月日 |
出来事 |
解説 |
1月12日 |
新アルバムのレコーディング再開。 |
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1月30日 |
新アルバムの中で、エルヴィス・プレスリーの「ポケットフル・オブ・レインボウズ」をカヴァーすることが決定。 |
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1月31日 |
新アルバムの日本でのレコーディング作業が終了。 |
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2月5日 |
新アルバムのレコーディングをニューヨークで行うため、メンバー3人とスタッフが出発。 |
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読売新聞夕刊で「YMO再生」が報道される。 |
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2月8日 |
N.Y.スカイライン・スタジオで新アルバムのレコーディング作業開始。 |
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2月22日 |
ウィリアム・ギブソンから新アルバムのレコーディングのために書き下ろされたテキストと、朗読の入ったDATが届く。 |
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2月24日 |
N.Y.スカイライン・スタジオで新アルバムのレコーディング最終日。 |
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再生YMOのロゴが決定。 |
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3月1日 |
ライト・トラック・スタジオでミックスダウン開始。 |
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3月16日 |
新アルバム「テクノドン」のレコーディング終了。 |
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3月18日 |
細野晴臣、高橋幸宏がレコーディング・スタッフとともにニューヨークから帰国。 |
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3月21日 |
ビデオ「YMO伝説」発売。
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「YMO伝説」は、1984年5月にNHK総合で放送されたジャパンツアー(散開ライブ)日本武道館公演をビデオ化したもの。 |
細野晴臣のソロアルバム「メディスン・コンピレーション」(EPICソニー)発売。 |
アンビエント色の強い本作は、再生YMOのヒントになったと言われている。 |
4月1日 |
YMO再生の記者会見を行う。(目黒、フォーシーズンズ・ホテル)
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「YMO再生」の記者会見に訪れた記者の数は約500人。その多くが当時のYMOファンと思われる世代であった。期待の高まる中、YMOはベッドに寝たままの状態で復活した。
この記者会見では、「ポケットが虹でいっぱい」のサンプルカセットと、YMOの歴史を記したパンフレットが渡されたのみで、この段階で「テクノドン」の音を聴いていた人はほとんどいなかった。
会見で細野晴臣は「当時ローティーンだった人を意識して作った」と発言し、坂本龍一は「自分が日本で仕事をする場合、この2人とするしかないんですね」と言い、高橋幸宏が「新しい機材も使っていますが、いわゆるデジタルじゃなくアナログ的なシンセサイザーの音色を多用してます」と語るように、いくつかのキーワードを残すものの、終始はぐらかしに徹するというYMOらしさが印象に残るものだった。
司会にはオジンガーZ、芸能レポーターとして松村邦洋と松本明子の「電波少年」コンビが質問するなど、バラエティ的な要素も見られた。
この記者会見の模様はNHKの7時のニュースでも報じられた。 |
TBS「筑紫哲也ニュース23」、フジテレビ「MJ」のインタビュー収録。 |
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FM横浜、NACK-5、BAY-FMの3局で「テクノポリス・トライアングル」と題された特別番組オンエア。 |
「テクノポリス・トライアングル」の内容は、前半の記者会見は3局ともほぼ同じで、後半は各局が独自の内容で再生YMOを紹介した。 |
4月5日 |
テレビ東京「モグラネグラ」、日本テレビ「EXテレビ」で「YMO再生」記者会見の模様を放送。 |
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4月13日 |
TBS「筑紫哲也ニュース23」で4月1日に収録したYMOのインタビューなどをオンエア。 |
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4月21日 |
リミックス・ミニアルバム「YMO VS THE HUMAN LEAGUE」(アルファ)発売。
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4月25日 |
日本テレビ「進め!電波少年」で再生記者会見の模様を放送。 |
松村邦洋と松本明子が司会の番組。記者会見で松村がお願いした「新しいロゴを”電波少年”と呼んでいいでしょうか?」という部分が放送された。 |
4月28日 |
シングル「ポケットが虹でいっぱい」(東芝EMI)発売。
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TBS系ドラマさくらももこランド「谷口六三商店」の主題歌に使われた。 |
4月30日 |
坂本龍一が再生ライブのCG制作を原田大三郎に依頼。 |
東京ドーム内の巨大スクリーンを覆い尽くす3DCGをつくるには1年くらいの期間が必要だが、「面白そうだから」という軽いノリで原田大三郎率いるDEL(Digital
Effects Laboratory)はこの仕事を引き受けた。 |
5月4日
〜9日 |
再生ライブのプリ・プロダクションを行う。(芝浦、606スタジオ) |
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5月10日
〜21日 |
再生ライブのプリ・プロダクションを行う。(ART
PLAZA 1000) |
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5月14日 |
DELが再生ライブのCG製作開始。 |
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5月21日 |
再生ライブのリハーサルを開始。(芝浦、501スタジオ) |
6月7日まで行われた。 |
5月23日 |
TFMにYMOが12時間にわたり出演。 |
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ニューアルバム「テクノドン」の音が解禁になった。 |
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5月26日 |
ニューアルバム「テクノドン」(東芝EMI)発売。
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9年5ヶ月ぶりの新作。
坂本龍一は「発音によって、丼物みたいに聞こえるので気をつけてください。(笑)つまり、テクノの恐竜、怪物という意味です。」と説明したあと、「はやりのテクノの音に近づけようと思って、新しい機会を使ったりしたけど、やっぱり名器と言われるアナログシンセの音が良かった。音も最新のテクノを目指しても、いつの間にかYMOの音楽になっていた。」と解説した。 |
5月27日 |
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」の番組収録。 |
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アルファレコード、Aスタジオで旧曲のサンプリング作業が行う。 |
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6月2日 |
フジテレビ「MJ」でYMOの特集が組まれる。 |
芝浦で行われた、ライブのリハーサル風景やフジテレビ所有の1980年当時の映像(武道館公演など)が放送された。 |
6月3日 |
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。 |
この日をはじめ3回に出演。 |
6月7日 |
再生ライブのリハーサルを終了。(芝浦、501スタジオ) |
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6月8日 |
東京ドームでライブの仕込みが行われる。 |
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6月9日 |
リミックス・ミニアルバム「テクノドン・リミックス氈v(東芝EMI)発売。
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ミックスは、ディー・ライトのテイ・トーワとゴー・ホトダが担当した。 |
東京ドームでライブのゲネプロが行われる。 |
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NHK衛星第2で放送される「YMO再生ライブ」のインタビュー収録。 |
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6月10日 |
<再生LIVE>
東京ドーム公演。
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サポート・メンバーはゴー・ホトダ。前座はジ・オーブがつとめた。
10年ぶりに復活するYMOを見ようと、全国各地からオーディエンスが集まった。徹夜組もいたようだが、年齢層は10〜20代が圧倒的に多く、当時のYMOを見ていなかった世代が全体の6割を占めていた。
巨大スクリーンに映し出される斬新な映像は度肝を抜いたが、演奏はアルバム「テクノドン」をほぼ曲順通りに全曲演奏。中間とアンコールでかつてのヒット曲を演奏していた。パンフレットの曲目の中にU.Tがあったが両日とも演奏されなかった。
この日はスタンド2階の上段にわずかに残席があった。
CG映像は、原田大三郎率いるDEL。
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YMO本「TECHNODON(テクノドン)」(小学館)発売。 |
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YMO本「YMO
by NAN GOLDIN」(太田出版)発売。 |
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フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。 |
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6月11日 |
<再生LIVE>
東京ドーム公演。
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1日目とは違い、リラックスした印象を与えた。演奏も音響もこの日の方が良く、テレビでオンエアされた映像やライブCDの音源はこの日のもの。
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6月13日 |
ライブアルバムのミックスダウン開始。(青山、ビクター203スタジオ) |
ゴー・ホトダによって作業が進められた。 |
6月15日 |
細野晴臣と高橋幸宏がミックスに立ち合う。 |
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6月19日 |
ライブアルバムのミックスダウン終了。 |
この日も細野晴臣と高橋幸宏がミックスに立ち合った。 |
6月20日 |
NHK衛星第2で「YMO再生ライブ」オンエア。 |
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7月1日 |
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげです」にYMOとして出演。 |
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7月14日 |
リミックス・ミニアルバム「テクノドン・リミックス」(東芝EMI)発売。
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リミックスはジ・オーブが担当。 |
7月21日 |
リミックス・ミニアルバム「YMO VS ジ・オーブ東風リミクシーズ」(アルファ)発売。
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アナログ盤「YMOアナログ・シングル・ボックス」(アルファ)発売。 |
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8月22日 |
NHK総合で「YMO再生ライブ」オンエア。 |
6月20日にNHK衛星第2で放送されたものとは内容が異なる。 |
8月25日 |
ライブアルバム「テクノドン・ライブ」(東芝EMI)発売。
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シングル「ビー・ア・スーパーマン」(東芝EMI)発売。 |
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9月21日 |
ライブビデオ「ライブ・アット・武道館1980」(アルファ)発売。 |
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ボックスセット「YMO CDシングル・ボックス」(アルファ)発売。 |
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リミックス・アルバム「ハイテック/USクライム」(アルファ)発売。 |
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9月22日 |
細野晴臣のリミックス・アルバム「メンタル・スポーツ・ミックス」(EPICソニー)発売。 |
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10月5日 |
YMO本「ピリオド」(徳間書店)発売。 |
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11月21日 |
ライブアルバム「ライブ・アット・武道館1980」(アルファ)発売。
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12月1日 |
ライブビデオ「テクノドン・イン・東京ドーム」(東芝EMI)発売。
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限定版のボックス仕様もあり、パッケージ違いに加え、”YMOウォッチ”が付いていた。 |
12月21日 |
ライブアルバム「ライブ・アット・紀伊国屋ホール1978」(アルファ)発売。
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