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KERO-CHAN エッセイ

KERO-CHANの穏やかな日常を綴ります…

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第100話 2004/3/1 「ブタちょき♪」

ついに見つけました!
念願のブタちょき(^з^)-☆Chu!!

何年もず〜っとさがしてたんですよね〜(^。^)
やっぱり貯金箱といえば「ブタ」。
実は、私がこれまで、500円玉貯金がいいよ、とか、
50円玉貯金の方がとっつきやすいよ、とか聞いても、
どうしても貯金を始められなかったのは、
「理想の貯金箱」=『ブタちょき』が見つけられなかったせいなんです。

こればっかりは、可愛いカエル達にも譲れなくて(>_<)。
でもブタちょきなんて現代には流行らないのか、
全然見つからず、ほとんど諦めていたのです…。

それが先日、近所の家具屋さんのショウウィンドウで、
理想のブタちょきを発見(@_@)!!
即座にお店に入り、なかなかお値段も手頃だったので、
気合いを入れて、一番大きいブタちょきを購入しましたV(^-^)V

久々の運命の買い物で大満足♪♪

入れる硬貨は一日の終わりに財布にある、500円玉と50円玉、
その他自分の足で浮かせた交通費と決定しました。
でも裕福な時は500円玉も入れるけれど、
貧しい時は50円玉だけでいい、なんて、
逃げ道も作ったりなんかしてね(^_^;)。

これで私も、「こつこつ貯金する堅実な人」の仲間入り!?
がんばりま〜す♪


第99話 2004/2/17 「現代人」

先日、生徒さんYくんに聞いたんですけど…。
最近の曲(ポップスなど)って、長調の曲がすごく多いのですって。

長調が多く、短調が少ない、という事から、
現代人には情緒が欠けてきているのではないか、と言われているのだそうです。

ぎく…(-_-;じ、実は私、かなりの長調好きで、
それがひそかなコンプレックスなんですよね…。

弾きたいなぁ!と憧れるのは、元気な曲や爽やかな曲、
ほっとするような暖かな曲ばかり。
短調の曲に、共感をもって取り組む友人達を見ると、
なんだか自分が頭わる〜いような気がして、
常々恥ずかしかったんです(-_-メ)

ひょっとして、私って現代人?

そういえば、「霊感」と言われるものも、もともとは誰にでもあったのに、
だんだん失われてきているのだそうですが。

じ、じ、実は私、霊感も皆無なんです…(~_~;。
金縛りは一度もあったことないし、
「でる」ことで有名なホテルやホールでも、さっぱり(・_・?
外国人の演奏家が、長崎のホールで気分が悪くなって、
演奏会をキャンセルしたとか、友達が広島で嫌な予感がしたら、その夜金縛りにあった、
とか聞くと、私ってばりばり現代人なのね…と思います(-.-;)。

しかし、音楽家って感受性が鋭くないといけないのに。
やっぱり私、向いてないのかなぁ…
はぁぁぁぁ〜(T_T)



第98話 2004/2/6 「作曲家が身近に♪」

曲を勉強する時、
作曲家の生涯を調べたり、作曲された背景を調べていくうちに…、
まるで友達のような親近感を作曲家に抱くことって、ありませんか?

私なんかより、ずっとキャリアの長い、音楽家の先生方は、
そんな思いがとっても強いみたいです(^_^)

シューベルトの権威H先生は
「この曲を書いた時、彼はまだ18歳!未熟な点があって当然やから、
我々が補ってあげなあかんね?」と仰ってたし、
教授のK先生はモーツァルトの美しい2楽章を指揮しながら
「さぁ、おセンチなえぇ曲書きましたで〜高く買うとくなはれ〜」
なんて彼の気持ちを代弁してらっしゃいました(^_^;)。


(セルゲイ・プロコフィエフ)

私だって、自分と同じ年くらいの若き(?)ベートーベンが、
その当時の流行の音楽を取り入れて曲を作った、
なんて記述を読んだら、
「も〜ルードヴィヒったら、実は流行も意識してたのね〜!」
なんて思ってしまいますから…。

ひょっとしたら家族と過ごすよりも長い時間、
その作曲家に取り組んでこられ、
時にはその作曲家よりも長く生きておられる先生方にとっては、
作曲家はもう、
息子や弟のような存在になっているのかもしれませんね☆

そういえば今、
私はプロコフィエフの曲を練習中だけれど…。

セルゲイの事はあんまり知らないぞ〜っ(>_<)
やばい!



第97話 2004/2/5 「合奏の会効果♪」

「合奏の会」効果、すごいです!

私が想像してたよりも、ずっと刺激が強かったみたいですね。
参加された方はみんなやる気満々なんです(@_@)

上手な人を目の当たりに見て、「私も!」と、やる気の出てきた方。
上手な人の演奏した曲が気に入って「次回は!」と意気込まれる方。
楽しかったので「もっと!」と張り切る方。
また大量の譜読みをしたおかげで読譜力のついたちびH(なぜか名指し…(^^;))。
みんな、とっても楽しそうです♪




かくいう私も小さい頃、先生主催の合奏が毎月楽しみでした。
ヴィヴァルディの「調和の霊感」とか、
やみくもに弾きながらも幸せでしたっけ…☆
仲間ができるってことも合奏の楽しみですね。
同じ門下の後輩達は、今でも時々集まって、合奏しているらしいです(^_^)

そんな喜びを教えてくれた恩師S先生…。
ご自身はアマチュアながら、
やる気のある子はプロを目指せるまでに、
あとの子は「最良のアマチュア」となるように育ててくださいました。
先生のような名教師にはなかなかなれないけれど、
生徒さんが、ずっとヴァイオリンを心の友にできるような…
そんな指導ができるといいな、と思います☆

そのためには…(>_<)
もっと頑張らねば!


第96話 2004/2/3 「音楽に何を求めるのか…」

先日、現在の日本のヴァイオリン界をリードする、
有名なヴァイオリニストの方のリサイタルに行ってきました。

以前その方のCDを試聴した時には、
実はあまり好きになれなかったのですが…。
でも、評価も高い方なので、もう一度聴いてみよう、
と友人Aくんに誘われるままに、行ってみたのでした。

しかしやはり…(∋_∈)。

アプローチがあまりに違いすぎ、
全然共感できませんでした…。
切れ味も鋭く、音色も輝かしいけれど、ただそれだけ。
内容のふか〜い曲なのに、お師匠のような深みも光も陰もなく、
息づかいもいつも同じ。

こんなに有名なのに、こんなに上手いのに、こんな内容のない演奏ってあるの?!
それはまた別の意味で、衝撃の体験だったのでした…。

「でもあの決めの迫力ある音はかっこいいよね、
あれが今日の収穫かな〜?」とAくん。
どうやら彼も同じ意見のようでした…。

音楽に何を求めるのか。

いろんな感情や情景を表現する事と、鮮やかなテクニックを披露する事。
そんな音楽の持つ、二つの要素のバランスをどうとるのか。
いろんな人がいるなぁ、
としみじみ考えさせられる演奏会でした…。



第95話 2004/1/30 「知らない間に…」

最近、しょんぼりする日が続いていました。
先輩に叱られたり、友達に、気遣いの足りなさを指摘されたり。

大人になるためにはありがたいアドバイス、
と受け取らないといけないけれど、
ちょっと滅入りますよね…(T_T)。

そんな時、高校時代の友人Uちゃんの一言に救われました。

「私、結婚が決まった時、周りの友達は『え〜ショック!』とか言うばかりで、
全然祝ってもらえなかったの。
そんな時、電車で偶然ケロちゃんに会って、結婚の話をしたら、
ケロちゃんは『おめでとう〜!!よかったね!』って
すごく喜んでくれて、それがすっごく嬉しかったんだよ☆」と。

友達として当然な発言だっただけなのに、
それが救いになり、長い間覚えていてくれている…。

知らない間に、私いい事してたんだ…(*・_・*)。
心が暖かくなりました。

でも、すると知らない間に悪い事をしてた、って事も十分あるんですね…。
無神経な事をした時に相手の人の状況もよくなかったら…
それは思っている以上に相手を傷つけてしまう…。

自分の無神経さがつくづく感じられました。

もともとぼんやりして、細やかな気遣いのできない私…。
でも、真剣に「気遣いできる大人」を目指さなくては。
と心を引き締めるのでした…




第94話 2004/1/29 「ベートーヴェンに似たもの…」

先日、「琳派と伊藤若沖」という展覧会に行ってきました(^_^)v


(「群鶏図」:動植採絵
(どうしょくさいえ)より)
  伊藤若沖(じゃくちゅう)は、
 我らのボスK先生が
 「若沖の絵はベートーベンの音楽と似てるんや!」と
 教えてくださってから、
 かねがね観たいと思っていた画家。

.   

  裕福な家に生まれ、
 悠々自適な絵画生活を送っていたので、
 アマチュアとみなされて、ずっと低い評価しかなかった
 画家なのだそうです。

さて、行ってみるとまず琳派の絵が目白押し。
西洋画と違い、背景なしでメインだけさらっと描いてあるのに、
内容は十分表現されている日本画の素晴らしさに圧倒されました(@_@)
こりゃあ西洋人どもが衝撃を受けるわけだわ!(高飛車)

どっぷり琳派の世界を堪能したところで、
いよいよ若沖の絵になりました。

彼の絵を観ると、たちまち琳派の絵が様式の枠にとらわれた物に思えてきました。
枠にとらわれない若沖の絵の生き生きしてること!
先生は、細部を繰り返し描くことで強調する、
という手法がベートーベンと似ている、と仰いましたが、
私は美しいだけではあきたらない躍動感に、
古典から抜け出していったベートーベンに似たものを感じました。

きっと若沖って、先生みたいにダミ声でマイペースなおっちゃんだったに違いない…
なんて親近感を抱くぐらい、元気の出る絵でしたよ(^_^)

皆様も一度ご覧くださいまし☆




第93話 2004/1/22 「あの頃…」

初めてオケの一番前(コンマスの隣)で弾いた時のお話をいたしましょう(^_^)

まだ卒業して間もなかった私は
今より更に、超ヘボヘボ。
前で弾いた経験なんかなく、
「活性化のためのローテーション」で、前に行くことになった時は、
血のでるほど練習したものです…。

自分なりには万全に練習していきましたが、
なにせ隣はコンマス。
どんなに練習しても、月とスッポンですよね(-"-;)

一番衝撃的で印象に残ったのは、
指揮者、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの間にある空間でした。
そこにみんなの「気」のようなものが集中し、爆発し、湧きあがっていく…。
「ここが音楽の生まれる中心部なんだ!」と、とてつもなく感動したものです(@。@)。

「ケロ、日に日に痩せていってるで…」と
先輩に心配されるほど消耗する数日がすぎ、
本番では最後の最後の決めのところで間違えて玉砕…。
たいしていい思い出でもありませんが…(*_*)。

でもあの「音楽の源」の感動は忘れられません☆

あれは自分が作るべきもので、
あれが見えたってことは傍観者になっているってこと…。

今はもう見えませんが、時々思い出しますね。
そして、あの時の初々しい自分に負けない位、努力しているかなぁ、
と今の自分を振り返ります☆


第92話 2004/1/20 「カトリーヌ…」

カトリーヌ…
絶命してしまいました(T_T)

年末年始の休みにほってあったのが運のつき…。
帰ってきたら、
すっかりひからびていたのです。

慌てて水を取り替えたり、
日を当てたりしたけれど…。

新芽がとれ、カトリーヌ自身も破れてしまって…。
ごめんよ〜カトリーヌ(ToT)!



第91話 2004/1/18 「みなさんに拍手!」

今年最初の大イベント、「ケロちゃん教室合奏の会」、
無事終わりました(^。^;)

生徒さんにアンサンブルの喜びを知ってもらおうと始めた新企画…。
ハードな選曲でしたが、みなさんとっても頑張ってくださり、
なかなかいい感じに仕上がりました(*^_^*)

カノンなんか、
はじめはズレにズレて崩壊してしまったんですよ(#+_+)

でも、たった半日のうちに、
みんながお互いを聴けるようになり、
「少しはCDと似ている演奏(ちびHのお母さま談)」になりました♪

短い時間なのに、たちまちいろんな注意事項を飲み込んでいく、
生徒さん達の集中力に驚き、
その演奏から、みんな、本当に音楽が好きなんだ…と実感できて感動…☆。

本当に幸せな時間でした。

不安だったけれど、やっぱり企画してよかった♪
みなさん本当に、ありがとうございました~!(^-^)$


第90話 2004/1/16 「眠りネタ…」

今、高校時代の友人Kちゃんが、アメリカから一時帰国しています。
Kちゃんといえば「カパカパ」…
(*第52話参照)。

それでは、久々に会えたことを記念して、
私の最大の眠りネタをご紹介いたしましょう…(-_-メ)

そう、あれは高校時代。
その頃の私は、毎日お風呂で居眠りしていたものです(ん?今もしてるか…)。

ある晩、そのお風呂居眠りから目覚め、
これではいかん!と意を決して湯船から脱出。
部屋に戻って身体を拭いていると、かかとが妙に痛いのです…。

何気なく見ると、かかとは皮が剥けて血だらけ!
ひぇぇ〜っ!
と驚いていると、お風呂からも悲鳴が。
私の後に入った兄が、「蛇口に血まみれの皮がついてる〜っ!」
と騒いでいたのでした…。

ど〜も湯船から上がる時に、かかとを激しくぶつけたらしいのですが、
その時は全然痛みを感じなかったのですね…(-.-;)

しかし、中学や高校の頃って、眠いですよね〜!
今もかなりひどいけれど、
あの頃はもっとひどくて、寝てばかりいました。
そしていつも、その眠りネタで、
友人KちゃんやGさんをあきれさせていたものです…(^^ゞ

楽しい思い出(???)ですね…



第89話 2004/1/13 「再び決心…」

「やるべき事をさきさきこなす」(*第88話参照)は、
かなりさい先の悪いスタートをきっています(-_-メ)

寝坊、遅刻、事務仕事も後手後手に…。
挙げ句の果てに本番に遅刻する夢を見てうなされる始末。
う〜む、やはり元旦がまずかったかな…?(>_<)

でもここで、なんとか挽回しようと、一冊の本を買いました。
その名も「夢をかなえる人の手帳術」。
働きながら4ヶ国語をマスターした著者!というと、説得力ありますよね(@_@)

読んでみると、
自分の夢や目標を明確にすること、
そしてそれをきちんと実現していくためのスケジュール帳のつけ方が、
分かりやすく書かれています。

なんでもスケジュール帳に書くようにしてる割に、要領が悪いのは、
書き方がまずかったんだわ!と目から鱗。

早速全部書き直すと、確かにすっきりと自分の予定が分かりました…。
これで、てきぱき仕事できるようになるかな〜(~_~;

まずは、新企画「ケロちゃん教室合奏の会」を成功させたいですし…。
カリスマ教師まではいかないにしても、
「いつも前向きな先生(音楽家)」でいたいから…☆

よ〜し、今度こそ挽回するぞ〜っ(>。<)P
と、再び決心するのでした…。



第88話 2004/1/4 「今年の目標♪」

一年の計は元旦にあり…。
しかし、元旦を勤勉に暮らすのは、なかなか難しいですね(-_-;

元旦の過ごし方で一年が決まるとしたら…
今年はかなりやばい年になりそうです(T_T)


だって、姪(一歳)が来ていたんですもの!
朝起きる→姪と遊ぶ→ご飯食べる→姪と遊ぶ→初詣に行く→姪と遊ぶ→ちょっと掃除→姪と遊ぶ…
てな具合で、練習なんか、ちょびっとしかしなかったんです(>_<)

練習を始めても、姪が不思議そうに見にきたりしたら…
そりゃもう、ヴァイオリンの事好きになってほしいから、
「かえるの歌」を聴かせたりなんかしてもてなしてしまうじゃないですか!
姪がピアノを触ろうとしたら、膝にのせて簡単な童謡を…。
譜面台にあるカエルの消しゴムに興味を示したら、
楽譜をどけてカエルを並べて…。

あぁ、また遊んでしまったぁぁぁ(>_<)

と、しょっぱなから、誘惑に負けまくった元旦だったのでした(-_-メ)
今年は一体どんな年になることやら…

ちなみに今年の目標は、
「やるべき事をさきさきこなす」ですが…。

今日から頑張るぞ〜っ(>_<)/



第87話 2003/12/30 「みなさま、よいお年を♪」

今年も残りわずか…。
みなさま、今年はどんな一年でしたか?

私にとっては、表面的には地味な一年、
でも中身はとっても勉強になった一年でした…。

エッセイで宣言した手前、
今年の目標(第26話参照)「自分の仕事を確実に」は、いつも意識できましたね。
完璧ではなかったけれど、私なりには頑張ったかな…(>_<)/。
でも、そのために人に迷惑かけたりもしたから、
それは来年への課題かな…(-_-メ)。

先日、テレビでカル○ス・ゴー○さんの特集をしていました。
彼の生い立ちや業績の数々。
彼の日常や習慣。
そして彼の成功の秘訣に、「できるだけ具体的な目標を期限を設定して作る」と
いうものがありました。

なるほど!(@_@)

そういや、以前読んだ「教え方」の本にも、
短期の目標を作った方が、上達が早いとか書いてあった…。
よし、採用!
と、早速作った2、3の目標は、実は達成できなかったのですが(T_T)。

でも来年は一年のスローガンの他に、
短期計画みたいのをたてながら過ごしてみようかな、
なんて考えています。

そう、その目標を毎月このHPに載せたりなんかしたら…?
…あまりにアホらしい目標すぎて、恥をかくだけなので、
やっぱりやめておきましょう…(-_-;

とまぁ、そういう訳で、みなさま、
よいお年をお迎えくださいませね?(^o^)/



第86話 2003/12/5 「手作り石鹸♪」

手作り石鹸って、最近話題ですよね。
私も生徒さんMさんに、オリーブ石鹸をいただいてから、
すっかりやみつきになりました(*^_^*)

よく泡だって使い心地が気持ちよく、
なんたって、お肌がすべすべになるんですもの、
ずっと使い続けたいですよね☆

よ〜し、私も作ろう!
と、いう訳で石鹸作りを計画したのですが、
いきなり大失敗をしてしまいました(T_T)

基本はオリーブ油と精製水、苛性ソーダを混ぜるのですが、
正式な作り方って、温度管理とか、一ヶ月の熟成とか、なかなか面倒くさそう(>_<)。

調べてみたら、ペットボトルに入れて振るだけ、
という、非常に簡単な作り方があったので、
とりあえずそっちで作ってみたのです…。

その作り方によると、油は廃油の方が固まりやすくていいらしいので、
まず、揚げ物をして廃油を製作
…最後にはアジの天ぷらなんかして万全でした…。

簡単な作り方は、廃油と水道水、苛性ソーダを混ぜるだけ。
確かに簡単に出来上がりましたが、なんと、
その石鹸、アジの香りがするのです…。

使ってみると、全身アジの香りに包まれて…
全然嬉しくない〜!( ̄□ ̄;)!!

Mさん石鹸の柔らかなオリーブの香りとはえらい違いだったのでした…。

試しに未使用のオリーブ油でも作ってみましたが、
効果はあるけれど、
香りと使い心地では正式な作り方のMさん石鹸にはおよばず…。

やっぱり今度はちゃんと時間をかけて作ろう(-_-;
と心に誓うのでした…。



第85話 2003/12/1 「高級な弓だからね〜っ!」

中学生Aくん…。
今、スピッカートを練習中ですが、なかなか弓が跳びません…。

跳び始めると、力が入って、コントロールできなくなるんですよね。
これでは「今年中にマスターする」という目標が、
風前の灯火です(T_T)。

ところが先日、ふと思いついて「私の弓使ってみる?」と弓を貸すと…。
なんとまぁ、美しく跳ぶではありませんか!

「先生の弓持ちやすい!」とAくん。
「それはまぁ、バランスがいいっていうか…。つまり、高級な弓だからね〜っ!」
値段を聞いたAくんは、「ぼ、僕の弓の10倍以上か…」と、
すっかりへこんでしまいました…(^_^;)。

楽器選びの重要性はよく話題になりますが、
弓の選択も勿論、重要ですよね。
音色もさることながら、弾き易さが変わるし、
テクニックの習得にも関わってくるんだ、
ということを最近しみじみ感じます。

Aくんの他にも、教室での生徒さんTさんは、
「今は買い換える余裕がないので」と、
すでに購入してあった、セットで2万程度の楽器を使ってらっしゃいますが、
この弓がまた実にいかがわしくて(-.-;)。
腕の重みをのせると、しならずにべちゃん!と横倒しになるのです。
これでは正しいボウイングは学べませんよね。
Tさんのボウイングがいつまでも定まらないのは、
弓のせいだと思われます…。

購入を検討されている皆さま、くれぐれも気をつけて、
なるべく先生に相談してくださいましね!



第84話 2003/11/8 「オリジナル♪」

最近の掲示板の話題で思い出したのですが、
オリジナルってことはとても重要だなぁ、と思います。

何が言いたいかというと、
Vnの曲って、やっぱりVnの良さを生かすように書いてあるんですよね。
一番Vnが輝かしくなる音域や音の運び、調性…
葉加瀬太郎の曲やNHKのドラマ「ほんまもん」や「あぐり」のテーマなんかは、
そういうことを考慮して書かれているなぁ、とつくづく感じます。

例えば、ポップスで、低い音域で切々と語る感じの曲なんかをVnで弾くと、
もこもこして地味になってしまうし(~_~;、
アンドレ・ギャニオンなどピアノの美しい曲をVnで弾くと、
なんだか間抜けな感じに…(-.-;)。
モーツァルトのトルコ行進曲を弾けば、
ピアノでは簡単な曲なのに、音の運びが異様に弾きにくい(-_-メ)。

そんな曲で四苦八苦した後で、葉加瀬太郎の曲など弾くと、
突然楽器が楽に鳴りはじめ、
まるで急に上手になったかのように、
気持ちよくなってしまいます(*^_^*)v

また、愛の挨拶はピアニストの希望で、ニ長調で弾くことも多いですが
(オリジナルはホ長調)、
これが不思議にホ長調の方が幸せ感よく出せるし、
フラジオレットも使えて素敵なんですよね〜☆

やっぱり作曲家はいろいろ考えてるんだなぁ、と考える、
今日この頃です…('。')。




第83話 2003/11/5 「カナリヤ♪」

教室での生徒さんMさんは50代半ばのおじさん…。
独学Vn歴が長く、
初めてのレッスンの時には、その強烈な癖のある弾き方に、
度肝を抜かれたものです(;^_^A~。

そんなMさんの趣味は「カナリヤ」。
なんと、60羽ほど飼ってらっしゃるのですって!!

うぐいすの鳴き声は「ほ〜」と「ほけきょ」の2種類ですが、
カナリヤにはなんと7種類の鳴き方があり、
奥のふか〜い世界があるのだとか。
Mさんはその鳴き声を追求して、交配し教育し、
と、日夜努力されているのだそうです。
(教育ってのは、教師鳥という、上手に鳴くカナリヤを子供カナリヤと一緒に入れて、
真似をさせるのだそうですよ…(@_@))

昔、偶然入った喫茶店で、カナリヤの声に魅せられ、
「僕も絶対飼おう!」と決めたんです、
と熱く語るMさん。
私はそんな世界があることも知らなかったし、
Mさんがそんな繊細な感性の持ち主であることも知らなかったので、
驚くばかりでした…(・。・;

そういえば、Mさん、最近は随分弾き方や音色もよくなってきました。
忙しいお仕事の中、練習もされるし、
お仕事がぎりぎりまであっても、帰りに大急ぎでレッスンに来られる、
とっても熱心な方…。
きっとVnに対しても、繊細な感性を持ってらっしゃるに違いありません。

先生として、私も頑張らねば♪

…しかし、世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいあるんですね☆




第82話 2003/10/19 「最近はお利口♪」

ちびH(*第60話参照)、頑張ってます(^。^)
泣いたり拗ねたり、大変な時期もありましたが、
最近はお利口!

というのも、「態度がよければ、先生と一緒にご飯が食べれる」という、
お母さんにとっては大変負担の大きいご褒美に、
つられているのです(^_^;

先日は、ディナーの後、
ちびHオリジナルの「数字探しゲーム」をして遊びました。

これがなかなか面白い!

数字を1から順に書いているのですが、
薄く書いたり重ねて書いたり、
小さく書いたり変な形に書いたり、
結構「う〜ん」と探してしまうんですよね(@_@)

感心してしまいました。
ちびH、君はなかなか才能あるぞ〜!

その才能をヴァイオリンにも生かすため…もっと練習してくれ〜と
密かに願う先生なのでした…。

ん、ちょっとジャンルが違うかな?(^^ゞ



第81話 2003/10/16 「もっと頑張るプロジェクト1発足!」

昨日「ため○てガッテン」で、ダイエットについて放送してましたね。

毎日頻繁に体重を測って、
グラフに書くだけ、という斬新なダイエット。
グラフに書いているうちに、自分の生活習慣を見直し、
自然に努力するんですって(@_@)

しかも、甘い物や油物を食べる快感より
グラフが下がっていく快感の方が大きくて、
自然に我慢できるらしいです(◎o◎)

あの番組を見て、ダイエットを決意された方は多いと思いますね。

実は私も決意したんですp(^_^;q

私が書くのは、「練習時間」。
子供みたいですが…(-.-メ)
でも、
生活習慣を見直し、無理なく練習できるとしたら、いいなぁ☆
なんて思っちゃうんですよね〜!

意志弱いんです、私…(>_<)。

名付けて「もっと頑張るプロジェクト 1」
…さてさて、うまくいくかな??



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