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あの後、ずいぶん穏やかになられたし、
素晴らしく音楽的な指揮者で、
バッハは本当に難しかったけれど、本当にやってよかった。
自分の腕前を落とさず、かつ成長していくには、
子供みたいに軽々とはいかないけれど、やはり大人。
ところが数日後、お師匠のお家の近所に「三星堂」の文字を
正確にはお世話になっているオーボエの先生とのジョイントリサイタル。
あ〜私もカルテットがしたい!
5年前の8月、身分を証明したい一心で免許取得を決意した私。
これは才能ありそう!
拾った人が悪人だったら、
私はよく、驚きを表すために「アゴがはずれる」という表現を使いますが、
「あんまり安く引き受けると、他の人達に迷惑がかかる」とは、
先日「新婦入場の時には、ワーグナーの結婚行進曲を弾いてください」という
しかし、実は更に…東京方面にも…私に似た人がいるようなんです…(-"-;)。
ぶたちょに食べさせるために銀行からお金降ろしてたら、
失礼ながら、普通は代役になると、がくっと演奏しにくくなるんです(*_*)。
曲の良さとか、ヴァイオリンの楽しさとか、
というのも、先日初めてお仕事でご一緒した方に、
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KERO-CHANの穏やかな日常を綴ります…
[過去のエッセイ(第1話〜第20話)]
.....
[(第21話〜第40話)]
[(第41話〜第60話)]
.....
[(第61話〜第80話)]
.....
[(第81話〜第100話)]
第120話 2004/9/13 「指揮者後日談…」
オペラの本番、終わりました。
指揮者の方はもともと練習中にカーッ!と血がのぼるたちで、
いつも後で反省するんですって(+_+)。
オケも引き締まって、円満な本番を迎えました。
本番の時、いくつか事故はあったけれど、それは仕方ないって事で(^^ゞ。
お客様はずいぶん楽しまれたようでしたし、
すっかり『終わりよければ全てよし』という感じになりました!m(_ _)m
第119話 2004/9/10 「妖精…」
デパートで買い物するなら、なに百貨店がお好みですか…?
今の私は阪神びいき!
だって、永田萌さんイラストの紙袋があるんですもの〜(^。^)
実は私、かつてはメルヘン少女だったんです
(見かけは少年でしたが…)。
メルヘンやイラストの雑誌を熱心に購読していて、
なかでも永田萌さんの連載はお気に入り。
『カラーインクの魔術師』といわれる透明な色彩とお洒落な文章、
またご本人も妖精のような方なので、
いつもうっとり眺めていたものです(*^_^*)
初めて阪神の紙袋に萌さんのイラストがあるのを発見した時の衝撃ときたら…
(@_@)ほしい、ほしい…
買い物したらもらえるけど…
でも今、お金ない〜(>_<)
なんて。。
やっと手に入れた時は、しばらく飾って堪能しました(^_^)v
あのイラスト紙袋、きっと評判いいと思いますよ☆
ぱっと見るだけで、季節感があふれているし、
可愛いので、心が安らぎます。
ステイタスはあるけど見飽きた袋よりも買い物の喜びは倍増。
売り上げアップに貢献しているに違いありません!
と、いう訳で、ずっとイラスト契約結んでくれていてほしいなぁ…
と密かに願っているのでした(^^ゞ。
今の人魚姫バージョンも素敵ですよ。
是非一度見てみてくださいね☆
(注:阪神の回し者ではありませんm(_ _)m)
第118話 2004/9/8 「修羅場…」
今…。修羅場にいるんです(T_T)。
実はオペラの練習中なんですが、
イタリア人指揮者とオケの関係が難しくて(T_T)。
一番の原因は民族独特のリズム感。
言葉にも強弱のある外国人と、ほとんど言葉に強弱のない日本人には、
音楽の上でも大きな隔たりがあるのです。
インスピレーションに溢れているのはよく分かります。
ところが、「速すぎるんじゃないの?」と思われるテンポの中で、
オケはなかなか彼の求める、
『全ての音が目的の音に向かっていること。全てのフレージングが明快であること』
ができません。
更に目まぐるしく変わるテンポ、独特な間、
あまりにも自由な指揮棒さばきによってすっかりパニックに(>_<)。
過去…いろんな外国人が日本のオケに馴染めないところを見てきました…。
大ファンだったチェロのBさんは、祖国に帰っちゃったし、
名前忘れたけど、昔、隣で弾かせてもらった客演コンマスには、
(自分の経験不足もあって)
どんなに頑張ってもつけることができませんでしたっけ(>_<)。
楽譜には書ききれない、微妙で大きな違いなのです(T_T)
あぁ、お互い歩みよることはできるのでしょうか?
あと数日間、よい演奏をするための模索が続きます…
第117話 2004/9/4 「皆々様本当にありがとうございました!」
夏の終わりの大イベント…
ジョイントリサイタル、終わりました(^_^;)
オーボエの先生はじめいろんな方の助けを借りて、
無理矢理でっちあげたような…。
でも沢山のアドバイスをいただいて勉強したおかげで、
楽しんで演奏できました(^_^;)
自分の中の大きな一歩になりました。
この経験を糧に、これからも頑張るぞ〜(>_<)/
共演のK先生、
バックのスーパー素晴らしアンサンブルの皆様、
観客動員に協力していただいた生徒の皆様…、
皆々様本当にありがとうございました!m(_ _)m
第116話 2004/8/24 「もうすぐです!」
ちょっと辛口なんですが…(>_<)
一般に、オケだけ弾いていると、
腕前がどんどん落ちていく、と言われています。。
自分の音が露わにならないので、
少しずつ、よい音を出すことに手抜きしてしまって…
音楽の作りも他人にまかせて…
長い年月の間にいつのまにか一人では人前で弾けない体になってしまう…。
上手なオケに入るような激うま奏者でさえ、
気楽に生きているとそうなってしまうらしいです。
ソロや室内楽を企画して、たゆまぬ努力をすること。。
ヘボ奏者の私なんかはたゆまぬ努力×3ぐらいしないとダメなんです(T_T)。
でもなかなかできない…。
「努力することも才能のうち」とは、本当にいい言葉です。
上手な人は、やはり努力を惜しまないですね。。
私の憧れのヴァイオリニストの一人、矢部達哉さんは、
「音楽家にとっては、食事の時と眠っている時だけが休息の時間です」
(また聞きなので正確ではありません)と言われたそうです。(>_<)
さらっていると、すぐ睡魔に襲われたり、ぼんやりしてしまう私…。
いけないいけない!
しっかりしなければいけませんね!\(>_<)/
演奏会はもうすぐです。。。
第115話 2004/8/8 「おとな〜ず発表会♪」
ケロちゃんヴァイオリン教室、
おとな〜ず発表会、
なごやかに終わりました(*^_^*)
なんでも簡単にこなす子供に負い目を感じることなく、
楽しむための企画…。
お仕事の都合で、なかなか参加者が増えませんでしたが、
楽しい会になりました☆
好きな曲に対する思い入れが、よく伝わる名演が多かったですね。
合奏の会(*第97話参照)の時も感じましたが、
やっぱり皆さんの音楽に対する愛情を感じました。
もちろん私も「おとな〜ず」として弾かせてもらっちゃいまして(^_^;)
勉強になりました。
打ち上げ茶会の席では「次はまた合奏の会ですね!」
と言われる方がいらして感激(@_@)。
お仕事の忙しい方にはきついですが、
続けていけたらいいなぁ、としみじみ感じるのでした…。
参加者のみなさま、本当にお疲れさまでしたm(_ _)m
第114話 2004/8/6 「気になる会社…」
うちのオケの人気者Gちゃん。
先日「今、気になる会社名があるんです」と話してくれました。
その名も『クラヤミ三星堂』…。
「新幹線から看板が見えるんですけど、
なんの会社かめっちゃ気になるんですよ〜!」と。
確かに想像力のかき立てられる名前ですね!
みんな、いろいろ想像して盛り上がりました。
(私はロウソク屋さんだと思った…)
発見(~O~)〜→(-。・)→(@o@)まさか!と見上げると、
そこには『クラヤ三星堂」の事務所があったのでした…(・□・;)
Gちゃん…
きっと三星堂の『三』を『ミ』と『三』の二回、
勝手に読んでいたのでしょうね…。
しかしクラヤ三星堂、その職種は…?
挙動不審にジロジロと事務所を観察しましたが、
なんの会社かさっぱり分からず(-.-;)、
帰宅してからインターネット検索すると、お薬の卸の会社でした。。
ロウソク屋な訳ないか(-.-;)
ちょっとがっかりですが。。
でも、クラヤ三星堂のキャッチコピーって、
『生活支援オーケストラ』っていうんです。
なんだか…縁を感じません?なんか交流ができたらいいのにな、
なんて思いました。
たとえば…言葉をひっくり返して『オーケストラ支援生活』とか…
そりゃだめか〜(^^ゞ
第113話 2004/8/3 「お時間ありましたらm(_ _)m」
あづい〜(T_T)本当に暑い毎日…。
みなさまいかがおすごしですか?
実はわたくし、この脳ミソの溶けるような夏の終わりに、
ちょっとしたリサイタルを企画しています。
今年は私にとっての「バッハ強化年」でして、
その最大のイベントとして企画したものです。
バッハの時代って、
現代と違う演奏習慣がいろいろとあって、
それを知らないと『バッハらしい』演奏はできません。
スラーのかかった音が二つあったら、
二つ目の音は重みを抜く、だとか、符点はよせる、だとかね…。
ややこしいのですが、そんな決まりを踏まえた演奏というのは、
驚くほどすっきりして気持ちのよいものです( ̄゜ ̄)。
またそういう決まりを基礎として、
後世の音楽ができているのだから、
バッハの時代の音楽を勉強する事は後世の音楽を勉強する時にも役立つ、
本当に大事なこと(…自分に言いきかせてる…?(-.-;))
。。。とはいうものの全然上達せず、
「この調子じゃ仕上がらない〜!(ToT)」と焦るばかりなんですけど。
オーボエの先生に合わせの時にぴしぴししごかれる事でしょう…。
ひ〜(>_<)。
てな訳で、お時間ありましたら、是非いらしてくださいましm(_ _)m
第112話 2004/8/1 「カルテット!」
先日、澤カルテットの演奏会を聴きに行きました☆
数年前、都合が悪くなった先輩のかわりに
ベートーベン・チクルスを聴きに行って、
あまりの素晴らしさにアゴがはずれたアンサンブル。
どんな超絶技巧でも決して弾きちぎったりしない優しい1st、
ソロをとった時その上手さに仰天する見事な2nd、
同じくまろやかな美音のVa、
まるで遊んでいるかのように自由なVc。
そのハーモニーの美しさに
「あ〜カルテットって、ほんとにハモるんだ〜」と低レベルに感心したものです…(>_<)。
今回もその緻密さに何度もアゴをはずす名演の連続でした。
やっぱり弦楽器究極の編成は、カルテットですよね!
ハーモニーの完全さといい、
楽器の絡み合い方といい、
本当に極限の美があるなぁ、とつくづく思います☆
つきつめて勉強してみたい!
よし、やってみようか?と思ったのですが…。
でもメンバーを見つけるのって、難しいですよね。
人間的にも合う人でないといけないし、
もちろん上手な上に、
調和できる弾き方ができる人でないといけません。
ん〜とまず…、私はどっちのパートをしようかな?
1stはちょっと難しい所弾けないから無理かなぁ…
2ndも、テンポをにぎったり突然メロディーになったりするの難しいよなぁ…。
…。
…。
まず私なんか、メンバーにいない方がいいじゃん!( ̄□ ̄;)!!
自分の力量をもう少し上げないと、だめだ〜っ<(>_<)>!
てな訳で。ケロカルテット結成はやっぱり延期されるのでした…
(T_T)うぅ、情けないです〜。。。
第111話 2004/7/13 「向かない体質…」
先日、ぴらっ〜と警察からの葉書が舞い込みました。
それはなんと、免許の書き換えのお知らせ!)◎o◎(
実は私ったら、ドライバー歴3年になるのでした。
…といっても、もちろんペーパー。
だいたい、免許とるのに、2年もかかったんです(-_-メ)。
一夏での取得を目指して入学したものの、
最後の2時間を残して秋の演奏会シーズンに突入してしまったのでした。
(一度にいろんな事考えられないんですよね…(>_<))
ある日、「もうすぐ仮免期間終わりますよ?」と教習所から電話があり、
慌ててぎりぎりに卒業。
あまりに適当な勉強の仕方だったので、
しっかり勉強してから本試験を…と思っているうちに、
また一年たってしまったのでした(-_-メメ)。
本試験はばっちり勉強して合格!
しかし、取得二日目にして、
演奏会の余韻に浸ったまま運転して車庫にぶつかってしまい、
運転に向かない体質だと思い知ることに(T_T)。
以後ペーパードライバーになったのでした…。
きっとこれからも、免許証は身分の証明にしか使うことはないでしょう。
目標はゴールドペーパードライバーですね…(*_*)
第110話 2004/7/7 「叔母ばか…」
姪ってホントに可愛い(*^_^*)
先日も遊びに来てくれて、メロメロになりました。
可愛いのにも訳があって…、実は姪は音楽好きなのです!
保育園の先生がオルガンを弾くと、一人だけいつまでも側にいて踊っているのだとか☆
遊びに来ても、「なんか弾いてくれるの?」と言わんばかりの
期待に満ちた眼差しで寄ってくるので、
可愛さもひとしおなのです(*^。^*)
ヴァイオリンは触らせてもらえないので、興味がつきないみたい…
私が楽器を置いて別の部屋に行った隙を狙って、
楽器に突進していったりしてました。
もう、ヴァイオリンさせるしかないよね!と、思うのですが…、
でも長年、私の練習に辟易していた兄は、させたくないみたいで…(>_<)
ぐやじい!
なんとか会う度にヴァイオリンを好きにさせて、
「習いたい!」と言わせてやろう、と目論んでいます。
姪の近所には、同僚の激うま美女Yちゃんも住んでるんだから、
先生もばっちりだし〜。
う〜ん、こおゆうのを「叔母ばか」ってゆうのかしら?
もう、すっかりトリコです…☆
第109話 2004/7/6 「事件…」
それは蒸し暑い、6月のある日…。
その日私は5時半起きで、京都までお仕事に行って、よれよれでした…(*_*)。
家に帰って、
ありあわせのお昼を食べ、
次の日の曲をさらうつもりが、1時間ほど失神(#+_+)。
目覚めた後、まず携帯をチェックしてから動こうと携帯を探したら…携帯がないのです!)◎o◎(
いつも握りしめて歩いてるぐらいだから、なくなる筈なんか?
珍しく荷物の中身をその日のうちに片づけても見つからず、
これは電車で落としたか、
と青ざめたのでした…(-"-;)。
使いまくって法外な請求書が私のもとに届くかも!(>_<)
携帯に入っている知人達の番号が売り飛ばされて、
みんなに迷惑がかかるかも!( ̄□ ̄;)!!
いやいやもっと基本的に、
携帯にしか番号の入っていない知人達に、
どうやって連絡をとるの?<(ToT)>
混乱しながら、駅に行って駅員さんにあちこち電話してもらいましたが見つからず…。
知人に頼んで携帯に電話してもらう事に。
再び家に帰る道すがら、
さっきふらふらと寄った安売りチケット屋さんを覗くと…!
懐かしい携帯があったのでした(T_T)
「あ!その携帯〜!」と言う私に、
お店の人も「あ〜やっぱりねぇ」と。
ん?やっぱりって?
カエルのキーホルダーがついてるから私のと思ってましたか??
とにかく、知人に報告し、駅員さんに謝りに行って、事件は終了。
すっかり目も覚めて…
時間のロス悔やみつつ、練習を始めるのでした…(-。-;)
第108話 2004/7/5 「大学受験…」
受験の話って、3月などのシーズンにすると、生々しくて嫌ですよね。
なので、思いっきり季節はずれな時にしてみましょう…(^_^;)。
今年、超難関大学K大に現役合格を果たした生徒さんMくん。
先日遊びに来て、話してくれたのですが、
同じく今年、一浪で医大に合格したお兄ちゃんのKくんたら、
受験の時、ストレスでアゴがはずれたのだそうです)◎o◎(!
受験前夜、ホテルであくびした瞬間に、
はずれてしまったのだとか。
たまたま知り合いの歯医者さんが、ホテルの近くにいらっしゃって、
治してもらえたのですが、2時間ぐらいは恐ろしい苦しみだったのだそうです(T_T)
冗談に使ってはいけないって感じですね(>_<)。
しかし本当に大学受験のストレスって大変ですよね…。
人生初めての大きな岐路だから当然ではありますが。。
Mくん自身は、目の周りに激しい湿疹が出ていて、
合格したら、またたく間に消えたのだそうです。
遠い昔ですが、私の場合には…
お尻に…特大おできが、いくつもできたのでした…(>_<)。
座るのも痛いような特大おできが、
実技試験の直後、お手洗いで全て潰れた、
という壮絶というか、汚い思い出…(-"-;)。
さてMくん、「落ち着いたら、またレッスンお願いします!」と言っていたけど、
連絡がないなぁ…。
やっぱり大学生活に夢中でVnどころじゃないのかもしれませんね(^_^;)
第107話 2004/5/25 「いくらならする?」
演奏のお仕事がもらえる時って、幸せ☆
でも単発のお仕事を頼まれる時、
ギャラの交渉ですごく悩んでしまいます。
すでに価格が決定しているお仕事なら、その中で最善を尽くせばよいのですが、
「いくらならする?」と聞かれた時、
自分の演奏をどこまで評価できるか、悩んでしまうのです…。
常々聞かされてきた常識。
でも、未熟者としては、あまりふっかけることはできませんし(>_<)、
格上の人達と同じに設定するのは、おこがましいですよね…。
かといってあまり低く設定するのはまた、
自分はその程度の仕事しかできません、と責任逃れしているような、
つまり、プロ意識が欠如しているようにも思うのです(-_-メ)。
でも「ノーギャラではしない」なんていう、嫌なプロにはなりたくないし。
でも実際ノーギャラは悲しいし。ぶつぶつ。。
あぁ、思いっきりふっかけても、それに見合う演奏をバリッとできたら…
いやいや、こちらは謙虚にしていても「そんな安くては失礼ですっ」と
先方から沢山くれると美しいよね…。
はぁ、しかしそれほど上手なら、今こんなヘボtutti奏者はしていない訳で…(-.-;)。
結局のところ、友人に相場を相談して決めるのでした…。
第106話 2004/5/12 「ヨーロッパのお姫様」
結婚式…って、
誰でも気合いの入る行事ですよね。
挙式のお仕事でいろいろなカップルを見ていると、
それぞれのこだわりが感じられて、
なかなか興味深いです…♪
リクエストがありました。
ワーグナーは事務所のレパートリーには入っていないので、
弾くのは私にとって、まだ2回目。
1回目の時の花嫁さんは、かなりの美女で、
しかもドレスがとっても豪華だったので、よ〜く覚えています。
長く後ろまで引きずる豪華なドレス。
オフホワイトのたっぷりとした布地に、
金の糸で一面に刺繍が施されてあって、
まさにヨーロッパのお姫様のイメージ。
シンプルなドレスが主流な中で、かなり目立っていたので、
やっぱりワーグナーをリクエストする人って、こんな趣味なのねぇ(^。^)と
妙に感心したものです。
さて、2回目の花嫁さんはどんな人だろう?
ワーグナー以外はディズニーの曲を指定してきたから、
可愛い感じの人かな?
…なんて思っていたら…。
予想通り可愛らしかったのですが、なんとその方も、
1回目の人の着ていた、あの豪華ドレスを着て登場されたのでした…。(@。@;)
や、やっぱりワーグナーを素敵☆
と思う感性の人はドレスへの感性も一緒なんだ〜!と感動してしまいました。
なかなか面白い事ですよね?
第105話 2004/5/11 「ケロみたいな人?」
「世の中には3人そっくりな人がいる」と言いますが…。
私と似てる人、なんだか多いんですよね(・_・;)
関西の音楽界だけで、すでに3人…
別の音大出身の人と、
別のオケの人と、
あと有名な音大の先生と…。
なかでも、先生とは話し方や声も似ているそうで、
「○○先生って、どんな人?」と聞いたら
「ケロみたいな人」と答えられ、仰天したものです
(ただその先生、とっても厳しい方だそうで、「性格は全然ちがう」らしいです…)。
私はどの方とも面識はないので、
一度お会いしてみたいなぁ、と常々思っているのですが。。
.
だって、東京からいらした音楽家の方に
「どこかでお会いしませんでしたか?」と時々言われるんですもの。
そこで「えぇ、東京のオケにもいくんですよ♪」な〜んて、
さらっと言ってみたいけれど、
いかんせんそんな経験は一度もなく(T_T)。
正直に「いえ、お会いしたことはありません…」と言うしかないのでした(>_<)。
でも、何人かに言われるって事は、
きっと東京にも私の分身がいるのではないかと思われるのです…。
東京の分身はどんな人なのかしら?
似た者同士、お友達になれたらいいなぁ、
なんて思ってしまいますね☆
第104話 2004/4/16 「おらおら!!」
ぶたの貯金箱、名付けて「ぶたちょ」
(相変わらずあやしいネーミング…)。
しかし500円玉貯金は、ちょっときついです(T_T)
考えたら千円の半分ですもの。
ぶたちょに500円玉を食べられると、
千円札をつぎつぎと崩さないといけなくて、たちまち貧しくなっちゃうんです(>_<)。
貯金箱の意味ないじゃ〜ん "o(><)o"
てな訳で…最近500円玉が手に入ると、
食べられる前に、すぐ使うようになっちゃいました(-.-;)
ぶたちょが食べるのは、浮いた交通費と50円玉…。
それでも貧しい時なんかは辛くって(T_T)。
だんだんぶたちょがギャングのように見えてくる今日この頃なのでした…。
「おらおら金ださんかい〜!
今日電車代浮いたことぐらい、分かっとんのやぞ〜!」
第103話 2004/4/5 「自分のことは棚に上げ…(>_<)」
多忙月間もそろそろ一段落…(-。-;
この期間に、指揮者の体調不良につき、代役の指揮者で本番、
という珍しいことが二回もありました…。
時々、指揮者のプロフィールに、
「急病の(大指揮者)…の代役で……管弦楽団を指揮し、鮮烈なデビューを飾る」
とか書いてあることがありますよね?
今回の経験で、あれはすごい事だったんだ!と実感しました。
というのも、大抵代役の人というのは、
予定されていた指揮者よりは格下の人ですし、
また本来自分の本番ではないので、
ばっちり勉強できていないのです…。
そんな訳で、代役指揮者になると、
始めの一振りから「あ゛、やばい…」とみんなが思うほどの不安定さがあります…('_';。
もちろん、代役の方も本番まで死にものぐるいで勉強されるし、
いい演奏になるように、オケも頑張るのですが、
やはり、なかなか疲れる本番になることが普通のようですね(-"-;)。
ましてや、「この人もなかなかいいねぇ♪」と思わせるって事は、
本当にすごい事なんだ、とつくづく感じるのでした…('。')。
以上、「自分のことは棚に上げエッセイ」でした(>_<)、
それにしても、降りられた指揮者の先生方が
早く良くなられることをお祈りいたします…☆
第102話 2004/3/24 「パワー!」
超過密月間、まだ続いています(T_T)。
本番やレッスン、練習と飛び回り
(と思っているのは本人だけ?…のんびりしてるな〜、とよく言われるので…(-"-;))
ちょっと疲労しています(+_+)。
でも、不思議な事に気がつきました。
疲れて足を引きずるようにレッスンに行っても、
レッスンが終わると、なぜか元気になっているのです(@_@)
そう、それはまるで、生徒さんからパワーをもらっているような…。
よく歌手とか俳優の方が、
「お客さんからパワーをいただいているんですよ?」
と言われていますね…
あれかもしれません!
こちらが教えているはずなのに、生徒さんが共感してくださると、
なんだかさらに楽しくなってきて(^-^)、
その上、上達が見られたりなんかすると、もう勇気100倍!(^o^)/
疲れなんか吹き飛んでしまうのです♪
しかし…
この現象はまだ演奏の際には起こったことはないんですよね(>_<)。
きっと、自分だけに必死で、
お客さんの反応にまで、まだ意識がいかないんです…(-_-メ)。
演奏を通して、お客さんとコミュニケーションをとれるようになれば、
きっと「演奏会をすると元気になる」なんていう、
素晴らしい境地に達するのでしょうが…。
遠い道のり…。
まだまだまだまだ修行ですね…(-_-;
第101話 2004/3/16 「できる女!」
はぁ…、今、とっても忙しいんです。
仕事以外の用事もいろいろあって、ちょっと試練の時期…。
一応、手帳術(*第89話参照)のおかげで、
大失敗は、ほぼ回避できるようになりました
(皆無と言えないところが辛い(-_-メ))。
が、てきぱき仕事をこなす同僚達を見るにつけ、
自分の要領の悪さや弱さを痛感。
ちょっぴり落ち込んでいるのです…。
いいかげんに認めざるをえないのでしょうね。私には「できる女!」は無理だってことを。
(…実は、目指してたんです…)
「ケロさんの人柄と音楽に癒されました☆」と言われたんです。
その言葉はそれで、本当にありがたいうれしい言葉でしたが、
機転のきいた切れ味鋭い人間を目指している自分にとっては、
なんだか意外な言葉だったのでした(・。・;。
でも、確かにそうなんですよね。
自分の持ち味ってのは、おっとりのんびりした所。
どんなに頑張っても、
先頭をきったり、注目を集めたり、なんてことはできないんですもの(-.-;)。
変にない物ねだりしないでおっとりと、
でも欠点は改善して確実に、
信頼される人間を目指すべきなのでしょうね…。
「自分の仕事を確実に」
おっと、でもこれは去年のキャッチフレーズでしたね〜(>_<)
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