★★★★★=傑作
★★★★=良質
★★★=佳作
★★=微妙
★=駄作
(☆はプラスアルファ)

ARTIST TITLE CATEGORY REVIEW
COMMENT
DANZIG Thrall-Demonsweatlive   ☆★★★
グレン・ダンジグ率いるDANZIG。マッスルボディーから発せられる男らしい声はカッチョいいです。
DALI'S DILEMMA Manifesto For Futurism Progressive Hard ★★★★
結構良かったです。MAGELLANや、CAIROなんかよりはハードで、ありがちなDream Theaterクローンで終わってはいません。巧い。GuitaristからはYngwieの影響も感じるし
DARK FUNERAL The Secrets Of The Black Arts Black Metal ☆★★★
1995年発表の1st。ギターソロなんかはなく、ストイックに攻撃的なブラックメタルに徹しています。白塗り黒隈取りのルックスはともかく、音楽性は真っ黒。秘密の黒い芸術とは、何て神秘的でロマンチックなタイトルだろう。ちと音が軽いが、中々の音を聴かせます。ブラスト・ビートに単音のリフに絶叫タイプのブラック声。スウェーデン出身でシンフォニックってまではいかないけど、程よくキーボードがキーボードが入ってんね。美しい。40分くらいで、意外とあっさり終わるんだな。
  Vobiscum Satanas Black Metal ☆★★★
1998年リリースの2nd。アグレッシヴなスウェイディッシュ・ファスト・ブラックで、前作とまったく同じ路線です。40分くらいでダーっと終わるのも同じですな。流麗なギターソロがなかったり相変わらず硬派で、少しだけ音質が改善してんね。暗黒とか凶悪とかドロドロした世界観や雰囲気が素敵。
  Diabolis Interium Black Metal ☆★★★
2001年リリースの3rd。アルバムタイトルからも悪魔崇拝的雰囲気が強く出てて、邪悪な感じがとても良い感じ。やはり音楽性は変わらず、ブラスト中心のアップテンポなナンバーが多いです。何だか、どのアルバムも同じようだな。これは輸入盤だけど、日本盤にはSLAYERやKing DiamondにSODOMにMAYHEMのカバーが入ってるんだとか。いーなー、そっち聴きたい。
DARK MOOR The Hall Of The Olden Dreams Melodic Power Metal ★★★★
2000年リリースの2nd。スペイン出身でパッと見パッと聴きは男でも通用しそうな感じの(失礼)エリサ嬢がボーカルです。HMでは御馴染みトールキンやラヴクラフト、エドガー・アラン・ポー関連の歌詞が多く音楽性はシンフォニック・ネオクラシカル・パワーメタルってとこでしょうか、ギターが結構目立ってます。エリサ嬢のボーカルも、多少の不安定さはありますがそれほど女っぽくはないですね。バラード調の#7は女声で歌い上げますが、殆どの曲はちょっと線の細い男声のハイトーンって感じです。表現力って意味では女声を良い個性として使いこなしているのかな。ギターソロなんかはクラシカルなプレイが多く、イングヴェイってかルカ・トゥリッリなんかを思い起こさせます。
DARK TRANQUILLITY The Gallery Melodic Death ☆★★★
1996年リリースの2nd。1stで歌ってたアンダース・フリーデンがIN FLAMESへ行き、ギターを弾いてたミカエル・スタンネがボーカルになりました。印象的なリードギター。極稀に絡んで来る女性ボーカルはとても力強い。RUSHみたいな声で、メランコリックに歌い上げる。たまーにプログレっぽいとこやアコースティックなとこがあったり、バラエティーに富んでいる。でも全体的には割と地味というか。当時にしてはってのはあるんだけどね。
  The Mind's I Melodic Death ☆★★★
1997年リリースの3rd。1曲目でいきなり地声で歌ってる箇所があり、ゴシックってかSENTENCEDみたいな感じを思い起こす。全体的には前作にもまして地味な印象があったが、後半で唐突にテクノみたいな曲があったり意表を突く箇所もある。実験的な試みが多いって事なのか。
  Projector Melodic Death ★★★★
1999年リリースの4th。デス声が随分減って、ピアノやアコギが増えたのかな。何となくアーティスティックな印象の作品です。ミカエルの普通声は色気のある良い声質だけど、俺の好みではないんだな。音楽性もアルバムの半分くらいは落ち着いた曲調で、やっぱり地味な印象が。#3の女性ボーカルは、何となくキャンディス・ナイトっぽい歌い方。#8は暗ーいエンヤみたい。
  Haven Melodic Death ★★★★
2000年リリースの5th。緊張感溢れる格好良い#1。やっぱりミドルテンポが多く地味な感じだが、キーボードやアンサンブルの演出効果は目立つ。最後の曲なんかはキャッチーってかポップで意外。個性的な音楽性ってか世界観があるよなぁと思うんだな。この世界が好きな人はとことん好きなんだろうなと。
  Damage Done Melodic Death ★★★★
2002年リリースの6th。
  Character Melodic Death ★★★★
2005年リリースの7th。
DAVE MENIKETTI On The Blue Side Blues ★★★★
Blues、Soul、R&Bです。Bluesっぽいのが好きなギタリストは必聴ですな。
DAVID LEE ROTH Skyscraper American HR ★★★★
1988年発表。スティーブ・ヴァイとビリー・シーンのバックバンドなんて最高でしょう。のびのび楽しんで歌う彼は意外と好きです。
  Your Filthy Little Mouth American HR ☆★★★
1994年リリースの能天気なアメリカンハードロックです。こうゆうの凄い得意ですよね。以前の様な華々しいメンバーではありませんが、相変わらずのらしさが出てます。
DAVID T.CHASTAIN Instrumental Variations Instrumental ★★★
1987年発表。CHASTAIN、C.J.S.S.等の活動で知られるディヴィッド・T・チャスティンのSolo2作目。
  Within The Heat Instrumental ★★★
1988年発表。ギタリスト向きのアルバムで万人には受け入れられないでしょうが、俺は嫌いでないです。
DEATH Symbolic Thrash Metal ★★★★
チャック・シュルディナー率いる元祖デスメタルバンド、Deathの1995発表6th。テクニカルでありながらスラッシュメタル的でもあり、時にプログレッシブ的アプローチも聴ける本作は、彼らの最高傑作と称されてます。タイトルトラックにKOされました。
DEATH ANGEL TheUltra-Violence Thrash Metal ★★★★
1987年発表のベイエリアクランチな1st。昔のMETALLICAみたいで結構好きです。メンバーが14〜18歳という事で話題にもなったみたいです。
DEATH STARS Synthetic Generation Gothic ★★
2003年発表。スウェーデン出身のインダストリアルっぽかったりもする。あまり好きじゃないな。
  Termination Bliss Gothic ★★
2006年リリース。同上。
DEEP PURPLE In Rock Hard Rock ☆★★★★
イアン・ギラン及びロジャー・グローバーが加入した第二期と呼ばれる編成での1970年発表の4th。黄金の第二期メンバーにより作成された本作は彼らの(スタジオアルバムでは)最高傑作であり、HRの金字塔と言っても過言ではないです。全てのHM/HRファン必聴です。
  Machine Head Hard Rock ☆★★★★
前述In Rockと並び称される1972年発表の6th。恐らく世界で一番有名なHRナンバー“Smoke On The Water”収録の傑作です。これを聴かなきゃ始まらない。
  Made In Japan Hard Rock ★★★★★
恐らく世界で一番良く出来たLiveアルバムだと思う。1972年来日公演の模様を収めたRock史上最高のLiveアルバム。大阪厚生年金会館と武道館のテイクを収録したもので、鬼気迫るリッチーとジョン・ロードのプレイやイアン・ギランのシャウト共にDeep Perpleの最高傑作であると断言出来ます。全てのRockファン必聴です。
  Burn Hard Rock ★★★★
タイトルトラックはあまりにも有名な1974リリースの8th。イアン・ギランとロジャー・グローバーが脱退し、当時無名のデイビッド・カバーデールとTRAPZEに在籍中だったグレン・ヒューズが加入し素晴らしい歌唱を聴かせます。
  The Battle Rages On Hard Rock ★★★★
1993リリース。
  Come Hell Or High Mater Hard Rock ☆★★★
1994年発表のLive盤。結成25周年という事で黄金期である第二期のメンバーで作ったアルバム“The Battle Rages On”のヨーロッパ・ツアー。DeepPerpleのリッチー・ブラックモア最後の音源となってしまいました。日本公演を待たずして脱退、代役はジョー・サトリアーニでした。同じメンバーでもMade In Japanの出来には遠く及ばず、流石に20年経てば歳も取るよねってとこか。
DEF LEPPARD Hysteria Hard Rock ☆★★★★
1987年発表の傑作。リック・アレン(dr)が交通事故により左腕を失ったり、2年半以上のスタジオ期間、Rock史上最大の制作費という様々なエピソードの元製作された4thです。キャッチーなメロディー、一番好きな頃のアルバムです。“海女下痢でぇ(海女下痢でぇ)海に出れねぇ(今朝も下痢でぇ)”という空耳の傑作も聴けますよ。
  Adrenalize Hard Rock ★★★★
アルコールの大量摂取によりスティーブ・クラークが死去し、またも苦境に立たされながらも1992年に発表された5th。前作よりもラフでストレートな作風かな。
  Retro Active Hard Rock ★★★★
1993年に発表された企画盤。シングルのB面の曲を集め再レコーディングしたものと、未発表音源。髑髏の騙し絵のジャケットが印象的。。
  Vault Hard Rock ☆★★★★
1995年リリースの2枚組ベスト盤。
  Euphoria Hard Rock ★★★★
評価の分かれる問題作“S.L.A.N.G.”から一転、ポップでキャッチーな本来のサウンドに戻っての1999年発表7th。
DEICIDE Once Upon The Cross Death Metal ★★★★
1995年発表3rd。ストレートなDeath Metal。ジャケットと中身が非常に印象的です。ジャケットでは布が被せてあって血がにじんでるだけだけど、ページをめくると胸から下腹部まで切開され内臓を引きずり出された某神様が。
DEMONS & WIZARDS Dreamland Melodic Power Metal ★★★★
1999年リリース。BLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュとICED EARTHのジョン・シェーファーのプロジェクト。のっけからリフはミュートのスピーディーでリズミカルなジョン・シェーファー節丸出しでICED EARTHそのもの。でもボーカルラインはBLIND GUARDIANという不思議な感じです。まさに両バンドを足して2で割った感じなので、両方のファンだったら買いですぞ。
DEVIL DRIVER DEVIL DRIVER Heavy Metal ★★★
2003年リリースの1st。元COAL CHAMBERのデズ・ファファーラのバンド。イマイチ。ヘビーだしツボを押さえてるようで、実際はズレまくり。やっぱり消えない違和感は非純正ゆえか。
DGM Dreamland Progressive Hard ★★★★
2001年リリースの3rd。RHAPSODYやLABYRINTHに続くイタリアのHMバンドですが、スタイルはギターオリエンテッドなプログレッシブHMです。“YngwieとSymphony Xが存在したからこそDGMは存在する”とバンドの中心人物ディエゴ・レアリは語りますが、本作ではネオクラシカルな要素は時折見せる程度です。フュージョンっぽい感じも時々あり、ギターや曲のセンスが良い。アルバム最後にイングヴェイの“You Don't Remember, I'll Never Forget”が少しヘヴィながらもカバーされてます。アルバム(Trilogy)とLive(レニングラードや武道館)を混ぜた様なカバーで、Yngwie Fanはニヤっとしそう、上出来。ちなみにバンド名は、結成当時のメンバーであるディエゴ、ジャン、マウリツィオの頭文字。
  Hidden Place Progressive Hard ★★★★
2003年リリースの4th。前作よりもメロディアスな要素が後退し、その分メタリックな要素が色濃くなったな。前作の路線を期待してただけに肩すかされた感があったが、聴いてる内にこれはこれでありかなってなった。テクニカルで時にネオクラ風なギターに、プログレメタル然としたキーボード。プログレッシブメタルとしては良い出来だろう。前作のどこかメロディアスハードロックなとこはあまりないけど。
  Misplaced Progressive Hard ★★★★
2004年発表の5th。何となくメロスピとかメロパワ系のような曲。やっぱり前の音楽性を期待するとアレ?っと思うが、聴き込むとこれはこれで良いんだな。色んなスタイルをやってる気がするけどどれもそれなりに高い水準を保った出来だもん、ホント才能あるバンドだよな。歌メロが若干弱いが。ギタリストの功績だな。ギタリストやキーボーディスト以外の水準は当然並以上だが、決して最高ではない。
  Different Shapes Progressive Hard ★★★★
2007年発表。
DIMMU BORGIR Enthrone Darkness Triumphant Symphonic Black ☆★★★★
1997年リリースの3rd。ノルウェー出身のバンドで、Black Metalにシンフォニックなキーボードが特徴的です。CRADLE OF FILTHなんかよりはもっと激しいブラックメタル寄りかな。ブラストビートに大袈裟なキーボードが絡んで来る、シンフォニック・ブラックメタルのお手本でしょう。
  Godless Savage Garden Symphonic Black ☆★★★★
1998年リリースの企画盤。新曲4曲、Live3曲、カバー1曲の全8曲です。カバーはなんとACCEPTのMetalHeart!
  Spiritual Black Dimensions Symphonic Black ☆★★★★
1999年リリースの4th。音楽性は前作と変わりませんが、キーボードが幾分強くゴージャスなサウンドになった気がします。このせいか、少し篭ったサウンドではありますが。ギターを兼務してたシャグラットがボーカルに専念、アスタヌが後任を務めます。また、本作からデス声だけではなくクリーンな声も登場するのですが、これがまた美声で良いです。この美声は次作で正式に加入するヴォーテックスによるもの。正と悪、静と動、美と醜の様な対比ですな。そういえば、元THERIONのキンバリー・ゴス嬢が加入するもすぐ脱退しました。
  Pritanical Euphoric Misanthropia Symphonic Black ☆★★★★
2001年リリースの5th。ナガッシュはCOVENANTに専念する為に脱退、アスタヌ(ギター)にトヨダルフ(ドラム)も交換です。ベース&美声にBORKNAGARのヴォーテックス、ギターにOLD MAN'S CHILDのガルダー、ドラムにCRADLE OF FILTHのニコラスを迎えての本作は基本路線は変わらないものの、クオリティーが数段上がった気がします。ここのところ人気の売れっ子メタルプロデューサー、フレデリック・ノルドストロームとバンドの共同プロデュースですが、サウンドも構成も素晴らしい内容です。特に音質の向上により分厚いキーボードもクリアです。
  Death Cult Armageddon Symphonic Black ★★★★
2003年リリースの6th。シンフォニック・ブラックとも呼べる様な音楽性で、本作で聴けるオーケストラパートは全てプラハ・フィルハーモニック・オーケストラによる演奏です。これにより壮大なスケール感が演出されています。プロモーションビデオ(Progenies Of The Great Apocalypse)もお金をかけてるみたいで凄い格好良かったですね。あんなにトゲトゲの服は久々に見ました。前作に続きフレデリック・ノルドストロームとバンドの共同プロデュース。
  In Sorte Diaboli Symphonic Black ★★★
2007年リリースの7th。
DIONYSUS Sign Of Truth Melodic Power Metal ★★★★
2002年リリースの1st。NATIONのJohnny OhlinとLuca TurilliのSoloで歌ってたOlaf Hayerのバンドで、EDGUYのTobias Sammetがプロデューサー、Tommy NewtonがMixです。音楽性はMelodic Power Metalそのものって感じですが、微妙に着色されたJohnny Ohlinのセンスが心地良いです。ありがちなネオクラ・メロパワ系っぽいとこもあるけど、たまにキラリとNATIONっぽいキャッチーさやメロディーが煌きますぞ。
  Anima Mundi Melodic Power Metal ★★★★
2004年リリースの2nd。前作と同じ様な作風で、ところどころでNATIONっぽいメロディアスなプレイが聴けるんですが、ボーカルがチト弱いかね。ハイトーンになると線が細いというか、小ティモ的というか。まぁ、曲は良いです。#5や#9なんかは特にNATIONを思い出させるなぁ。LastのBonusTrack3曲は全て1st収録曲のDemoVersionで、蛇足。
  Fairytalls And Reality Melodic Power Metal ☆★★★
2006年リリースの3rd。何かもう、NATIONの頃の路線は期待出来ないのか。悪くはないし好きな音楽性ではあるけど、そんなに特筆する点もない。どうしてもJohnny OhlinにはNATIONのような音楽性を期待してしまう。
DISILLUSION Back to Times of Splendor Melodic Death ☆★★★★
2004年リリースの1st。ドイツ出身の3人組で、ギター・ベース・キーボード・ボーカル・作曲・等々を一人で手がけるVURTOXという中心人物のバンド。OPETHみたくProgressive Deathっぽいのかな。デス声と普通声の割合は半分くらいかね、1stにしてはでき過ぎってくらい良い内容です。Progressiveって事で10分以上の曲もあるけど、全然気にならないな。大袈裟なキーボードをバックにスラッシーなリフがあったり、バリバリの変拍子があったり、アコースティックギターにピアノやバイオリンみたいな箇所もあり、かなりプログレ色が濃いけどメタリック。プログレやプログレハードが平気な人は、聴いてみると絶対気に入ると思います。気持ち良い変拍子に気持ち良いギターソロ。リズム感や構成力やメロディー等、かなり良いセンスしてますね。演奏技術・歌唱力・作曲能力共に1stからこれくらいのクオリティーだと、次回作がかなり気になるなぁ。これくらいのクオリティーを維持できれば、OPETH以上のバンドにもなりうるんじゃないかね。
DISSECTION The Somberlain Black Metal ★★★★
1994年リリースの1st。壮言なキーボード、圧倒的なスピード、叫ぶ様なボーカル、邪悪なスタイルの原点がここにあります。
  Storm Of The Light's Bane Black Metal ☆★★★★
1995年リリースの2nd。こいつを聴いてブラックメタルに目覚めた気がする。北欧Melodious Blackの傑作です。
DISTURBED Ten Thousand Fists Heavy Rock ★★★★
2005年リリースの3rd。前作が結構売れたけど、本作はどうだったんだろう。ヘヴィなリフにキャッチーな歌メロが印象的。特にボーカルの個性が強烈なんだが、その分演奏面が弱い気がするんだよな。下手じゃないんだけど、個性がないというか。ギターソロなんかも殆どなかったり、あっても全然響いて来ない、ってのが前作の印象。本作では、ちょっと改善してて安心。この調子でギタリストもジャンジャン前に出てソロを弾けるようになるともっと良くなるんだけどな。どうでも良いけど、フィギュアで有名なマクファーレンが手掛けたアルバムジャケットは、どうも好きになれない。この点だけは2ndの方が良いね。
DIVINE FIRE Glory Thy Name Melodic Power Metal ★★★★
2004年リリース。イタリア出身でRHAPSODYチック。
DIZZY MIZZ LIZZY Dizzy Mizz Lizzy Hard Rock ★★★★
1994年リリースのデビューアルバム。デンマーク出身の3人組みで、音楽性は上品な格調高いっぽいHard Rockです。ヴォーカルとギター担当のティム・クリステンセンのセンスあるプレイや楽曲が実に心地良いです。たまにBeatlesっぽかったり、癖があったりもするんですが、それがまた良かったりします。そういや、Beatlesのディジーミズリジーはおじさんバンドの助っ人で良く弾いたなぁ。
  Live In Japan Hard Rock ★★★★
1995年リリースのLive盤。ビートルズみたいな伝統的な美旋律というか控えめなメロディーがとても魅力的。歌いながらのこのギタープレイについても凄いビックリ。メロディーメイカーとしてだけでなく、ギタリストとしても一級品です。とにかくティム・クリステンセンのライブパフォーマンスが素晴らしい。珠玉の名曲が損なわれる事なく堪能出来ます。そんなに期待してなかったギタープレイが割と盛り込まれてて、また嬉しい。割とブルージーなプレイです。ラスマスなんかが好きな人は是非こちらもお勧めです。
DJANGO REINHARDT DJANGOLOGY Jazz ★★★
2002年発表のベスト盤。1949年にイタリアでレコーディングされたものみたい。Jazzは良くわからんが、たまにはね。
DOKKEN Beast From The East L.A.Metal ★★★★
1988年の来日公演の模様を収めた2枚組みLiveアルバム。
  Dokken L.A.Metal ★★★
1994年リリースの5th。再結成後初のアルバム、イマイチ。
DOMAIN The Sixth Dimension German Metal ☆★★★
2004年発表の3rd。ドイツ出身ですが音楽性は何となく骨太でアメリカナイズされた感じかな。キーボードの雰囲気なんかもPRETTY MAIDSみたいな感じかね。ネオクラ系ギタリストにありがちな24のカプリースなんかも聴こえて来ますが、Axel Rittのギターはそんなにクラシカルではなく悪くはないです。全体的にも悪くはないんだけど、リフのパクリが目立つのは気のせいか?MOTLEY CRUEだのPANTERAだのJUDAS PRIESTだの出だしのリフがそっくりな曲がチラホラ。まぁ、その後の展開は全然違うんだけど、ちょっと鼻につくよな。
DOMINE Stormbringer Ruler Melodic Power Metal ★★★★
2001年発表の3rd。イタリアのバンドで一時期LABYRINTHへ参加したりしてたMorbyのオペラチックなボーカルが印象的。おぉ、ワルキューレの騎行だ、Stargazerだ。タイトルやジャケット通り、メルニボネの魔道皇帝と黒き剣のエルリック・サーガからの引用ですな。ムアコックの世界観が出ているかどうかは疑問だけど、好きな作品からの引用はやっぱ嬉しいし微笑ましい。
DON DOKKEN Up From The Ashes Hard Rock ☆★★★★
1990年発表のソロアルバム。Beast From The East発表後にバンドを解散し、本作をリリースします。何と言ってもジョン・ノーラムのギターとドン・ドッケンの歌唱の相性が良いです。全体的に煌びやかで叙情感のあるヨーロピアンな作風の曲が多く、ドンのクリアな声質がマッチしています。DOKKENとはまた違った魅力ですな。
DR.SIN Live In Brazil Progressive Hard ☆★★★★
Yngwieの“LIVE!!”に付いてた3曲入りミニアルバム。付録のワリにはかなり良かったです。
DRAGON FORCE Valley Of The Dammed Melodic Power Metal ☆★★★★
2003年発表の1st。ギターも中々巧いですが、とにかくテンポが速いのが特徴でドラムの手数も多く、ドラムだけを聴けばDeath Metalにも聴こえそう。ボーカルはこの手のバンドに多い線の細いハイトーンですが、メロディーはしっかりしており好感が持てます。楽曲の質も高く、まさかこんな新しいバンドがイギリスから出て来るとは思いませんでした。新世代メロスピ系とでも表現出来ようか、かつてのNWOBHMを引っ張って来たIRON MAIDENの様に新たなムーブメントを起こしHM/HRシーンを活性化してくれると尚良し。
  Sonic Firestorm Melodic Power Metal ☆★★★★
2004年リリースの2nd。これはもうスピード違反です。本作からBAL-SAGOTHのドラムが加入でブラストビートを随所に盛り込んでおり、尋常じゃないスピードをより引き立てます。今までありそでなかったメロパワ系のブラストにはビックリしましたが、これがまた心地良い、流行るぞきっと。ギターもキーボードもハモリのリードパートが多く、ピロピロしっぱなしのピロピロメタル。前作からの成長はあまり感じられないけど、今の路線はかなり気に入ってるから変に進化するよりは現状維持が嬉しいですな。そういえば、幾分POPというかキャッチーさが増したかも。
  Inhuman Rampage Melodic Power Metal ★★★
2005年リリースの3rd。何か飽きた。早くてピロピロしてるだけで、1stや2ndよりも内容はかなり薄い。
DRAGON LORD Rapture Black Metal ★★★★
2001年発表。TESTAMENTのエリック・ピーターソンを中心としたプロジェクトの一作目。シンフォニックな作風で中々良いです。ベイエリアスラッシャーがBlack Metalなんて面白いですね。シンフォニックで荘厳なオープニングから一転してヘヴィなリフが押し寄せ、絶叫型のブラック声が歌い上げる。全体的にシンフォニックなブラックメタルで、流石TESTAMENTの元ギタリストってだけあってクオリティーは高い。やはりギターワークには目を見張るものがあり、ベテランらしく安心して聴けます。スラッシャー特有のリズム感も幸いしてか、普通のシンフォニックブラックよっか多少個性的な仕上がりではあるね。しかし、35分くらいであっさり終わっちゃうのは物足りないな。
  Black Wings Of Destiny Black Metal ★★★★
2003年リリースの2nd。質の良いメロブラ。1作目はコンパクトなアルバムだったけど、本作はまぁ普通の長さ。メロブラに求めるものがうまく凝縮されてんだよな。ブラック声にクリーン声、ブラストにキーボード。ギターはさすがエリック、リフもソロも安心して聴けるナイスプレイ。
DREAM EVIL Dragonslayer Melodic Power Metal ★★★★
2002年リリースの1st。メロデス界の大御所プロデューサー、Fredrik Nordstromがギターとキーボードを弾く正統派HMバンドです。といっても、主役はリードギターを弾くGus G.でしょう。テクニカルでエモーショナルなギターは、そこいらの新人ギタリストとは明らかに別格。イングヴェイやウリ直系のヨーロピアン・クラシカルテイスト溢れる音色は、かなり心地良いです。また、太い声ながらも割と広いレンジで歌い上げるNiklas Istfeldtも健闘してます。さすが売れっ子プロデューサー、HMかくあるべしって感じの曲が多くそれが逆に嫌味に聴こえる個所も微妙にありますが、良い作品だと思います。
  Evilized Melodic Power Metal ★★★★
2003年リリースの2nd。
  The Book Of Heavy Metal Melodic Power Metal ★★★★
2004年リリースの3rd。ボーカルのNiklas Istfeldtが段違いに成長を見せた作品という印象。こんな超絶ハイトーンが出せたなんて知らなかった。歌いまわしや声質の使い分け等、前作までとは別人のようです。個人的にはリリースを重ねる毎に落ちて行くテンポのせいで、心が離れて行ってるんだよな。本作じゃ、ボーナストラックが1曲目だってんで割と話題になったけど、この1曲以外はみんなミドルテンポだもんね。しかし、ガス・Gのギタープレイだけはやはり良いのだ。
DREAMSCAPE 5th Season Progressive Hard ★★★
2007年リリース。ドイツ出身。時々TUBE前田っぽい歌声になる。音楽性はライトなプログレメタル。
DREAMTALE Difference Melodic Power Metal ★★★
2002年リリースの3rd。並なメロパワ。別段コメントが思い浮かばないな。ボーカルがちょっとショボいヘロヘロハイトーンで時々太くなったり、キーボードの使い方も少し恥ずかしいキラキラの仕方。
DREAM THEATER When Dream And Day Unite Progressive Hard ★★★★
1989年リリースの1st。1stからインテリジェンス溢れまくりです。RUSHをメタリックにアレンジした様なサウンドは、次作にてプログレハードのパイオニアとしての威厳を爆発させます。
  Images And Words Progressive Hard ★★★★★
1992年リリースの2nd。RUSHとEL&PとMETALLICAをごちゃ混ぜにした様な音楽性で、プログレハードブームの火付け役となった歴史的名盤。1曲目から最後まで全曲に渡り壮絶な緊張感が持続し、10分を超える大作も飽きる事なく聴く事が出来ます。ジェームス・ラブリエの歌唱も前任者より明らかに彼らのサウンドへ貢献しています。多くのフォロアーを産む事となった、プログレハードの記念碑的大傑作。
  Live At The Marquee Progressive Hard ☆★★★★
1993年発表の、ロンドンはマーキーでの模様を収録した、素晴らしい6曲入りミニLiveアルバム。
  Awake Progressive Hard ☆★★★
1993年にリリースされたケビン・ムーア(Key)最後の3rdですが、彼等にしてはあまりパッとしないアルバムの様に思えます。Dark&Heavyな作風により前作ほどのメロディーが後退しましたが、“Erotomania”等で聴かせる構築美やソロは圧巻。このアルバムのツアー、埼玉に観に行ききました。WOWOWの生中継で、俺写ってました。
  A Change Of Seasons Progressive Hard ☆★★★★
1995年リリースの30分近い組曲が話題となったミニアルバム。QUEENやPINKFLOYD、KANSAS、JOURNEY、DeepPurple等々のカバーメドレーなんかも入ってます。
  Falling Into Infinity Progressive Hard ★★★★
前作“Awake”でのダークな作風から一転し、プログレッシブ色の強い1997年発表の4th。
  Once In A Live Time Progressive Hard ★★★★★
1998年パリで行われたLiveの模様を収めた素晴らしい2枚組アルバム。ライブでも衰えるどころか、更に増して行く構築美には脱帽です。
  Metropolis Pt.2:Scenes From A Memory Progressive Hard ☆★★★★
1999年リリースの5th。Liquid Tension Experimentに参加し、気心の知れたジョーダン・ルーデスが加入して初のアルバム。また歴史的名作となった2ndアルバムのハイライト“Metropolis-Part1 The Miracle And The Sleeper”の続編という事で、彼等初のコンセプトアルバムとしてリリースされました。
  Live Scenes From New York Progressive Hard ★★★★★
凄いとしか言えません。圧巻。2000年に行われたLiveで3枚組として2001年にリリースされました。また、アメリカで本作リリースと同日に同時多発テロが起こり、貿易センタービルを含むニューヨークが火に包まれているアルバムジャケットが話題になりました。
  SixDegrees Of Inner Turbulence Progressive Hard ★★★★
2002年発表の2枚組6作目。前作は超えていないのではなかろうか。でも、東京国際フォーラムのLiveは100点満点、最高でした。
  Train Of Thought Progressive Hard ★★★★★
2003年発表の7th。10分超の大作がずらりと揃ってますが、アルバム全体の完成度は決して落ちていません。物凄いインストゥルメンタルパートなんか毎度の事ですが、本作では特にジョン・ペトルーシが弾きまくってる気がします。METALLICAのBlackendの歌メロをチラリと聴かせる様な遊び心は、計算し尽くされた技巧の中でこそ余計に威力を発揮します。音楽性は前作の様な実験的要素は少なく、ヘヴィでアグレッシヴなプログレッシヴメタルですが、それでいて荘厳だったりクラシカルな個所をジョーダン・ルーデスが盛り上げ、その辺のフォロアーでは到底到達する事の出来ない域にまで達しています。ジェイムズ・ラブリエのボーカルパートはあまりFeatureされていない様に思えますが、随所で地味に貢献しています。ボーカルも上手い、演奏力は最高、音楽性も完璧。こんな素晴らしいバンドは滅多にありませんぞ。
  Octavarium Progressive Hard ★★★★
2005年発表の8th。8thという事でOctってんで8曲入りな訳だが、4曲目まではパッとしないというか落ち着いた曲というか、まぁ要するに薄味です。オープニングの#1は過去の曲の焼き直しってか続きってか、Glass Prisonのシリーズ。#2と#4はポップというか彼等にしてはキャッチー過ぎる曲で、#3はミドルテンポで変拍子なしのストレートな普通の曲。#5のPanic Attackや#6のNever Enoughは結構アップテンポで好感触。#7と#8は感想としては似たような感じで、前半は静かな雰囲気で微妙に退屈かも。しかしタイトルトラックであるOctavariumは特にそうなんだが、中盤からのそれぞれの楽器が複雑に絡み合って織り成すハイテンションなパートや、後半のアルバムを締めにかかるエモーショナルな展開等、素晴らしい彼等の醍醐味が続く。やっぱ演奏力の高さと計算し尽くされたというか創り込まれたインテリジェントな楽曲は、彼等の最大の武器ですな。 しかし毎回超高レベルなリリースを重ねる彼等にしては、割と地味な作品だと思う。期待し過ぎなのか。
  Systematic Chaos Progressive Hard ☆★★★
2007年発表の9作目。Roadrunner Records移籍第一段で、音楽性はOctavariumの延長線上かね。ミドルテンポでヘビーで暗めな曲が多いかな。中盤から後半はなんとなく盛り上がりに欠け、割と地味な印象。終盤に盛り返すが、全体的には微妙な内容だな。
DREAM THEATER OFFICIAL BOOTLEG Live In New York '93 Progressive Hard ★★★★
2枚組みのライブアルバム。Images & Wordsのツアーだが、まだ発表前のA Change Of SeasonsやEveがLiveバージョンで聞ける。という事はケビン・ムーアが弾いてるって事。
  The Number Of The Beast Progressive Hard ★★★★
IRONMAIDENの名作を丸々カバー。
DREAM TIDE Here Comes The Flood Melodious Hard ★★★★
“ヴォーカルがトミー・ハートだったらなぁ...”と思う2001年リリースの1st。FAIR WARNINGやZENOライクな音楽性でメロディは素晴らしいけど、かなり無理してる様に聴こえるヴォーカルが難点。SkyGuitarを参考に開発した新ギター“NCC-1701H”がウリ直系の素晴らしいギターソロを聴かせます。
  Dreams For Daring Melodious Hard ☆★★★★
2003年リリースの2nd。前作と同じ作風で期待通りの出来ですが、幾分スケールアップしたサウンドですね。前作で感じたボーカルの違和感もほぼなくなり、珠玉のメロディーを堂々と歌い上げてます。ヘルゲのギターは、ウリ・ロートのそれをより現代的に解釈したかのプレイで、NCC-1701Hのハイフレットで爪弾かれる美旋律はとても文章に出来る様な代物ではありません。たまにJimi Hendrixのフレーズを登場させるという遊び心もギタリストには嬉しいですね。正直言えば、後半のFAIR WARNINGなんかよりも全然こちらの方が良いと思いますね。
DUFF MCKAGAN Believe In Me Punk

☆★★

これはパンクですな。
DYECREST The Way Of Pain Heavy Metal

☆★★★

2004年発表、フィンランド出身。何かヘロヘロ声がB級っぽい。メロパワっぽい音楽性も、イマイチパッとしないなぁ。ギターもヘタウマってんかね、テクニカルっぽくピロピロやってはいるが微妙。もう少しアカぬけると良くなんじゃねぇかな。ピート・シールクがプロデュースしてます。

 

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