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  8月1日。この日は久しぶりの東京での撮影日。とはいうものの、スタジオには篠村家やお好み焼き屋「メルボルン」などのセットが並び、そこだけ“愛媛な空気”が流れていました。まずは「メルボルン」の撮影から始まり、スタジオには根本満役の小日向文世さん、緑役の友近さんはもちろん男子ボート部員もそろい賑やかに。さらに、劇中で使用されるお好み焼きを焼き始めたらしく、美味しそうな香りもただよってきました。そしてリハーサルがスタート。  仲がいいのか悪いのか、相変わらずにらめっこしながら愛ある毒舌の言い合いを始める満と緑。なんとも微笑ましい光景は、リハーサルということもあって思わず笑ってしまうスタッフもチラホラ。そんなリハーサルも無事に終わり、本番に向けての準備のため、出演者はいったん退場しようとした、そのとき。突然、スタジオ中に大音量で「がんばっていきまっしょい」の主題歌、aikoさんの「キラキラ」が流れ始めたのです。そして「友近さんのお誕生日でーす！」というスタッフの声と共にワゴンに大きなケーキが運ばれ、その後ろには鈴木杏ちゃんが大きな花束を持って登場。その後ろには撮影を待っていた大杉漣さん、市毛良枝さんも続いて駆けつけます。そう、8月2日は友近さんの32歳のお誕生日だったのです。みんなが大きな拍手をしてお祝いムード満々なとき、友近さんは何をしていたかというと……｢メルボルン｣のキッチンのまま動かず笑顔でみんなと一緒に拍手をしていました。   どうやらスタッフの声が曲でかき消され、自分のお祝いだと気付いていない様子。そのうち、みんながあまりに自分を見つめていることに違和感を感じ始めたらしく「？？？」という表情を浮かべ目をキョロキョロさせていましたが、数秒後、やっと状況が飲み込めたらしく驚きまくり！ しきりに照れながらも笑顔を浮かべて「ビックリした〜。ありがとうございます」と、やっとケーキの前へ。32本のローソクを吹き消すと、脇にスタンバっていた杏ちゃんから「おめでとうございます！！」と花束を渡されました。大勢の出演者、スタッフに囲まれた友近さんは「本当にありがとうございます。こんな光景はテレビでしか見たことがなくて（笑）。まさか自分がお祝いしてもらえるなんて思ってもみなくてビックリしました。ありがとうございます」と、感激しきりの様子で何度も何度もおじぎをしていました。 その感動冷めやらぬ直後、そのままミニミニインタビューを敢行！ ――まずは、ご感想を！ 「こんな風にお祝いしてもらったのは初めてですね。なんか芸能人みたいやなって（笑）」  ――去年まではどんなお誕生日でした？「だいたい仕事が入ってることが多くて、パーティーとかはなかったですね。せいぜい友達とご飯を食べに行くくらいでした」 ――ちなみに今年の誕生日のご予定は？ 「スケジュールが夜だけ空いてるので、浴衣を着て京都に行こうと思ってます」 ――んん？ それはデートですか？ 「残念ながら、友達とです（笑）」 ――では、最後に改めてみなさんに一言を！ 「本当にありがとうございました。これからも頑張っていくのでよろしくお願いします」 最後には出演者で記念写真も撮って、楽しく賑やかな“芸能人な誕生日”が終わりました。友近さん、おめでとうございました！！ |
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