スキッシュエリア
MHO ENGINEERING
左がスキッシュエリア有りで右が無しです。 毎度のことながら絵が下手で申し訳ないです。今、ピストンがシリンダの中で 圧縮上死点にあると考えてください。左のスキッシュエリアありの燃焼室は、 シリンダーに対して小さいですよね? そうするとピストンが圧縮に移るときに、 混合気が燃焼室とピストンにはさまれる形になって、 よりプラグのほうへ過流が発生しやすいんです。
対して右の無しの図ではピストンが圧縮したら、
圧縮した空気はただ真上から斜めに緩やかにプラグの方へいきますよね?
つまりスキッシュエリアをもうけると、混合気に過流がより強くはっせいして、
燃焼行程における火炎伝播の速度を高めて、燃焼時間の短縮を図ることで
最高燃焼ガス温度の上昇を防ぐ役割をもっています。
ノッキングにも有効です。
現役整備士イラストレーターチームMHOの運営する
365日更新爆笑整備サイト「MHO ENGINEERING」より
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