=イタリア記=
             (五)

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 とにかく到着してシャワーを浴びる。
これがまたなんともよく分からず・・・。
お湯が出てくることを想定して蛇口をひねるとなんと水・・・。
ようやくお湯が出てきてやれやれでいるとまた水に変わる。
いやはやなんともの気分でなんとか終了。
この先大丈夫かなというちょっとした不安・・・。
とにかく明日早いのでベッドにもぐりこむ。
このベッドがなんか幅が狭く、
寝ていて落ちないか心配しながら眠りには落ちた・・・。


 なんとか無事に朝が来てホテルでの朝食。
時差で眠れないかなと思ったが以外にも熟睡・・・。
それだけ疲れたということか・・・。
エコノミークラスはそれだけ強力なんだという思いが浮かんだ。
朝食はバイキング形式で写真の通り。
結構美味しかった。




 朝食を食べ終わると荷物をまとめてホテルの外へ出る。
これから移動を共にする高速バスが待っていた。
かなり大型。
乗る人数からするとだいぶ空きスペースが広い感じ。
 イタリアの高速バスは全部運転手の個人所有で、
行動は手配会社との契約だということだ。
バス一台の金額はかなりの高額じゃないかな・・・。
とにかく旅行シーズンはフル稼働するということだ。
シーズン中の稼ぎでローンを返済してるのかもしれない。
運転手は顔はマフィアのような風貌だが、
運転は終始的確で安全だった。
道路事情もかなり精通していて遅延というのもなかった。
さすがだった。
シーズン中は家族ともあまり会えないと言っていた。




 目的地に到着してバスを降りると、
お土産の屋台を準備していた。
とにかくこまごまとすごい数だ!!
毎日片づけ、準備は結構大変そうだ。
シーズン中はこれも稼ぎ時ってことかな・・・。




コロッセオの行く途中「サングレゴーリオ通り」にこの門があります。
パラチーノの丘側の出口です。



門の上の部分の彫刻。
なんだかすでに芸術的って感じ・・・。
左右は女神像ですね。



 

 巨大な建築物「コロッセオ」に到着。
テロ対策なのか軍人さんや軍車両がかなり目立っていた。




コロッセオの隣に立つ「コンスタンチヌス帝」の凱旋門。
今から1700年前、西ローマ帝国の副帝であるコンスタンティヌスが、
テヴェレ川にかかる「ミルウィウス橋」の戦いで、
正帝マクセンティウスに勝利した記念に建造されたそうです。
ま、下克上の記念碑って感じですかね。
パリにある「エトワール凱旋門」は、この凱旋門がモデルということです。
人の大きさと比べるとわかるのですが、
とにかくでかいです!!




 隣の「コロッセオ」転じると、
普段写真で見るのとはどうも逆から見てる感じ。
回廊部分が見えますね。
これも歩いてる人と比べると何ともでかいです。
この角度からの写真ってあまりないかも・・・。





ウェヌスとローマ神殿」跡。
フォロロマーノの端に立つ神殿跡。





 相当古そうな「ドゥオモ」跡。
こういう遺跡のようなのがあちこちにある。
街中が博物館って感じ・・・。





 こういうマッシュルームのような形をした木がかなり目に付く。




「水道橋跡」
これも下を歩いてる人を見るとそのでかさが分かるというもの・・・。
とにかくローマの遺跡というのはどれもでかい!!
こういう建築物を3000年前の人間が作ったということが凄い!!
ローマ人の技術力と文化の高さが分かろうというもの・・・。







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