著:やまももけんじ
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第十二章 〜 i so no 〜P.9
翌日、ヘルメットをかぶって家を出ると昨日の天気がウソのように朝からとても暑かった。いつ見ても半そでシャツにヘルメットなんてダサいと思う。でも僕は今日も抵抗もせずにヘルメットをかぶって家を出る。門を開けて畑のあぜ道の水溜りをジャンプして着地した時、なにか見えた。 前を向くとそこには磯野さんが待ってた。 貸した傘を持って。
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