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そして番組の中で、等伯に興味を惹かれている、
ホテルでの挙式仕事といえば、
.
というのも、カルテットで2ndをしていると、
でもロシア人という人達は、実際強烈な個性をもつ人々で、
しかし、カトリーヌは強い!
「食虫植物がなくなって、先生寂しいでしょう?」と。
. . . .
水不足のせいでしょうか、
ところが最後に凄いことが起こりました☆
近頃、自然が破壊されている悲しいニュースがいっぱいです。
それにしてもYA○AHAさん、
いやいや、そんな事言ってる場合ではありません。
え”、だって、昔、みの虫の「みの」を剥いで、
最も危険なのは、新幹線など、ロマンスシートで窓の横に手すりが付いてる場合。
…この間なんて、タクシーの運転手さんに、
すっかり感動したので、
しか〜し、このままいくと、必ず割れる日がやってきますよね…。(T_T)
先日は、静かな時と、うるさい時とが、めまぐるしく変わる曲で、
貧血C判定が、堂々のA判定入りになりました♪
私達が一緒に演奏する時、
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KERO-CHANの穏やかな日常を綴ります…
[過去のエッセイ(第1話〜第20話)]
.....
[(第21話〜第40話)]
.....
[(第41話〜第60話)]
第80話 2003/10/11 「すごい人…」
先日、ハイビジョンで、日本の画家の特集をしていました。
西洋の画家の半生とかって、よく特集されてますが、
日本の画家って、
その半生や画風もあんまり特集されないし、知りませんよね。
知らないまま、「とりあえず有名やし!」と、
色の褪せた襖絵とか見て、
(本当は華やかな色彩なのに)「しぶいな〜」なんて
見当違いな印象を持っていたりなんかしたり…
するのは私だけか(>_<)。
その日私が見たのは、長谷川等伯の特集でした。
彼が石川県の田舎で、都での成功を夢みていたこと、
いろんな絵を見て勉強したこと、
貪欲にいろんな技法に挑戦したことなど、
人間らしい等伯像が伝わってきました。
「国宝 松林図屏風(部分)」 .
という有名なパティシエの方が出てらっしゃいました。
多分自分とあまり歳も変わらないだろうその人の、
等伯を語る顔つきの厳しさときたら…。
等伯を憧れの先輩として尊敬し、
自分も等伯に負けない、自分の世界を創り出すんだ!
という気迫がひしひしと伝わって、圧倒されてしまいました。
「すごい人」を見ていてすごいなぁ、と思うのは、
歴史上の芸術家や、超有名人などに対して、対等な気持ちを持っていることです。
私などは遠い存在に思ってしまう芸術家達。
「すごい人」はそんな人達に対等な気持ちを持ち、
同じレベルに達しようとするからこそ、
痛烈にその人達の才能を感じる…そんな気がします。
パティシエの方(お名前忘れてしまいました…)が
等伯の絵を見る時のあの眼つき。
あんな眼で人の演奏を聴いたことが最近あっただろうか…と
すっかり反省してしまうのでした(-_-;…。
いつもの一言「もっと頑張らなくては…」
第79話 2003/10/6 「不思議な空間(^_^)」
秋も深まってまいりました…。
少し前の話ですが、先日意外な場所で秋を感じました。
それは、挙式のお仕事に行っているホテルの中の、従業員通路で…。
階段の踊り場から
♪リ〜ンリ〜ン…と
鈴虫(かな?)の鳴き声が聞こえてきたのです…(@_@)
なんと夏には道路の脇にあったと思われる、
枯れた植物の植わったプランターの中に、
鈴虫が入っていたのです!
優雅な雰囲気の表側とはまったく違う、殺風景な従業員通路。
みんなが急いで通りすぎていくだけのせわしない階段に…
時間が止まったような、不思議な空間があったのでした(^_^)。
昨年、屋外チャペルでの演奏を何回もしたために、
楽器が割れてしまった!という人がいました(>_<)
慌てて屋外では、専用の安物ヴァイオリンを使うことにしたそうですが、
一度割れた楽器は、直しても、すぐにまた傷が開くのだとか…。
近日中に、大修理するしかないそうです。
偶然にもその楽器は、私の楽器と同じ製作者のもの。
他人事とは思えませんでした(>_<)。
知ってはいたけれど、Vnって本当にデリケートですよね…。
皆様、湿気、乾燥、温度変化…くれぐれも気をつけてあげてくださいまし…。
第78話 2003/9/25 「ビートルズ♪」
ビートルズ(*第56話参照)愛聴しています♪
どれもこれも大好きな曲なんだけれども、
今、気に入っているのは「A HARD DAYS NIHGT」(*^_^*)。
確か、超過密スケジュールの大変な状況を歌った歌でした…。
特にBメロ(ポップス風に言ってみました。クラシック風なら第2主題)の
カンカンカンカン!と鳴る、甲高いリズム打ちが大好きです☆
あの、調と全く関係ない感じの音がたまらないし、
微妙に前のめりなテンポ感が追い立てられてる感じを出していて、凄い!と思うんです。
周りに気を遣っているうち、テンポが遅れがちになる、
という落とし穴があるのですが、
私はいっつもその落とし穴にはまってしまうんです(T_T)。
あの微妙な、前のめり感は私にとっては神技。
…でもあんな風にきざんだら、
「はしる!」と叱られるかな…(>_<)…。
でもあのカンカンカン!が落ち着いたテンポ感だったら、
絶対あの曲は魅力半減だと思います。
だからあれでいいのさ!
…ん、そうか、それがきざみの面白さのひとつなんですね!
…今更気づいてるようじゃ遅い…けれど(T_T)。
でも今度挑戦してみよう♪と思うのでした…。
第77話 2003/9/22 「ロシア人…」
先日ロシアの室内オーケストラを聴きましたが、
なかなか強烈な演奏でした。(^_^;
プログラムはショスタコーヴィチとモーツァルト。
ショスタコはさすがお国もので、
日本人にない、スピード感と熱のこもった素晴らしい演奏でした。
し、しかし、メインのモーツァルト40番は…。
出だしの♪ミレレ〜ミレレ〜ミレレ〜シというテーマは、超ゆっくり超ロマンチックに始まり、
そして、直後の♪レレレー(レレレー)レレレー(レレレー)という、
少し激しくなるところで、突然強烈なアッチェレランド(テンポあ〜っぷ)をかけて、
猛烈に激しくなったのです!
そして再びミレレ〜ミレレ〜のテーマに戻ると
また超ロマンチックへと変貌…。
聴き慣れた様式美とは対極にある演奏で、最初のたった20秒で、ひそかに大笑いしてしまいました(^。^)
ヨーロッパ人も「ひいて」しまうぐらいなんですって!
ある人に、その演奏会の話をすると、
「やっぱロシア人はドラマがないと、あかんのやろ」とのことでした…
ということはですね、私達がロシアものを演奏する時には、
熱くドラマチックに濃厚にしなければならないってことですね?
う〜んなるほど。
私も、ロシア人に大笑いされないようなショスタコを目指して、頑張らねば!(9 ̄^ ̄)9
第76話 2003/9/18 「カトリーヌ♪」
マザーリーフの「カトリーヌ」に新芽がつきました!
実は、はじめは「マザっち」と名づけていたのですが、
我らのファッションリーダー、Kちゃんが、
「どうせ付けるんなら、もっとお洒落な名前にしなさい!」と
20種類ぐらい考えてくれたのです…(;^_^A~
水につけているだけで、葉っぱのあちこちから根が出るのです。
これがまた、土の上に置いておくだけでもよいのですって。
つまり、育てるのに飽きて、
ひっこぬいて庭に放っておいたら…、
そこはそのうちマザーリーフ畑のような状態に…。
ひえ〜、昔の「セイタカアワダチソウ」のようなことになりかねませんね(*_*)
でも、透明なガラスの器の中で、
少しずつ根や新芽を育んでいるカトリーヌは、
やっぱり可愛い(*^_^*)
実はヴィオラのTさんに、もう株分けの約束をしたので、
頑張って(水をかえるだけだが…)育てるのです〜♪
第75話 2003/9/10 「K君のお母さん、ありがとう♪」
どろちゃんとすみれちゃんを失って、悲嘆にくれていたある日、
高校生Kくんのお母さんに、
一枚の葉っぱをいただきました。
その名も「マザーリーフ」。
葉っぱをお皿の中で水に浸しておくだけで、
その葉っぱから新芽が出るのです!
実は、数ヶ月前から、Kくんのお家の出窓にマザーリーフのお皿が置いてあり、
新芽の出ている不思議な様子に、
いつも釘づけだったのです(@。@)
うぅ、お母さん優しい…(T_T)
葉っぱの周りから沢山の新芽が出て、根も出てきて…
それを植えたらば、にょきにょき育つらしいです!
ただ…育ち始めたらそんなに可愛くないのだとか(*_*)
う〜ん、だから爆発的人気は出ないのかな?
「お皿で新芽」状態の時は、本当に素敵なんですけどね…。
Kくん宅ではマザーリーフを浮かべたレトロな金魚鉢で、めだかも飼ってらっしゃって、
それもまた、すっごく素敵です☆
…でも世話する自信がないので、それは我慢(~_~;
ちなみに…。
ポト子ちゃんはめちゃくちゃ元気です☆
いまやランナーも伸びて株分けしてほしいみたい。
どなたか、ポト子の子を欲しい方、いらっしゃいますか?
第74話 2003/9/4 「アーメンU」
(T_T)ど、どろちゃんとすみれちゃん(*第51話参照)が
死んでしまいました…。
夏の始めから、伸びすぎてバランスが悪くなっていた、どろちゃん。
すみれちゃんも、根っこが見えるほど傾いて、
なにやら怪しげでした…。
それが、お盆に田舎に帰った、3日間の間に…。
葉っぱの周りの細かい毛についていた水滴が、
すっかり無くなってしまいました。
だんだん葉先が茶色くなり…、遂には新芽も茶色になって…(>_<)。
あんなに可愛がっていたのにぃぃぃぃぃ…。
大ショックです…。
第73話 2003/9/2 「アーメン」
教会で、牧師さんの「アーメン」の後に続いて「アーメン」って言うの、
難しいと思いませんか?
どうもあの間合いがとりにくいし、
大きい声はなかなか出せませんね(*_*)
いっつも口を開いた時には、みんな言い終わってしまっています…。
先日、結婚式の挙式のお仕事の時、
来賓の中に、2才くらいの男の子がいました。
お利口なんだけれど、やっぱり時々、声を出してしまう…
そのうち我慢できなくなって、騒いでしまったらどうしよう…
と、少し心配していました。
その式では来賓も少なく、しかもみなさんクリスチャンではないらしく、
「アーメン」をうまく言える人がいませんでした。
何回か、「アーメン」を言わないといけないのですが、いつもしけしけ(>_<)。
例の男の子が、
とっても大きい声で、絶妙なタイミングで、可愛く「アーメン」と言ったのです(@_@)。
その無邪気な声に、その場の雰囲気がふわっとなごみ、
緊張していたみんなの顔に笑顔が浮かびました…☆
男の子、大金星!
きっとあの「アーメン」は語り草になるに違いありません。
心があたたかく、優しい気持ちになった出来事でした…(^_^)。
第72話 2003/8/22 「悲しい場面…」
先日、てくてく歩いていると、悲しい場面に出会いました。
マンション建築現場の塀に向かって、
バッタが何度も飛びつこうとしているのです。
しかし塀は高く、どれだけ飛んでも無駄な努力。
どうしてバッタがそんな所にいたのかは分かりませんが、
バッタが生きていけるような空き地までは、
塀の周りをぐる〜っと歩かなければならないのです。
でも、そんなこと、バッタが分かるはずない…。
も、もしかしてあのバッタ、死ぬしかなかったかもしれません(T_T)
カエルだって、オゾン層の破壊によって、減ってしまったそうですし、
蝉と言えば、昔はアブラゼミばっかりでしたが、
今はなぜかアブラゼミは激減し、クマゼミが多いのだとか。
昔、夏休みにアブラゼミを捕まえまくった(クマゼミは一夏に一匹くらいだった)私とし
ては、
寂しいものがあります…。
しかも力尽きたセミ達はアリの食糧になるなど、
土に帰っていたのに、
今はアスファルトの上にいつまでも寂しい姿でいる(;_;)…
着々といろんな動物達が脅かされていることを実感します。
なんとかしたいけれど…難しい問題ですね…(>_<)
第71話 2003/8/9 「買ってしまいました!」
贅沢にも、買ってしまいました!(^_^;
YA○AHAエレクト○ニックピアノP‐120…
ピッチが合わせられる上に、純正律、ピタゴラスetc.…
と調律も変えられるという優れもの…
生徒さんHさん宅で出会ってから、欲しくて仕方なかったんです…☆
これで音程の勉強をしたら、
カルテット内でも大好評まちがいなし!?
ついでに長い間弾いていない、ピアノの練習もしちゃったりなんか…
しないだろうけどね(-_-;
せっかく純正律やピタゴラスの音列を作れるすごい物を作っているのに、
そのことはパンフレットやカタログに、全く載ってないんです(,_')
もったいないと思いますよ〜?
だって、その機能を知ったら、大抵の弦楽器奏者は、
興味を引かれると思うんです。
買う買わないは別としても、みんな一度は触ってみたいはず…。
管楽器奏者だって、割と興味あるんじゃないかな、と思います。
ターゲットがアマチュアのピアノ愛好家なのかもしれませんが、
一度しっかり宣伝してみるといいのにな。。。。
しかし、このピアノ、みんなに自慢したいけれど、
「それでその音程かい!」と言われそうで、怖いな〜
(>_<)やっぱり、まず練習して、と…。
第70話 2003/8/5 「自分のことは棚に上げ…」
オーディションって、どこのオケでも行われますが、
難しいものですね…。
「頑張るから入れてくださ〜い!(>_<)」と
謙虚に願っていた、受験者の時の気持ちはどこへやら。
選ぶ方に回ると、自分のことは棚に上げ、
「音程とリズムが正確で、音色が良くて、音楽的な表情が的確につけられる人を…」と、
ついつい欲張ってしまいます(-_-;
全て完璧な人は、ソリストか、もっと凄いオケの奏者になりますって。
分かっているけど、
弦楽器だと「乱すのは私だけで十分だよ」とか、
管楽器だと「このメロディーをそんな音で吹かれちゃ、幻滅なんだよね(なぜか東京弁)」と
ついつい辛口になってしまいます…。
実際、奏者不足で困っているのだし、
贅沢言ってないで選ばなきゃ!と票を入れると、
「表情が少ないけど正確な人」と「ミスが多いけど音楽的な人」と、
それぞれの団員の価値感によって、票が分かれたり。
上手で票が集まっても、その人の個性そのものを嫌う人がいたり。
本当に大変です…。
そんな中勝ち残る人って、
実力と運を持った、本当に凄い人達だと思います…。
そんな人達と対等でいるために…
さぁ練習しなくっちゃ!(>_<)
第69話 2003/7/29 「近頃の子供って…」
近頃の子供って、自然に触れることが少なすぎるわっっ!
と感じる出来事がありました。
そう、それは高校生Kくん(第44話参照)に、
リコシェ(弓を跳ねさせるテクニック)の説明をしていた時…。
弓をいかに軽く持つか説明しようとして、
「みの虫って持ったことある〜?」と聞いた時でした。
Kくんはみるみる青ざめて、
「僕は虫は嫌いですっ!
想像するだけで気分が悪くなるんで、そんな話、やめてくださいっ!」と
心底嫌そうに言ったのです…。
細かく切った毛糸や折り紙の中に入れ、
「カラフルみの虫」を作ろう!って実験とか、やりませんでしたか〜?(>_<)
しかもKくん、君は男の子ではないか!
虫遊びくらいしなかったのか〜っ?
でも、この例え話は、もう一人の高校生Tくんにも、
「僕、基本的に虫は苦手なんで」と冷たくあしらわれてしまいました…(T_T)。
でも、考えてみたら、最近みの虫なんか見なくなりましたね…。
たまにしか見ないものなら、
やっぱり気持ち悪いのかもしれません。
私だって、生のカエルは触れないですもんね…。
あぁでも残念!
みの虫の例え話、結構気に入ってたのになぁ!
なんかいい例えはないかなぁ??
第68話 2003/7/27 「恥ずかしくて人様に言えない…」
私、本当に眠気に弱いんです(>_<)
眠気を感じたら、いつでもどこでも、すぐ熟睡。
眠りエピソードで3つはエッセイが書けますね(-_-;
電車の中で眠るのは、いつものことでして、
しかも私は舟をこいで、隣の人に激しい頭突きをくらわせる悪癖があるので、
できるだけ端っこに座ります。
一番いいのは、すぐ横が壁の時。
もたれて熟睡できます。
パイプの手すりの場合は、幸運なら枕になり、
不運なら、舟をこいだ挙げ句、手すりに激突…。
ゴォォ〜ンと音が響いて、猛烈に恥ずかしいです。
手すりの角が尖っているので、激突した時の痛みときたら、
筆舌に尽くし難いものがあります。。。
実は昨日も…阪急電車でやってしまいました(-_-メ)。
激突直後から、鈍い痛みが頭に広がり、
朝になって、脳内出血で冷たくなってたらどうしよう…と、かなり心配でした。
両親だって、何が原因で脳内出血で死んでしまったのか、
恥ずかしくて人様に言えないでしょうね。
まぁ、私の頭は、そう、か弱くはなかったらしく、無事朝になりましたが…。
もう少し節度ある眠り方をしたい、と反省しております。。。。
第67話 2003/7/26 「女らしさ…」
夏…。
先日、友人達と、痴漢の話題になりました。
世の中物騒だし、お互い気をつけないといけないな、と…。
しかし、私、最近全く痴漢にあわないんですよね…。
それはもちろん、いいことなんだけど、
近所に住む先輩は頻繁に、痴漢にあうらしい、と聞くと、
なんだか複雑な心境になってしまいます…('_';
やっぱり…もしかして…
私って、髪を切ってから、女性に見えなくなったのかしらん?
「あんちゃん」と言われてしまったんです…(>_<)
そりゃあ、確かに子供の頃には、「ぼく!あ、ごめんね、スカートが見えなかったわ」とか、
「そんな赤い服着てると、女の子みたいに見えるで」とか言われたものでしたが…。
大人になってまで間違われるなんて、ちょっと屈辱的でした…(T_T)…
私だって、髪さえ長ければ!
…でも、ショートでも女らしい人って、いっぱいいますよね…。
うむむ、やはり「いろけ」の問題だろうか…。
決して痴漢にあいたい訳ではないのですが、
なんだか悩んでしまう、今日この頃です…。
第66話 2003/7/15 「夢」
先日、H先生のリサイタルに、伴奏で参加させていただきました。
先生は、業界ではかなりの重鎮。
男勝りのさっぱりした気性ですが、
ギャラ袋に一人一人、手書きのメッセージを入れるような細やかな心遣いもされる、
素敵な方です☆
演奏はもちろん素晴らしかったのですが、
特に、プログラムの中での一文が、印象に残りました…。
「小さな夢、中くらいの夢、そして実現するかどうかわからない大きな夢を持ったらどうかな」と。
…先生にとっては、そのコンサートが、大きな夢と言えるものだったそうです…。
素敵な言葉ですね!
そういえばM先生も昔、「強く強く願い続けると、必ず夢は叶うもんなんやで?」と
教えてくださったものです…。
やっぱり夢見ることって大切なんだわ☆
私も3つの夢を持つべく、考えてみました…('。')が…
…小さな夢:ヴァイオリン上手くなる。
中くらいの夢:ヴァイオリンかなり上手くなる。
大きい夢:ヴァイオリンめちゃくちゃ上手くなる…
だめだだめだ〜!こんな漠然としたこと言ってるから、
いつまでも下手っぴなんだわ〜っ"o(><)o"
もう少し具体的な夢にしないとダメですね…
第65話 2003/7/5 「記録作りに挑戦?!」
今、ひそかに悩んでいることがあるんです…。
実は長年使用している松ヤニが、
遂に厚さ約1mmほどになったんです!(^^)v
部屋は汚いけれど、何故か松ヤニを綺麗に使うことにだけは情熱を燃やし、
平らに均等に使い続けて今の薄さに…。
人に貸して驚かれたり、
生徒さんに見せて自慢するのが密かな楽しみです♪
(生徒さんMくんも真似して頑張っていますが、
彼のは「ヒル」ブランドの松ヤニで、元がデコボコなので、かなり大変そうです。
私のは元から平らな「黒ネコ」ブランドの松ヤニだったので楽でした♪)
この見事な薄さを記念して飾っておきたいのですが、
はっきり言って、お洒落でもなんでもない代物だし…
でも何年も大事に使った証拠がこのまま粉々になるのも寂しいような…。
これが3つほど並んでたら、かっこいいかな…?
え”、でもそれって一体、何年かかる話?
それまで私、楽器続けられてるの?
なんて考えると、ちょっと怖くなったりするんですが…。(>_<)
とはいえ、実はもう2つ目を平らにならし始めてるんですよね〜!
いくつたまるか、自分で記録づくりに挑戦するのもいいかしら☆なんて。
…この悩み、なんだか、もう結論出てるみたいですね…
第64話 2003/7/1 「♪バタバタ♪ピョンピョン」
レッスン行ってきました!
先生のお嬢ちゃん(第18話参照)どんどん大きくなって、
今は少し暴れん坊!?
と、いうのも、
普段先生が演奏活動で一緒にいてあげられない時には、
預かってくれる人の前でとってもお利口にしているので、
一緒の時は、なるべくわがままを聞いてあげているのだそうです。
でも少し前まで、ママをとられるのが嫌で、
レッスン中泣き叫んでいたお嬢ちゃんも、もう泣きません。
最近は、曲に合わせて踊ってくれたりするんですよ(^。^)
うるさくなる度に大笑いしていましたし、
今回は、駆け巡るような音形のところで、
私の周りをぐるぐる回ってくれました(^_^;
先生から「その音形でも毎回最初の音を目立たせた方がいいわよ」と指導が入り、
大きく拍をとるように弾くと、
パタパタ走っていたのが、ピョンピョンと跳ぶのに変化…。
つまり先生の仰る通り弾けたってことかしら…?
さすが一流音楽家夫婦の子だけあって、感性が豊かですね☆
第63話 2003/6/30 「音楽家の生活…」
この間、新幹線の中で、隣に座ったおじさんが話しかけてこられました…。
おじさんは、「楽器を持って新幹線に乗っている」私の姿に、
「売れっ子演奏家か、はたまたお金持ちのお嬢さまか」と
妄想が膨らんでいる様子…。
「いえ、そういう売れっ子スターは、
自由席でなくてグリーン車に乗っているものですよ?」と力説しても、
なかなか分かってもらえません。
音楽家の生活って、全然想像できないみたいですね…。
「そうか、オケでのリハーサルも、仕事になるんですね?
しかし、半日職場にいるだけで、
しかも毎日行かなくていい、なんて、かっこいいなぁ〜☆」
「あの〜でもできるまで自分でさらう時間が必要で、それはノーギャラなんですけど…」
「??」
う〜ん、どうやって説明すると、いいかな?(-_-;
そういえば昔、友人Kちゃんも、お客のおじさんに
「で、普段はどんなお仕事を?」
「演奏してます」
「ですからお仕事は?」
「演奏です」
「だから平日は!」
「だから演奏が仕事なんですっ!」
と不毛なやりとりをしてましたっけ…。
みなさん、世の中には、売れっ子スターと趣味の人以外に、
「地道に修業する音楽家」もいるんですよ〜(^_^;
第62話 2003/6/26 「堂々のA判定!」
ん〜!この充実した達成感!(^〜^)v
実は、健康診断の結果が返ってきて、
「貧血」を脱したことが分かったのです…。
対策をたてた甲斐があったわ…。
だって3日前からレバーを食べ続けて、
前日には、クロ太郎とポト子ちゃんの実家のレストラン(第35話参照)で、
小松菜とツナのパスタ(しかも事情を話して小松菜大盛り!)を食べたんですもの!
こんなに健康診断に向けて頑張ったのは、
人生で初めてです!
…え、そんな、にわか仕立ての健康ぢゃ駄目?
えぇ、まぁそうなんですけどね〜(>_<)
第61話 2003/6/25 「相手を尊重すること…」
先日、アンサンブルの練習で、残念なことがありました。
友人Aくんは、最近そのアンサンブルに参加するようになったので、
少し違う演奏スタイルで弾いていました。
それをWちゃんは、
まるでデリカシーのない演奏かのように、こきおろしたのです(>_<)。
スタイルの違いにとまどいながら頑張っていたAくんは大ショック!
二人の友情には大きなヒビが入りました…。
お互いがよい音楽を目指して遠慮なく意見を交換しあうことは、とても大切です。
でも、その言い方やタイミングはとても難しい…。
音楽にただ一つの正解というものはないのだから、
意見交換が、押しつけや欠点のつつき合いになってはいけないのです。
どんな時でも相手を尊重し、あくまで提案、という形でなければ…。
また、もし注意するのならば周りにあまり人のいない、練習後などに、そっと言わなければ…。
Wちゃんはその日とても疲れていてイライラしていたこともあり、
相手を尊重しない、失礼な言い方をしてしまったのです…。
すぐにWちゃんは後悔して謝りましたが、
その演奏会は、AくんやWちゃん、そして横にいる私にとっても、
辛いものになりました…。(~_~;
意見交換する時の心くばりの大切さを痛感する出来事でした…。
[過去のエッセイ(第1話〜第20話)]
.....
[(第21話〜第40話)]
.....
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