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KERO-CHAN エッセイ

KERO-CHANの穏やかな日常を綴ります…

[過去のエッセイ(第1話〜第20話)] ..... [過去のエッセイ(第21話〜第40話)]


第60話 2003/6/22 「チビH…」

最近教えはじめた小学生Yくん。
関東から引っ越してきた元気な男の子です(^_^)
まだ子供なんだけど、
目と話し方(関東弁)が、昔ならったことのあるH先生に似ているので、
ひそかに「チビH」と名づけています…。

. .

チビHとのレッスンは、いつも抱腹絶倒!

移弦に注意してすらすら弾くという課題で
「うん!移弦は良くなったね!」と言ったら、
「あとはすらすらだな!」
「分かってるなら練習しとかんか〜い!(>_<)」とか。

「さあ次の曲は?」
「はぁ〜(うんざりした様に)みどりの日かぁ」
「…きみ…それはね、えんにち(縁日)って読むんだよ…」
「!」とか。

いつも衝(笑)撃が絶えません…。

一番傑作だったのは、いつになく鋭いまなざしで、
私の見本演奏を見ていると思ったら、
「先生ってさ〜すぐ指を動かす癖があるだろ?なんで楽器は動かないの?」と言ったこと。
「(-_-;それはね、ヴィブラートっていってね、
手の形ができてきたら習うから、今は移弦がんばろ〜ね!」…

きっと小学校の先生とか子供相手のお仕事をされている方には、
もっともっとキラキラしたエピソードがいっぱいあると思いますが…。

子供って、本当に可愛くて楽しいですね☆




第59話 2003/6/14 「本当にやりがいのある仕事…」

人生最大の危機!?大本番終わりました(-。-;
実は少しだけコンミスをしたのです…。

これは、テンピュール座布団(第49話参照)を使っていいかどうかの
神様からの試験に違いない!(>_<)と、
どきどきしながら迎えた本番…。
まぁ未熟さを痛感しつつも、なんとか終わりました…。

. .

今まで「コンマスって凄いな〜。ま、上手なんやしなっ(^。^)」で
済ませていたのに、
まさか自分でするとは…!(>_<)
でもやってみると、その重圧と役割…
そして快感が少しだけ分かりました。

自分が出ないと誰も出れないという責任…。
でも遠く離れた金管、打楽器までが、自分の呼吸に合わせてくれる快感。
指揮者の要求を具体的に音にすること…。
他の楽器とのかけひき…。

「わ〜こんな仕事が!」なんて思っているうちに終わってしまいましたが、
コンマスっていうのは、それだけ神経をすみずみまでいき渡らせて、着々とこなすのですね!
大変な仕事…
でも、本当にやりがいのある仕事なのだと知りました…。

「これからの仕事の仕方が変わるだろ?」と指揮者のお言葉…。
本当にそうですね!
いい勉強のチャンスをいただき、心から感謝しているのでした…☆




第58話 2003/6/5 「ドラマチックなペット」

いつもおたくな話題ですみませんが(-_-;、
今回は、カメの話題です…。

あれは去年の今頃…。
我が家の庭で、一匹のカメが発見されたのです(@_@)
発見者である母は、お隣の子供達が飼っているカメではないか、とお隣のTさんに報告。
「いえ、うちではもう飼っておりません」というお返事でした。

しかし、実際カメを見せると、Tさんは
「この甲羅の白い筋には見覚えがある!これは雪ちゃんに違いない!」と。
カメは、何年も前にTさん邸から逃げだした
「雪ちゃん(白い筋があるから)」だったのでした…。
庭のそばの溝に、いつも水があるので、雪ちゃんはそこでたくましく生きていたのですね!

その話をTくん、Aくんの兄弟のレッスンの時に話すと、
実は二人も、昔カメを買ってもらったのだとか。

弟Aくんのカメは、すぐ逃げだして、行方知れずに…。
そして数年後、冷蔵庫の下からミイラとなって発見されたそうです(T_T)。

兄のTくんのカメはいまだ健在。
すっかり大きくなって、
そんじょそこらの水槽では、蓋を持ち上げて逃げだすので、
がっしり固定できるケースに穴を開けた、特別製の家に住んでいるのですって!
Tくんが独立する時には、カメも連れて行かないといけないらしいです(^。^)

カメって、実は結構ドラマチックなペットだったんですね…



第57話 2003/5/29 「階段女…」

同じオーケストラの奏者Tさん…
最近痩せて若々しくなったと評判です。

「え〜別になにもダイエットしてないよ!好きなもの食べて、ビールも飲んでる」とTさん。
…でも私は知っているんです…(-_-)
Tさんは「階段女」。

エスカレーターやエレベーターを使わない、
という健康法を続けてらっしゃるんです!
お化粧や服装だけでは出せない輝き…
運動って、本当に不思議な効果がありますよね☆

私もTさんを見習い、階段女することにしましたが…。
なかなか階段女を貫くのは難しいです(*_*)!

なんとなく身体の重い時、エスカレーターの誘惑は魅力的で…
はっ!と気づいたら、
いつの間にかエスカレーターに乗っていたりするのです(>_<)

また、長い階段では、決死の覚悟を必要とします。
例えば阪急梅田3階改札に向かう階段や、 南海なんばの3階改札に向かう階段…。

まず上を見上げて、それから自分の足に
「頑張れるか、君達?」
なんて問いかけたりなんかして(-_-;

最後の5段ほどは、もうよれよれで、行き倒れ寸前です…。
ヴァイオリンと大きいかばんを持って、よれよれ階段を昇っている光景って、
「変な人」にしか見えないと思うんですが…。

でも美と健康のため、今日も頑張るのです〜(>_<)/



第56話 2003/5/27 「ビートルズ」

先日仕事でビートルズを弾くことがあり、ツ○ヤでベスト盤CDを借りてきました。

ビートルズって、やっぱり偉大なんですね…。
メロディーがいい、というだけでなく、
アレンジも斬新で、毎回新たな試みを続けたアーティスト達だった、
ということが、解説を読んで、よく分かりました(@_@)

サビから曲が始まるという手法、
レコードでフェイドイン、フェイドアウトという手法を使ったこと、
ギターのフィードバック奏法(さっぱり分からないけど(^_^;)を初めてロックで使ったこと…。
友情の証に、どちらかが作った曲でもレノン&マッカートニー作にすると約束した、ジョンとポール。
実は別のバンドから引き抜かれ、一番格上だったリンゴ。
イエスタディは、ある朝ポールが目覚めると、完全に出来上がっていた、
など…わくわくするエピソードも満載でした。

..... ...

しかも、みんなそれぞれいろんな楽器を演奏していて、
なんとある曲では、コントラバスやヴァイオリンを弾いているというのです!(>_<)

むむぅ〜おそるべしビートルズ!その視野の広さが凄いのか、
それともヨーロッパではそれほど気軽な楽器なのか…。
ビートルズに弾けて、生徒さんに弾けないわけはないぞ〜っ!。
な〜んて焦ってしまったりして!?

わくわくする名曲を聴きながら、わくわくする解説を読んでいるうち、
窓の外がしらじらと…。
朝になってしまったのでした…。




第55話 2003/5/19 「おじさんの気持ち…」

大本番の近づく今日この頃…。
日に日に自分の未熟さが痛切に感じられます…(>_<)。

そんなある日、
合わせを録音したMDを電車の中で聴いていると、
目の前に一枚のMDが差し出されました…。
あまりの自然さに思わず受け取って、
顔をあげると、見ず知らずのおじさんが…(,_')。

おじさんは「あげる(口がそう動いていたように見えた)」と言って、
電車を降りていきました…。

クラッシックおたくのおじさんが、
こだわりのお気に入り演奏を聴いてほしかったのかしら?
これを聴いて勉強しろってことなのかしら?
なんて考えながら帰宅して聴いてみると、
そのMDにはジャズがはいっていたのでした…。

…おじさん…?、
私ってどう見ても、ジャズやってるようには見えないと思うんですけど、
何考えてたんでしょうか〜?(-_-;
しかし、ジャズにも詳しい友人Aちゃんによると
そのMD(ハービー・ハンコック<ピアノ・キーボード奏者>のライヴ録音)は、
やはり名演奏なのですって。
おじさんはきっと、「こんな音楽もいいよ」と言いたかったのかな?

まぁ今度の大本番には生かされないと思うけれど、
視野を広げるのはいいことですね☆

おじさんの気持ちを想像しつつ、
今度ゆっくり聴いてみることにいたしましょう…♪




第54話 2003/5/17 「秘密の花園」

レストランのご主人にいただいたクロッカス…。
実はその時、
ポトスの鉢もいただいたん ですよね♪
「クロ太郎とポト子ちゃん」
(怪しいネーミングですみません…(-_-; )
と名づけて可愛がっていました…。

クロ太郎はめでたく美しい花を咲かせた後、
庭に植えたのですが、
ポト子ちゃんは、もらった当時から全く育たず…。
新芽は当時から全く開きませんでした。
「もうご臨終かも…(T_T)」と、
ほとんど諦めていたのですが、
一週間ほど前から、
その育たない新芽の角度が変わってきたのです(?_?)。

なんで育たないのに角度が変わるのかと思ったら…
なんとその新芽の根元から、
新たな新芽が出てきていたのでした!!(@_@)
その上別の茎にも新芽が…。
ポト子ちゃんは、よみがえったのでした(T_T)。

まるで「秘密の花園」のような感激☆
小さな出来事ですが、とっても幸せな気分になりますね☆
頑張れポト子ちゃん!




第53話 2003/5/14 「カパカパ…後日談…」

第52話のHP更新翌日、
シリコンバレー(アメリカ合衆国カリフォルニア州)在住の
高校時代の友人Kちゃんから、メールがありました…。

「あれは教科書ではなくて、英和辞書です。
たしか新しく買ったジーニアス。
高さが枕としてパーフェクトだったでしょ?」と…。

…私って…最悪(>_<)!
Kちゃんは、カパカパの辞書を何年使ったのでしょうか(T_T)
新品を弁償するべきでした…。

Kちゃん、ごめんなさ〜い!!!




第52話 2003/5/11 「カパカパ…」

告白しますが、実は不勉強でして…
(えっ、告白しなくても知ってましたか?)
…まだ「古楽とはなにか」(N.アーノンクール著)を読んでないんです…。

バッハなどバロックを演奏する機会も多いのに、
これはいけない!いい加減読まないと!
てな訳で、友人Wちゃんに頼みこんで、借りることにしました♪
借りてみると、この本、随分綺麗に使われています…。
「うん、私、本綺麗に使うねん。折り目つけるのも嫌いやし、丁寧に読むで〜」とWちゃん。

まずい!(>_<)
高校時代、友人Kちゃんから借りた教科書を枕にして熟睡し、
Kちゃんの教科書を寝息でカパカパにした過去を持つ私…。
折り目もつけずに本を読むなんて、
とても自信がありません…(>_<)。

「汚したら新品を返してや〜!カパカパなんて、論外やでっ」と
釘をさされつつ持って帰ってきましたが…。
やっぱりなかなか読めません。
難しくてすぐ眠くなるから、汚さないために早めにしまったりなんかして…。
眠いから今日はやめよう、って読まなかったりして…。
結局進まないんですよね〜!

やっぱり自分で買って、カパカパにしながら読むしかなさそうですね…(+_+)




第51話 2003/5/4 「おれも絶対買う!」

食虫植物のどろちゃん(第17話参照)と、すみれちゃん(第22話参照)、
元気に育っています(^_^)

中でも、どろちゃんときたら、
もうわが家にやってきた時の2倍くらいの大きさにまでなりました♪

すみれちゃんは、もひとつ育ちが悪いのですが…
もしや怯えているのかな?
というのは、すみれちゃんは、葉っぱをちぎって水ゴケの上においておくと、
根っこが出て株分けできるそうで(葉伏せというらしいです)、
生徒さんのAくんと、すでに株分けの約束をしているのです…。
レッスンに来る度、Aくんは
すみれちゃんが株分けに耐える大きさになっているかチェックしているので…
すみれちゃんにとっては、生きた心地がしないのかもしれませんね!(^_^;

また別の生徒さんMくんは、
「おれも絶対買う!」とハエトリソウを購入!
…蜘蛛を餌にやってみたりしているのだとか…

く〜っ!見てみた〜い!o(><)o!
今度写真を見せてもらう予定です♪

…ん?いえいえ、ちゃ〜んとレッスンも…、
あれっ?してるかな??('_';




第50話 2003/4/30 「あの時の先生の言葉…」

先日、生徒さんのKさんが、
「私みたいに下手な人に時間を割いていただいて、すみません…」と言われました。
…え、そんなこと思ったこともないです〜!(>_<)…

でも、私にもそんなことがありましたっけ…。
その先生は、優秀なお弟子さんを沢山育てていらっしゃる名教師で
私なんか、超ヘボ弟子…。
悪い癖もいっぱいあったので、
他のお弟子さんが、先生の一言で、すぐにできるようになることが、
全くできませんでした…(T_T)
お忙しい時間を割いてもらってるのに、全然進まない…
情けなくて、「へたくそですみません〜!」と泣いてしまいました。

その時、いつもニコリともしない、いかめしい先生は、本当に驚いて
「何を言ってるんだ!!
教師という仕事は、教えることで、すごく自分も勉強になるんだよ?
生徒からも沢山の事を学ぶのだから、そんなことを言うのは、やめなさい。」
と言ってくださったのでした…。

今、生徒さんを教えるようになって、
あの時の先生の言葉が、本当によく分かります。

説明していて、初めて頭の中が整理されること、
どうしたら良くなるかと、新たに勉強すること、
生徒さんの言葉から閃(ひらめ)くこと…。
自分が演奏するだけでは分からない、貴重な勉強をしています。

まだまだ奏者としても、先生としても未熟な私ですが、
みなさま、末長くお付き合いくださいねm(_ _)m




第49話 2003/4/15 「神様の意向??」

ついに…
ついにテンピュール座布団(第31話参照)を買いました!(^_^)v

これで腕前はさておき、
私もテンピュール・プレイヤー〜♪と、思ったら…。
リハーサルに行くとオケの自分の席に、
見慣れぬ立派な座布団が置いてあったのです…(?_?)

聞けばなんと、
座布団がなくなったことに責任を感じたスタッフの人が、
プレゼントしてくれたのだとか…(>_<)

えぇぇ…!気持ちはすごくうれしいけれど、私にはテンピュールが…

...

でも、まさか「いりません」とは言えませんよね…。

事情を知る友人Aちゃんも
「まぁ、消耗品だから、半年ぐらいは使ったら?」と。
プレゼント座布団もなかなか快適ではありましたが…
テンピュール・デビューは延期になりました。

やっぱり、腕前がともなっていない、という、
神様の意向なのかなぁ?(T_T)
まだまだ修業ですね…




第48話 2003/4/11 「光と影…」

絵画はお好きですか?
私はあまりよくは分かりませんが、見るのは大好きです☆

絵画の楽しさに目覚めたのは、中学生の時…。
美術の先生がデッサンのために、
白い円垂形を持ってこられた時でした。

「これは白いけれど、ほら、光の加減でグレーや黒に見える場所があるでしょう?
それを描いてみましょうね。」

それは私にとって、大革命でした。
ほんとだ真っ白じゃない!!!
そうか!
光の加減でいろんな色に見えるんだ!!(@_@)
それまで、白い物は白、赤い物は赤としか見えていなかったのは、
先入観にとらわれていたってことなのか…。(@_@)

そう気づいてからというもの、
世の中の全ての物の、光と影を観察することに、
すっかりハマってしまいました。

(睡蓮)

そのうち…モネという人が、「光」を発見した、ということ、
それが絵画の世界に革命を起こしたことを知りました。

どうしてちょっとだけ色の違う同じ絵がいっぱいあるのか?
時刻によって、光の加減が変わることを表現するねらいがあったから…
なぁるほどねぇぇ!!
そうやって絵画が見れるようになっていくうちに、
好きになっていったのです(^_^)。

あの時の感動は忘れられませんね☆
そういえば、またなにか、観に行きたいなぁ…☆




第47話 2003/4/8 「春の嵐」

春…なのに荒れた天気…といえば…「春の嵐」。

という訳で、ヘッセの「春の嵐」が読みたくなりました…(強引かなf^-^;)。

ヘッセは私のお気に入りの作家です☆
ずっと、ドストエフスキーだのスタンダールだの、
「世界名作全集」に名を連ねている作家って、
難しそうなので敬遠していましたが、
ある先生に「ヘッセ詩集」をいただいてから、ヘッセの魅力を知りました☆

特に好きなのは、「デミアン」と「春の嵐」。
その描写はみずみずしく、
意外に思うほど、分かりやすいのです!(@_@)

「春の嵐」は作曲家の話。
音楽の描写が素晴らしく、音楽に対する憧れや情熱など、
共感することがいっぱいあります☆
音楽に夢中な者同士の楽しさ…。
でも同じ音楽家でも、全く合わない人もいる不思議さ…。

話の筋自体は、友人に憧れの女性を奪われる、悲しい暗い話のはずですが、
「春の嵐」という題名の通り、
若者のいろいろな葛藤が描かれていて、エネルギーに溢れています。

ヘッセって、きっと健全な精神の持ち主だったのでしょうね。
天才にありがちな、異常さや、病的なところがなく、
読んだ後は、穏やかで前向きな気持ちになります。

花散らしの雨の中で「春の嵐」を読む…。
今日は優雅な休日になりました☆




第46話 2003/4/5 気持ち新たに頑張らなければ!

先日、のんびりくつろいでいると、
Kくん(第44話参照)から電話があり、
「あの〜今日レッスンないんですか〜?」と。

なんと、Kくんのレッスンを忘れてしまっていたのでした(>_<)
電話がかかって、初めて気づくとは、本当に情けない、大失敗…。

幸い、お互い後の時間もあいていたので、大遅刻でレッスンできましたが、反省の嵐でした…。

その日の夜は本番でしたが、
Kくんのピアノの先生(ちょっと知り合い)が聴きにいらしていました。

先生によると、実はKくんは、もともと気軽な趣味でピアノも習っていたのですが、
この度、ヴァイオリンをもっと頑張るために、
ピアノをやめることにしたのですって!(@_@)
ピアノの先生は、素晴らしい演奏家の方なので、
「もったいないな〜」とも思いましたが、
でも「ヴァイオリンをもっと頑張る」というKくんの気持ちには、
本当に驚き、感激しました☆(T_T)

そんな矢先にレッスンをすっぽかすなんて、
私ってバカな先生…。

よいレッスンができるよう、
うんと気持ち新たに頑張らなければいけませんね!
(9 ̄^ ̄)9    



第45話 2003/4/5 おそろしいんですね…

今年の冬、
すっかりとりつかれていたホットカーペット…。

実は私、電気毛布も使っていたのですが、
シーズン終わりになって、
非常に身体に悪いと聞きました。

電気毛布は、電磁波を全身受けるので、
妊婦が使うと奇形児が生まれるほど、よくないんですって…。

いつもホットカーペットで失神している私はつまり電気毛布で寝ているのと同じことで…(>_<)
よかった妊婦じゃなくて☆

…なんて言ってる場合じゃありませんね…!(T_T)
そういえば友人Kさんは、
ダイエットマッサージャーを使っていて不整脈になったとか…

電気の力って、おそろしいんですね…(ーー;



第44話 2003/4/1 高校生Kくん達…すご〜い!

先日、生徒さんのKくんが所属する弦楽合奏部の演奏会を聴きに行きました。

大半のメンバーが、初めて1年未満の初心者。
なのに、2時間近くの演奏会のレパートリーをこなすなんて!
驚きでした。w(@O@)w
もちろん音程があやしげなところはありましたが、
初心者でもこんなに弾けるものなんだなぁ!
と本当に感心しました。

..

そういえば、友人Wちゃんは、
中学校の弦楽部で楽器を始めたんだっけ…。
大ソリストは無理としても、
遅くから始めて、専門に進むことも、不可能じゃないんだな…、
ちょっと教える進度を早めた方がいいかな…、
なんて雑念いっぱいで聴いてしまいました。f^-^;

しかし、茶髪で眉を整えた今どきの高校生が、
うれしそうにバッハやヘンデルを弾いている姿は、
なかなか感動的☆
やっぱり合奏って、楽しいものですね…。

ケロちゃんのヴァイオリン教室でも、
早く合奏を企画したいなぁ、と考えながら帰りました☆
レッスン頑張らなくちゃ!




第43話 2003/3/25 もしかして私…

ついにコンタクトレンズがダメになりました(T_T)
大きな傷をつけてしまったので、
慌てて眼科に行くと、
「右目は10年、左目は4年もたってます。両方替えてください!」と。(>_<)

それで、以前から興味のあった、使い捨てレンズに挑戦してみることにしたのですが、
それが悲劇のはじまりでした…。

ずっとハードだったので、ソフトは初心者。
ソフトって、ふにゃふにゃで、どっちが表でどっちが裏かが分かりにくいんです。
で、その判別のために、
レンズに数字が書いてあるのですが、これが見えにくい!
初日には、左目のコンタクトを表裏逆に入れてしまいました…。(>_<)

折しもその日はオペラの本番…。
目を皿のようにしていて、
まばたきの回数が減ると、
すぐ左目のコンタクトが、うよ〜ん!と動いて、
楽譜がゆがんで見えてしまいます…。
「取れてしまうのではないか」とヒヤヒヤしながらの本番は、大ストレス。
すっかりヘトヘトになってしまいました。

その帰り道…やっと「もしかして…」と思いあたった私って…。
やっぱり私はハードの方が好きかもしれません…(*_*)




第42話 2003/3/20 とても素敵な演奏会…

先日アマチュアのオーケストラに、エキストラ出演してきました(^_^)v
とても活気のあるオケで、
技術のレベルも高く、…よって曲も難しかったのですが(>_<)
…とても楽しく演奏できました♪

アマチュアのオケというのは、プロオケとはまた違う良さがありますね。
「好き好きパワーの爆発」とでも言うのか…。
限られた休日の時間を練習に充てるほどの、
根性と熱意のある人達の集まりなので、
ただならぬ熱気なのです☆

....

プロだって、
音楽を自分の一生の仕事と選んだ人達なので、
「好き度」は絶対に負けないはずですが…
時には責任感の方が勝ってしまったり、プライベートの事情であまり集中できなかったり…
なんてこともありますよね…。

そして、時に非常に上手な人が持つ、音楽に対する不遜な気持ち…
それがアマチュアの人にはないような気がします。
謙虚な気持ちで、
数少ない本番に自分のベストを尽くす…。
そんな一人一人のパワーが合わさって、
すごいエネルギーになり…
そうして、とても素敵な演奏会になりました☆

私は団員のみなさんの積み重ねてきた、
一番最後の美味しい所だけ参加した訳ですが、本当に楽しかったです♪

どの演奏会でも、あのようなパワーでいきたいものですね☆




第41話 2003/3/14 音楽の役割…

先日、室内楽の演奏会がありました。
グループを組んで、もう3年になるN先輩…
びしびししごかれて、時には泣かされるけれど、
良い演奏にするために頑張りぬく、
尊敬する先輩です…。

その先輩が、ゲネ・プロの時に、しんみりと言われました。
「戦争が始まったら、演奏会なんてできない状況になるかもしれないね…。
いつまでできるか分からないから、
一つ一つの演奏会を大事にしなくちゃ…。」

前回の演奏会では、アメリカの同時多発テロの犠牲者のために、
G線上のアリアの演奏を提案した先輩…。
音楽が世の中でどういう役割を持っているのか、
常に考えてらっしゃるのですね…。

.....

私達、音楽家(とは言えないほどヘボいけど)は、
ある意味では、無くても生きていける「音楽」というものの
力や必要性をいつも考えていなければいけない…。
音楽の世界だけに閉じこもらず、
世の中の動きにも、常に敏感にいなければならない、
とつくづく考えさせられました。

「とはいえ…」とKちゃん。
「私らは、もっと小さいレベルで、財政難のため、
演奏できなくなるかもしれんから、頑張らないと…」(T_T)
うぅ〜、頑張らねば〜!




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