=イタリア記=
             (十四)

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イタリア来て初めての雨が・・・。
行った先で雨に降られるとちょっといやだなという気分・・・。





お城だけど・・・。
誰かの持ち物なのかな。
なんの城かはわからない・・・。
通りすがり・・・。




イタリア南部の風景ですね。
なんの空き地なのかなぁ・・・。
かなりの面積がありました。




マテーラに到着。
イタリア南部に位置する町マテーラは、
グラヴィーナ渓谷の斜面の岩肌を掘って造られたサッシ(サッシとは岩を意味するイタリア語サッソの複数形)、
と呼ばれる洞窟住居群が約3000から4000あり、
何層にも重なって渓谷を埋め尽くす壮観な景色が広がります。
このマテーラの歴史は古く、この地に人類が住み着いたのは約7000年前と言われています。




ここの歴史は、8世紀から13世紀にかけ、
イスラム勢力の迫害を逃れたキリスト教徒の修道士たちは、
洞窟内に130余りの教会や住居を造り、
この地に移り住むようになります。
15世紀には地中海交易により繁栄し、
その後1663年には、
当時所属していたプッリャ州オートランドからバジリカータ州に吸収されると同時に州都となり、
最盛期を迎えます。しかし、1806年に州都がポテンツァに移動し、
行政機能が失われると、町は徐々に衰退していきました。
荒涼たる風景は圧巻です。




色彩的なものは一切無く、
石の壁と入り口があるのみです・・・。
イタリアに来て初めての雨がここか・・・という感じ。




もともとの住民はすでにいない。
今は別荘替わりに住んでいる人もいるようです。
あまり住みたいとは思わなんですが・・・。




今にも崩れそうな感じですよ。




古い教会の跡のようです。
岩山を削って造ったのかもしれないですね。




こういう路地が網の目のように続いてる。




まったく色彩のない路地。
日本ではまずお目にかかれない風景です。




入り口のドアがちょっとモダンな感じ・・・。
ここには人が住んでるようですね。



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