opECHO:テンポと音符で設定できるシングルタップディレイです。


 

Dry/Wetで原音とディレイ音のバランスをとります。50%でディレイ音と原音が同音量になります。

TempoはBPM60〜236、Rythmは32分音符(1/32)から4分音符(1/4)と三連符(1/6〜1/48)加えて付点音符(3/8,3/16,5/16)も設定できますので、普通にディレイとして使うにはかなり便利ですね。

Filterはハイパス又はローパス(センターでOFF)Fdbk Lvlでフィードバック値を設定するのですが、それぞれをOFF、1にすることで、エンドレスに繰り返すことが出来ます。


ほとんど、opCYCLEと同じなんで今回は簡単にですが、少しフィルター(Filter)について説明してみますね。

よく見かける物としてハイパス(HPF)、ローパス(LPF)、バンドパス(BPF)の3つを上げることができます。ここで、気を付けたいのが名前にあるとうりPASS(通過する)ってことなんです。つまりハイパスフィルターはHighをPassするってことで、設定値より高音域(高い周波数)を通過させます。逆に言うと低音域をカットするので、ローカットフィルターなんて呼ばれることもあるんです。ローパスフィルターは設定値より低い周波数を通過させます(高音域をカットです)。

今回のopECHO等はハイパス、ローパスを切り替えられる様になってますが、一般的にフィルターって言うとハイをカットするローパスフィルターの事をさす場合が多いです。

で、最後のバンドパス(opECHOには無いです)は特定の周波数帯域を通過させます。高低2つのポイントを設定し、挟まれた周波数帯域の音を通過させる、つまり、ハイとローを共にカットします。
ついでに言うと、特定の周波数帯域をカットするBRF(バンド・リジェクション・フィルター)や特定の周波数帯域を持ち上げる(ろ過するって意味でのフィルターとはちょっと違うのですが)PKG(ピーキングフィルター)などもあります。

あと、単品のフィルターやシンセなんかではレゾナンスresonance)というパラメータを見かけることが多いと思います。これは、カットポイント間際の周波数(物によって違いますがLPFで10kHzを設定した場合、9〜10kHzって感じ)を持ち上げることができます。もともと、ハイをカットした分、聴覚上の音痩せを補う意味で使われてたんだと思いますが、積極的に活用することで、癖のある音を作ることが出来ます(こっちがメインっすね♪)。

opALIGN

opBOXDLY

opCHORUS

opCOMP

opCYCLE

opECHO

opFLANGE

opPANNER

opPLATE

opREZN8

opRING

opSQUASH
 

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