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中古車 ブレーキパット交換
買った中古車のブレーキの残圧が少なかったら・・・
これはすぐにでも交換しましょう。
ブレーキシューとは違って、ブレーキパットの交換は驚くほど簡単です。
ブレーキパットを交換する前に、ブレーキフルードを少し 抜いておきましょう。 これは新しいパットを組むときにブレーキキャリパーのピストンを 押し戻すんですが、その際にピストンが押した分だけ こっちのフルードのタンクの中に逆流してあふれるのを防ぐためです。
スポイトでちゅーっと吸います。
そしてブレーキキャリパーの下のネジを外します。
このように外側の14mmを外すんですが、 内側のナットを押さえながら回します。
ネジを外したらキャリパーを持上げましょう。 持ち上がらないときはマイナスドライバーでこじってやれば すぐに持ち上がります。
うおっピンボケ。 でもキャリパーが持ち上がっているのがわかりますか?
で、ピストンを戻します。
これだけピストンが中に出てきています。 これをプライヤーなどで噛んでぐぐぐと押し戻します。 このときにフルードがにじみ出てきたらキャリパーをOHしないと駄目です。
戻ったピストン
そしてパットを外します。
これもマイナスドライバーでこじって外します。
外したら新品と形をチェック。 同じなら鳴き止めのシムを新品へ付け替えます。
シムを付け替えたらパットのキャリパーと触れる部分に 鳴き止めのグリスを塗布します。
こんな感じですね。
あとは組み付けます。
片側ずつ順番に。
そしたらキャリパーを下ろして、ネジを締めて完了。 この時キャリパーが入らない場合はピストンの戻しが甘いためです。 完全にピストンを押し戻しましょう。
で、終わったらブレーキフルードの量をチェックしてください。 足りない場合は足してください。
キャリパーのピストンを戻したので、2,3回ブレーキペダルを 踏むと、ペダルがおくまで入ってしまいますが、
何度かふみふみしていると規定の位置になります。
パットを交換したらブレーキのききが甘くなりますので、当たりが付くまで 慎重に運転しましょう。
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