「濃縮型天仙液」＆「中国1号天仙液」の違い

いままで多くの癌患者やご家族から、“天仙液は「濃縮型天仙液」と「中国１号天仙液」などいろいろ種類があるようですが、どう違うのですか？”との質問が寄せられてきました。ここでこの2種類の製品について説明して見ましょう。
「濃縮型天仙液」と「中国１号天仙液」は同じ“中国吉林省通化振国薬業有限公司”から製造した製品です。材料や成分などがほとんど同じく、「中国１号天仙液」は輸出用の商品として、香港の代理店へ経由して海外に輸出し、一方、「濃縮型天仙液」は中国国内用の商品として、国内の病院や医療機関で使用されています。
　 しかし中国国内用の「濃縮型天仙液」の主成分の中に、麝香が入っていることを気ついた方は少なくはありませんが、如何して国内用の商品に麝香が入っているなのに、輸出用の「中国１号天仙液」に入っていないなのか、その原因を言うと、麝香はワシントン条約に該当するもので、輸出入を禁止されているためです。つまり輸出用の薬の場合、麝香が成分として入ってはいけないわけです。

麝香はどんなものか、ここで簡単に説明
してみましょう。

　麝香は中国のチベット、四川省の西部、ロシアのシベリア、ネパ−ルのある区域に生息する林麝（Moschus berezovskii Flerov）、馬麝（Moschus sifanicus Prz）または原麝（Moschus moshiferus L.）の３種珍奇動物“麝”のなかの、成熟雄麝の香嚢からの分泌物を乾燥したものです。
　麝はとても珍貴な野生動物で（麝香の市場価格は1ｇで6,000円〜7,000円だそうです。）、絶滅寸前であるため、何年前から中国の四川省西部に麝の養殖場を建設し、麝の人工養殖を努力してきましたが、いまでも国家の“特級保護動物”として麝香の売買を禁止し、「国家保護漢方薬」の品目の以外に、成分として麝香を使用することを禁止されています。

　麝香は両大の特徴があり：
　その一、浸透力が高い、漢方生薬の中に麝香ほど浸透力高いものはありません。例えば普通の容器で密閉で保管しても、その匂いや成分がなくなってしまいます。特別容器で保管しなければなりません。
　癌の治療として癌細胞の破壊力が強く、特に中、末期癌はリンパやあちこちに拡散した場合、普通の抗がん剤を使用しても効果が期待できませんが、天仙液は麝香の浸透力を利用し、薬を全身に運び、薬の浸透速度を加速し、癌細胞の拡散を抑え、はやく病状をコントロ―ルすることができます。いままで中、末期癌でも「濃縮型天仙液」を服用し、回復した患者さんの病例が沢山報道されたのです。なぜ「濃縮型天仙液」の服用説明書に中・末期癌に治療効果がいいと書かれましたのか、麝香の原因を挙げられます。

　その二、麝香の活血作用が優れています。例えば腫瘍、肝臓病、中風などの治療用漢方薬の中に、麝香を主成分として作った製品が多いです。世界有名な肝臓病治療薬「片仔廣」はそのなかの一種です。
　癌患者、特に中、末期癌の患者は癌細胞の影響で血の流れが悪くなったり、血の質が悪変したりして、体質が悪くなり、免疫力が弱くなるのです。それによりさらに癌細胞の拡散が速くなる悪循環を起こします。麝香の作用で血液循環を加速でき、癌患者自身の免疫力を高め、抗がん生薬の効能を発揮できる環境を作ってくれるのです。