Last Update:Sep 25,2001


月日

出来事

解説

1月1日
世界コミュニケーション年のテーマ曲として「以心電信」のTV-CFがNHK総合で放送開始。  

フジテレビの「オレ達ひょうきん族」スペシャルに出演。「三匹の用心棒」という時代劇コントを披露。

「三匹の用心棒」にはYMOの3人の他、鮎川誠、立花ハジメ、鈴木慶一、小池玉緒、前川清、ビートたけしらが出演。

高橋幸宏のシングル「アー・ユー・レシービング・ミー」(\EN)発売。 ニッカ・ウヰスキーのCFで使われた。
イモ欽トリオのシングル「ティーンエイジ・イーグルス」(フォーライフ)発売。 細野晴臣作曲。

1月2日
タコのアルバム「タコ」(ピナコテカ)発売。 坂本龍一が作曲、編曲、演奏、ヴォーカルで参加。
インディーズで活躍していたタコのアルバムに、坂本龍一が「な・い・し・ょのエンペラーマジック」という非常に危険な曲を提供した。

1月12日
シングル「君に胸キュン。」レコーディング開始。  

1月20日
シングル「君に胸キュン。」のトラックダウンが完了し、レコーディング終了。  

2月1日
藤村美樹のシングル「夢・恋・人」(ジャパン)発売。 細野晴臣作曲、編曲、演奏。

2月5日

ビデオ「コンピューター・ゲーム」(ビクター)発売。

ロン・ヘイズとリチャード・ウォーマンが制作したプロモーションビデオ「コンピューター・ゲーム」(「ファイアー・クラッカー」)、「ライディーン」、「テクノポリス」の3曲に加え、79年ハラー公演の映像を元に構成された「ソリッド・ステート・サヴァイヴァー」、79年グリークシアターでのライブ映像(「ビハインド・ザ・マスク」)が収録されている。

3月1日
川上さんと長嶋さんのシングル「きたかチョーさん まってたドン」(日本コロムビア)発売。 細野晴臣作曲、編曲。
曲を依頼された細野晴臣は、詞を見て頭をかかえたらしい。

3月5日
中島みゆきのアルバム「予感」(キャニオン)発売。 細野晴臣が演奏で参加。

3月25日

シングル「君に胸キュン。」発売。

カネボウ化粧品春のキャンペーンソングに使用され、オリコン誌で2位を記録した。
初回プレスにはステッカーがついた。また、高橋幸宏によるテレフォン・サービスがあった。
プロモーションビデオは立花ハジメがディレクターをつとめた。
藤村美樹のアルバム「夢・恋・人」(ジャパン)発売。 細野晴臣が作曲、編曲、演奏、高橋幸宏が編曲、演奏で参加。
S-KENのアルバム「ギャング・バスター」(キング)発売。 細野晴臣がサウンド・コーディネーションを担当し、編曲、演奏を手がけた。
特徴的なリン・ドラムが聴ける。

4月1日
郷ひろみのアルバム「比呂魅卿の犯罪」(CBSソニー)発売。 坂本龍一プロデュース。細野晴臣、高橋幸宏が演奏で参加。

4月5日
坂本龍一+デヴィッド・シルヴィアンのシングル「禁じられた色彩」(ビクター)発売。 坂本龍一と高橋幸宏が作曲、編曲で参加。
矢野顕子のシングル「わたしのにゃんこ」(ジャパン)発売。 坂本龍一編曲、演奏。
松原みきのシングル「パラダイスビーチ」(キャニオン)発売。 細野晴臣作曲、演奏。

4月9日

雑誌「サウンドール」の特別編集本「YMO BOOK 〜YOUNG MUZAK OZISAN」(学研)発売。

YMOとしては2冊目の本。内容は1981年から1983年春までの主にソロワークを掲載している。

4月12日
ニッポン放送で「高橋幸宏のオールナイトニッポン」の放送開始。 構成作家で大久保林清こと故景山民夫が参加。また、国際電話でのロンドン・レポートに写真家のトシ矢嶋を起用した。

4月14日
TBS「ザ・ベストテン」に出演。 YMOとしては初出演。順位は17位で”今週のスポットライト」のコーナーに出演し、「君に胸キュン。」を披露。(演奏はせず、カラオケをバックにした高橋幸宏のボーカルと演奏するまねのパフォーマンス)

4月18日
日本テレビ「ザ・トップテン」に出演。 順位は10位。YMOとしては初出演。

4月21日

ビデオ「YMOウィンター・ライブ'81」(CBSソニー)発売。

内容は1981年12月22〜24日の新宿コマ劇場でのライブテイク。
森進一のシングル「紐育物語」(ビクター)発売。 細野晴臣作曲、細野+坂本龍一編曲。
映画「だいじょうぶマイ・フレンド」のサウンド・トラック(キャニオン)発売。 坂本龍一が作曲、編曲、演奏した「ドアーズのテーマ」収録。

4月23日

「おじさんの浮気なヴァカンス 〜YMO大集会」開催。(新宿、厚生年金会館大ホール)

ファンの集いとして行われたこの集会では、発表前のアルバム「浮気なぼくら」の鑑賞会、戸川純、小池玉緒、相田寿美緒との対談、ビデオ上映、カラオケによる「君に胸キュン」、「以心電信」のパフォーマンスなどが行われた。
相田寿美緒は、「君に胸キュン」CF曲として使われた1983年カネボウ・サマーキャンペーンのキャンペーン・ガール。
立花ハジメのアルバム「Hm」(\EN)発売。 高橋幸宏プロデュース。

4月25日
日本テレビ「ザ・トップテン」に出演。 「おじさんの浮気なヴァカンス 〜YMO大集会」で演奏(?)された「君に胸キュン。」が放送された。
大空はるみのアルバム「VIVA」(ロンドン)発売。 細野晴臣が曲を提供。
スターボーのアルバム「STARBOW 1」(ポリドール)発売。 細野晴臣が曲を提供。

4月27日
松田聖子のシングル「天国のキッス」(CBSソニー)発売。 細野晴臣作曲。
A面の元ネタは細野晴臣が1982年に出演した日立のCF「インター・フェイス」での使用曲。B面の元ネタは小池玉緒のために書き下ろした未発表曲「カナリア」。

5月1日

映画「戦場のメリークリスマス」のサウンド・トラック(ロンドン)発売。

映画「戦場のメリークリスマス」には坂本龍一が音楽監督、俳優として参加。
イギリスではヴァージン・レコード、アメリカではMCAから発売。日本版とはジャケットが異なる。

5月5日
TBS「ザ・ベストテン」に出演。  

5月7日
文化放送「小林克也 No.1ジョッキー」にゲスト出演。  

5月8日
フジテレビ「クイズ!ドレミファドン」に出演。 2週に渡って出演。この日は「君に胸キュン。」と「ワイルド・アンビションズ」の2曲を披露。YMOのセットデザインは立花ハジメによるもの。
また、小林克也司会によるイントロクイズにも出演した。
FM東京「音の仲間たち」にゲスト出演。  
坂本龍一が「カンヌ映画祭」に出席するため日本を出発。 映画「戦場のメリークリスマス」の出品によるもの。

5月9日
日本テレビ「ザ・トップテン」に出演。  

5月12日
TBS「ザ・ベストテン」に出演。  

5月15日
フジテレビ「クイズ!ドレミファドン」に出演。 2週目のこの日は、「君に胸キュン。」、「以心電信」、「音楽」の3曲を披露。コスチュームは久々に”赤い人民服”。
小林克也の司会でコントも行った。

5月17日
坂本龍一の「サウンドストリート」で「浮気なぼくら」特集が組まれ、細野晴臣、高橋幸宏がゲスト出演。  

5月19日
TBS「ザ・ベストテン」に出演。  

5月21日
ビートたけしのシングル「たかをくくろうか」(ビクター)発売。 坂本龍一作曲、YMO演奏。
超多忙なYMOのメンバーがスケジュールを調整してようやく時間を作ったにもかかわらず、ビートたけしがすっぽかしたというエピソードが残っている。
美空ひばりのシングル「笑ってよムーンライト」(日本コロムビア)発売 坂本龍一編曲。
藤真梨子のアルバム「アブラカタブラ」(テイチク)発売。 細野晴臣が作曲で参加。

5月23日
坂本龍一がカンヌから帰国。  

5月24日

アルバム「浮気なぼくら」(アルファ)発売。

1年7ヶ月ぶりの新作。
当初「ウィンター・ライブ'81」をもって解散することにしていたようだが、レコード会社側の意向により延期された。83年に入ってからの今までとは全く違ったYMOの活動と、坂本龍一の「業界のマニュアル通りにYMOが出したらどうなるか」という発言からも分かるように、メンバーはYMOを使って遊んでいたのだ。
ただこの時点で本作が”解散”を前提に制作されたことは知られなかった。
表面的には、いわゆる”お決まり”パターンで構成されているが、コアである音楽自体は、今までの延長線上にある。

5月26日

映画「戦場のメリークリスマス」公開。

「戦メリ」と略されて話題になった本作の1983年興行収益は9億9000万円だった。
大島渚監督作品。
出演は坂本龍一の他、デビット・ボウイ、トム・コンティ、ジャック・トンプソン、ビートたけし、内田裕也、三上寛、ジョニー大倉、室田日出男他。
本作で坂本龍一は音楽監督だけでなく、俳優として映画初出演を果たしている。坂本龍一の役どころは、デビット・ボウイ演じるセリアズによって精神的に瓦解していくエリート軍人ヨノイ大尉役。
TBS「ザ・ベストテン」に出演。  

5月30日
日本テレビ「ザ・トップテン」に出演。  

6月6日
アルバム「浮気なぼくら」がオリコン・チャートで1位になる。  

6月11日
NHK教育テレビ「YOU」にYMOとして出演。「誰でもミュージシャン パート2 〜YMOの音楽講座〜」を行った。 1982年6月に放送された「坂本龍一の音楽講座」ぼ続編にあたるもの。

6月12日
NHK総合テレビ「レッツゴーヤング」に出演。  

6月13日
立花ハジメのライブに高橋幸宏がゲスト出演。(大阪サンケイホール)  

6月15日
ニッポン放送「高橋幸宏のオールナイトニッポン」に坂本龍一がゲスト出演。  

6月18日
FM東京「アイワ・サタデー・アドヴェンチャー」にゲスト出演。司会は松任谷由実で「ユーミンとYMO同窓会」というタイトルで放送された。  

6月20日
サウンドトラック「戦場のメリークリスマス」のピアノ・バージョン「アベック・ピアノ」(思索社)発売。 カセット+ブックレットのカセットブックという形態で発売された。

6月21日
かしぶち哲郎のアルバム「リラのホテル」(キャニオン)発売。 細野晴臣が演奏、坂本龍一が編曲、演奏で参加。

6月25日
高橋幸宏のシングル「前兆」(\EN)発売。  

7月1日
立花ハジメのライブに高橋幸宏がゲスト出演。(渋谷公会堂)  

7月9日
越美晴のレコーディングのため、細野晴臣がベルギーへ出発。 約2週間の滞在で行われたレコーディングは、地元のテクノ・バンド、テレックスとの共同作業になった。アルバムに収録された「ラムール・トゥージュール」はテレックスが1982年に発表した曲で、細野が大変気にいったため今回のレコーディングが実現した。

7月25日
フジテレビ「夜のヒットスタジオ」に出演。 新曲「過激な淑女」と「ワイルド・アンビションズ」の2曲を披露した。
「過激な淑女」はこの日のみ振り付きで披露された。
朝日新聞の夕刊に「YMOは天才のトップブランドです。」というコピーで広告が掲載された。  

7月27日

シングル「過激な淑女」発売。

「過激な淑女」は、もともと中森明菜のために細野晴臣が書いた曲だったが、NGとなったためYMOの新曲として採用された。B面は「シー・スルー」。

アルバム「浮気なぼくら〜インストゥルメンタル」発売。

オリコンで18位を記録。

7月30日
フジテレビ「オレ達ひょうきん族」に高橋幸宏が景山民夫と共に出演。  

8月
坂本龍一がデヴィッド・シルヴィアンのレコーディングに参加するためベルリンに出発。  

8月1日
松田聖子のシングル「ガラスの林檎」(CBSソニー)発売。 細野晴臣作曲、編曲。

8月5日
ユミのシングル「もしも世界にタヌキがいたら」(フォーライフ)発売。 坂本龍一作曲、編曲。
フジテレビ「なるほど・ザ・ワールド」のテーマ曲だった。
シーラカンスのシングル「もしも世界にタヌキがいたら」(フォーライフ)発売。 坂本龍一作曲、編曲。
ユミのシングルとトラックは同じで、ボーカルが違うだけのもの。

8月10日
中森明菜のアルバム「NEW AKINA 〜エトランゼ」(ワーナー・パイオニア)発売。 細野晴臣が作曲、編曲、演奏で参加。

8月13日

高橋幸宏ソロツアー<YUKIHIRO TOUR 1983>スタート。
箱根自然公園公演。

ツアーメンバーは、鈴木慶一(キーボード)、立花ハジメ(サックス)、ビル・ネルソン(ギター)、デヴィット・パーマー(ドラムス)。
この日はゲストで細野晴臣が出演。
また、この日はRCサクセションとのジョイント・コンサートだった。

8月14日
NHK「レッツゴーヤング」出演。 「君に胸キュン」を演奏。

8月15日
〜16日
<YUKIHIRO TOUR 1983>
東京、渋谷公会堂公演。
 

8月18日
<YUKIHIRO TOUR 1983>
大阪、野外音楽堂公演。
 

8月20日
<YUKIHIRO TOUR 1983>
東京、渋谷公会堂公演。

 
NHK総合テレビで「箱根オデッセイ」が放送される。 箱根自然公園でのライブを放送。前半がRCサクセション、後半が幸宏バンドという構成だった。

8月24日
太田蛍一のアルバム「人外大魔境」(\EN)発売。 細野晴臣が歌唱で参加した曲が2曲収録されている。

8月25日

高橋幸宏のソロアルバム「薔薇色の明日」(\EN)発売。

 
イノヤマランドのアルバム「ダンジンダン・ポジドン」(\EN)発売。 細野晴臣プロデュース。

9月1日
加藤和彦のアルバム「あの頃、マリーローランサン」(CBSソニー)発売。 高橋幸宏が演奏で参加。

9月6日
かしぶち哲郎のライブに坂本龍一がゲスト出演。  

9月7日
ニッポン放送「高橋幸宏のオールナイトニッポン」にYMOと原田知世がゲスト出演。  
中森明菜のシングル「禁区」(ワーナー・パイオニア)発売。 細野晴臣作曲、編曲。高橋幸宏が演奏で参加。

9月21日
飯島真理のアルバム「ロゼ」(ビクター)発売。 坂本龍一プロデュース。
遠藤賢司の12インチ・シングル「オムライス」(日本コロムビア)発売。 細野晴臣が編曲、演奏で参加。

9月26日
フジテレビ「夜のヒットスタジオ」出演。 「以心電信」を披露。

9月28日
シングル「以心電信」発売。  
小池玉緒のシングル「鏡の中の十月」(\EN)発売。 高橋幸宏プロデュース。YMOとして作曲、編曲、演奏を行った。
レコーディングの模様は、6月にNHK教育テレビ「YOU」で放送された。
また、この曲は1988年に発売された門あさ美のアルバム「ラ・フルール・ブル」(東芝EMI)でカバーされ、タイトルも「退屈と二つの月」と改題されている。
タンゴ・ヨーロッパのシングル「ダンスホールで待ちわびて」(アルファ)発売。 細野晴臣作曲。

10月
福沢もろのシングル「宇宙の唄」(サークル・マインド・ステーション)発売。 細野晴臣が演奏で参加。

10月1日
遠藤賢司のミニ・アルバム「オムライス」(日本コロムビア)発売。 細野晴臣が編曲、演奏で参加。

10月8日
雑誌「サウンドール」特別編集本「シンセ倶楽部」(学研)発売。 メンバー3人のインタビューなどを掲載。

10月11日
NHK-FM「坂本龍一のサウンドストリート」の放送中、初めて”散開”という言葉が使われる。  

10月15日
雑誌「GORO」のインタビューで”散開”を表明。  

10月18日
テレビ朝日で放送されたデヴィッド・ボウイの来日特番に、メンバー3人が出演。  

10月19日
ニッポン放送「高橋幸宏のオールナイトニッポン」にYMOが出演。3人揃って”散開”を表明。 YMOの散開に対して、細野晴臣は「僕は散開に対して別に何も思い入れがないの。ファンの人は解散なんて聞くとショックだろうから、その辺を考慮して解散という言葉を使わなかったし、発表する気もなかった。」と語るように、メンバー自身は淡々としていた。

10月21日
大貫妙子のアルバム「シニフィエ」(RVC)発売。 坂本龍一が編曲、演奏で参加。
清水靖晃のアルバム「北京の秋」(日本コロムビア)発売。 坂本龍一が演奏で参加。

10月26日
越美晴のアルバム「チュチュ」(\EN)発売。 細野晴臣プロデュース。

11月1日
大村憲司のアルバム「外人天国」(EPICソニー)発売。 坂本龍一が演奏で参加。

11月6日
「1983 YMO JAPAN TOUR」に参加するため、デヴィット・パーマーが来日。  

11月12日
映画「居酒屋兆治」公開。 細野晴臣が俳優として、市役所員、佐野の役で出演。主演は高倉健。

11月17日
1983JAPAN TOURのラン・スルーを行う。(東京、国際放映)  

11月18日
高橋幸宏のビデオ「ボーイズ・ウィル・ビー・ボーイズ」(アポロン)発売。 「YUKIHIRO TOUR 1983」のライブビデオ。

11月21日
加藤登紀子のアルバム「夢の人魚」(ポリドール)発売。 坂本龍一と加藤登紀子とのデュエット曲が収録された。
高橋美枝のシングル「ひとりぼっちは嫌い」(CBSソニー)発売。 B面に収録された「ピンクの鞄」が細野晴臣作曲。

11月23日

<1983 YMO JAPAN TOUR>スタート。
札幌、道立産業共進会場公演。

いわゆる「散開ツアー」。
サポート・メンバーは、元ABCのデヴィッド・パーマー(ドラムス)。
この日は、アンコール曲が「ファイアー・クラッカー」だけであった。

坂本龍一がイメージキャラクターを務めたダイエーのお歳暮のテレビCFオンエア開始。(〜12月中旬)

11月25日
「モダン・コレクションVol.4」に細野晴臣が出演。(渋谷、パルコ・パート3) この日のライブは、越美晴 with TUTU + 細野晴臣で行われた。

11月28日
<1983 YMO JAPAN TOUR>
名古屋、愛知県体育館公演。
 
オムニバスアルバム「ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」(\EN)発売。 高橋幸宏、高橋信之の兄弟プロデュース。
細野晴臣の「25 Dec. 1983」と高橋幸宏の「ドアを開けば」が収録されている。

11月29日
〜30日

<1983 YMO JAPAN TOUR>
大阪、大阪城ホール公演。

12月3日
<1983 YMO JAPAN TOUR>
郡山、郡山市総合体育館公演。
 

12月10日
坂本龍一のピアノ・アルバム「コーダ」(ロンドン)発売。 6月20日に発売された「アベック・ピアノ」のLP盤。
カセットブックに未収録の新曲「ジャパン」と「コーダ」の2曲が追加されている。

12月12日
〜13日

<1983 YMO JAPAN TOUR>
東京、日本武道館公演。

12月13日
NHK-FM「坂本龍一のサウンドストリート」にYMO、デヴィッド・パーマー、ピーター・バラカンがゲスト出演。  

12月14日

アルバム「サーヴィス」(アルファ)発売。

増殖と同様、YMOの曲とS.E.T.(スーパー・エキセントリック・シアター)のギャグが収録された構成。

12月19日
<1983 YMO JAPAN TOUR>
福岡、福岡国際センター公演。

 

12月22日

<1983 YMO JAPAN TOUR>
東京、日本武道館公演。

ツアー最終日のこの日は、世界コミュニケーション年(WCY)記念、国連大学協力のチャリティーコンサートであり、すべて招待客であった。
主催:WCY国内委員会
後援:国連大学、外務省、文部省、郵政省、NHK
協賛:雑誌「2001」(祥伝社)
ライブの曲順は、エンディングが「ファイアー・クラッカー」に代わり、アンコールで「ライディーン」を演奏した。

12月23日
デヴィッド・パーマーが帰国。  

12月28日
ニッポン放送「高橋幸宏のオールナイトニッポン」終了。 この日は「YMO散開スペシャル」と題して、4時間の特番で行われた。細野晴臣、立花ハジメ、鈴木慶一をゲストに迎え、散開ライブをいち早く放送した。ライブ中に高橋幸宏が「中国女」のボーカル出番前、舞台裏でコメントしてる様子も放送された。
坂本龍一と矢野顕子も電話で出演した。

12月29日
NHK-FMで12月22日の日本武道館公演の模様をオンエア。  

12月31日
NHK総合テレビで「YMO スペシャル」という特番をオンエア。 伊武雅刀、デヴィッド・ボウイらをゲストに招き、散開ライブの映像を中心に放送した。

 

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