がんばっていきまっしょい
interview/インタビュー
01:女子ボート部
02:鈴木杏
03:相武紗季
04:岩佐真悠子
05:佐津川&藤本
06:石田ゆり子
07:池内博之
08:相島一之
09:篠村家
大杉漣
市毛良枝
浅見れいな

10:根本夫婦
小日向文世

友近
11:鈴木杏
 

●そして鬼のいぬ間(?)にお母さん・友子役の市毛良枝さん、姉・法子役の浅見れいなさんにも篠村家のことを教えてもらいました。とっても仲良し親子です!


――友子、法子はそれぞれどんな人物ですか?
市毛 放任主義みたいですね。非常にマイペースで、割とお構いなしでお父さんが悦子に冷たく接してても救済には入らないで“あ、そう?”みたいな感じですから(笑)。それは、お父さんの性格を理解したうえでのことだと思います」
浅見 「法子は優秀なんですよ…。私とは全然キャラが違いますね(笑)。悦ちゃんを影で支えてあげてるし、心配もしてあげる優しい“いいお姉ちゃん”ですね」

――幸雄が法子と悦子とでは接し方が違うことについては?
市毛 「それはきっとお父さんじゃなくて大杉さんの好みじゃないかしら(笑)」
浅見 「そうですかね(笑)?」
市毛 「なんて冗談ですが(笑)、でも男親はそういうことあると思います。愛情の深さは変わらなくてもうまく接することができないとか、年頃の娘を持つ父親はしょうがないですね
浅見 「逆に法子は、お父さんがいろいろ言ってくるのがちょっとうざったく感じてる部分はあると思いますよ」

――以前、浅見さんは誕生日に「杏ちゃんの方がお姉ちゃんっぽい」と言ってましたが。(
浅見 「それは今も変わらないです」
市毛 「確かに杏ちゃんの方がお姉ちゃんっぽいかもしれない…」
浅見 「杏ちゃんは、すごくしっかりしてるんですよ」
市毛 「杏ちゃんは大人っぽいんですね。お姉ちゃんしっかりしなきゃだね(笑)」
浅見 「はい。がんばります!」

――悦子のがんばりを見てどう思いますか?
市毛 「悦子の学校やボート部での頑張りは、家族のシーンでは見えないまた違った一面ですよね。なのでテレビで見て一視聴者として泣きそうになってます
浅見 「わかります。私も毎回泣かされてます
市毛 「自分の思いを貫くため、いろんな壁にぶつかりながらも前へ進もうとしているのが素敵ですね。不器用がゆえに、ついつい余計なことまでしちゃって傷付いて、ショックを受けて…。そこがまた愛しいです」
浅見 「本当にそう思います。悦子の一生懸命なところはいいところだし、健気でかわいらしいんですよ」

――篠村家は仲良しですね。
市毛 本当に仲がいいですよ。いつもみんなでワイワイしゃべってます」
浅見 「お父さん、お母さん、ばばちゃん(キヌ・花原照子)、悦ちゃん、みんな楽しい人ばかりです。合間の会話では割と言いたいことスバスバ言い合ってるんですよ」
市毛 「そうね。(劇中の幸雄が悦子に対する態度に)“お父さんやりすぎー”とかね(笑)。初日からそんな感じでした」
浅見 「大杉さん、杏ちゃん、私もB型なんですけど、そのせいかも(笑)。篠村家はなぜかB型が多いんです
市毛 「たぶん、劇中よりも仲がいいかもしれないです」

――大杉さんが“篠村家でボートを”と言ってました。
浅見 「そうなんです!ボートやりたいんですよー」
市毛 「ばばちゃんがコックスでね」

――市毛さん、浅見さんの「がんばっていきまっしょい」的な青春の思い出は?
市毛 「私は高校時代、学校が大好きでしたね。悦ちゃんみたいに部活動には入ってなくてごく普通の学生生活だったけどはなかったけど、毎日が本当に楽しかったのを鮮明に覚えてますね。もう1度戻ってみたいと思えるくらい学校に行くのが好きでした
浅見 私は中学時代に陸上とバスケをやってました。悦子たちにみたいに大会出場なんてこととは程遠い部活でしたけど友達と一緒にやるのが楽しかったです。なんだかわからないけど、あの時は本当に何やっても楽しかったんですよ」
市毛 「そうかもね。きっとそれくらいの歳は何でも楽しい時期なのかも
浅見 「どれだけ話しても話は尽きなかったな…。その頃の友達と会うと、いまだに同じ事で笑ってるような気がする」
市毛 「悦ちゃんたちも今はすごいプレッシャーの中で戦ってるけど、一緒につらいことを乗り越えた仲間がいるってことはとてもいい思い出になるでしょうね。そういう時期を共に過ごした友達ってずっと続いていく大切な宝物になるから
浅見 「そうですね」

――ボート部へ応援メッセージをお願いします。
市毛 頑張ってほしいです。それだけしかないです」
浅見 「私も。法子としても、浅見れいなとしても本当にがんばって欲しいって思います」

――では、最後に視聴者へメッセージを!
浅見 「見るととても元気が出るし、前向きになれる作品です。ぜひ見てください」
市毛 「とても感動できるし生きていくうえで教訓になるようなことが描かれているんですけど、それが押し付けがましくないんです。見ていて、ふと気がついたら“なんか、いいこと言ってるな…”くらいに受け取ってもらえればいいですね」

←まずは篠村家の大黒柱のお父さん・幸雄を演じている大杉漣さんの登場です。
 


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