opPANNER:リズムに合わせた設定が容易なオートパン。


 

Spread:どれくらいのでパンニングさせるかを設定します。なお、出力がmonoのプラグインエフェクトを設定すると出力レベルが変化するだけで定位は移動しません。

Tempo&Duration:定位が移動する周期を設定します。テンポを曲データに合わせておくと、デュレーションで設定した音符の長さで元の位置に戻ってきます。

PhaseEff:結果から言うと、より定位の広がりが得られます。Spreadを大きめに設定してヘッドホンで聴くと頭の後ろをまわっている様にも聞こえます。(下記参照)

Start:定位の変化開始方向(位置)を設定します。TrigGateをOFFにしている場合、元の定位からどちらの方向に移動するか。TrigGateを設定した場合は最初にどの位置からスタートするかを決定します。


TrigGate:設定した音量以上の信号が入力された場合にパンニングを開始します。

Release:入力信号がTrigGateより小さくなってからのパンニング動作の有効時間を設定します。新たなパンニングを開始する迄の時間ととらえると良いでしょう。



定位を決める要素:ミキサー等のパンポットの場合は左右の音量の変化によって設定されます(パンの位置によってトータルの音量は変化しない様に設定されています)。その他にも音の 鳴っている位置を人間が感じる要素として、左右の耳への到達時間の差や位相のズレと言ったものがあります。音量が同じでも右耳に入る音の方が(音が分離して聞こえない程度の時間)早い場合、音の発生源を自分の右にあると感じるわけです。(ハース効果)

PhaseEffで使われているのは位相差を利用したもので、反対方向に位相を180°反転させた信号をわずかに加えるとスピーカーの位置よりも外側から鳴っている様に聞こえるという聴覚の特性を利用したもののように思われます。(理由に付いては物理や音響学の専門書をご覧下さい(^ー^;)。すごく大ざっぱにイメージ的に説明すると(正確な表現ではありません)、右にプラスの信号だけが届くより、左にマイナスの信号が入る事によって、より右に移動するって感じ。。。。。余計にこんがらがったらごめんね。)

opALIGN

opBOXDLY

opCHORUS

opCOMP

opCYCLE

opECHO

opFLANGE

opPANNER

opPLATE

opREZN8

opRING

opSQUASH
 

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