01:女子ボート部
02:鈴木杏
03:相武紗季
04:岩佐真悠子
05:佐津川&藤本
06:石田ゆり子
07:池内博之
08:相島一之
09:篠村家
大杉漣
市毛良枝
浅見れいな
10:根本夫婦
小日向文世
友近
11:鈴木杏 |
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――リーはどんな女の子ですか?
ごくごく普通の女の子ですね。特に目立つことはないけど、自分なりに毎日を一生懸命に過ごしてる。それはボート部でも一緒で、立場でいえばキャプテン補佐みたいな感じ。リーダーでもないし、盛り上げ役でも、かわいがられるタイプでもない。でも常にみんなをしっかり見ていて、いざというときにちゃんとサポートに回る。すごく大切な役割だと思います。
――演じるうえで意識していることはありますか?
リーは中学・高校生時代の私に限りなく近いんです。少し消極的だったり弱い部分があったりはするけど、リーの行動や気持ちがすごくよくわかるし、当時の自分と重なるんです。なので、あえて作りすぎずに自然に私本来の姿を出そうと心がけてます。
――伊予弁のセリフはとても新鮮ですが、覚えるのは大変?
私は元々が関西弁で、伊予弁って少し関西弁に似てるんです。なので特に苦労はしてないんですけど、ただ似てるようで違う部分っていうのが逆に難しいです。最初は伊予弁のセリフが吹き込まれたMDで練習してたんですけど、逆にそれに固執しすぎるとお芝居に集中できなくなるので、ある程度聞いたらあとは自分なりに話すようにしてます。でも、最近、普段の会話で関西弁がつい出ちゃうことも増えましたね(笑)。
――女子ボート部は現場でもすごく仲良しですね。
合宿が始まってすぐ今みたいな関係になってました。まず仲良くなって、今はそれがだんだんオープンになってきた感じ。みんなかなりフランクですよね。
――合宿の思い出は?
いや〜、とにかく大変でした。毎日がボート漬けの毎日で、つらくて嫌だと思ったことは正直ありましたけど、仲間に支えられました。いざ撮影に入っても、ボートだととにかく漕ぎっぱなし。どこまで漕いだら終わりっていうのも無くて、先の見えない不安の中、ただ太陽だけが沈んでいくんです。妙に悲しい気持ちになりました(笑)。その時も、5人一緒っていうのが支えでしたね。
――今はボートが楽しく感じる?
そうですね。でも、やっぱりスケジュールで丸1日漕ぐシーンだとわかると「……。」ってなりますけど(笑)。ボート上だと時間の感覚とかなくなっちゃうんですよ。5人で海の上で揺れながら「今、何時だろう?」「あとどれくらいかな」「いつお昼かな?」なんて話しをしてるんですが、たまに自分たちがどのシーンを撮ってるかもわからなくなっちゃうくらい感覚が鈍りますから。気分的には漂流してる人みたいです。でもそのおかげで5人のコミュニケーションがとれて仲は深まってます。
――どんな話をしてるの?
それは…秘密です(笑)。ボートで浮かんでると本当に5人だけの世界なので、かなり自由に話してます。他の人には聞かせられないようなNGワード連発だし。でも実は音声さんのマイクで声が拾われてスタッフにも筒抜けかもしれないんですけど(笑)。
――そんな仲良しの女子ボート部の秘密を1つ教えてください!
何だろう…。あ、ボート撮影の時はみんなトイレをガマンしながら必死で漕いでます!これはかなりの秘密ですよ(笑)。以前、朝〜昼まで休憩なかったことがあって、その時はかなり大変でした。みんな陸に着くまで「ううっ!」って感じで。陸につくなり、ダッシュをしたいんだけど、それすらもままならないくらいで(笑)。
――そんなガマンはボート上達に結びついてますか?
はい。自己採点するなら100点中80点くらいかな。先日、プロの方の漕ぎを見たら、すごく早くてまだまだな点はあるんですけど、大切なチームワークの部分がかなりクリアされてると思うので80点です。漕ぎにブレがなくなってきてるので、後は本当に練習あるのみだと思ってます。頑張ります!
――今後のリー的な見どころを教えてください。
リーは浩之のことが気になってるみたいだし、今後の展開も気になりますね。それに、ボート部でもある出来事があってリーが大きな決断する時が出てきます。いろんな壁にどんどんぶち当たったリーが、イモッチみたいに強い人になってくれれば嬉しいですね。
――最後に。3ヵ月後の自分はどうなってると思いますか?
今とは比べ物にならないくらい黒くなってると思います(笑)。メンバーの中でも私が一番陽射しを吸収しやすいらしくて…。今メンバーに「焦げブー」って呼ばれてるんですよ。最初は「黒ブー」で、次は「炭ブー」ってどんどん進化してて。だいたい今でこげてたら、最後はどうなるんだっていう話で(笑)。でも、健康的だからいいんです!
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