞いたら、あのイベントのビジュアルが浮かんできて、目頭が熱くなるくらいかっこいいと感動して、寝なきゃいけないのに寝れなくなってもがき苦しみ、しょうがなくビール飲んで無理矢理寝たら、寝坊して、模試さぼり。
明日一人で受けよう。

4月25日
「自殺したポール牧さんの葬儀がしめやかに行われました。合掌の代わりに、参列者全員で指パッチンを…」。おい、それってしめやかなのか?などとくだらないことにケチをつけているぼくがいる。
たとえば、ビートたけしという芸人が死んだら、参列者全員でコマネチをするのかな。しめやかにコマネチできるのか。
葬儀の司会:「では、故人の往年のギャグであるコマネチをして最期のお別れをしましょう。みなさんお手を拝借。せーの。」
一同:「コマネチ!」
たけし軍団から大杉漣から寺島進から三百人くらいみんな無理してモノマネしてんの。そういう場面を想像したらおもしろかった。
葬儀でやったかはわからないが、星セントルイスが続けざまに死んだときには「田園調布に家が建つ」でおなじみの〜、って紹介された。はっきりいって二十歳そこそこのぼくはそんなギャグおなじみじゃない。その前フリを誰も教えてくれないから、それをギャグとも認識できない。星セントルイスはかわいそうだ。
その点、ポール牧の指パッチンはよく知ってる。それはぼくが小学生のとき流行っていて、休み時間ずっとパチパチ鳴らしてた時期があったからだ。あのときは指と指との摩擦でなぜこんなにもいい音が鳴るのか不思議で、面白かった。ずっと笑ってた。
まだ青森にいた頃、母から聞いた話によると、指パッチンは、母が小学生のときには既にあったらしい。母は指パッチンがド下手で、授業中にまで熱心に練習してようやく会得したらしい。授業中に練習していたせいで、今でも鉛筆を持たない左手でしか指パッチンできないそうだ。我が親ながらなかなかかわいいと思った。
なんにしても死に急ぐのはやめてほしい。特に近しい人には。
さよなら、ポール牧。おやすみなさい。

4月26日
今日、アヒトイナザワが新しいバンドを組んだことを知った。downyの人が期限付きレンタル移籍でギター、シロップの中畑が期限付きレンタル移籍でドラム、ベースは知らん人。
あれ、アヒトは?と思ったらなんとギターボーカルだった。レコーディングではドラムも叩くそうだ。すごいな。デイブグロールみたい。
コラムみたいのを読んだら、「ドラムも練習してます」と書いてあった。アヒトイナザワのような、自分のスタイルを確立してるふうに見えるドラマーでも、まだ練習してるんだ。「練習」という言葉を使っているからには、ただドラムが好きだから叩いてるのではなく、変化・成長を模索して叩いてるってことなんだろう。
そんなドラムの申し子、略してドラ息子アヒトイナザワの作る曲はどんなのなんだろう。気になるぜすごく気になるぜ。
おやすみ。

4月28日
試験まであと16日。もういい加減やばい。といったときに、図書館に行って、以前から気になっていた『ゴールキーパー論』という本を借りてきてしまった。スポーツライターの増島みどりさんがまとめたインタビュー集で、サッカー、ハンドボール、アイスホッケー、水球から日本のトップレベルの5人のGKが話をしている。それぞれの競技の枠を越えて、GKたちにはどんな共通点があるのかがみえてきておもしろい。テレビは味方攻撃時のGKを映してくれないので、なにをしているのかわからないし、映ったときも、すばらしいGKの動きは、すごくないGKのそれといったいなにが違うのかわからない。だから、世界ですばらしいといわれる(たとえばカーンやブッフォンのような)GKにあまり尊敬を抱けていなかった。ゴールを決められたら「おいそれぐれ止めろよ〜」って馬鹿にしていたが、この本を読んで、そんなことを軽々しくいうのは、愚からしいことがわかった。だってGKの止めるシュートってサッカーなら時速110キロ、アイスホッケーなら時速200キロだってよ。その恐怖と言ったら相当なもんだろうに、突き指とかに耐えてがんばってる。すごい。
この本で知ったトリビアなんですが、三十年前はサッカーのGKは素手でやってたらしいです。痛いだろうね。
トリビアといえば、火曜日のトリビアの泉をたまたま見てたら、「ガセビアの泉」っていうコーナーに、あの緒川たまきがでていたよ。婚約者がガセビアを使ってしまったから、怒って、婚約指輪をシャンパンの入ったグラスに放って、「うそつき。」って言ってたよ。うーむ。こりゃ、たまらむ。たまらむのう。

4月30日 七五調のリズムで読んで
気がついた。山手沿線の、ある看板、「新築そっくりさん」って書いてある。三井不動産おかしくなった。
気がついた。洋式トイレはWestern Style。テンガロン被ったカウボーイ、荒野にしゃがみ、うんこをしてる。
気がついた。今日は4月最後の日。ニシムクサムライ30日。2月は28、要注意。
気がついた。「少なくとも」が付いてたら、その問題は、余事象使う。気付かなければ、時間がかかる。
気がついた。昼飯マックじゃもたないぜ。腹が減っては戦ができぬ。五百円なら量増やせ。
気がついた。ぼくはサークル入ってない。面接のときにネタがない。一年生に戻れたら、サッカーサークル入るんだ。友達百人できるかな。3人だけでもリアルに欲しい。
気がついた。ここまで書いた今日の日記。内容、日記といえないな。七五調だと難しい。だけどぼくは大満足。字余りいっぱいあったけど、ぼくは満足、大満足。明日のぼくがこの日記、読んだらきっと、恥ずかしい。だけど満足、大満足。
気がついた。時計はすでに23時。妥協が好きな僕の脳、早く寝ようとぼくに言う。明日早起きすりゃいいよ。そうだねそうしよ、おやすみなさい。日本のみんな、おやすみなさい。地球の裏側おはようござ。



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