★★★★★=傑作
★★★★=良質
★★★=佳作
★★=微妙
★=駄作
(☆はプラスアルファ)

ARTIST TITLE CATEGORY REVIEW
COMMENT
AC/DC Ballbreaker Hard Rock ★★★★
1995年リリースの12th。ブレザーに短パンで狂ったように頭を振ってギターを弾くアンガス・ヤング。
ACES HIGH Ten 'n Out Hard Rock ★★★
1994年リリース。イギリス出身で、ちょっと地味でメロディアスなハードロック。全体的に印象が薄く、これといってkillerチューンもない。質は悪くないんだが、フックに欠けるってんかね。
ADAGIO Underworld Neo Classical ☆★★★
200年リリースの2nd。フランスのStephan Forteのバンドで、前作はRichard Anderssonが参加してたな。音楽性はネオクラを基調としたプログレメタルで、かなりSymphony X的と言える。Symphony Xよりもクラシカルでギターオリエンテッドだな。テクニックはあるんだが、楽曲そのものが弱いんだよな。ピアノやストリングスの演出にギター主導の音楽性は好きなんだが、ボーカルも普通だし歌メロも弱い。ネオクラで演奏力もあるのに何故かインストパートが退屈な傾向があるのは、やはりプログレッシブのベクトルが微妙に違うのかなぁ。時々は格好良いんだけどな。
ALCATRAZZ No Parole From Rock'N'Roll Neo Classical ☆★★★★
RAINBOW〜MSGを経てGraham Bonnetが結成したバンド。Swedenから渡米しSTEELERで活動してたYngwie MalmsteenをGuitarに迎え1983年にリリースされた本作(1st)は、全曲が彼の手によって書かれており、後にRising Forceでもプレイされる“Jet To Jet”や“Hiroshima Mon Amour”、“Kree Nakoorie”が収録されてます。
  Live Sentence Neo Classical ☆★★★★
1984年の来日公演。後にRising Forceの1stに収録される“Evil Eye”やRAINBOWで有名な“Since You've Been Gone”・“All Night Long”が聴けます。“Yngwie On Stage!”って感じですが、憧れのRitchie気分なのか、RAINBOWっぽいプレイが多く聴けて微笑ましいです。
ALLAN HOLDSWORTH SESSION Conversation Piece Jazz/Fusion ☆★
1992年発表。20分くらいの曲が3曲に10分くらいの曲が1曲。“限定的フリー・フォーム・ジャズ”との事ですが、俺にはまったく理解出来ず。ライナーに“明確なスウィング・ビート(ジャズ・ビート)、あるいはロック・ビートの上に、非常に穏やかでオープンではあるがトーナリティの焦点を保っている和声的なバック・グラウンドを作り、そこでポリフォニックなフリー・インプロヴィゼイションが行われる音楽”との説明がありますが、何が何だか全然わかりません。こうゆうのは苦手だな。
ALMAH Fragile Equality Melodic Power Metal ★★★★
2008年リリースの2nd。エドゥー・ファラスキーのソロプロジェクト。音楽性はやはりANGRAライクなメロパワ系。なかなかギターオリエンテッドで、良いですな。テクニカルだし、メロディーのセンスも良い。ツインリードなんかはラファエロよりもうまい分、ANGRAよっか思い切ってる。弾いてるのはNIGHTWISHのエンプか。キコもホントはこれくらいやりたいのかななんて、ゲスな勘ぐりか。
ALTURA Mercy Progressive Hard ★★★★
1996年リリース。Magna Cartaでも初期のリリースで、上品なプログレハード。キーボードが強く、若干フュージョン寄りかもね。ピアノで静かに始まるオープニングにグッと引き込まれた。全体的にサラッとまとまっており、重すぎずって感じか。綺麗な音造りはなかなか好感が持てるが、何かが足りないんだよな。割といい線行ってんだけどね。いずれにせよ、次作が楽しみ。
AL Di MEOLA The Infinite Desire Jazz/Fusion ★★★★
1998年発表。タイトルトラックやBeyond the Mirageは曲名からして幻想的で素敵です。JazzだとかFusionってのは苦手ってかあまり接した事がないんですが、結構良いもんですね。ボーっと聴いてる分には心地良い。しっかり聴こうとすると難解でわかりにくいんだよな。Race With Devil On Turkish HighwayはRace With Devil On Spanish HighwayのRemakeですが、そういやRIOTもカバーしてたね。
  Anthology Jazz/Fusion ☆★★★★
2000年リリースのベスト盤。1975〜1983年の音源がまとまってます。Jazz/Fusion系というのはあまり聴く機会がなく未知の領域なんで、アル・ディ・メオラの奏でるフレーズが全て新鮮に聴こえます。スケールとか難解だけど心地良い。
AMON AMARTH Once Sent From The Golden Hall Melodic Death ★★★★
1998年発表の1st。普通のブラックメタルか。なかなかオーソドックスな正統派だが、そんなに特徴もなく印象も薄い。時々声質を変えたり、ミドルテンポの曲がたまにあるくらいかなぁ。何となくDan Swanoを思い出すタイミングがあった。
  The Crusher Melodic Death ★★★★
2001年発表の3rd。
AMORPHIS Tales From The Thousand Lakes Melodic Death ★★★★
1994年リリースの2nd。フィンランド出身。激しくはないけど、何となくProgressive的なとこなんか結構好きです。Keybordの叙情的なメロディーは幻想的でナイス。
  Elegy Melodic Death ★★★★
1996年リリースの3rd。前作よりも更に激しさは減衰したものの、ミドルテンポならではの魅力というか、その辺がこううまく表現されています。北欧民族風なメロディーだけでなくどことなくオリエンタルな音階も取り入れられたりダンスミュージックのようなダンサブルなパートがあったりと、幅のある楽曲を楽しめます。ボーカルパートも前作以上にデス声が減った気がしますが、クリーンボイスのほうがかえって良かったり。時に聴かせるプログレッシヴ的なアプローチも魅力の1つで、ピアノ始まるタイトルトラックも格好良い。
  Am Universum Melodic Death ★★★★
2001年リリースの5th。
  Eclipse Gothic Metal ☆★★★
2006年リリースの6th。冒頭からストレートな作風で、勢いが良く好印象。#2からはやはりゴシック色が強いが、SENTENCEDみたいな直球ではなく初期の音楽性を踏襲したカレワラだっけ、北欧の民俗音楽のテイストを随所に散りばめた感じ。ボーカルが変わってるが、そんなに違和感はないな。デス声はたまに聞ける程度。
  Silent Waters Gothic Metal ★★★★
2007年リリースの8th。
ANDROMEDA Extension of the Wish Progressive Hard ★★★★
2001年リリースの1st。スウェーデン出身で、割とギターオリエンテッドなプログレメタル。インストパートが多い感じかな。とにかくギターとキーボードがうまくて、変拍子やリズムもプログレメタル然としてて、1stにしては素晴らしい内容。
ANGEL DUST Bleed Melodic Power Metal ★★
1999年リリースの4th。80年代からやってるGermanyのバンドで、再結成第2弾アルバム。音楽性は地味で別段惹かれるところもない。1曲目のイントロがピークかも。重たいリフにピアノがのるとこ。
ANGRA Angels Cry Melodic Power Metal ☆★★★★
1993年リリースの1st。“Brazilから凄い新人出て来た”って高校で熱く語ったのを覚えてます。Classicalであり、スラッシーであり、Progressiveであり、民族的でもある音楽性には当時かなり惹かれました。Andre MatosとKiko Loureiroという二人の天才によるプレイは素晴らしいの一言に尽きます。
  Evil Warning Melodic Power Metal ★★★★
1993年リリースのシングル。Tシャツ付きでした。“Angels Cry”収録の4曲をリミックスしただけです。多少音に厚みが見られるけど、大差変わりはないのでマニア向きかな。
  Holy Land Melodic Power Metal ★★★★
1994年リリースの少しProgressive/民族音楽的な色合いが強い2nd。前作の路線を期待していたんで、ちょっとガッカリもしましたがMelodic Power Metalとしては標準以上の出来でしょう。
  Freedom Call Melodic Power Metal ☆★★★
1996年リリースのPainKillerのカバーにつられて買った6曲入りミニアルバム。
  Fireworks Melodic Power Metal ☆★★★
1998年リリースの3rd。やはり1stの路線ではなく、何となく肩透かしでした。Andre Matosの線が細く時々裏返る歌い方が気になってしまうアルバムです。
  Rebirth Melodic Power Metal ☆★★★★
2001年リリースの4th。ここ最近のアルバム+Andre Matosの脱退からあまり期待していなかったが、この時点での最高傑作じゃねぇかと思う。びっくりした。新ボーカルのEdu FalaschiはAndre Matosっぽい歌い方をするけど彼ほど線が細くなく、パワフルな素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。やっと1stを越えるアルバムを作ったのではないでしょうか。
  Rebirth World Tour Live In Sao Paulo Melodic Power Metal ☆★★★★
2002年リリースの初Liveアルバムで2枚組です。Disk2の最後にある“Number Of The Beast”は勿論IRON MAIDENですが、Edu Falaschiの声にはあまりマッチしていない様な気がします。しかし、“Rebirth”以前の曲も艶のあるHigh Toneで楽々歌いこなす彼は、かなりの健闘です。
  Temple Of Shadows Melodic Power Metal ☆★★★★
2004年リリースの5th。初のコンセプトアルバムの題材は、ラファエル・ビッテンコートの手による11世紀の十字軍について。ダン・ブラウンの“DA VINCI CODE”や“ANGELS & DEMONS”にインスパイアされたかのような内容です。音楽性は前作同様、力強くメロディックなパワーメタルですが、プログレッシヴ色が多少強くなってます。ブラジル特有のパーカッシヴなパートやメランコリックなパートも健在で、単純なメロパワにプログレ風味を加えただけの音楽性ではありません。キコ・ルーレイロの流麗なギターソロも、ボサノバっぽかったりジャズっぽかったりただのピロピロとは一味違い、相変わらずイカします。今回もやはり前作を越える作品に仕上がり、ファンとしては嬉しい限りですな。こうゆう高品質なアルバムを連発できるバンドはナカナカ少ないもんね。カイ・ハンセンやハンズィ・キアシュもゲスト参加しています。
  Aurora Consurgens Melodic Power Metal ☆★★★
2006年リリースの6th。安定感があるが、全体的には薄い印象。クラシックやいかにもメロパワって路線から少し脱却したが、何となくボンヤリしちったな。
ANNIHILATOR Never, Neverland Thrash Metal ☆★★★
1990年リリースの2nd。Jeff Watersのバンドで音楽性は一癖あるThrash Metalってとこかな。初期のMEGADETHみたいなインテレクチャル・スラッシュっぽいかな。。
  King Of The Kill Thrash Metal ★★★★
1994年リリースの4th。Jeff WatersがDrum以外の全てを担当してます。本作からJeff Waters自身で担当する事となったVocalも結構巧いです。
ANTHRAX Penikufesin Thrash Metal ☆★★★
VENTURESのカバー曲“Pipeline”とかKISSの“Parasite”とか入ってます。昔のANTHRAXは格好良いなぁ。
  Live The Island Years Thrash Metal ★★★★
1992年、Joey Belladonna在籍時のLive盤。初期からこの頃までが一番好きかな。
  Stomp 442 Thrash Metal ☆★
1995年リリースの7th。新しいANTHRAXはイマイチ。
ANUBIS GATE Andromeda Unchained Progressive Hard ☆★★★★
2007年リリース3rd。デンマーク出身で完成度の高いプログレメタル。ジャケットも幻想的でそれっぽい。マイナーなバンドを含めると意外と沢山リリースされてるプログレメタル系だが、当たりは結構少ない。でも彼等は文句なく当たり。音楽性、テクニック、世界観、メロディーライン、どれも一級品だと思う。変拍子の使い方も好感が持てる。
ARACHNESS Apocalypse Melodic Power Metal ★★★★
1996年リリースの4th。イタリア出身で出だしは良い感じで始まるんだけど、ボーカルのホーって雄叫びでガクってなっちゃった。ボーカルや音楽性はイタリアン・メロパワみたいなエピック感が強いけど、ネオクラっぽいとこもある。ボーカル駄目だなーなんて思って聴いてたら、11曲目のゆったりした曲で中低音の歌唱が。こっちは悪くないんだから、やっぱ無理なヘロヘロハイトーンが駄目なんだよな。
ARCH ENEMY Black Earth Melodic Death ☆★★★★
1996年リリースの1st。後期CARCASSの音楽性をよりMelodiousにしたような作風です。何と言ってもMelodiousでTechnicalでMellowなGuitar Workが特徴です。アモット兄弟に、爬虫類みたいなヨハン・リーヴァがボーカルとベースを兼任、ダニエル・アーランドソンがドラム。ブルータルな音楽性に叙情的な心に染み入るリードギターという、後続達が多発する礎を築いた名作。
  Stigmata Melodic Death ☆★★★★
1998年リリースの2nd。前作同様、素晴らしいGuitarが聴けます。最新のメロディックデスでありながら、コード進行やギターソロは伝統的なハードロックの手法で構築されておりかなりの好印象。マイケルの曲にクリストファーのソロにヨハンのブルータルなボーカルもマッチしてます。やっぱり嬉しいのは、マイケル・シェンカーやイングヴェイやウリ直系のギターソロ。IN FLAMESなんかよりも全然ギターオリエンテッドで、個人的にはこの手のバンドの中では抜きん出た存在なんだな。
  Burning Bridges Melodic Death ☆★★★★
1999年リリースの3rd、Amott兄弟炸裂のARCHENEMY。Michael AmottってCARCASSのイメージが強過ぎてねぇ。それが一気に吹っ飛びました。Christopher Amottのツボを押さえたGuitarも必聴。
  Wages Of Sin Melodic Death ☆★★★
2001年リリースのAngela Gossow加入でかなり話題になった4th。“Kimberly Gossタイプの女性ボーカルなら解るけど、こんな綺麗なお姉ちゃんがArchEnemyに加入?”と驚きましたが、とても女性には聴こえないナイス・デス声です。音楽性もよりMelodiousに作り上げられた、Melodic Deathの秀作ですな。でも正直に言えば、俺は前のボーカルの方がこのバンドには合っている気がします。
  Anthems Of Rebellion Melodic Death ★★★
2003年リリースの5th。プロデューサーを前作までのFredrik NordstromよりTESTAMENTやNEVERMORE等のプロデュースを手掛けたAndy Sneapに変えてのリリースです。音楽性は様式美というかMelodiousな要素が減り、RiffやHeavyさを増したといった感じです。Americaのマーケットを意識してミドルテンポ中心の作風にしたみたいだけど、日本市場では逆効果じゃないかと。Amott兄弟の醍醐味である流麗なTwin Readが多少減ったのも寂しいですが、ここぞという時にはちゃんと炸裂してますんで心配ゴム用。また、10と11でChristopherがBacking Vocalを取っていますが、ちょっと変な声。
  Doomsday Machine Melodic Death ☆★★★
2005年リリースの6th。本作の発表を待たずしてChristopherが学業に専念との事で脱退です。ツアーメンバーとしてガスG選ばれ、アルバムでも1曲弾いてます。やっぱうまいね、鳥肌が立った。どうでも良いイントロは置いといて、#2#3とテンポの良い曲が好印象。特に#2のガスGの弾くギターソロが素晴らしいんだな。#4からはミドルテンポで捨て曲Likeになるけど、中間部のギターソロパートは流石に印象的。#8のインスト曲なんかはSPIRITUAL BEGGARSみたいな70年代風だったり中近東風音階を取り入れた曲でこれもまた好印象なんだが、ARCHENEMYでこれをやるか?って声が聞こえてきそう。うーん、前作よっかマシではあるけど、やっぱ捨て曲が多いってかKiller Tuneが少ないんだよな。Burning Bridgesを超える作品を作って欲しいものだ。
ARCTURUS Sideshow Symphonies Black Metal ☆★★★
2005年リリースの5th。DIMMU BORGIR等々の活動で知られるSimen/ICS Vortexが本作からボーカル。プログレチックなとこもあるマッタリとしたBlackですな。音質が悪く演奏が引っ込み過ぎてて聞きにくいんだが、Simen/ICS Vortexの美声はかなりフューチャーされてます。ジャケットは1972年NASAによりバーナード星の方向へ打ち上げられたパイオニア10号に乗せられたLetter to an alien(宇宙人への手紙)をアレンジしたもので、かなりハイセンス。本物は縦8cm横27cmの金メッキされたアルミ板で、男女二人と太陽系の第3惑星からの発信だってんがわかるように描かれているんだが、これを暗黒風にアレンジ。音源そのものについては、多分Vortexが歌っていなかったらイマイチなんだろうな。
ARMAGEDDON Crossing The Rubicon Melodic Death ☆★★★★
1997年リリースの、Amott兄弟Christopher(弟)のバンド(プロジェクト)による1st。相変わらず凄く綺麗なGuitar Soloを弾きます。YngwieやUli、Michael Schenkerなんかの影響を強く感じますね。Arch EnemyよりThrash Metal寄りなMelodic Death。影響を受けたギタリストが近いせいで、イチイチ癇に障るくらい快感フレーズが連発。Christopherは完全にSide Projectだと言い切ってはいるが、是非とも来日公演が観たいとこです。
  Embrace The Mystery Melodic Power Metal ★★★★
2000年リリースのVocalが普通の声になった2nd。Christopher以外のメンバーを総入れ替えし、心機一転。歌い方が間延びしてるというか、メリハリがないVocal以外はそんなに文句がない、好きなアルバムです。デス声じゃないだけでこんなに違うんだねって感じだけど、あくまでギターオリエンテッドな音楽性は相変わらず素晴らしい。Christopherの流麗なギターが好きな人は買いですな。
  Three Melodic Power Metal ★★★★
2002年発表のChristopherがVoも歌ってTrio編成になった3rd。意外にも(失礼)歌が下手じゃなくって驚きました。音楽性は前作より更にマイルドなHeavy Metalになり、Death/Thrash以外のファンにも受けそう。俺的に一番かっている彼のSenseが光るGuitar Soloも要所要所に散りばめられてるし、いいアルバムだと思います。Arch Enemyよっか良いギタープレイを聴かせますぞ。
ARTENSION Into The Eye Of The Storm Melodic Power Metal ★★★★
1996年発表の1st。ウクライナ出身のピアニストで世界を回ったりもしている本格派のヴィタリ・クープリと、スイス出身速弾きギタリストのロジャー・スタフルバッハで始めたAtlantis Risingというプロジェクトが母体になり、“あの”マイク・ヴァーニーがBADLANDSとかコージー・パウエルのソロで歌ってたジョン・ウエストや、YngwieのLive At Budokanでお馴染みのマイク・テラーナ、元EDWIN DAREのケヴィン・チャウンが加わり、晴れてARTENSIONとなりました。ジェイムズ・マーフィーがちょっとしたソロを弾いたりで参加もしてます。音楽性はキーボードとギターが前面に出ながらも、うまーいボーカルが主張しまくるテクニカル・パワーメタルってとこかな。このジョン・ウエスト、半分ネイティブ・アメリカンの血が入っているらしいけど、とにかく歌がうまい。デビュー作にしてはかなりのテクニシャンが集まった質の高いアルバムと言えよう。
ASTRAL DOORS Of The Son And The Father Melodious Hard Rock ☆★★★
2003年発表の2nd。ロニーとジェフ・スコット・ソートを足して2で割ったような力強い声。ロニー・ジェイムス・ディオを目指してそうなボーカル、コージーパウエルを目指してそうなドラム、それっぽそうなキーボードにベースのなか、ギタリストだけベクトルがズレてる気がすんだよな。要はギターソロが退屈だって事なんだけど。
  Evils Is Forever Melodious Hard Rock ☆★★★
2005年リリース。
ATTACK Seven Years In The Past German Metal ☆★★
1993年発表の5th。Vocal/Guitar/Bass/Drum/Keybord/Flute等何でもこなすMulti Playerであるリッキー・ヴァン・ヘルデンのプロジェクトです。音がかなりCheapでジャケットも音楽性もB級German Metalですが、本人曰く“Power Mystic Speed Metal”だそうです。
AT THE GATES Slaughter Of The Soul Melodic Death ★★★★
1997年リリースの4th。最高傑作にして最後のアルバムとなってしまいました。アルバム全体を通してHigh Tensionで激しい作風です。単音の歯切れの良いリフが印象的。スピード感やリズム感も抜群で、リフのセンスも良い。
AT VANCE No Escape Neo Classical ★★★★
1999年リリースの1st。Germany出身ですがYngwieやSTRATOVARIUS直系のサウンドです。Guitaristが良いですね。Vocalも微妙にJeff Scott Soto似。何故かABBAのカバーを収録、マニマニマニ。それからVivaldiの四季から“夏”にSURVIVORのEyes Of The Tiger。
  Heart Of Steel Neo Classical ★★★★
2000年リリースの2nd。前作にも増してNeo Classical度が増してます。あんたも好きねー、Yngwie。って感じでYngwie Likeなとこが増えてますが、物真似に終わってはおらず好感触。ClassicのカバーはChopinのEtude、ABBAのカバーは“S.O.S”。
  Dragonchaser Neo Classical ★★★★
2001年リリースの3rd。Beethovenの運命とかJohann Sebastian BachのBadinerieなんかは中々面白いです。ABBAのカバーは“The Winner Takes It All”。ってか、Guitarが素で格好良いなぁ。Yngwie然としながらも物真似に終わってない、素敵Sound。
  Only Human Neo Classical ★★★★
2002年リリースの4th。名曲“I Surrender”のカバーが入ってます。この曲だけVoがGoran Edmanっぽく聴こえました。あとVivaldiの四季から“春”とかも聴けます。Olaf LenkってかなりGuitar巧いですね。
AVANTASIA The Metal Opera Melodic Power Metal ☆★★★★
2001年リリースの1st。EDGUYのTOBIAS SAMMETが中心のプロジェクト。Kai HansenだのAndre MatosだのTimo TolkkiだのMichael KiskeだのRob Rockだの、その手の有名アーティストが多数参加しており、GorgeousなSoundに仕上がってます。“Metal Opera”なんつーとAYREONなんかが有名だけど、あーいったのではなくあくまでGerman/Melodic Power Metal系ですぞ。Hardでありながらも透明感のある甘く切ない歌唱を攻撃的ながらもCatchyな歌メロが盛り上げます。
  The Scarecrow Heavy Metal ☆★★★
2008年リリースの5th。高品質でヨーロピアンなHeavy Metal。トビアスのハイトーンは好きだしサウンドも良いが、曲のインパクトが少し足りないな。色々なゲストがそれぞれの持ち味を活かしてるが、ベースの曲にパンチが足りなく印象が薄いんだな。マイケル・キスクやアリス・クーパーにエリック・シンガーにボブ・カトレイやルドルフ・シェンカー等が参加してるが、やっぱ地味なんだな。
AVENGED SEVENFOLD City Of Evil Melodic Power Metal ☆★★★
何となく鼻声が苦手。
AXEL RUDI PELL Oceans Of Time Melodic Power Metal ★★★★
1998年リリース。Vocalを我等がJeff Scott SotoからHARDLINEで有名なJOHNNY GIOELIに替えてのアルバム。何かこの人とかRoland Grapowの早弾きって足のもつれた酔っ払いみたいで嫌い。この人は良い曲を書くのにな。

 

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