車買取業者の口コミは、あてにならないんです
車売るときに車買取業者の口コミや評判を調べる人も多いことでしょうが、はっきり言ってこれは役に立つものではありません。
理由はいくつかありますが、車というのは全く同じものがあるわけではありませんから、他の人が高く買ってくれたからと言って必ずしもこれから売ろうとしている車が高値で売れるとは限らないためです。
また、査定する人によっても結果が変わってきますから評判の良い業者でもあまり感じの良い査定士に当たらなければ、口コミは嘘だったのかということになってしまいます。
本当にあくどいやり方をしている業者などを知るには役立つとも言えないことはありませんが、今の時代に余程酷いことをする業者というのもほとんど存在しませんし、車売るときには複数の業者から査定を受けることがセオリーとなっていますから、仮にそのような業者の情報を知らなくても困ることはありません。
車売る時の口コミ情報の信頼はほどほどに
結局のところ下手に情報があると、それがきっかけで高値で売るチャンスをのがしてしまう可能性のほうが高くなるのです。
車査定で大事なことというのは、査定額そのものですからどれだけ評判が良くても査定額が伸びないのであれば意味がありません。
ある程度の目安にすることはできるとしても、それが絶対的なものではない以上査定を受けたいと考えている候補が多すぎて絞りきれない時に口コミを参考にするというレベルで、それ以上に使うことができるものではないのです。
納得行かないように思うかもしれませんが、中古車という性質を考えてみればわかるもので車にも様々なタイプが有り、更に同じ車種であっても全く同じ条件のものというのは存在しません。
セダンやミニバン、ワゴンに軽自動車それぞれが価値が異なってくるものですし、同じ車種でも年式や走行距離、グレードや装備に内外装の状態、ボディカラーなど全く同じものというのはありません。
車を売る時期によっても売却額が変わってくるので
売る時期によっても金額というのは変わってきますから、仮に全く同じものがあったとしてもそれが同じ金額になるとは限らないのです。
このように条件が違うものに対して、利用者がいくら感想を述べたからと言って過去がそうだったからといってこれからどうなるのかということは判断をすることができません。
そのため、いくら口コミを参考にしたからといって高く売るためにほとんど役に立たないということになるのです。
条件が揃っているものであれば皆同じものを評価しているわけですからある程度参考になりますが、車の場合にはそもそも条件がバラバラなわけですから、どれだけ役に立つのかというと微妙なものとなってしまいます。
大手の買取店などの場合には全国に店舗を構えていますが、当然北海道都沖縄では売れる車も変わってきますし、査定する人間も変わってきます。
そのようなことを考慮すると利用者の意見というのが、いかに役に立たないものであるかということがはっきりします。
悪い意見のほうが広まりやすいもの
更にこのようなものは良い意見よりも悪い意見のほうが広まりやすいものですから、それを鵜呑みにしてしまうと実は優良店だったのに悪い意見を信じて高値で売るチャンスを逃してしまうということもあり得るのです。
たった一人の査定士が一人の客を怒らせてしまったことで、その業者の評判は落ちるということはよくある話ですがそのような話を信じ込んでせっかく高値で車を売るチャンスを逃してしまっては勿体無いものですから余計な情報というのは入手しないほうが有利に働くこともあるのです。
車売る時に信じられるのは査定額のみですから、口コミなどは頼りにしないで実際に複数の買取業者から査定を受けてみて査定額や実際に交渉をしてみた感触で車売る業者を決めることが一番です。
<関連項目>