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- UFO【unidentified flying object】#5
未確認飛行物体。空飛ぶ円盤など。
記念すべき最初の目撃は1947年6月24日午後3時頃、アメリカの実業家ケネス・アーノルドが飛行機で移動中、ワシントン州レニヤ山上空付近で強い閃光を目撃します。一直線に並んだ9機の見慣れない飛行物体がものすごい速度で急降下や急上昇を行っていました。相手の速度を測定すると時速2700km(約マッハ2.2)ものスピードだったそうです。アーノルド氏はこの物体を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と名付け、これが全米に報道されました。その後同様の目撃証言が相次ぎ、ひょっとしたらどこかの国の秘密兵器の可能性もあると事態を重視したアメリカ空軍はこれをUFO(Unidentified Flying Object,未確認飛行物体)と名づけ、調査に乗り出します。そう、なんと名付け親は米軍だったんですねぇ。しかしながら正体もつかめず具体的な証拠も見出せないまま空軍は結局1969年12月17日、UFOというのはみな車のサーチライトの誤認やら目の錯覚の類ではないか、との調査報告を提出するに至りました。なんとも頼りない報告です。空軍が調査した事例は12,618件に及びます。そしてUFOの目撃証言はこの最初の目撃から50年以上たった現在もたびたび出ています。
また、最初に目撃された日の6月24日はUFOの日といいます。
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