★★★★★=傑作
★★★★=良質
★★★=佳作
★★=微妙
★=駄作
(☆はプラスアルファ)

ARTIST TITLE CATEGORY REVIEW
COMMENT
TAKARA Taste Of Heaven Scandinavian Metal ☆★★★★
1995年発表の2nd。前作に続きボーカル不在の為、プロデュースを勤めるジェフ・スコット・ソートが兼務という形で参加しています。音楽性はTALISMANを気持ちメロディアスにした感じといったとこでしょうか。個人的にこのテの音楽とジェフの歌唱が凄い好きです。
  Blind In Paradise Scandinavian Metal ★★★★
1998年発表の3rd。音楽性は前作同様オーソドックスなメロディアスハードロックで、確か本作までジェフ・スコット・ソートがボーカル&プロデュースです。曲自体も良いけど、ジェフが割と自由に歌っているんで余計に良い。キーボードとギターのバランスも程好く、ボーカルを効果的に盛り上げる。ジェフの歌い回しやセンスが良く表現されており、彼のファンは買って損はしない内容です。YngwieやTALISMANよっかは全体的に少しだけ軽めではあるが、やはり曲と歌メロとボーカリストの質が高いというのは魅力ですな。
TALAS Billy Sheehan:The Talas Years Heavy Metal ★★★★
ビリー・シーンが昔いたバンドの企画盤。1983年発表の1st“Sink Youe Teeth Into That”と1984年発表のLive盤“Live Speed On Ice”のカップリングです。これらのアルバムでのプレイで驚異的なテクニックが話題となり、デイヴィッド・リー・ロスのバンドに引き抜かれます。んでアルバム2枚作って脱退し、MRBIGを結成しました。尚、“NV4 3345”と“7718(3A17)”は逆にすると“SHEEHAN”と“(LIVE)BILL”となるそうです。名実共にNo1のスーパーベーシストの初期の超絶プレイが充分に堪能出来ます。ダイヤモンド・デイヴで有名になったShy Boyのオリジナルバージョンも聴けます。
TALISMAN Talisman Scandinavian Metal ☆★★★★
1990年発表の1st。元Rising Forceのマルセル・ヤコブとジェフ・スコット・ソートのバンド。ただの北欧メタルじゃなく、アメリカンっぽいところもあり、ギタリストも結構巧いんですごく好きなアルバムです。ちなみにキーボードはマッツ・オラウソン。イングヴェイ繋がりなバンドですな。
  Genesis Scandinavian Metal ★★★★
1993年発表の2nd。ギターがフレデリック・オーケソンに変わりました。1stよりもミドルテンポの曲が多い気がします。
  Humanimal Scandinavian Metal ★★★
1994年リリースの3rd。キーボードが全然ない!随分と音楽性が変わりました。前の方が全然良かったのに。まぁポジティブに考えれば、グルーヴ感溢れるとか言えない事もないかな。それにしてもジェフ・スコット・ソートはどんな曲でも見事な歌唱を聴かせますね。
  Life Scandinavian Metal ★★★★
1995年リリースの4th。前作のグルーヴ感重視な音楽性に幾らかメロディアスな要素が加わり、良い意味で変な感じです。相変わらずジェフは良い歌唱を、マルセルは弾きまくりベースを聴かせますぞ。
TANK Honour&Blood Heavy Metal ★★★★
MOTORHEADの弟分と言われたTANKの4作目。まさにMOTORHEADの様なワイルドで男臭い音楽性プラスドラマチックなメロディーで、マニアの間で人気のあるバンドです。
TAROT Suffer Our Pleasures Melodic Power Metal ★★★★
2003年発表。5年振りの復活作との事。SINERGYやNIGHTWISHで有名なマルコ・ヒエタラのバンド。NIGHTWISHでは特に印象的な歌声をたまに聞かせてたが、こっちでは全曲歌ってます。声質は少し癖があり、どことなくRAGEのピーヴィーっぽいとも言えなくもないかも。音楽性はキーボードの入ったヨーロピアン・メロパワってとこかな。ギターソロは少しネオクラ風味だけど、別段凄いフレーズを奏でる訳でもなくまぁ普通。全体的に普通の楽曲なんで、特にマルコの歌声が際立つ。後半ヘヴィ・カントリーみたいな曲があって面白い。NIGHTWISHでマルコの声にピンと来た人は聴いてみる価値はありますね。
TEN Ten Melodious Hard ☆★★★★
1996年発表の1stで、まさにメロディアス・ハードという感じです。ゲイリー・ヒューズは良いボーカリストだと思います。AOR的な曲からHARDROCK的な曲、産業Rock的な曲等バラエティーに富んだ上質なメロディアスHRが聴けます。
  The Name Of The Rose Melodious Hard ☆★★★★
1996年リリースの2nd。メロディアスであり時にハードでもある彼等の音楽性はWHITESNAKEっぽいとも言えますね。基本路線は前作の延長線上ですが、長い曲なんかが蛇足に思える箇所もあります。
  The Robe Melodious Hard ☆★★★★
1997年リリースの3rd。前作まではゲイリー・ヒューズのソロプロジェクト的な内容でしたが、本作からがバンドとしての出発点となってます。全編に渡ってキーボードがキランキランし過ぎんのもどうかと思いますが、上質なメロディアスHRに変わりはありません。
  Spellbound Melodious Hard ★★★★
1998年リリースの4th。ストリングが印象的なイントロですが、少しHR色が強まったかな。今までやり過ぎ感が強かった大仰なキラキラキーボードが多少抑えられ、楽曲もコンパクトになり聴きやすくなりました。
  Far Beyond The World Melodious Hard ★★★★
2001年リリースの5th。テクニックだけでなく味のあるプレイも聴かせたヴィニー・バーンズ最後のアルバムとなりました。
  Return To Evermore Melodious Hard ★★★★
2004年リリースの6th。まずは彼等らしい曲で幕を開ける。従来通りボーカルとギターのバランスがとても良い。どの曲もゲイリー・ヒューズの美声が生かされた楽曲で、今までと別段変わらない安定したクオリティーです。得意の哀愁漂う曲だけでなく、明るいメジャー調の曲もまぁ良い出来。ホント今まで通り全体的に良いんだけど、キラーチューンがないのが残念。ぼんやりと全体的に良いんだけど、痺れるような名曲かっつーとそうでもない。Name Of Roseみたいな名曲を求めてしまうのは贅沢かね。1曲目はそれ系の曲です。
TERROR 2000 Slaughter House Supremacy Deathrash ★★★★
2000年発表の1st。SOILWORKにDARKANEのメンバーによるプロジェクト。デスラッシュのお手本みたいな音楽性で、この手の音楽では一番パンチが効いてます。アルバム通してアップテンポで、一気に聴けます。THE CROWNだのTHE HAUNTEDよりも全然良いんだよな。素直に格好良いですぞ。
  Faster Disaster Deathrash ★★★★
2002年リリースの2nd。前作より微妙に良いです。
TESLA Mechanical Resonance American HR ★★★
1986年リリースの1st。デビューアルバムにして全米プラチナを獲得しました。
  Five Man Acoustical Jam Acoustic ★★★
1991年リリースのアコースティックLive盤。1990年6月に行われたアコースティック公演です。
TESTAMENT Souls Of Black Thrash Metal ★★★
1990年リリースの4th。ベイエリアスラッシュ。
THERION Theli Symphonic Metal ★★★★
1997年発表の5th。元々はDeath Metalで結構酷い扱いだったけど、音楽性が変わるにつれ評価が上がり、今ではシンフォニック・メタルのパイオニアとしてそれなりの位置に君臨しているバンド。専属のオペラ部隊による大仰なコーラスがかなり印象的です。時々ネオクラ風なギターソロも聴こえて来ます。
THE ALMIGHTY Power Trippin' Heavy Metal ☆★★★
1993年発表の3rdで、1992年のモンスターズ・オブ・ロックでのパフォーマンスを収めた7曲入りLive盤がついてる初回プレスのもの。
THE CROWN Deathrace King Deathrash ☆★★★
2000年発表イエテボリデスラッシュの4th。元々はCROWN OF THORNSってバンドでしたが、アメリカの同名バンドからクレームがありTHE CROWNへ変更しました。プロデューサーはお馴染みフレデリック・ノルドストローム。
  Crowned In Terror Deathrash ★★★★
2002年発表の5th。ボーカルが元AT THE GATESのTomas Lindbergに変わってます。徹底的なテンションの高さに圧倒されつつも、聴いてて思うのは勢いだけではなくバランスの整った楽曲だなって事。#6の中盤で微妙にずらしてはいるが懐かしい思いに駆られたのは、多分俺より年上ですね@ナイトライダー。
THE GUITAR TRIO The Guitar Trio Guitar Oriented ★★★★
1996年リリースの3作目。Paco De Lucia/Al Di Meora/John Mclaughlinによるプロジェクトの再結成。1stのFriday Night In サンフランシスコが1980年、2ndのPassion,グレース & Fireが1982年なので14年振り。フラメンコにラテンやジャズやフュージョン等をミックスしたような感じで、アコースティックの生音で奏でられる超絶技巧は圧巻。Paco De Luciaの情熱的なプレイ、Al Di Meoraの幻想的なプレイ、それぞれの個性的なギタープレイがぶつかり合い、まるで闘っているかのようなサウンドです。
THE HAUNTED The Haunted Deathrash ★★★★
1998年リリースの1st。
  Made Me Do It Deathrash ★★★★
2002年発表。
THE HELLACOPTERS Supershitty To The Max! Heavy Rock ★★★★
1996年リリースの1st。ENTOMBEDのドラマーだったニッケ・アンダーソンが作ったバンドで、こっちではギター兼ボーカルです。個人的にはガレージロック再燃のきっかけになったバンドじゃないかと思うんだよな。スウェーデンのストックホルムのバンド仲間ってんでBACKYARD BABIESのドレゲンも参加してます。全曲のレコーディングが2日で終わったとの事で、荒削りで生々しいガレージロックらしさが大胆に耳に入って来る。
THE JEFF HEALEY BAND Hell To Pay Blues Rock ☆★★★
1990年リリースの2nd。このJeff Healeyは盲目のギタリストで、椅子に座り膝の上にギターを置いて弾くんですが、コレがまた上手い。CD聴いてるだけじゃわからんがね。
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE Are You Experienced? Rock ☆★★★★
1997年にデジタルリマスタリングされ蘇ったデビューアルバム。オリジナルは1967年のリリースなんで30年以上が経過している訳ですな。ノエル・レディングのベース、ミッチー・ミッチェルのドラムも素晴らしい演奏で、ギタープレイ以外にも聴き所満載で名曲の洪水です。
  Electric Ladyland Rock ★★★★
 
  BBC Sessions Rock ☆★★★★
 
THE MISFITS Collection II Hard Core  
Best盤です。
THE RASMUS Dead Letters Hard Pop ☆★★★★
2004年発表の5th。適度にハードで、コンパクトで軽快な曲が多く、なかなかキャッチーで、そこそこポップな音楽性です。DIZZY MIZZ LIZZYへ北欧らしい哀愁をプラスし、少しダンサブルなフレーバーを施した感じ。全曲がキラーチューンではないけど、かと言って捨て曲は見付からない。中でも“First Day Of My Life”“In The Shadows”“Guilty”“F・F・F・Falling”は珠玉の名曲、メロディーの洪水が押し寄せて来ます。あー、北欧の哀愁メロディーといえば、MIKAEL ERLANDSSON辺りにも通ずるモノがあるかもね。日本盤は4曲にエンハンスト2曲(First Day Of My Life/In The Shadows)のボーナストラック付きで全16トラック。どこか北欧らしい湿った哀愁を感じさせてくれるこのバンド、過去にラスムス名義で1stと2ndの日本盤がリリースされていたなんて全然知らなかったなぁ。
  Hide From The Sun Hard Pop ★★★★
2005年発表の6th。基本的には前作と同じような路線。何となく前作程のインパクトはないけど、前作が気に入った人にはお薦めだな。
THE SINS OF THY BELOVED Perpetual Desolation Gothic ☆★★
2000年リリース。ノルウェー出身の7人組の2nd。デス声と女性(ノーブラでまぁまぁの乳)の素敵声がデュエットしてて新鮮。比較対象がデス声だから、それこそ女性声が天使の歌声みたい。と思ったら、天使の歌声が天使の爆笑に変わり天使の喘ぎ声へと変化を見せ、そこにバイオリンが加わるという良くわからん世界観。リードギターならぬリードバイオリンってとこか、凄い違和感があるリードです。他にもラッパだとか割りと多彩なアンサンブルだけど、音楽性はゴシックが苦手な俺にとっては結構退屈なんだな。METALLICAのカバーのセンスもまったく理解出来ないんだけど、こっち系の人はこうゆう曲が好みなんだろうね。
THE STORYTELLER The Storyteller Melodic Power Metal ☆★★★
2000年リリースの1st。スウェーデン出身。バイキング風の力強いメロディーやトラッドっぽい感じが多いです。マノウォー的な雄々しさもあるけど、ボーカルが何となくブレイズ・ベイリーを思い起こしたな。ギターはツインリードが多く、テクニックはまぁ普通。フレデリック・ノルドストロームがプロデュース&鍵盤だので参加しているみたい。HAMMERFALLとか好きならどうぞ。
THE WAKE Ode To My Misery   ☆★★★
2003年リリースの1st。フィンランド出身で平均年齢20歳。軽くてどことなく乾いた音質がとても悪い印象を与えるのは、デビュー作ゆえの低予算からか。音楽性はメロデスで曲字体は悪くなく、オッと感じる良いセンスの曲が多い。しかし、とにかく音が悪いから勿体無いんだな。IRON MAIDENのDeja-vuのカバーする辺りのセンスも悪くない。ギタリストは中々うまいしセンスも良いんだけど、微妙にモタつく感じがなくなればもっと良い。次作に期待だな。
  Death A Holic   ★★★
2006年発表の2nd。オーソドックスな感じで、ストレートなメロデスだな。メイデン風というかインフレイムス風のツインリードが多い。全体的に悪くないんだが、フックがないというかボンヤリしたアルバム。何曲かキラーチューンがあれば、また印象も変わって来るんだろうな。一部では評判が良いんだが、俺には魅力が伝わらなかった。
THE WiLDHEARTS The Best Of The Wildhearts Hard Pop ★★★★
ポップでハードでキャッチーな曲が多いワイルドハーツの1997年リリースされた2枚組ベスト盤。音楽性はヘヴィーになったBeatlesって感じです。メタリックなリフにポップなメロディーが印象的です。
THIN LIZZY Black Rose Hard Rock  
1979年発表。Gary Mooreが参加しています。
  Wild One The Very Best Of Thin Lizzy Hard Rock ☆★★★★
Best盤です。
THRESHOLD Dead Reckoning Progressive Hard ★★★★
2007年発表の8th。
THRONE OF CHAOS Menace And Prayer Melodious Black ★★★★
2000年発表の1st。フィンランド出身でCOBからの影響をかなり感じます。かなりのそっくりさんですが、流石にギタリストはアレキシには遠く及ばずです。ギタリストがもっと上手けりゃーなー。まぁ、フォロアーの域を脱してはいませんが曲は良いです。
  Pervatigo Melodic Death ★★★★
2002年リリースの2nd。完全にCOBフォロアーからの脱却を図りましたね。元のデス声もありますが、DREAM EVILのNiklas Isfeldtがクリーンボイスを担当しており、大胆にFeatureされています。普通のメロパワ調、シンフォニックデス調とバラエティーに富んだ曲で構成されており、前作からの大幅な成長が覗えます。Judas PriestのNight Crawlerのカバーがそれとなく収録されてます。
THY PRIMORDIAL The Heresy Of An Age Of Reason Black Metal ★★★★
1999年リリースの4th。スウェーデン出身で音楽性はブラックメタル。
THY MAJESTIE Hastings 1066 Melodic Power Metal ★★★★
2002年発表2nd。イタリア出身。RHAPSODYっぽいかも。ボーカルが弱いな。
TIMO TOLKKI Classical Variations And Themes Neo Classical ★★★★
ティモ・トルキのギターはプラクティスにいいですね。弾き易い。
TNT Knights Of The New Thunder Scandinavian Metal ☆★★★★
1984年リリース。トニー・ハーネルの透明感のあるヴォーカル、ハードでありながらもメロディアスな作風。彼等こそキングオブ北欧メタルじゃないでしょうか。
  Tell No Tales Scandinavian Metal ★★★★★
1987年リリース。多少マイルドにはなりましたが、これがまた良いです。TNTはこれが一番好きかな、捨て曲が見付からない。メロディアスな曲をクリアーな美声で歌い上げ、そこへ少し癖のあるギターが絡む、最高傑作です。
  Intuition Scandinavian Metal ☆★★★★
1989年リリース。こいつのタイトルトラックを聴けば“北欧メタルとは何ぞや?”の答えが解るとか解らんとか。痺れますよ。
  Three Nights In Tokyo Scandinavian Metal ★★★★
1992年8月の来日公演の模様を収めたLiveアルバム。“Intuition”が収録されなかったのが非常に悔やまれます。
  My Religion Scandinavian Metal ★★★★
2004年リリースの再結成第三段アルバム。全二作は全然期待していない作風でしたが、本作は割と往年のスタイルで作成されています。ファンには嬉しい、スタイルを含めた完全復活ですな。
TOC Loss Angeles Melodious Black ★★★
五反田ではなく、THRONE OF CHAOS改めTOCの2004年発表の3rd。イントロはセンテンスドみたいなリフで始まるが、曲そのものはもう少しメロパワ寄りだな。キャッチーというかスウィートなとこがたまにあって、意外な感じ。過去の彼らを期待してるなら、諦めた方が良さそうね。たま〜に味付け程度にラウドな演奏とデス声が聴けるくらいだもん。最後のDeep Purpleカバーは、かなりの邪道だろう。まぁ、こうゆうのが好きな人もいるって事か。その後続くJudas Priestは結構様になってんのにね。
TOMMY SHAW Ambition Hard Rock  
 
TONY MACALPINE Edge Of Insanity Neo Classical ☆★★★★
1986年発表の1st。ネオクラ全盛期ですな。全曲インストで、ギタリストにはたまらんです。ビリー・シーンがベースを弾いてるのも素敵。この人はホント、凄い。これだけ凄いギターを弾きながら、なんとピアノやキーボードまで凄腕な訳です。ショパンのピアノ独奏なんかはギタリストが弾いているようには聞こえないくらい本格的。ギタープレイはネオクラだけでなくフュージョンぽっかったりもするんだけど、メロディアスでギタリスト以外にも聴き易いんじゃないかなと。
  Maximum Security Neo Classical ★★★★
1987年リリースの2nd。1stリリース後にVinnie Mooreの1stにKeyとして参加、その後ロブ・ロック/ルディー・サーゾ/トミー・アルドリッジと共にM.A.R.S.を結成、アルバム発表後にすぐ解散。そして本作発表へと至りました。前作と比べるとミドルテンポの曲が多く、ややインパクトに欠ける内容ではあるけど、エモーショナルだったりでそれなりに良いです。Night RangerのJeff WatsonやDOKKENのGeroge Lynchがゲストで弾いてます。今回のピアノもショパンで、早ーいエチュード。
TOUR DE FORCE World On Fire Melodious Hard ★★★★
1995年リリースの2nd。NY出身とは思えない上質なメロディアスハードですな。17曲収録ですが、特に中弛みもせず心地良く聴けます。
TORCHBEARER Yersinia Pestis Melodic Death ★★★
2004年リリースの1st。スウェーデン出身。
TOTO Kingdom Of Desire Hard Rock ★★★★
1992年リリース。Steve Lukatherがボーカルも兼任してます。ギターだけじゃなくて歌も上手いのね。音楽性はAORばっかりでなく、MelodiousなHard Rockもちゃんとあります。日本盤のボーナストラックにはLive Versionの“Little Wing”が収録されており、“Thank you very match. I want to do something tonight as a tribute to Jimi Hendrix and Stevie Ray Vaughan. This is for those guys.”なんてセリフがあります。
TO/DIE/FOR Jaded Gothic ☆★★★
2003年リリースの3rd。フィンランド出身で音楽性はゴシックメタル。シンセサイザーやメロディアスなボーカルがポップな感じもしますが、俺はこうゆう暗くてチンタラしてんのが好きじゃないんだよな。Gothicってのはどうも苦手。
TRIBE OF GYPSIES Nothing Lasts Forever Heavy Metal ☆★★★★
1997年発表の6曲入りミニアルバム。ブルース・ディッキンソンのソロでギターを弾いてたロイ・Zのバンドです。ラテンチックなノリのHeavy Metalで、SANTANAをメタリックにした感じかな。1曲目でタイトル・トラックでもあるNothing Lasts Foreverは名曲中の名曲。“Nothing Lasts Forever. Except My Lover For You.”ってサビが凄い素敵。パーカッシヴなラテンっぽいリズムに甘いのにパワーのあるボーカルが乗り、そこへエモーショナルで力強いロイ・Zのギターが爪弾かれる。Peter GreenのOh Wellもラテンっぽいアレンジで収録されてます。全体的にDesperado(映画)みたいな雰囲気がイカす。
  Revolucion 13 Heavy Metal ☆★★★
1998年発表の2nd。ロイ・Zのブルージーで、ラテンチックなHRが聴けます。が、Nothing Lasts Foreverクラスの名曲は見つからないんだな。
  Standing On The Shoulders Of Giants Heavy Metal ★★★
2000年発表の3rd。メタリックな色合いが随分抑えられ、時にSANTANAのような感じさえするかも。ゲイリー・ムーアのパリの散歩道をカバーしてますが、ホントこうゆうのやらせるとハマってて良いんだよな。
TRIUMPH Edge Of Excess Melodious Hard ☆★★★
リック・エメット抜きで再結成した時のアルバム。やはり少し寂しいですな、普通のメロディアスなHardRockです。
TRIVIUM Ember To Inferno Melodious Death ★★★★
2003年発表1st。デビュー作にしては良く出来てんな。音楽性はメロデスかな。インフレイムスとかキルスイッチからアーエネとかメイデンまで、様々な影響を感じます。クリーン声とデス声を使い分けており、ボーカルの表現力は豊か。このボーカル兼ギターのマットは若干17歳の日系ハーフらしく、両親のどちらかが岩国出身なんだとか。若いのになかなかの仕事をしてます。3ピースらしいので、ライブは大変だろうな。将来が楽しみですな。
  Ascendancy Melodious Death ★★★★
2005年発表の2nd。ギタリストが加わり四人編成に。若干音楽性の幅も広がったかな。前作に比べアグレッシヴな要素が少し後退してるが、その分メロディアスな要素が増えている。デス声の比率が減っているが、クリーン声との対比が良い効果を生んでるよな。アグレッシヴなデス声に、メロディアスなクリーン声のバランスが良いってんかね。マットの歌唱力向上と歌メロのセンスを、肌で感じさせてくれるアルバムだ。
  The Crusade Melodious Death ☆★★★★
2006年発表3rd。80年代スラッシュ風になった気が。テスタメントみたいな感じかな、リフやボーカルはそれっぽい。デス声もツインリードも速弾きも当然あるが、やっぱりこんなにスラッシュっぽいのには驚いたな。うまくメロディアスな部分が調和してて、良い方向転換だと思う。まぁ方向転換までは行かないか、アレンジ面で80年代スラッシュを大胆に取り入れたってとこか。後半のインストも長めながらも健闘しており、聞き応えもある。後半はチト質が下がるが、並みよりは上。それだけ前半が良いって事かね。前半だけならCOB辺りにも匹敵するクオリティーだと思うし、若手では群を抜いてんよな。BULLET FOR MY VALENTINEだとかと、ここでかなり差を付けたんじゃねぇかな。
TWILIGHT GUARDIANS Tales Of The Brave Melodic Power Metal ★★★★
1999年発表の1st。フィンランド出身のバンドで、中身は結構しっかりしたMelodic Power Metalで、STRATOVARIUSやHELLOWEENとかGUMMA RAYといった様式美系ってかGermanっぽさが強いのかな。この手の音楽性にありがちな線の細いハイトーンボーカルがやっぱり一番のネックかも。ギタリストはYngwieの影響を感じます。時々そのものみたいなフレーズが聞こえるけど、まぁその辺はリスペクトなのねってゆう解釈をしておこう、まだ1stだしね。速弾き自体は、まだまだ荒削りな感じがするけど、ベクトルは悪くないと思うので次作に期待ってとこかな。1stにしては良いほうじゃないかな。
TWILIGHT OPHERA Midnight Horror Black Metal ☆★★★
1999年発表の2nd。フィンランドのバンドで音楽性はシンフォニックなブラックメタルですね。全体的にギターよりもキーボードがFeatureされており、楽曲の完成度もかなり高いです。日本盤が出ていないのが不思議なくらい。
  The End Of Halcyon Age Black Metal ★★★★
2004年発表の3rd。クラシカルなオープニングから一転してブルータルなリフが押し寄せ、シンフォニックブラックな曲が続く。つかみはかなり良い。時々入るクリアな声は、微妙にヴァーテックス風。本家とは程遠いが、嫌いではないです。コンパクトな曲が多くだーっと聴けるけど、9曲入りなのに少し物足りない気も。
TWILIGHTNING Plague-House Puppet Show Melodic Power Metal ★★★★
2004年発表の2nd。キラキラの北欧メロパワ。ギターとキーボードが強く、そこにボーカルが乗る。ギターはピッキングハーモニクスにピロピロのツインリードで、ボーカルはエドガイにクセを付けたようなハイトーン。全作よりも若干箔が付いたね。

 

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