The Rolling Stones ここでは70年代初期のStoesサウンドを支えたサポートメンバーについて
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〜Mick Taylor〜 (g) サポートメンバーと言うには余りに失礼な70年代Stonesサウンドを支えた正真正銘の正式メンバー。 その繊細なフレーズはラフなKeithのカッティングと見事なハーモニーを奏で、レコーディングにおいてもライヴにおいてもStonesの大きな武器となった。 特に72年〜73年のライヴにおける彼のパフォーマンスは素晴らしく、間違いなくStonesサウンドの核となって縦横無尽に弾きまくる彼の指先から耳が離れない。 75年にJack Bruceのツアー参加を言い訳にStonesを脱退。79年のソロ作こそ素晴らしいが今だにStones時代の輝きは戻って来ていない。 Stoensはおろか、Rock界においても彼の脱退は大きな痛手となって今でもその後任は見当たっていない。 |
Stonesを去った彼が Lowell Gerogeの参加も
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〜Boby Keys〜 (sax) BobyがRock界に登場したのはD&Bを始めとする南部スワンプロックが一気に注目を集め出す60年代末期のこと。 その南部フィーリング溢れるプレイで、StonesはおろかJohn Lennon、Geroge Harrison、Eric Claptonと多くの一流英国ミュージシャンから重宝されたRock界屈指のサックス奏者だ。 中でもStonesとの関わりは非常に深く、多くのアルバムに参加しながらほとんどのツアーにも同行している。 現在もその関係は続いており、Bridge To Babyronツアーでもその元気なお姿が拝まれた。 またSheryl Crow等多くのStonesフォロワーからも重宝され、現在でも多くの仕事をこなす現役セッションミュージシャンだ。 |
Delaney & Bonnie / Bobyが参加したD&Bのアルバム。 その後もD&B Friendsのメンバー
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〜Nicky Hopkins〜 (p) こちらもStonesのみながらず英米ミュージシャンの間で非常に重宝されたセッションピアニスト。 60年代中期からその活動の幅を広げていきWhoをはじめBeatles、Kinks、Stonesの等のサポートを得て68年には第T期Jeff Beck Groupに正式メンバーとして参加。 60年代末にはアメリカに渡ってQMSへの参加や西海岸でのセッション活動に参加するも70年代には再びStonesとの関わりを深め、ツアーへの同行も実現する。 その後もStonesとの関係は断続的に続き、80年代初期まで多くのナンバーで彼の奏でる華麗なるピアノを聴くことができる。 また彼が中心となったLet It Bleedセッションでのリハーサルが後に「Jamming With Edward」の名でStonesレーベルより作品化されている。
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Nicky Hopkins/ 彼が73年に発表したソロ作。 その繊細な曲作りとヴォーカルを Gerge HarrisonとMick Taylorが
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〜Gram Parsons〜 (Wind) 直接的ではなかったものの、Gram Parsonsは69年〜72年辺りまでのStonesサウンドに最も大きな影を落とした一人だった。 特にKeithとの交流は深く、Stonseのカントリー方向へのアプローチに大きな道標を示した。彼の影響無しにHonky Tonk Womanでのカントリーロックの見事な消化や、Love In Vainで聴かせた斬新なカントリー解釈はなかったかもしれない。 また英国ミュージシャンにとってのL.Aミュージシャンとの接点、仲介役としての役割も意外な程大きく、裏舞台での彼の存在は思いのほか大きいようだ。 Stones関係ではかろうじて、あの悲劇のオルタモントライブの前座バンドとしてくらいしか名前は登場しないが、彼無しに70年代Stonesを語っちゃいけないよん♪ |
Flying Burrito Brothers / カントリー的な要素を体内に溢れる R&Bやソウルの名曲を |
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〜Billy Preston〜 (key) Stonesとの交流は主に70年代に入ってから。RockファンにはむしろBeatlesの煮詰まっていたGet Backセッションでのゲスト参加の方が有名かも。 これで一気にRock界のスターダムに上り詰めた彼は、Stonesにおいてもサザンソウル的ナンバーでの渋いキーボードを武器にStonesサウンドをひとつ上のレベルまで引き上げている。 ソロにおいてもAppleと契約を交わし、George HarrisonやEric Clapton等のイギリス系ミュージシャンの協力を得ながらヒットも連発。 70年代中期から台頭しだしたニューソウル的サウンドをStonesに持ち込んだのも彼で、76年のツアーではセットリストに彼のソロナンバーが加えられる程の存在感になっていく。
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The Beatles / Let It Be BeatlesがRoots回帰を狙って 分裂寸前のムードが漂う最悪の Get BackのソロのフレーズもBillyの |
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