★★★★★=傑作
★★★★=良質
★★★=佳作
★★=微妙
★=駄作
(☆はプラスアルファ)

ARTIST TITLE CATEGORY REVIEW

COMMENT

BACKYARD BABIES Total 13 + 4 Heavy Rock ☆★★★★
1997年リリースの2ndで日本デビュー作。これは、かなり好きです。初めて聴いた時はビビリました。若いのにガンズばりにオーラ出てます。北欧Rock'nRollシーンを揺るがせた日本デビューの2nd。
  Making Enemies Is Good Heavy Rock ☆★★★
2001年発表の3rd。“21世紀のアペタイトだ!”という宣伝文句は大袈裟かな。前作ほど爆走Rock'Rollって感じではないですが、これはこれでいいです。
  Live Live In Paris Heavy Rock ★★★★
2005年発表のLive盤。パンキッシュながらもキャッチーなメロディーラインが多く、勢いのある楽曲ばかりなんで、イントロ含め17曲あるけど一気に聴けます。ライブという事で多少演奏はラフというか大雑把にはなるけど、彼等のような音楽性ではそれが逆に醍醐味になり、格好良さが増す事に繋がるんだな。こうゆうのを聴いてると、純然たるギタリストではなく、ボーカリストとしてバッキングを弾くってのも格好良いなぁと思う。HANOI ROCKSから続く北欧ロックンロール史はいま彼等が受け継ぎ、更に進化しているのだ。楽曲もルックスも素直に格好良いなー。
BAL-SAGOTH Melodious Black ★★★
冗談かと思うような、ピコピコBlack。ドラクエとかRPGみたいな世界観。
BEFORE THE DAWN Dead Light Melodious Death ★★★★
2003年リリースの4th。フィンランド出身。
BILLIONAIRES BOYS CLUB Something Wicked Comes American Hard Rock ☆★★★
マーク・ボールズとアンダース・ヨハンソンの元Yngwie組に、元ACCEPTのヨルグ・フィッシャーと後でHammerFallに加入するマグナス・ローゼンのプロジェクト。実際は盟友マルセル・ヤコブが殆どのベースをプレイしてはいるんですが、最後の最後でTALISMANの契約関係のゴタゴタとそもそもバンドの音楽性自体に共感出来ぬという事でレコーディング中に脱退しましいた。メンバーから察するに北欧だとかヨーロピアンなメタルを想像したけど、実際は割りとアメリカンな明るい作品。ACCEPTだとかYngwieの音楽性を期待すると痛い目にあいます。正直俺はそっちを期待してて、初めて聴いた時は大層ガッカリしたのを良く覚えてますが、これはこれで実に良い内容なのです。LAメタルっぽかったりする箇所も。しっかし、マーク・ボールズの伸びやかな歌唱は素晴らしい。トリロジーよりも生き活きしてて、活気がありYngwieに押さえ付けられるのよりもこっちの方が気持ち良さそうに歌ってんね。それにしても“邪神降臨”なる邦題は如何なものか。
BILLY JOEL 52nd Street Pop ★★★
1978年リリース。Honestyは不朽の名曲という事で、HRではないけど載せました。胸を締め付けられるほど切ない歌詞やメロディーは、メロディアスHR好き以外の洋楽ファンにもお勧めです。
BISCAYA Biscaya Scandinavian Metal ★★★
1984年リリース。レコードが廃盤となっており、マニアの間ではかなり有名な幻の名盤のリマスターCD復刻版です。でっかいトカゲに凛々しい筋骨隆々の原始人みたいのが乗ってる勇ましいジャケットの割りには、軽いギターに爽快なキーボードの北欧ロック。レインボー風ってかSpot Light Kidsみたいな1曲目、もの悲しいバラード、軽〜いポップな曲やクラシカル調だったりフラメンコ調だったりするアコースティックギターの曲と、バラエティー豊かな内容です。
BLACKMORE'S NIGHT Shadow Of The Moon 中世風トラッド ★★
1997年リリースの1st。俺はこんなリッチー聴きたくねぇ!1〜2曲聴く分には良いですが、アルバム通して聴くにはかなり退屈でした。
BLACK JESTER Welcome To The Moonlight Circus

Progressive Hard

☆★★★
イタリア出身バンドの1994発表2nd。ちょっとマイナー臭いですが、結構好きです。ギタリストとキーボーディストには凄い才能を感じます。伝統的なイタリアンプログレにネオクラシカルなギターが乗るのは、今でこそSYMPHONY Xなんかの影響で珍しくもなくなってはいるが、当時は結構物珍しかったものです。そういやこれは、二十歳の誕生日を迎えたハワイで、タワーレコードへCDを漁りに行った時に買ったんだよな。数年前にBURRN!の輸入盤のレビューで見て気になってたのを、良く覚えてたもんだ。DreamTheaterへイタリアンな気品とネオクラシカルな要素を注ぎ込み、おもくそB級に落とした感じとでも表現出来ようか。変拍子が多く曲も良いんだけど、ボーカルがヘボいんだよな。ジャケットもヘボいけどそれなりに幻想的、ナポリターンな感じ。
BLACK SABBATH Paranoid Heavy Rock ★★★★
1970年リリースの2nd。War Pigs、Paranoid、Ironmanといった名曲が聴けます。オジー時代のオリジナル・サバスは他と比べてやっぱり“暗黒さ”というのの桁が違うと思う。ロニーやトニーも良いけどそれはキャッチーなハードロックとしての魅力ではないか。ギーザー・バトラーが大ヒットした1920年代のホラー映画から命名したバンド名は、ホラー映画がヒットする=人は恐怖を求めている、と解釈しそれにあやかったから。確かにホラー映画のような暗く重たいダークな雰囲気は後の後続達へ大きな影響を与えました。
  Cross Purposes Heavy Rock ☆★★★
1994年リリース。ロニーが脱退しトニー・マーティンが復帰しての本作、音楽性もドラマチック路線に戻し、ジャケットも格好良い。前作DEHUMANIZERではロニーとギーザーが戻ったにもかかわらず、変なモダンヘヴィネス風味で凄い評判悪かったもんね。全体的に地味な印象があるけど、I WitnessやCross Of Thornsなんかは中々格好良いです。良い声だなー。
  Reunion Heavy Rock ★★★★
1997年12月5日バーミンガムN.E.C.で行われた再結成Live。ブラックサバスってあんまし思い入れがないんですが、嫌いではないです。アイアンマンとか有名なのしか知りませんが、こうゆうスローで暗いのはあまり好きではない傾向があります。
BLIND GUARDIAN Battalions Of Fiar

German Metal

☆★★★
1989年リリースの1st。プロデューサーにDESTRUCTION等で有名なKalle Trappを選んだ効果なのか、随分とスラッシュっぽい曲があります。初期METALLICAやIRONMAIDENからの影響を強く感じるB級メタルだけど、所々で荒削りながらも後のブレイクを予感させる箇所がありますね。全体的にノリが良く捨て曲も見つからず、最後まで一気に聴けます。
  Somewhere Far Beyond

German Metal

★★★★
1992年リリースの4th。German MetalとしてHelloweenに並び称されるまでになった彼等の4th。本作が一番好きかな。Speed、クワイヤ、MelodyとGerman Metalの醍醐味が味わえます。指輪物語やエルリック・サーガ等のお約束ファンタジーも満載です。
  Imaginations From The Otherside German Metal ★★★★
1995年発表の5th。ヨーロッパで大ヒットした出世作ですな。METALLICA(Master Of Puppets/・・・And Justis For All)だとか初期のPRETTY MAIDSも手がけたデンマーク人の名プロデューサーであるフレミング・ラスムッセンの手腕なのか、前作よりも音質の向上やスケール感の増大といった変化が見られ、音楽性にも微妙な変化を感じます。大筋は一緒だけど、前作までのわかりやすいジャーマンメタルな勢いだけでなく時にプログレッシヴ的な展開も取り入れてます。
  Nightfall In Middle-Earth German Metal ☆★★★
1998年発表の6th。お約束の“指輪物語”をモチーフにしたコンセプトアルバムです。曲の繋ぎとしてのSEがアルバム全体の流れをうまくまとめてます。が、俺には蛇足でしかないな。つまらんセリフとか、変な音なんかは純粋にいらないんだよな。一回目は新鮮で良いけど、すぐ飽きる。何回も聴いてるとうざったくってしょうがなくなるんのだ。まぁコンセプトアルバムだからしょうがないのか。
  A Night At The Opera German Metal ★★★★
2002年リリースの7th。アルバムジャケットはヘボいですが、音楽性は相変わらずです(いい意味で)。相変わらずなのがマンネリっぽくって微妙ではあるが、まぁ前作みたくつまらんSEは少ないから、まだ聴けるんだな。クワイヤだのハンズィのアノ声だのドラマチックな音楽性だの、大袈裟過ぎるってか大仰過ぎるんだがコレが彼等のオリジナリティーなのか、やっぱこうじゃねーとなってのはあるんだけど。
BLOODBATH The Fathomless Mastery Death Metal ☆★★★
2008年リリース。OPETHのミカエルがVocalでかつてはEdge of SanityのDan Swanoも在籍しててでこのバンド名だから過度の期待があったが、まぁ内容は普通かな。デスラッシュっぽくもあるメロデスかね。メロデスっても、カーカスみたいな初期の感じね。Old School Deathってやつなんかね。ジャケットの目ん玉えぐられて苦悶の表情の、ガリガリにやせ細った爺さん達が印象的。パンイチで変なポーズ。
BLUE MURDER Blue Murder Hard Rock ★★★★
1989年リリースの1st。Tygers Of Pan TangやThin Lizzyでの活動で知られるジョン・サイクスが、White Snake脱退後にカーマイン・アピス(D)、トニー・フランクリン(B)と共に結成したバンドです。ボブ・ロックが良いプロデュースをしてますね。良質なブリティッシュHRです。
  Nothin' But Trouble Hard Rock ☆★★★
1993年リリースの2nd。前作よりもややPOPになった気がします。ジャケットの小僧はジョン・サイクスの実の息子。
BLUE OYSTER CULT Blue Oyster Cult Hard Rock ☆★★★
1972年リリースの1st。Heavy Metalの先駆者のオカルティックなデビュー作です。でも中身はHeavy MetalってかHard Rock。格好良いジャケットで、音楽性はちょっとホラーっぽいけどSabbathなんかよっか全然アップテンポでキャッチーです。Sabbathみたいなドロドロではなく、何となくクトゥルーっぽい感じのホラーみたいな。
BON JOVI Runaway Hard Rock ☆★★★★
俺は一番好きな1984年リリースの1st。Melodiousで時に哀愁漂わせるHard Rockです。イントロの短調なキーボードが印象的な名曲Runaway、Hard Popとも言えるほどのキャッチーさを持つShe Don't Know Me、ドラマチックなHRチューンであるBurning For Love、個人的には一番気に入ってるCome Backからアルバム最後を飾る底抜けに明るいアメリカンなGet Ready。New York出身なのにGet Ready以外はアメリカっぽさが全然なく、全体的にヨーロピアンな雰囲気な本作、薄い曲もあるがどれも良い曲ばかりです。彼等の作品の中でも特にポジティブな意味で異質なアルバムといえよう。
  7800゜Fahrenheit Hard Rock ☆★★★
1985年発表の、あまり聴く頻度は多くないけど中々好きな2nd。ScorpionsやKISSとのツアーからHeavyな音作りを学び取ったそうで、言われてみれば少しHeavyになってるのか、まぁ垢抜けた感じはするかな。イントロIn and Out Of Loveは後の音楽性へのアプリオリ、続くThe Price Of LoveとOnly Lonelyは哀愁に満ちた1stアルバムの路線で書かれた曲、いかにも売れそうな曲でキャッチーさでの成長の度合いが垣間見れるSilent Night、サビだけで更なる日本での人気向上を狙ったTokyoRoad。他にも実験的な曲があり一般的に評価の低い作品ですが、地味ながらも味わい深いアルバムです。
  Slippery When Wet Hard Rock ★★★★★
1986年リリースの多分一番お薦めな3rd。コレはもうホントHR史上最上級の名作だと断言しよう。プロデューサーがブルース・フェアバーン、エンジニア&ミックスがボブ・ロックで、素晴らしい仕事をしています。なんといってもデスモンド・チャイルド提供のLivin' On A Prayer、You Give Love A Bad Name、With Out Loveが素晴らしい。バンド内だけでなくプロデューサーやソングライターのとケミストリーが、まさに最大限にまで高まった瞬間の作品です。捨て曲が見付からない、80年代Hard Rockの代表作ですな。前作までの胸が締め付けられるようなヨーロピアンでウェットな雰囲気が随分後退し、全体的にアメリカンな明るさ目立つのが印象的。土臭いブルースっぽさを少し意識したWanted Dead Or Aliveなんかは、次作での方向性を微妙に示しているのかね。With Out LoveやNever Say Goodbye辺りのLove Songでは、前作のSilent Nightからの更なる成長が伺える。未だにLet It Rockの大袈裟なイントロのキーボードを聴くたびにワクワクしてしまう、大好きな作品です。コレを女に聴かせて食いついてこなかったら、Hard Rockを聴かせるのは諦めたほうが良いかもしれないぜ。捨て曲なしどころか、全曲名曲。
  New Jersey Hard Rock ☆★★★★
1988年リリースの多分二番目にお薦めな4th。前作同様ブルース・フェアバーン&ボブ・ロックのプロデュース/ミックスで、デスモンド・チャイルドがBorn To Be My Baby、Bad Medicine、Blood On Blood、Wild Is The Windを提供。全体的には前作をよりゴージャスにスケールアップした感じではあるが、特筆すべきは原点回帰感。前作のWanted Dead Or Aliveで聴く事の出来た土臭さの割合が増しアルバム全体にチリバメられ、アルバムタイトルであるNew Jerseyとも結び付き成熟/安定感を生んでいます。貫禄さえ見られる、成長した彼らの代表作。彼らの音楽性の流れとしては、一度ココで区切る事が出来るのかな。
  Keep The Faith Hard Rock ★★★★
1992年リリースの5th。初めて買ったBURRN!にはこいつがレビューされてました。Slippery When WetにNew Jerseyとで天文学的セールスを記録し、長期にわたるワールドツアーの果てに燃え尽きてしまい、バンド分裂の噂が流れながらもリリースされた本作。世間じゃオルタナブームの中で発売されたこの本作では、前作までとは違った落ち着いた感じがします。大きな音楽性の変化が賛否両論ではあったけど、個人的にはやっぱり華がなくなってしまったのが残念。だがしかし、正直#1のI Believeから#7のDry Countyまでは良い曲ばかりで、流れ的にも良質なアルバムであるとはいえる。後半ちょっとダレる感じがしはするが、この時点での彼らのやってる音楽性と俺の彼らへ求める音楽性は、許せる範囲の相違ではあります。このアルバムのハイライトは、間違いなくDry County。彼等にしては珍しい10分近い大作で、感じとしてはWanted Dead Or Alive系といえなくはないんだが中間部分でのインストパートが結構凝られてて、リッチー・サンボラのギタープレイが存分に楽しめる。プログレッシブとはとても言えないが、ドラマチックに展開して行くソロパートは必聴ですな。ここら辺がジョンのリッチーに対するFaithなんかね。
  This Ain't A Love Song Hard Rock ☆★★★
素敵なバラードです。
  These Days Hard Rock ☆★★★
1995年発表の6th。Bassが抜けて初のアルバム。前作以上に落ち着いた気がしたのは俺だけではないはずです。
  Crush Hard Rock ☆★★★
2000年リリースの7th。完璧に落ち着きました。最初はイマイチだったけど、聴いてく内に結構良くなって来ます。円熟の域に達したAdultながらもCatchyなアルバム。
  Bounce Hard Rock ★★★★
2002年発表の8th。やはり落ち着いてますな。今後もずっとこの路線で行くんでしょうね。昔ほどの魅力は感じませんが、こうゆうのもたまにはいいです。
BORKNAGAR The Archaic Course Black Metal ☆★★★★
1998年発表の3rd。ARCTURUS/ENSLAVED/GORGOROTH/MOLESTEDというノルウェーのブラックメタルバンドのメンバーが集まって結成したバンド。といっても、全編に渡って殆どクリーンなボーカルなんでブラックメタルといって良いのかどうかは解りませんが。後にベーシストとしてDIMMU BORGIRに加入するI.C.S. Vortexの魅力的な美声が堪能出来ます。とにかく、心を奪われる様なVortexのボーカルは必聴ですぞ。
  Quintessence Black Metal ★★★★
2000年発表の4th。音楽性は前作の延長線上です。曲の質がやや落ちた気がするも、良い出来には変わりないです。Vortexのボーカルは前作よりもデス声の比率が上がってますが、やはり素晴らしい。時にヨーロッパの宗教音楽ってのか、聖歌隊のような音階やクリーンボイスを発するVortexに、オルガンが絡んで来たりと、相変わらず良いセンス。
  Empiricism Black Metal ☆★★★★
2001年発表の5th。I.C.S. Vortexが抜け、Vintersorgが加入です。Vortexの特異な歌唱スタイルからの脱却が、どのような変化を生むのか結構不安でしたがそれは杞憂にすぎませんでした。VintersorgのスタイルはVortexのそれと近いものがありますが、やはりクリーンボイスの声質に違いがあります。何となく普通のパートを歌っているHansi Kursch(Blind Guardian)みたいな感じ。前作まで目立っていたオルガンも本作からはピアノに変わり、雰囲気が荘厳になってます。
BOSTON Walk On Progressive Hard ★★★★
1994年発表、8年ぶりの4th。前作も8年ぶり次作も8年後だから24年でアルバム3枚ってのも凄い、トム・ショルツとかウリ・ロートとか、天才のスタンスってのは長いのね。代表的な産業ロックですがプログレッシブ的手法がうまく融合し、メロディアスな音楽性に磨きをかける。Hand clapsはNot a drumでHammond & LeslieはNot a synthesizer、PianoはNot a samplerやアナログテープで録音しただの徹底したこだわりを見せるとこはさすがMIT出身のインテリ、個人的にこうゆうのは凄い好き。8年間を費やすだけはある充分過ぎるほど計算し尽くされた、スケールがでかいながらも美しい楽曲はまさに天才博士が作り上げた芸術作品です。
BRAIN STORM Metus Mortis Scandinavian Metal ★★★★
2001年リリースの4th。GermanyのバンドでBLIND GUARDIAN風かも。
BRAZEN ABBOT Live And Learn Scandinavian Metal ★★★★
1995年リリースの1st。Baltimooreのニコロ・コツェフのプロジェクト。HardなナンバーをTechnicalなGuitarとMelodiousなVocalが盛り上げます。グレン・ヒューズ、Goran Edman、トーマス・ヴィクストロームがVocal、BassがYngwieんとこでちょっとやってたスヴァンテ・ヘンリソン、KeybordとDrumがEUROPEからミック・ミカエリとイアン・ホーグランド。こうして見ると結構豪華なメンバーですね。2ndではグレン・ヒューズとジョー・リン・ターナーが交代してます。
BREED77 Karma Flamenco Metal ★★★★
2001年リリース。フラメンコメタルの初期作品。ここでは今ほどフラメンコ調ではなく、結構モダンなへビーロックをやってる。
  In My Blood -En Mi Sangre- Flamenco Metal ★★★★
2006年発表。
  Un Encuentro Flamenco Metal ★★★★
2007年発表。
BRIDE ADORNED Blessed Stillness? Heavy Metal ☆★★★
2004年リリースの1st。とってもクラシカルでオペラチック。ネオクラシカルってよっかネオオペラチックってとこだろうね。大仰なボーカルに大仰な演奏が、ドラマチックな曲を盛り上げる。8人もコーラスがいるんだとか。ちなみにボーカルとドラムがTOCのメンバー。
BROTHER FIRETRIBE Heart Full Of Fire Melodiaus Hard Rock ★★★★
NIGHTWISHのエンプのプロジェクト。LEVERAGEのボーカルが歌い、なかなか完成度の高いメロディアスなHard Rockをやってる。古き良き産業メタル的な音楽性で、JOURNEYとか好きならお薦め。21世紀にこんな音楽は、良い意味でかなりのノスタルジー。
BRUCE DICKINSON Tattooed Millionaire Heavy Metal ★★★
1990年リリースのSolo1st。ヤニック・ガースがGuitar、プロデューサーがクリス・タンガリーデス。Popな曲やMelodiousな曲もあり、IRON MAIDENで出来ない事をやりたかったって感じですな。
  Alive In Studio A Heavy Metal ★★★★
1995年リリースのLive盤。ロイZもいい仕事してるなぁ。“Alive At The Marquee Club”というボーナスアルバムと2枚組みです。やはりIRON MAIDENのVocalはやはり彼が一番適正じゃないかな。
  Skunkworks Heavy Metal ☆★★★
1996年リリースの3rd。期待してた音楽性とは違った感じですが、悪くはないです。
  The Chemical Wedding Heavy Metal ★★★★
1998年リリースの5th。前作Accident of BirthでMetal路線へ回帰したと話題になりましたが、本作は更にモダンヘヴィネスっぽくなってます。一時期のJudasPriestやDIOみたく嫌味ではないのが救いですね。結構良い。
BULLET FOR MY VALENTINE Bullet For My Valentine Heavy Metal ☆★★★
2005年発表、音源6曲とPV2曲の日本でビューEP。ウェールズ出身で、PANTERAだのMACHINE HEADだのKILLSWITCH ENGAGEに影響を受けたという。悪くはないんだが、ボーカルの声質がやけに青いというか小僧っぽいってか若過ぎるってか。コーラスのデス声みたいのは良いのに、何かこのリードボーカルの声質が鼻につくんだな。
BURDEN OF GRIEF Fields Of Salvation Melodic Death ★★★★
2003年リリースの3rd。ドイツ出身で音楽性はオーソドックスなMelodic Death。プロデューサーがトミー・ハンセンで、荒削りながらも随所に光るsenseは感じます。
BURIED DREAMS Perceptions Melodic Death ★★★★
2000年リリースの2nd。メキシコのバンドで、音楽性はドラマチックなMelodic Deathですね。良いね〜なんて思って聴いてたらFredrik Nordstromがプロデュースしてます。IN FLAMES meets RHAPSODYといった感じかなぁ。Buried Dreamsってなんだっけって思ってたんですが、Heartwork(CARCASS)の1曲目でしたね。
  Necrosphere Melodic Death ★★★★
2003年リリースの3rd。時としてIRON MAIDEN風なリフが聴えたりと、前作同様ナカナカの出来です。メキシコも結構盛んなのかな?
BURNING POINT Feeding The Flames Melodic Power Metal ☆★★★
2003年リリースの2nd。フィンランド出身なのに、キラキラメロパワ系ではなくオーセンティックなHeavy Metal然とした音楽性で、専任キーボーディストがいないという珍しい構成。何となく消化不良というか、垢抜けない感じがします。ギターソロから微妙に感じるYngwieっぽさは気のせいだろうか。グラハム・ボネットや西城秀樹でお馴染み“Night Games”のカバーを収録してます。フロントマンのPete Ahonenは名前が印象的。アホネン。
BURZUM Det Som Engang Var Black Metal ★★★
1993年リリースの2nd。ノルウェー出身のCount Grishnackhによる一人ブラックメタルバンドです。Black Metal創世記とでもいうのか、俺は丁度本作がリリースされた頃、ほぼリアルタイムで聴いています。当時やってたバンドのボーカリストがこういったExtremeなモノが好きで、勧められて聴いたんですがまったく理解出来ず。10年ぶりくらいに聴いてみると昔ほど悪くは感じませんでした。Count Grishnackhはインナー・サークルによるサタニック・テロリズムが有名になったMEYHEMのEuronymous殺人事件の容疑者として逮捕され、1994年に懲役21年の禁固刑で服役中。生きながら伝説の人となりました。地元の人に聞くと“刑務所内の自由時間に楽器の練習をするのはOK、拘留休暇(長期収監になると、1年に2週間くらい家族のもとに戻れる制度がある)の間になら音楽活動もOK。収監中に曲を書くのもOKで、それを外部に発表するのもOK。ただ本人がレコーディングしたり、演奏活動したりするのはだめ。”との事。獄中でニーチェを読み漁ってるそうなんでなんかすごくなって復活しそうですね。このCount GrishnackhことVarg "Greven" Vikernesがオスロの住宅街を歩いているところを見たことがあるそうですが、「え?これがグレーヴェン?」て感じの、小柄で地味な青年だったそうです。

 

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