Last Update:Jul 19,2001


月日

出来事

解説

1月12日
新アルバムのレコーディング再開。  

1月30日
新アルバムの中で、エルヴィス・プレスリーの「ポケットフル・オブ・レインボウズ」をカヴァーすることが決定。  

1月31日
新アルバムの日本でのレコーディング作業が終了。  

2月5日
新アルバムのレコーディングをニューヨークで行うため、メンバー3人とスタッフが出発。  
読売新聞夕刊で「YMO再生」が報道される。  

2月8日
N.Y.スカイライン・スタジオで新アルバムのレコーディング作業開始。  

2月22日
ウィリアム・ギブソンから新アルバムのレコーディングのために書き下ろされたテキストと、朗読の入ったDATが届く。  

2月24日
N.Y.スカイライン・スタジオで新アルバムのレコーディング最終日。  
再生YMOのロゴが決定。

3月1日
ライト・トラック・スタジオでミックスダウン開始。  

3月16日
新アルバム「テクノドン」のレコーディング終了。  

3月18日
細野晴臣、高橋幸宏がレコーディング・スタッフとともにニューヨークから帰国。  

3月21日

ビデオ「YMO伝説」発売。

「YMO伝説」は、1984年5月にNHK総合で放送されたジャパンツアー(散開ライブ)日本武道館公演をビデオ化したもの。
細野晴臣のソロアルバム「メディスン・コンピレーション」(EPICソニー)発売。 アンビエント色の強い本作は、再生YMOのヒントになったと言われている。

4月1日

YMO再生の記者会見を行う。(目黒、フォーシーズンズ・ホテル)

「YMO再生」の記者会見に訪れた記者の数は約500人。その多くが当時のYMOファンと思われる世代であった。期待の高まる中、YMOはベッドに寝たままの状態で復活した。
この記者会見では、「ポケットが虹でいっぱい」のサンプルカセットと、YMOの歴史を記したパンフレットが渡されたのみで、この段階で「テクノドン」の音を聴いていた人はほとんどいなかった。
会見で細野晴臣は「当時ローティーンだった人を意識して作った」と発言し、坂本龍一は「自分が日本で仕事をする場合、この2人とするしかないんですね」と言い、高橋幸宏が「新しい機材も使っていますが、いわゆるデジタルじゃなくアナログ的なシンセサイザーの音色を多用してます」と語るように、いくつかのキーワードを残すものの、終始はぐらかしに徹するというYMOらしさが印象に残るものだった。
司会にはオジンガーZ、芸能レポーターとして松村邦洋と松本明子の「電波少年」コンビが質問するなど、バラエティ的な要素も見られた。
この記者会見の模様はNHKの7時のニュースでも報じられた。
TBS「筑紫哲也ニュース23」、フジテレビ「MJ」のインタビュー収録。  
FM横浜、NACK-5、BAY-FMの3局で「テクノポリス・トライアングル」と題された特別番組オンエア。 「テクノポリス・トライアングル」の内容は、前半の記者会見は3局ともほぼ同じで、後半は各局が独自の内容で再生YMOを紹介した。

4月5日
テレビ東京「モグラネグラ」、日本テレビ「EXテレビ」で「YMO再生」記者会見の模様を放送。

4月13日
TBS「筑紫哲也ニュース23」で4月1日に収録したYMOのインタビューなどをオンエア。  

4月21日

リミックス・ミニアルバム「YMO VS THE HUMAN LEAGUE」(アルファ)発売。

 

4月25日
日本テレビ「進め!電波少年」で再生記者会見の模様を放送。 松村邦洋と松本明子が司会の番組。記者会見で松村がお願いした「新しいロゴを”電波少年”と呼んでいいでしょうか?」という部分が放送された。

4月28日

シングル「ポケットが虹でいっぱい」(東芝EMI)発売。

TBS系ドラマさくらももこランド「谷口六三商店」の主題歌に使われた。

4月30日
坂本龍一が再生ライブのCG制作を原田大三郎に依頼。 東京ドーム内の巨大スクリーンを覆い尽くす3DCGをつくるには1年くらいの期間が必要だが、「面白そうだから」という軽いノリで原田大三郎率いるDEL(Digital Effects Laboratory)はこの仕事を引き受けた。

5月4日
〜9日
再生ライブのプリ・プロダクションを行う。(芝浦、606スタジオ)  

5月10日
〜21日
再生ライブのプリ・プロダクションを行う。(ART PLAZA 1000)  

5月14日
DELが再生ライブのCG製作開始。  

5月21日
再生ライブのリハーサルを開始。(芝浦、501スタジオ) 6月7日まで行われた。

5月23日
TFMにYMOが12時間にわたり出演。  
ニューアルバム「テクノドン」の音が解禁になった。  

5月26日

ニューアルバム「テクノドン」(東芝EMI)発売。

9年5ヶ月ぶりの新作。
坂本龍一は「発音によって、丼物みたいに聞こえるので気をつけてください。(笑)つまり、テクノの恐竜、怪物という意味です。」と説明したあと、「はやりのテクノの音に近づけようと思って、新しい機会を使ったりしたけど、やっぱり名器と言われるアナログシンセの音が良かった。音も最新のテクノを目指しても、いつの間にかYMOの音楽になっていた。」と解説した。

5月27日
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」の番組収録。  
アルファレコード、Aスタジオで旧曲のサンプリング作業が行う。

 

6月2日
フジテレビ「MJ」でYMOの特集が組まれる。 芝浦で行われた、ライブのリハーサル風景やフジテレビ所有の1980年当時の映像(武道館公演など)が放送された。 

6月3日
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。 この日をはじめ3回に出演。

6月7日
再生ライブのリハーサルを終了。(芝浦、501スタジオ)  

6月8日
東京ドームでライブの仕込みが行われる。  

6月9日

リミックス・ミニアルバム「テクノドン・リミックス氈v(東芝EMI)発売。

ミックスは、ディー・ライトのテイ・トーワとゴー・ホトダが担当した。
東京ドームでライブのゲネプロが行われる。  
NHK衛星第2で放送される「YMO再生ライブ」のインタビュー収録。  

6月10日

<再生LIVE>
東京ドーム公演。

サポート・メンバーはゴー・ホトダ。前座はジ・オーブがつとめた。
10年ぶりに復活するYMOを見ようと、全国各地からオーディエンスが集まった。徹夜組もいたようだが、年齢層は10〜20代が圧倒的に多く、当時のYMOを見ていなかった世代が全体の6割を占めていた。
巨大スクリーンに映し出される斬新な映像は度肝を抜いたが、演奏はアルバム「テクノドン」をほぼ曲順通りに全曲演奏。中間とアンコールでかつてのヒット曲を演奏していた。パンフレットの曲目の中にU.Tがあったが両日とも演奏されなかった。
この日はスタンド2階の上段にわずかに残席があった。
CG映像は、原田大三郎率いるDEL。

YMO本「TECHNODON(テクノドン)」(小学館)発売。  
YMO本「YMO by NAN GOLDIN」(太田出版)発売。  
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。  

6月11日

<再生LIVE>
東京ドーム公演。

1日目とは違い、リラックスした印象を与えた。演奏も音響もこの日の方が良く、テレビでオンエアされた映像やライブCDの音源はこの日のもの。

 

6月13日
ライブアルバムのミックスダウン開始。(青山、ビクター203スタジオ) ゴー・ホトダによって作業が進められた。

6月15日
細野晴臣と高橋幸宏がミックスに立ち合う。  

6月19日
ライブアルバムのミックスダウン終了。 この日も細野晴臣と高橋幸宏がミックスに立ち合った。

6月20日
NHK衛星第2で「YMO再生ライブ」オンエア。  

7月1日
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。  

7月14日

リミックス・ミニアルバム「テクノドン・リミックス」(東芝EMI)発売。

リミックスはジ・オーブが担当。

7月21日

リミックス・ミニアルバム「YMO VS ジ・オーブ東風リミクシーズ」(アルファ)発売。

 
アナログ盤「YMOアナログ・シングル・ボックス」(アルファ)発売。  

8月22日
NHK総合で「YMO再生ライブ」オンエア。 6月20日にNHK衛星第2で放送されたものとは内容が異なる。

8月25日

ライブアルバム「テクノドン・ライブ」(東芝EMI)発売。

 
シングル「ビー・ア・スーパーマン」(東芝EMI)発売。  

9月21日
ライブビデオ「ライブ・アット・武道館1980」(アルファ)発売。  
ボックスセット「YMO CDシングル・ボックス」(アルファ)発売。  
リミックス・アルバム「ハイテック/USクライム」(アルファ)発売。  

9月22日
細野晴臣のリミックス・アルバム「メンタル・スポーツ・ミックス」(EPICソニー)発売。  

10月5日
YMO本「ピリオド」(徳間書店)発売。  

11月21日

ライブアルバム「ライブ・アット・武道館1980」(アルファ)発売。

 

12月1日

ライブビデオ「テクノドン・イン・東京ドーム」(東芝EMI)発売。

限定版のボックス仕様もあり、パッケージ違いに加え、”YMOウォッチ”が付いていた。

12月21日

ライブアルバム「ライブ・アット・紀伊国屋ホール1978」(アルファ)発売。

 

 

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