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5月某日、早朝。見事に晴れわたり真っ青な空が広がったこの日、愛媛県のある海辺に建てられた大きな艇庫(ボートを収納する建物)の前に現れたのは、そろいの赤いユニフォームに身を包んだ凛々しい鈴木杏ちゃん、相武紗季ちゃん、岩佐真悠子ちゃん、佐津川愛美ちゃん、藤本静ちゃんの女子ボート部の面々。いよいよ「がんばっていきまっしょい」がクランクインです!
まずは、これから約4ヶ月にわたって行われる撮影が無事に進みますように“お祓い”の儀式が行われました。女子ボート部のほか、プロデューサーや監督、オールスタッフが集まり、厳粛な表情でしっかりとお祓いを受けると、さっそく撮影がスタート!!
この日は、女子ボート部が大海原でボートを漕ぐというシーンの撮影。事前にボート合宿をしていた5人ですが、実は海でボートを漕ぐのは今日が初めての経験なんだとか…。ちょっと心配そうなスタッフをよそに、すでにチームワークバッチリの5人は軽やかにボートに乗り込み、準備は万端。コックスと呼ばれる司令塔の役割りを果たす佐津川愛美ちゃんの掛け声と共に、5人のボート部員は大海原へ初出航です!
「キャッチ、ロー!キャッチ、ロー!」という自ら掛け声をかけながら進むボートは想像以上に早く、あっという間に5人の姿は小さくなっていきます。それでもひたすら漕ぎ続け、浜から見たら豆粒ほどになった頃にようやく「カット!」。素晴らしい漕ぎっぷりに指導の先生もスタッフも、そしてボート部5人も大満足のファーストカットとなりました。
しかし! ここでゆっくり喜んではいられません。なんといっても撮影は始まったばかり。むしろ、本当に大変なのはこれから。様々なアングルからの撮影をするため、浜に戻ってきては出航、戻っては出航…と、5人は何度となく海でボートを漕ぐことに。途中、スタッフも特注で作った撮影用ボートに乗り込んでの並走撮影も行われました。
そして数時間後、浜にはまたしても新たな動きが。ラジコンヘリコプターが登場し、そのヘリコプターの下部分には撮影用のカメラがしっかりと取り付けられていたのです。つまり…空撮!! この“ヘリカメ”、当然、陸からの遠隔操作になるため撮影がなかなか難しいのです。角度の微調整が困難、飛んでいる虫に撮影を妨害(?)される、ボートの近くに寄りすぎてオールから飛んでくる水しぶきで画面が見えなくなってしまう…と、いくつもの障害を乗り越えて、朝から続いた過酷なボート漕ぎの部分の撮影は終了。
朝から始まった撮影が夕暮れになってきた頃、次に5人を待ち受けていたのは、恐怖の“海落ち”。5人がボートから海に放り出されてしまうシーンの撮影です。一歩間違えばケガをしてしまう危険なシーンのため、キャスト&スタッフともに念入りに打ち合わせが行われ、さらにボートに乗りこんだ5人でタイミングなどを話し合う姿が。途中、「(海から)出てきたら、誰かワカメをかぶってたりして(笑)」なんて冗談も飛び出しつつも、5人の表情はちょっぴり緊張? そして、迎えた本番。ザブーン!バシャ!ボトッ!(?)と次々に聞こえる豪快な水音と共に5人の姿が海へ消え…。「うまい!!海の落ち方が!!」と監督の絶賛の声で本番は一発OK! 海から出てきた5人は「そんなとこ褒めないでくださいよ〜(笑)」と笑いながらも、やはり寒そう。風邪などひかないように! そしてこの見事な“海落ち”、は放送でごらんください。必見ですよ!
翌日は、物語部分の撮影。昨日はユニフォームだった杏ちゃんですが、今度は制服での登場。これから学校へ向かう学生や、幼稚園バスの中からの園児たちの視線を一身に浴びながら松山市内を駆け回っていました。朝は曇っていて心配された天気も、杏ちゃんパワーか見事に晴れ渡り、この日の撮影も順調に進みました。絶好調です!
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