がんばっていきまっしょい
interview/インタビュー
01:女子ボート部
02:鈴木杏
03:相武紗季
04:岩佐真悠子
05:佐津川&藤本
06:石田ゆり子
07:池内博之
08:相島一之
09:篠村家
大杉漣

市毛良枝
浅見れいな

10:根本夫婦
小日向文世
友近
11:鈴木杏
 

【友近さん】

――緑はどんな人物ですか?
 すごく賑やかですね。人が話していることに敏感に反応して、すぐ首をつっこみだがるゴシップ好きのおばちゃんです(笑)。

――根本夫婦の言い合いはアドリブがあると聞きました。
 そうですね。最初の一言までは台本に書かれてますが「あとはアドリブで」と言われてます。なので、その場で小日向さんといろいろ考えてます。“普段はこんなこと言わへんやろ!”くらいの言葉もバンバン言っちゃってます(笑)。

――緑を演じることにあたって意識してることはありますか?
 まずコントとは違うので、あまり大げさな演技をしないようにしてます。ただ、あまり押さえすぎてしまうと抑揚がなくなってしまうし“少し大げさだけど、それを自然にみせる”ことが必要なのかなと思いました。それがすごく難しいなと思いつつ、演じることは楽しんでます。

――初めてのドラマ出演ということですが、もう慣れましたか?
 不思議と最初からあまり緊張はしなかったんです。現場の雰囲気にもすぐに馴染めましたね。ただ自分がドラマに出てるなとしみじみ実感したのは、みなさんの演技を見ていて1つ1つ丁寧にわかりやすく演じるのが大切なんだなって思わされたときですね。

――監督からの指示はありました?
 特になかったです。自分で探り探り演じていたので最初は不安もありました。モニターで俳優さんたちが演じるのを見ながらスゴイなーなんて思ってました。

――演じていて大変だったことはありますか?
 セリフを覚えたり、それを本番で忘れたらどうしようって思うくらいで、特に大変だなって感じたことはなかったと思います。たぶん、ドラマの世界のことをよくわかってない無知の強さかもしれません。

――逆に楽しいと感じるのは?
 女子ボート部員の若いパワー溢れるテンションと、私もそうですが小日向さんや石田さんとか大人たちのテンションの温度差の違いがおもしろいです。クセでついそんなところばっかり見ちゃいますね(笑)。若い子は常にキャッキャ言って楽しそうですよ。

――そんな元気に青春を謳歌している悦子たちを見て友近さんはどう思いますか?
 若いっていいですよねぇ。自分の高校時代を思い出したり、比べたりしながら見てます。私も部活で硬式テニスをやってたし、よく立ち寄る「メルボルン」みたいなお店もあったので、懐かしく思うこともあります。



――友近さんは愛媛出身ですよね。伊予弁は話しやすいですか?
 いやー、それが私も大阪に移ってかなり経つので、いざセリフでしゃべろうと思ったら思い出しながらなんですよ。それが悲しいというか、自分でもおかしいな…って思いながら話してます(笑)。たぶん今話しているのも大阪弁が交じった伊予弁になってると思います。

――では、友近さんの「がんばっていきまっしょい」的な青春の思い出は?

 テニスはやってましたが、団体戦より個人プレーが多くて仲間と一緒に頑張るということはあまりなかったですね。私の場合、テニスに限らずネタでも歌でも努力して努力して上達するというよりは、ある日突発的にうまくなったりするんですよ。テニスも高校では全然ヘタだったのに大学入って急に上手くなったりして…。なんか不思議な感じなんです。なので青春の思い出といえば、高校時代の恋愛くらいですね。別の高校の男子テニス部の人を好きになって、テニスコート上で告白したことがありました。あれは青春でしたね(笑)。

――では、最後にボート部へ応援メッセージを!
 スポーツだけじゃなくても何か1つのことに夢中になって打ち込めること、みんなで同じ時期を過ごして同じ気持ちを味わえることは、きっと学生時代だけだと思います。なので、がむしゃらに頑張ってください!

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