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2002.11.5 〈ライブの醍醐味

みなさまごぶさたしております。旧メンバーにして現管理人のRENTです。
ここを読まれているということはすでにご存じのように、ホームページを移転致しました。
今までのホームページはRENTが個人で契約しているプロバイダのサーバーを利用していたので、
俺が抜けた後、メンバーが有効に活用していくためには、フリーサーバーに移転した方がいいと判断したためです。
管理権も近くリーダーにしくぼんに委譲します。
カウンタもプロバイダから借りていたものから、レンタルCGIに変更しました。
ただ、掲示板に関しては、現在のものがみなさんにご好評をいただいており、
過去500件もの書き込みが蓄積されているので、当面このまま使っていただこうと思っております。
ライブ後にたくさんの書き込みをいただく時などは、このタイプが一番便利だと思うので。

さて、早いもので、関西に来てからもう2カ月が過ぎました。
それなりにアカペラに関わってはいますが、まだ人前でマイクを持って歌うという機会はなく、
allspiceで狂気のようにステージをこなしてきた日々が懐かしくもあります。

allspiceでライブをした際には、毎回アンケートや掲示板への書き込みをたくさんいただき、
また出来る限りお客様と直接お話しさせていただいたりもして、いろんな感想をいただいています。
そんななかで、一番うれしい感想というのはなんでしょうか?
「かっこよかった」「上手かった」。これはもちろんうれしい。
「ここはこうすればもっと良くなる」。大変ありがたい。
「にしくぼんさんかっこいい」・・・これは置いといて。
RENT自身が振り返ってみると、一番うれしかったのは「楽しかった!」。これに突きます。

ひたすらかっこよく決めるのが得意なアカペラグループもいれば、
絶妙なハーモニーが売りのバンドもあります。
そんななかで、allspiceの個性というのは、やはりお客さんを「楽しませる」ステージだと思います。
それは、結婚式から地域イベントまで、あらゆるシチュエーションに対応できるよう
スタンダードや万人受けする選曲を心がけているおかげでもあり、
もちろんメインMCを担当するにしくぼんの話術&キャラクターのおかげでもあります。
しかしそれだけではなく、振り付けやネタ、お客さんとの絡みなど、ひとつのステージを構成する様々な要素、
すなわち「ステージング」に対してメンバー全員が非常に高い意識を持ち、
練習時から本番直前まで、活発に意見交換をしていました。
極端な話、出演直前の舞台袖でネタが決まったことすらあります。

これらのことを義務感ではなく、何より自分たちが楽しみながらやっていたのが、
allspiceの素晴らしいところだと思います。
そう考えると、歌うことだけでなく、ステージを作ることそのものを楽しんでいたんだな、と。
自己満足で終わらず、肩の凝らないステージ作り。
自分たちが楽しんで歌って、お客さんが楽しんでくれることがまた次のステージへの活力になる。
それこそがライブの醍醐味というものではないでしょうか。

allspiceがこれからも「楽しむこと」「楽しませること」に長けたグループであり続け、
より多くの人にアカペラの楽しさを続けていってほしい。
旧メンバーとして、そう切に願ってやみません。・・・たぶん、願うまでもないことだろうけどね。