----- ご依頼方法 -----
最近の高いネット普及率に伴い、データの相互やりとりの方法が、ネットを通じて行われる事が一般化しつつあります。そうした背景を考慮いたしまして、処理楽曲は、楽曲のWAVデータをネットで相互転送する方法により、受け付けする方法を、基軸サービスとする事にいたしました。
WAVデータを転送する方法につきましては、お客様が管理していネットサーバー上にアップロードする方法などがありますが、そうしたサーバーを保有していない場合は、無料の転送サービスを利用する事でも簡単に可能です。初めて転送サービスを使用して依頼したい場合などは、お問い合わせください。
ネット利用による相互データのやりとりは、時間的により迅速に処理できるため、短納期等々にも、より対応しやすくなりますので、双方にとって、より有利な面が多くなります。
処理済み楽曲データは、こちらが用意したサーバーや、転送サービスによりお届けいたします。
MIX依頼シート等々に、ある程度の処理希望を記載して送っていただく方が、処理がよりご希望に添った物になる可能性が高くなります。(MIX依頼シートは、こちらをご参考に作成してください)
パン設定や空間エフェクト処理等々は、依頼シート基づき処理しますが、依頼シートが無い依頼の場合、こちらで判断いたします。
MIX依頼シートや、それに順ずる形式で、ご要望を出来うる限りお伝えください。特にご指定無き場合は、素材の音色の持ち味を生かし、自然なミックスを行います。極端なEQ補正により、音色を大幅に変化させるような処理は行いませんので、処理後に、希望する音色や質感でない場合は、その状態からの校正となります。
こちらが完成音源をアップロードした後、5日間以内に校正依頼等々のご連絡が無い場合、その時点でご依頼終了と見なします。
CD−Rなどの物理的メディアによるデータの相互やりとりをご希望の場合は、送料とメディア料金、および手数料として、一律390円程度を料金追加いたしますので、ご了承ください。 (単にご依頼データを郵送で届ける場合は、料金追加不用です。処理データや、処理元データを送り返す場合などのように、こちらからも郵送しなけらばならない場合についてのみ、料金追加いたします。ネット転送が困難な場合は、処理元メディアの返却無しの形で郵送されれば、追加料金は無しとなります。その場合、こちらからの処理結果は、ネットによりお届けいたします。)
郵送によるご依頼を希望される場合は、ご依頼時の「その他の記載事項部分」に追記して頂く事で、対応いたします。郵送先等々をご連絡いたします。
音源のデータ形式は、WAV、AIF、SDU形式、44.1KHz以上、16ビット又は24ビットのデータでお願いいたします。(現在、処理元となる素材ファイルは、32ビット192kHzのWAVデータなどでも受付可能です。)
[ 注意 ]
郵送にてデータを発送する場合、ISO記録を行い、データファイルをそのままの状況で記録してください。
音楽CD形式(CDDA形式)では記録せずに、データ形式のCD−ROMを作成する方法を用いてCDRを作成してください。DVD−RはUDF方式などでデータ形式のDVD−ROMを作成してください。)
ネット転送用のWAVデータをご用意する場合は、以下のページを念の為ご参照ください。
ハードディスクレコーダーや、MTR等でレコーディングした際に、依頼元用のWAVファイルを用意する方法につきましては、以下のページをご参考にしてください。
郵送用にこちら作成するCD−Rは、PMCD型と同等品の物も作成できます。プレス用マスターとして利用可能です。(保証はありませんので、ご了承ください。ISRCコードやPOSコードを埋め込んだCD−Rならば、通常、外部に依頼して作成する程の物でもありません。最近のドライブの多くは、PMCDと同等品を作成できる物が多い様子ですので、保有しているドライブで作成可能か試してみると良いかもしれません。最近発売されているCD−RWドライブの一部は、ISRCコードやPOSコード記録が可能な物があります。しかしながら必ず記録できる訳ではありませんので、誤解の無い様お願いいたします。一般的には、ISRCコードやPOSコードを正確に読み込み可能なドライブでなければ、書き込みはできない傾向にあります。)
納入するデータ形式は、16ビット 44.1kHzデータとなります。
(24ビット48kHz等での納入も対応できます。あらかじめご連絡ください。)
(こちらから納入可能なデータは、24ビット192kHzまで可能です。)
未マスタリングデータ(マスタリング工程の前段階のデータ)や、カラオケデータ、ボーカルのみのデータの納入希望につきましては、最終校正が済んだ段階の、最終音源の状況の物へ適応いたします。校正毎に納入する訳ではなく、最終音源にて対応いたします。校正毎に必要な場合は、別途追加料金にて対応いたします。
(1曲毎300円の追加料金にて、カラオケデータ類などを初回音源納入時、及び微調整の度に納めます。最終音源につきましては無料となりますが、こうしたデータ類が必要な場合は、あらかじめご依頼時にご連絡ください。)
処理後のトラック毎出力は、通常行いません。数トラックに渡りマルチリミッター処理やルーティング処理を行っている可能性が高い為、トラック毎個別に音を作成する事はできない場合がほとんどです。
処理後のトラック毎出力データが必要な場合、ご依頼時にご相談ください。処理方法を変える必要がある為です。
処理後にトラック毎のデータが必要な場合の料金
処理後の音源結果をトラック毎にデータ出力したファイルがあると、ご依頼者様が自らの製作環境にて、そのファイルを個別出力して、外部アナログミックスを施したり、追加の微調整や、追加エフェクト処理が可能になります。(ステムミックスデータ)
そのため、そうした状況のデータが欲しい場合は、事前にご依頼時にご相談ください。
料金は、ご依頼金額の倍額にて承ります。また、調整等々は、ステムミックス状態であるため、必要無しと判断いたしますので、校正の2回サービスは行いません。また、マスタリング工程を通さない音となりますので、そのデータを、別環境にてミックス出力しても、当方の処理と同じ音にはならないとお考えください。
複数マイクで収録されたドラムトラックは、ステレオトラックにまとめたデータとなります。個別トラック状態では無くなりますので、ご注意ください。
[依頼前、及び発送前の注意 その1]
こちらへ送付するデータについては、お間違えの無いようにご注意ください。作業完了後に、発送したデータが別の物と間違えていた事が発覚したり、発送忘れによるトラック追加などが発生した場合は、処理のやり直しとなってしまいます。そのため、追加料金が発生いたします。こうした状況から生じる追加料金は、基本料金と同額といたしますので、発送前は、データ確認をよろしくお願いいたします。
(そのままWAVファイルのデータを差し替えるだけで修正可能である場合は、追加料金は無しでとり行います。
まったく別物のトラックを、複数トラック追加するような処理が発生する場合は、追加料金が生じると判断いたしますので、ご注意ください。)
[依頼前、及び発送前の注意 その2]
上記内容と重複いたしますが、こちらへ送付するデータについては、お間違えの無いようにご注意ください。必ず、十分確認してから、送ってください。送っていただいたデータにおいて、たとえ音の途切れや除去不能のノイズ混入のあるデータであっても、その音源を元に処理したします。処理後に不都合が発覚したとしても、責任は負いかねます。また処理料金の返却等もいたしませんので、発送前には十分かつ慎重に、処理元の音源をご確認ください。この点に同意できない場合、ご依頼は今一度再検討をお願いいたします。ご依頼いただいた時点で、同意されていると判断いたしますので、十分検討した上でご依頼ください。
PCでマスタリング処理音源を聴く場合や、依頼用音源を確認する際の大まかな注意点を、別途ページまとめておきますので、参考程度にご参照ください。
依頼前や、依頼後の視聴時の音割れ発生時などに参考情報として参照してください。
(処理後に納入するデータにつきましては、聴感上、音割れ等が発生していない状況で納入していますが、ノイズ等が確認だれましたら、念のため上記の参考ページをご参照ください。また、依頼前に参考事項としてご確認頂いてもよろしいかと思います。)
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その他の注意点
ミックスバランス等で、似た感じにして欲しい音源がある場合、かならず依頼の初期段階で提示して頂きたいと思います。
通常、他の曲のバランスを真似する事は難しい事柄ですが、調整段階で、まったく異なる性質の音源をサンプルに提示された場合より困難な状況となります。
調整作業に入ってからでは、作業工程自体がまったく異なる方法の方が好ましい、という状況に陥り、効率がかなり悪くなる可能性もあります。
十分にご注意ください。
他の楽曲のミックスバランスを真似して処理する、または、他の楽曲の楽器類の音色に別の素材の音色を加工処理して音質を近づける処理などは、基本的に困難、もしくは不可能となる事が多いので、実現できない場合も発生いたします。
その為、提示して頂いたサンプル曲は、あくまで参考として取り扱います。予めご留意ください。
こちらの処理能力で可能な事を超える処理希望は、実現できない場合もございます。
処理素材へ、リミックス処理に相当するような奇抜な処理は行いませんので、奇を狙った音声などが必要な場合は、あらかじめそういった音声を独立したWAVトラックとしてご用意ください。
ミックス依頼時の最終工程のプリマスタリング処理については、複数処理タイプをご用意するマスタリング依頼サービスとは同一内容ではなく、複数処理タイプを納入するわけではありませんので、誤解無き様お願いいたします。
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