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2002.6.25 〈イストdeパーティー〉

23日、松山市空港通りの愛媛トヨペットで、表題のイベントに出演しました。
FM愛媛の公開録音を兼ねたイベントということで、恥ずかしい演奏はできない。
午前中、ボイストレーニングを兼ねた練習をこなして現地入り。
広くて天井の高い店内はなかなかいいシチュエーション。
トヨタが売り出し中の「イスト」のPRイベントだけあって、会場の中央にもステージ上にもイストが。
ステージ上のイストは鮮やかな赤色。これを見逃すallspiceではない。
リハをこなしつつ、しっかりネタの仕込みをいたしました。

客席にはかえ、あゆら身内組のほか、ゆっきい@大阪やらら吉&Na2@高松、
Collectメンバーや明日香、るりたちが応援に来てくれました。
アカペラステージトップ出演はJoker。Ryoの声がガラガラ。かなりつらそう。
「Oh! Pretty Woman」はなかなかの出来。しかしコーラス陣のカタカナ英語はそろそろ改善してほしい。
ずいぶん長いこと歌っているレパなんだから。
「Love Phantom」はラップ抜きバージョン。時間の都合なのかもしれないが、
個人的にはラップなしで歌う価値がこの曲にあるのか、疑問符がつく。
「ひとり」はやはりRyoが辛そう。Sageのベースがちょっと不安げ。

続いてはSecond Grace。「Amazing Grace」はリードがもうちょっと大きくてもいい。
「浪漫飛行」はベースラインに違和感がある。
四分音符刻みは曲のリズムと違う気がするので、もっといじってしまっていいと思う。
「Stand by me」は独特のコーラスワークがいい感じでした。

さて、最後に登場したのがallspice。この日はアロハなど「夏」バージョンの衣装。
おもむろに、リハでも歌っていない「プレイバックPart2」のイントロを歌い出す。
「♪み〜どり〜のなかを駆け抜けてゆく真っ赤なイスト!!
・・・と、ステージ上の赤いイストをメンバー全員で指さしましたとさ。はい、ネタです(笑)
急にこんな小技を使えるのも、PA担当がメンバーが全幅の信頼を寄せるGENさんならでは。
客席は一瞬の沈黙の後に爆笑。しかし一番ウケていたのはトヨペットの店員さんだったらしい。
改めてオープニングナンバー「Surfin' USA」を演奏。この日も暑く、すっかりこの曲の季節。(会場は冷房ガンガンだったが)
2曲目は「島唄」。コーラスの安定感が最近では出色の出来、と自画自賛。
正直、お客さんのノリはここまでいまいちだったのですが、この曲はきっと心に響いたはず。と信じたい。
実は本番前、RENTはいつもより低音が出ずにかなり焦っていたのですが、
ソロパートでは気合いで出してみせました。
「夏といえば海、海といえば船」というつなぎから船にちなんだアメリカンジョークbyにしくぼん。
・・・おい、キメのところでかんだだろ。それが微妙に笑いを呼び、そのまま「宇宙戦艦ヤマト」になだれ込む。
会場には親子連れの方が多かったのですが、さすがにこの曲は「親」に大ウケだった様子。
おかげさまで、大きな手拍子、拍手をいただきました。ありがとうございました。

allspiceのステージの模様は、あす26日の14:40ごろからFM愛媛でオンエアされるはず。
聴いた方、感想書き込みをよろしく。

2002.6.19 〈刺激と驚きと〉

16日の日曜日、またしても関西に行って参りました。
今回の目的は2つ。まずは1つ目、BEAT SHELFを聴きに、吹田市の内本町コミュニティセンターへ。
ふだんBSが練習している同センターの文化祭?で歌うとのこと。
結婚式帰りというしぶざるも来ていた。本番まで時間があったので、BSメンバーらと抹茶を飲む。
控え室でスタンバイするメンバーらと別れ、しぶざると客席へ。
BSの前に演奏していたママさんコーラスが意外にうまくてちょっと得した気分。
そうこうしているうちにCOZYはじめM-Factoryの面々、山ちゃんとそのバンドメンバーらもやってきた。

お待ちかねのBS、男性はアロハっぽいシャツにハーフパンツ、女性はキャミソールにスラックスと涼しげな衣装で登場。
まずは「Believe」。Misiaではありません。NHKの「生きもの地球紀行」のテーマソング。
そういえば県庁の記者クラブに詰めているころ、昼下がりにやたらよくこの歌を聴いた気がする。
児童合唱っぽいきれいな曲で、密かに気に入っていました。
BSのアレンジは字ハモが効果的で、曲の魅力をよく引き出していました。
シミちゃんの声によく会ってるね。

「Everything」「花」とおなじみの曲が続く。
以前練習にお邪魔したとき、「花」の和音はちょっと微妙かな、と思ったのですが、
この日はかなりきれいに聞こえました。やや年齢層の高いお客さんも好反応。
最後の曲は杏子、スガシカオ、山崎まさよしのユニット「福耳」の名曲、「星のかけらを探しに行こうAgain」。
シミちゃんとよーじでリードを受け渡すこの曲もまた、いかにもBSらしいさわやかさ。
まっつんと畠ボーのコーラス&動きもいい感じでした。

正直今回は、あまり辛口に書くところは思いつかないんだな。
強いて言えば、よーじは「星のかけら〜」の低音リードがきつそうだった。
もう少し歌い上げられる感じにするともっと盛り上がるかな。
あと、やはり「星のかけら〜」のラストのキメ、全員が右を向くところ、
ちょっとためらいみたいなものを感じた。さりげなく、それでいてピシッと決まるともっとかっこいいね。

全体として、BSの成長(エラそうな・・・)が感じられたいいステージでした。
とくにシミちゃんの表情がとてもいい感じで、声もとても伸びやかになっていて好印象だった。
でも英語の発音はもうちょっと練習しようね(笑)
うちも負けてられん、と刺激を受けました。

その後、メンバーをねぎらい、山ちゃんや初めましてのpoporushのメンバーらと話した後、
神戸は三宮へ移動。もう1つの目的、我らの兄弟バンドZipが出演する
「TAKEout6 善国ツアー いい国つくろうアカペラ爆風!」の4日目を聴きに行きました。
トップ出演のAg、2番手のヨネヨネ倶楽部はいずれも初めて聴くバンド。
どっちもコーラスとVPにちょっと違和感を感じた。いまいちバンドカラーが見えなかったな。

Zipは3番手。全員白いシャツで登場。りんたはなんか学生みたい(笑)
よりアイでも思ったけど、りんたがVPヘルプで加わったのがかなりいい効果をもたらしたみたい。
縦のラインがそろうようになって、とても聞きやすくなった。
コーラスの安定感、音圧も上がっていて、大掃除ライブのころより格段にレベルアップしてました。
RENT的には初めて聴くkeyリードの「ジンセイ」がかなりよかった。
その前のラジオドラマ?風の「ジンセイ劇場」も。これの詳細はあえて語るまい。知りたい人はぜひ8月のZipライブへ。
その前にZipのHPの隠しページを発見しておくと面白さ倍増でしょう。
ゆっきいリードの「love me, I love you」はもっとパンチのある歌声がほしいね。
もともと彼は歌唱力がある人なので、今後にさらに期待。
ふくPのリードがなかったのが残念。「遊ぼう」聴きたかったなあ。

8月でkeyが卒業する現体制のZip、RENT的にはおそらく今回で見納め。
これからも友人として、良きライバルとして頑張ってほしい。
そしてkeyさん、静岡に行っても歌ってくださいね。

さて、トリはこのイベントのメイン、混声グループTAKEout6
元PYLONのごんたさんが率いるこのグループ、無駄なMCを省いて、
「恋」をテーマにした、(ちょっと強引な)ストーリー仕立てのステージを展開していました。
懐メロ中心の、なんとも面白く、そしてかっこいい、楽しませてくれるバンド。
「恋のバカンス」などうちとかぶってるレパもあったね。
個人的にはごんたさんのファルセットがさえ渡るスタレビナンバー、
普段ベースの源さんがリードを歌う「悲しい色やね」「年下の男の子」などが良かった。
そして何よりフィンガー5の「恋のテレフォンナンバー6700」(だっけ?)。
しばらく「リンリンリリン・・・」が頭から離れなかった。
小ネタもふんだんに盛り込まれて飽きないステージング、とても刺激になりました。

終演後、メンバーの人と少しだけお話ししたのですが、
なんと3人ぐらいが3月の大掃除ライブに来ていてくれたらしい。
いや、驚きました。過分なお誉めの言葉もいただき、恐縮してしまった。
「実はライバル意識持ってたんですよ」なんて、まだまだうちはかないませんわ。
このライブで受けた刺激と驚きを、今後のステージ、特に8月の単独ライブに生かしたいものです。

ちなみにこの日、大阪・難波では、Soul NakerとM-Factory中心のストリートライブがありました。
飛び入り参加などもあり、こちらもずいぶん盛り上がったみたい。みんな、お疲れ様。