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-マ行-
  • マヤ文明【Maya】#2
    中央アメリカ、グアテマラ高地からユカタン半島にかけて栄えたマヤ族の古代文明。紀元前後に興り、4〜9 世紀に全盛。トウモロコシの焼き畑農耕を基盤とし神権政治を確立。巨石建造物を造り、天文・暦法・象形文字などを発達させた。1532年スペイン人のフランシスコ・ピサロと180人の手によって侵略、滅亡に追いやられる。
    滅亡のいきさつ→アステカを陥落させて成功したスペインの先人、『コルテス』みたいになりてぇ…と野心満々、一介の豚飼いからのし上がった探検家、フランシスコ・ピサロはわずか180人余りの兵を率いてインカ帝国を攻撃し、大量虐殺や略奪のすえ征服者の地位についたのが1532年。エルナン・コルテスが1519年メキシコのアステカ帝国を攻撃した時と同様、1年たらずで完全に征服してしまいました。 ピサロはコルテスから、相手方の王を捕らえると容易に勝てることを学んでいました。皇帝アタワルパにキリストの信仰を強要したたうえに捕虜にし、策略を用いて皇帝の部下を無力にし、逆らう者をを暗い石の部屋に幽閉しました。そのうえ、「私を釈放するなら、この部屋一杯の金銀をやる」との皇帝の申し出を承諾したと見せかけたうえでインカ帝国の各地から貴金属を集めさせます。精巧をきわめた工芸品でさえ運搬に楽なように次つぎと溶かしてのべ棒にしてしまいました。さらに公金の浪費、偶像崇拝、一夫多妻などキリストの教えに反するという理由で、皇帝を絞首刑にしてしまいます。文化の違う国の人間を強引にキリスト教の規律に当てはめて、イチャモン、難癖、ヤクザのごとし悪行三昧で征服しちゃったわけです。
    そんなわけで、現在の南米大陸の主要な都市では殆どがスペイン語とポルトガル語を公用語として使っています。また、もともとモンゴロイドだったネイティブとの混血により、同じ国のなかに白い肌の欧米的顔立ちと、真っ黒なニグロ系の人種がごちゃごちゃに入り混じっているのも歴史を振り返るとなるほど、と納得します。
    ※関連:アステカ→【ア行・アステカ文明へ】
  • マンモス【mammoth】#3
    (1)長鼻目ゾウ科マンモス属の化石獣の総称。6 種ほどが知られる。肩高 4m ほど。体毛は赤褐色で長く、牙(きば)は長大。更新世にヨーロッパ・アジア・北アメリカ・アフリカで栄えた。1万年ほど前に絶滅。シベリアなどで氷漬けのものが発見されている。 (2)形や規模が巨大なものの形容。「―-タンカー」
    現存のインド象と比べるとデカさがかなり違います。 また赤茶色の体毛に覆われた姿も魅力的。シベリアやアラスカ近辺では、ぼこぼこと氷漬けの遺体が発見されており、エスキモーやイヌイットたちはこれらがあまりに頻繁に土中から現れるゆえに土の中で生息しているものと考えていたそうです。中国北部のタタール語で「大地に住むもの」を意味する「ママトウ」から来ているのもそれに由来するのではないかといわれています 。

    ※関連:アフリカ象→【ア行・アフリカ象へ】
  • 南山宏【ミナミヤマ ヒロシ】#4
    東京外語大学出身。SFマガジン編集長を経て、現在はSF/超常現象作家・研 究家・翻訳家。日本SF作家クラブ会員。日本推理作家協会会員。
    主著書「UFO事典」「宇宙から来た遺跡」ほか。 主訳書「X-ファイル・シリーズ」ほか多数。
    一般的にはトンデモ本の著者として有名なのかもしれないですが、膨大な情報量を元に出版する本の内容はどれも読み応え十分で、近所の古本屋さんの100円コーナーで見つけては喜んでいます。この方がいるから日本の妄想界は安定した情報を得られていると言っても過言ではありません。
  • メガロドン【megalodon】#5
    学名カルカロドン・メガロドン【Carcharodon megalodon】和名ムカシオオホホジロザメ、通称メガロドン。絶滅したホオジロサメ種。体長は13〜16mほどあったといわれている。
    太平洋や大西洋、インド洋などから今まで見たこともないような大きさをしたサメが目撃されたとの報告が多数あります。しかしながらサメは全身が軟骨なので骨が残ることが殆どなく、遺体などが確認されたことがないため証言を裏付けるような発見は今のところありません。数ある目撃証言のなかでもデイビッド・G・ステッドという人が、1963年に出した著作のなか書いている1918年の『巨大ザメ事件』というのがあり、イセエビ漁師たちを襲ったサメが「少なくとも30メートルはあった」などとと報告しています。漁師達は普段からクジラやサメに慣れているため、30メートルという大きさはともかく、証言はある程度信憑性があると思っていいと思います。というわけで、あまりに巨大なサメが目撃された際はメガロドン生存説を推奨させていただきます

    ※関連:メガマウス→【マ行・メガマウスへ】
    ※関連:ホオジロザメ→【は行・ホオジロザメへ】

  • メガマウスシャーク【megamouth】#6
    ネズミザメ目、メガマウス科に属し、学名は「メガカズマ・ペラジオス」。1976年にハワイのオアフ島で発見されて以来、世界で10数匹しか確認されていない珍しいサメ。プランクトンを捕食するおとなしいサメで、最大5.44m。
    実は2003年8月7日に生きたまま捕獲されました!!しかも日本で。7日未明、静岡県御前崎沖約7キロの太平洋で漁船の巻き網にかかり、同日夕方東海大学へと搬送されました。残念ながら弱っていたため搬送中に死んでしまったようですが、実に新鮮な状態で捕獲されたニュースは妄想好きならずともホットなニュースであります。今回網にかかったのは体長4.2メートル、体重460キロの雄。メガマウスみたいな事例があると、他の絶滅種や新種にもいろいろな期待がもてますね。

    ※関連:メガロドン→【マ行・メガロドンへ】
    ※関連:ホオジロザメ→【は行・ホオジロザメへ】
メンカウラー王 #7
古代エジプト第4王朝のファラオ。クフ王の息子。ギザの3大ピラミッドのひとつ。3大ピラミッドの中では最も小さい。他の2つに比べ大きさが極端に小さいのは、メンカウラー王が急逝し計画変更が余儀なくされたためと考えられている。王の死後、次の代のシェプセスカフ王が完成させた。南側には王女の小さな付属ピラミッドが3基ある。ちなみに、シェプセスカフ王自身の墓はサッカラに建造された。しかしその墓は、ピラミッドではない。
※関連:クフ王→【カ行・クフ王へ】
※関連:メンカウラー王→【マ行・メンカウラー王へ】
ムー【mu】#8
学研社が出版するフシギ、トンデモ超常SF妄想月刊誌。
※関連:『ムー』ホームぺージ
  • モケーレムベンベ #9
    アフリカのコンゴ奥地に生息すると言われる。体長約8〜15m、足のサイズは直径30cmの円径。4本足歩行で首と尾が長く頭部はヘビに似ていて頭部の上には突起物があり胴体はカバかゾウに似ている。
    ピグミーの伝説にもモケーレムベンベは登場し古くから目撃されている。またピグミーは肉を食べたがその肉を食べたピグミー達は毒で死んでしまったという話もあるそうです。
 
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