JAZZ



artist : ANDRÉ HODEIR, LE JAZZ GROUPE DE PARIS
title : 『 JAZZ ET JAZZ 』  ANDRE HODEIR, E JAZZ GROUPE DE PARIS 『 JAZZ ET JAZZ 』
comment : これぞ正にオルタナティヴ・ジャズの決定盤!録音テープの倍速再生や逆回転を駆使したコラージュ的編集、異様な多重録音、そして本盤最大の聴き物、フレンチ・ジャズ・ヴォーカル最高峰のクリスチャンヌ・ルグランによる圧倒的スキャットのパフォーマンスを収録!クリスチャンヌ・ファンにとっては外せない1枚。
'03/08/20記

artist : THE BLUE STARS
title : 『 LULLABY OF BIRDLAND 』  THE BLUE STARS 『 LULLABY OF BIRDLAND 』
comment : ハーモニー好きにはたまらない名盤。滲んでいく絵の具のように、朧げで優しく幻想的な美しさは、雪の降る夜にピッタリ。寒さを忘れさせてくれる暖炉のような1枚。時にお洒落に、時にコミカルにフランスのエスプリを堪能させてくれます。
 編曲はミシェル・ルグラン (1,11) とブロッサム・ディアリー (2〜10,12) 、クリスチャンヌ・ルグラン参加、と聞いただけでも「即買い!」という人もいるのでは。でも、それだけが本盤の売りじゃありません。むしろ、“このアルバムを聴いている間はそういうことを忘れてしまう”ということの方が売りです。先ずは頭の3曲の美しさでノック・アウトされちゃいます。
'03/08/20記

artist : CANNONBALL ADDERLEY SEXTET
title : 『 NIPPON SOUL recording in concert in tokyo 』  CANNONBALL ADDERLEY SEXTET 『 NIPPON SOUL recording in concert in tokyo 』
comment : マンフレッド・マンがカヴァーした「TENGO TANGO」や、ガリアーノの「JAZZ」の元ネタ (っぽい) を収録の東京ライヴ!マルチ・リード奏者ユーゼフ・ラティーフがモーダルな演奏を展開する「BROTHER JOHN」 (←“JOHN”とは、ジョン・コルトレインのこと) が聴きモノ。若き日のジョー・ザヴィヌルも参加。日本画的なジャケットもとってもナイス。
'03/08/20記、'03/09/01修正

artist : DONALD BYRD BAND & VOICES
title : 『 A NEW PERSPECTIVE 』  DONALD BYRD BAND & VOICES 『 A NEW PERSPECTIVE 』
comment : ジャズ×ゴスペル。その結晶がこれ。公民権運動で有名なマーティン・ルーサー・キング牧師の葬儀を始め、様々な宗教的儀式にも使われたというアルバム。男声4名 (テナー2人、バス2人) と女声4名 (ソプラノ2人、アルト2人) からなるコーラス隊をフィーチャーして、荘厳な世界を作り上げている。しかし、荘厳でありながらも音楽として単純に楽しめるものになっているところが凄い。何といっても、1曲目からしてソウル・ジャズだし。「普通の4ビートじゃヤダ!」という人にオススメ!作・編曲でデューク・ピアソンが参加してるのも売り。
'03/08/20記

artist : FREDERICK ROACH
title : 『 ALL THAT'S GOOD 』  FREDERICK ROACH 『 ALL THAT'S GOOD 』
comment : 本作もゴスペルものですが、当サイト上で紹介するマックス・ローチドナルド・バードらのそれとは趣を異にしています。とにかく脱力感を伴いそうなショボい代物。“必聴の名盤!”でもなければ“エポック・メイキングな傑作!”でもない。“オルガン・ジャズの最高峰!”でもなければ“ジャズ史に燦然と輝く金字塔!”でもない。この“へら〜〜ぁ”っとしたショボい脱力感をこそ味わっていただきたいアルバム。えせオルガン・ボサ「LOIE」はサバービア系の人もOKなのでは。
'03/08/20記

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