★★★★★=傑作
★★★★=良質
★★★=佳作
★★=微妙
★=駄作
(☆はプラスアルファ)

ARTIST TITLE CATEGORY REVIEW

COMMENT

ICED EARTH Night Of The Stormrider Thrash Metal ★★★★
1992年リリースの2nd。コンセプトアルバムという事で、ダイナミックでドラマチックなスラッシュメタルが堪能出来ます。この手のBandにしては珍しくアメリカ出身。
  Burnt Offerings Thrash Metal ★★★★
1995リリースの3rd。前作の延長線上にありながらサウンドクオリティーが向上しました。
  The Dark Saga Thrash Metal ★★★★
1996リリースの4th。
  The Glorius Burden Power Metal ★★★★
2004リリースの7th。アメリカ南北戦争をテーマにしたコンセプトアルバムという、Jon Schafferの趣味満載のアルバム。Matthew Barlowの後任で元JUDAS PRIESTのTim Owensが加入した事がとても話題になりました。実際、PRIESTの頃の彼にはあまりに偉大過ぎる前任者のせいか大した印象がなかったんだけど、本作でかなり見直しました。すげぇ声。
ILLNATH Cast Into Fields Of Evil Pleasure Black Metal ★★★★
2003年リリースの1st。デンマーク出身の5人組みで音楽性はシンフォニック・ブラックです。ボーカルは割と普通の絶叫系かななんて聴いてたら、普通のデス声やCRADLE OF FILTHのダニを思わせるキャーキャー声になったり女性ボーカルが聞えて来りと多彩な声色を聴かせます。特筆すべきは鍵盤が結構目立ってる事。キラキラ系キーボードや荘厳系シンセに美しいピアノと幅のあるプレイで曲を盛り上げます。ギターもなかなかのテクニシャンでデビュー作にしては良い出来。
IMPALED NAZARENE Nihil Black Metal ★★★★
1999年か2000年リリースの6th。10曲中2曲でアレキシ・ライホが曲を書いてますが、音楽性はCOBよりもっとブルータルです。COBからキーボードやネオクラシカルな要素を抜いて、もっと下品で激しくした感じかな。ギターSoloのところに“HAISTAKAAPA VITTU JO BY WILDCHILD”とあるんですが、フィンランドの人の話では“"Haistakaa vittu jo by Wildchild" would mean "Fuck you already by WildChild(=Alexi)". ”だとか。日本盤を出しててもおかしくないと思うんだけどな。
  Absence Of War Does Not Mean Peace Black Metal ★★★★
2001年発表の7th。本作ではアレキシは参加していませんがスピード感が増し、全体的により洗練されたクオリティーの高いアルバムになった感じがします。たまにGerman MetalっぽくなったりThrash Metalっぽくなったりするけど、全体的に高いテンションで一気に聴けます。多分、より大衆向けというか、凄い聴きやすくなったんじゃないかな。おっぱいにガンベルトの素敵ジャケットと、Absence Of War Does Not Mean Peaceというアルバムタイトルも、とっても印象的なんだな。
IMPELLITTERI Stand In Line Neo Classical ★★★★
1988年発表された1st。昔はクリスのクラシカルかつ、正確できめ細かなサウンドにいくらか憧れました。“Since You've Been Gone”や“Somewhere Over The Rainbow”及びグラハム・ボネット効果によりRAINBOWライクな感じが出てます。
  Victim Of The System Neo Classical ★★★★
1993年リリース。
  Answer To The Master Neo Classical ★★★★
1994年リリースの3rd。ロブ・ロックの声も中々のものです。音楽性はかなりヘヴィーになって来ました。
  Screaming Symphony Heavy Metal ☆★★★
1996年リリースの4th。ヘヴィな音楽性が様になって来ました。前作とほぼ同じ音楽性で似たような曲が多く、今後この退屈な路線が続く事に。インストは格好良いんで、この人はYngwieの1stみたくInstrumental中心に方向転換したほうが好きになれそう。Neo ClassicalなInstrumentalは良いんだけど、普通の曲のリフや歌メロにバリエーションがないんだよな。コンパクトな楽曲が多く、全体的にシンプルでストレートな印象。
  Eye Of The Hurricane Heavy Metal ★★★
1997年リリースの5th。何か、リフもギターソロも歌メロも使い回しの聞き飽きたフレーズが多く、目新しいものがなく退屈なアルバム。インストは流石に良い出来だけど、それもやっぱり良くあるフレーズを多用してるからどこか聞き覚えのあるような感じなんだよな、Deja-vuかと。全体的に普通でキラーチューンもないので、BGMにしかならないんだよな。ギターはほぼ全面High Trebleなシングルコイルでヘビーというかクランチなリフとテクニカルなギターソロ。ピッキングが多く、Allan HoldsworthよりはAl Di Meolaのほうが近いのかな、レベルは全然違うけど方向性はね。とにかくギターソロの中で繰り返し聞こえるペンタトニック調のフレーズが鼻について仕方ない。最後の曲は少し違った感じでメジャー調のパワーバラード、一瞬グッと来そうになったけどやっぱりギターソロであのフレーズが聞こえて来てげんなり。わざとやってるとしか思えない、嫌がらせのようなフレーズだな。
  Pedal To The Metal Heavy Metal ★★★★
2003年リリース。インペリテリだと思って聴かなければ良いアルバムなんだよなー。モロにI'll See The Light Tonightな“Destruction”にはガッカリですが、他は割とヘヴィでメロディアスなチューンが多く、良い感じです。スピークノーイーブルなるバンドで歌ってたカーティス・スケルトンが新ボーカルで、流石に歴代ボーカリストと比べると可愛そうですが、中々頑張ってます。リスニングパーティーに行って来ました。
INCAPACITY 9th Order Extinct Melodic Death ★★★
2004年発表の2nd。SOLAR DAWNのベーシストAnders Edlundが結成したバンド。TORCHBEARERのメンバーもいます。
IN FLAMES Lunar Strain Melodic Death ★★★
CEREMONIAL OATHでギターを弾いてたJesper Strombladが結成したIN FLAMESによる、1995年発表の1st。スラッシーなリフに叙情的なリードギターとデス声の咆哮が乗るという、メロディック・デスメタルのスタイルを世に広めたスウェーデン出身のIN FLAMES。この頃はまだメンバーが流動的で、本作では現DARK TRANQUILLITYのMikael Stanneがボーカルです。ARCH ENEMYに比べりゃリードギターは弱いけど、あそこと比べんのは酷ってもんでしょ。アコースティックだとかバイオリンなんかも聞こえて来て、フォーキーな一面もチラリ。最後のEye Of The Beholder/METALLICAは至って普通のカバー。
  The Jester Race Melodic Death ☆★★★
1996年発表の2nd。前作で微妙に聴けたフォーキーだったりゴシックっぽい女性ボーカルはなく、硬派な仕上がりです。#9の変拍子を交えながら、途中で長調へと変調するプログレッシヴな要素もあるインストWayfaererはかなり新鮮です。この手の曲は残って欲しかったが、残念ながらこれ以降にはあまり聞けないんだな。ボーカルがAnders Fridenへ変わっての変化は別段見られないが、彼の個性は次作で強く主張する事となります。前作・本作も今の水準から考えれば大したアルバムではないんだが、やはりFrontiaとしての功績は評価に値するんじゃないかと。
  Whoracle Melodic Death ★★★★
1997年発表の3rd。アンダース・フリーデンの歌い方にポジティブなキャッチーさが見られ好感触。曲調も随分と垢抜けたというかドラマチックになり、叙情的な演出が憎いくらい。Episode666等で聴けるナキのツインリードやキャッチーなメロディー等、メロデスの王道スタイルは本作で確立されたのか。ドラマチックなHMにデス声という音楽性は後の沢山のバンドに影響を与えました。
  C・O・L・O・N・Y Melodic Death ☆★★★★
1999年リリースの4th。基本的には前作と同じ音楽性ですが、デス声のみならず普通の歌唱やインダストリアルっぽいエフェクトのかかったボーカル等、アレンジの幅が多少広がっています。前作で見せた成長をそれぞれのファクターでよりスケールアップした感じ。アコースティックパートが多少増えたのが微妙に懐かしいんだが、単に過去の繰り返しではなく静と動の対比というか、より進歩した形での展開となってます。前作のLiveに続き通算三回目のBehind Spaceは細かなとこが更に磨き上げられ充分に推敲され、キーボードやギターパートが随分とゴージャスに。
  Clayman Melodic Death ★★★★
2000年リリースの5th。なかなか貫禄が出て来たな。前作よりモダンな要素が増えた気がします。少し前までの勢いに整合性がプラスされ、安心感が増したのかな。さすがメロデス勢の牽引者、常に一歩先を行く音楽性ですな。クリーンボイスの比重は増え、ナキのツインリードの比重は減った気がしますが、これはこれでキャッチーなんで良いのかなと。歌メロもギターもそれなりに程好く、バランス感も増しました。
  Reroute to Remain Melodic Death ★★★★
2002年リリースの6th。
  Soundtrack To Your Escape Melodic Death ★★★★
2004年リリースの7th。前作以上にモダンというかそんな感じだけど、これはもう21世紀のDeath Metal。アグレッシヴでヘヴィでメロディアスなのだ。日本盤のボーナストラックで、Wacken Festival'03でのClaymanが聴けます。
  Come Clarity Melodic Death ☆★★★
2006年リリースの8th。前2作辺りのキャッチーさやモダンさに昔のテンションが少しだけ織り込まれたような感じ。あくまで少しだけだけど。ギターソロなんかは結構イマイチというかグッと来るフレーズが少ないんだけど、曲が良いってか歌メロが強いんでそんなに気にならないのかな。後半は何となくボンヤリ終わっちゃう。やっぱハイライトは出だしの#1とデュエットの#4。女性ボーカルの起用は1st以来で珍しいけど、やっぱ歌メロがしっかりしてて聴きやすい。全体的には何だか薄っぺらい気がする、特に後半ね。アウトロなんてホント意味不明。もっと聴き込んだらまた変わって来るのかなぁ。
INSANIA Sunrise In Riverland Melodic Power Metal ★★★★
2001年発表。スウェーデン出身。
INTO ETERNITY Buried In Oblivion Progressive Death ★★★
2004年発表3rd。カナダ出身。いきなり出だしからYngwieっぽいネオクラの教科書的フレーズ。そこからテクニカルデス風の展開になり、云々。音楽性は何つったら良いのかな。モダンの若者風でもありネオクラ風でもありプログレ風でもあり、デス声もあり普通声もあり激しい曲もあれば穏やかなバラード風の曲もある。んー、面倒臭いからミクスチャーって事で。最近だとSikThみたいな感じなのかなぁ。なーんかゴチャゴチャし過ぎてて、散漫で退屈な気がすんな。んー、惜しいようなそうでもないような。
  The Scattering Of Ashes Progressive Death ★★★★
2006リリースの4th。気持ち良いハイトーンとデス声を組み合わせ、メロデスっぽさが増したかも。早いテンポでセンスの良いリフを刻み、ギターソロもピロピロうまい。前よっか音質も向上し、クオリティーも良くなったな。曲が良くフレーズのセンスが光る。ボーカルの声質も良く歌唱力も高く、バックの演奏技術も高い。知名度がイマイチな気がするが、アンジェラに変わってからのARCHENEMYなんかよっか全然良い。
IRON MAIDEN Iron Maiden Heavy Metal ★★★★
1980年にリリースされたNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)の記念碑的作品。パンク全盛の時代を終焉させるべく、荒削りながらもHeavyでFastでドラマチックな音楽性なのです。
  Powerslave Heavy Metal ☆★★★★
1984年発表の5th。名曲“Aces High”で幕を開ける、中期の名盤です。
  Seventh Son Of A Seventh Son Heavy Metal ☆★★★★
1988年発表の7th。彼等初のコンセプトアルバム。ギターシンセやキーボードがFeatureされており割とモダンな作風な曲もあります。
  No Player For The Dying Heavy Metal ★★★★
1990年発表の8th。前作発表後、音楽性の違いからエイドリアン・スミスが脱退し、イアン・ギランのバンド等で知られるヤニック・ガーズが加入します。大作主義は影を潜め、コンパクトな曲が目立ちます。そのせいか、ちょっと地味な印象が。
  Fear Of The Dark Heavy Metal ★★★★
1992年発表の9th。本作をもってブルース・ディッキンソンが脱退しちゃいます。
  The X Factor Heavy Metal ★★★★
1995年発表の10th。モミアゲが印象的な新ボーカリストのブレイズ・ベイリー、歌唱は悪くないけどブルースと比べるとヘボ過ぎて駄目ダメ。
  Best Of The Beast Heavy Metal ☆★★★★
1996年リリースのバンド20周年2枚組のBest盤。
  Brave New World Heavy Metal ★★★★
2000年に発表されたブルース・ディッキンソンとエイドリアン・スミスが戻っての12作目。トリプルギターの6人編成。
  Dance Of Death Heavy Metal ★★★★
2003年に発表された13作目。音楽性やメンバーは前作と変わらず。ジャケットは至上最悪だけど、楽曲は彼等らしい出来です。本作のWorld Tourファイナルは行って来ました。
IRON MASK Hordes Of The Brave Neo Classical ★★★
2005年発表1st。正式にはDushan Petrossi's IRON MASKってんかな。このDushan Petrossi(ダッシャン・ペトロッシ)、ルックスもプレイもYngwieそっくり。BURRN!のインタビューをチラッと読んだけど、あくまでYngwieからの影響を否定しているようなので面白い。Richard Anderssonがゲストで鍵盤弾いてます。
IRON SAVIOR Iron Savior German Metal ★★★★
1997年発表の1st。ご存知Kai Hansenと、HELLOWEENの前身バンドだったSECOND HELLやIRON FISTのメンバーだったPiet Sielckのプロジェクト。GAMMA RAYのDirk SchlachterとかBlind GuardianのHansi Kurschが参加してます。音楽性も典型的なGerman Power Metalで、良い感じ。Kai HansenもPiet Sielckも歌いながらギターを弾くんだけど、この二人は結構タイプが違います。ボーカルに絞ればPiet Sielckのほうが全然上で、ハイトーンではないが力強い歌唱を聴かせます。割とHansi Kurschに似てるかな。この辺は好みの問題だろうが、Kaiの無理やりハイトーンしゃがれヘロヘロ声よっか全然好きだな。#12はジョニ・ミッチェル、#13はJudas Priestのカバーで意外ではあるけど格好良い。
  Unification German Metal ★★★★
1999年発表の2nd。個人的には#7のMind Over Matterが一番好きかな、サビのメロディーがありがちではあるんだがかなり印象的。。後半に初期HELLOWEENのカバーが2曲出て来ます。いや、セルフカバーと呼ぶべきか。ゴーガーなんて懐かしいな。LastはBlack SabbathのNeon Knightsのカバーでこれもまた意外ではあるが、Piet Sielckの力強い歌唱が結構ハマってます。
  Condition Red German Metal ★★★★
2002年発表の4th。カイ・ハンセンが完全に離脱して、音楽性がジャーマンメタルから微妙に正統派HMにシフトしてます。元々はHELLOWEEN創成期の旧友ピート・シールクのデビューに一肌脱いで軌道に乗るまでのサポートとかそんなんだった気がするが、いざカイが抜ける事で返ってトータリティーが増したんじゃないかな。前は曲によってボーカルが違ってたからね。曲調は正統派HMというかJudas Priestっぽいんだな。#13のCrazyなんかはオープニングのギターワークはモロにBlind Guardian。硬派な感じで、カイの未参加が全然影響していない事もうまく証明できてるんじゃないかな。男っぽい骨太のHeavy Metalで、好印象です。
IZZY STRADLIN AND JUJU HOUNDS Izzy Stradlin And Juju Hounds    
元Gunsのイジーのソロアルバム。

 

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