今バージョンから搭載されたVSTですが、製品に付属(OPCODE社からもフリーソフトとして入手可能)している各エフェクターについてのマニュアルが英語版しかありませんので、基本的なエフェクターの説明なども加えながらお話できればと思っています。
(僕独自の使用実験に基づいてますのでマニュアルと違ったり間違ってる場合もありますが御容赦ください。他にも面白い使い方など有りましたら教えて下さいね。間違いの御指摘も御願いします。)
opALIGN opBOXDLY opCHORUS opCOMP opCYCLE opECHO opFLANGE opPANNER opPLATE opREZN8 opRING opSQUASH
opALIGN: 整列させる、一直線にするとかっていう意味で、
機能は純粋に音を遅らせるっていう事でのディレイです。
一般的なエフェクターのディレイと違ってフィードバックやLFOもなく、Dry/Wetのバランスも調節できませんので、インサートエフェクターとして使用して単一トラックで聴いている場合は効果が解りません。
原音とディレイ音を両方再生させる場合にはコンソールのセンドからバス等を設定してそちらにこのエフェクターを設定すると良いでしょう。
そのかわり、サンプル単位での設定が可能ですのでかなり緻密な設定ができます。最終的なディレイ値は
(Delayで設定したSample値)×(Scale値)となります。
設定範囲は1×1〜512×16=8192samplesで、Sample Rateを44100に設定している場合1sample=1/44100secですから、最大約0.2秒までとなります。(BPM=120の場合:4分音符=0.5sec 16分音符=0.125secです。)
僕自身は原音とMIXして使うのが好きなんですが、多分メーカーとしてはシーケンサーの分解能を補う意味で、タイミング設定として使用するのを前提にしています。バンドルソフトのPeak SE等でもサンプル単位の編集は可能ですが、リアルタイムに他パートと聴き比べながら設定できるので便利です。
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