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FMナイトストリート 1990.12.20 クリスマスソング特集 Part1 |
ディスカバー日本ロック クリスマススペシャル! ♪高中正義「サンタが街にやってくる」 いつものテーマ曲、寺内タケシ先生に代わってですね、’80年代の寺内タケシと言われていますけどね。高中正義の「サンタが街にやってくる」が今日のテーマですけどね。さて、「ディスカバー日本ロック」いつも珍しい日本のロックのナンバーをセレクションしてお届けしておりますが、ん〜、なんか似たような世界があると思いますけどね、寺内タケシとね。今日は結構いろんなジャンル、パンクあり、ポップありと、いろんなのが揃っております。 それではまずこれから景気づけにいきましょうかね。まずはパンクでいってみましょう。ちょっと最近影が薄いかな?コブラに押されて。 ♪ラフィン・ノーズ「ホワイト・クリスマス」 ’86年の作品、ラフィン・ノーズの「ホワイト・クリスマス」でしたが、なんか途中で「アラキ、アラキ」と言ってましたけどね。荒木君を呼んでたのでしょうかね?面白い作品でしたね。 さて、続いては、リクエストが来てますが、 「FMナイトストリート」 読めねえな、こりゃ、 「プュア・ミュージック」 ですね。お、これはどこだ、高松だね。高松南の消印、○○町の、○○○○ひでよし君からもらいました。 「ちょとマニアックな曲もかけるというので、興奮しています」 ん〜、 「大滝詠一氏が作曲、歌は山下達郎の、題はわかりませんが、(クリスマス音頭)をリクエストします。」 あれっ?これって山下達郎が歌ってたっけ?違うだろう、そりゃ無理だよレコード会社が違うからね。これはありえないよね。あ、なるほど、大滝詠一ってのは知ってるんだけど、歌を聴いたことがなくて、ぱっと聴いた時に、あっ、これはきっと山下達郎が歌ってると勝手に思ったんじゃないかな?さすが讃岐うどんの特産地から来ましたね。 「もしかすると(レッツ・オンド・アゲン)に入っている曲かもしれない。大滝詠一氏の弟子である銀次さんぐらいしか知らない」 あ、結構知ってるな、この人は。ん〜、よくわからない、謎を秘めていますがね。それじゃあいきましょうかね、まあ最近はもう、本当今年なんかクリスマス音頭のラッシュでしょう。もう誰でもかれでもクリスマス音頭歌ってますよね。なんかでもみんなクリスマス音頭の背景には、不純なものを感じるなー。出せば売れるっていうふうな雰囲気でね。なんかTMNの「Merry Christmas For The People」ていう、「For The People」ていうのは一体何なんだろうね、人民のために歌ってるのか、よくわかりませんけがね。この大滝詠一さんのはですね、そういった魂胆はまるっきりないですよ。大滝さんの個人的な趣味だけのために歌われておりますね。’78年の作品です。 ♪大滝詠一「クリスマス音頭」 ♪トニー谷「クリスマス・アイアム・橇(ソリ)」 大滝詠一、これはすばらしい作品ですね。後半のほうになんか普段ならボツになるコーラスのテイクが使われてましたよね。「わかんないよ」なんてね、この辺大滝さん得意ですよね。大滝さんのレコーディングに行くとね、油断しちゃいけないんですよ。「あっ、失敗した」とか、「あっ、わかんないよ」とか言うと、そのまま残ってて、レコードにされちゃうんですよね。とんでもない人ですけどね。クリスマス音頭でした。 さて、続いてもうなんか曲続きといってもいいくらいにスムーズにつながってたのが、トニー谷、1953年の作品、なんと今から37年前の作品ですね。古さを感じさせません。「サンタクロース・アイアム・橇」なんでこれがロックかって?いや、でも今の日本のロックと同じでしょう。「アイムノーマネー」とかですね、「トゥー・マッチ・ハングリー・ボーイ」とかですね、妙な日本語と英語がこう混ざっているところなんか全くこれは日本のロックのですね、「ウォンチュー」とか出てきましたね、最近のロックにもね。笑ってしまいますが、もうこれは元祖といってもいいでしょう。日本のロックはトニー谷から始まったといっても過言でも、華厳の滝でもありませんが。さて続いてどんどんと行きたいと思いますね。楽しいクリスマスですね。あ、リクエストがありましたね。えーと、リクエストはこちらです。岡山市、「100mしかない岡山の街」、「半径100mくらいしかないんじゃないか」と言ったらですね、なんとですね、 「東京ドームくらいはあります」 という、なんかよくわかりませんが、お返事が来ました。○○○○ひさこさんからですね。どうもありがとう。 さて、続いてどんどんいきたいと思いますがね、ま、さっきも話したけど、今年は本当にクリスマスの曲が多くなってきてですね、各アーティストがみんなそれぞれクリスマスを意識して、曲をなんか、8月ぐらいから作り始めて、10月ぐらいにレコーディングして、11月に発売してというだいたいローテーションを組み始めていますがね。これはまだそういった雰囲気がなかったころの曲で、ARB、結構なかなかすごいよこれはね。’80年の作品ですね。 ♪ARB「ブラック・クリスマス」 ♪ザ・ムーンライダース「銀紙の星飾り」 はい、ARBに続いてかかったのはザ・ムーンライダースの1983年、これは「We Wish You A Merry Christmas」という、アルファから発売されたオムニバスアルバムの中から「銀紙の星飾り」をお届けしました。リクエストを頂いております。○○○市のふじさん、リクエスト第4希望ですね。かかりました。そしてもう一人は、OCEAN CHILDさんからもリクエストを頂きました、どうもありがとう。はい、目下のところですね、日本のアーティストのクリスマスソングでは私はこれが一番好きですね。非常にこう、あの日本的なクリスマスっていう感じがするんですよね。さっき大滝さんの歌の中には「から揚げ食って」っていうのがありましたけどね。やっぱ所詮ほら、キリスト教的習慣のない、一部のキリスト教徒の人は別として、日本人は無宗教ですから、ほとんどね。冠婚葬祭だけが宗教がからんでくるという、普段は宗教ないですから。そういう人たちにとってはから揚げ食ったり、友達と大騒ぎしたりとか、恋人同士で食事したりとか、その程度なんですよ、クリスマスってのはね。本当に仏頂法というかね、都合のいいときだけ押入れの中から引っ張り出してくる、その程度のもんなんですよ。クリスマスってものはね。そういう雰囲気がするんですよ、このムーンライダースってのはね。友達のパーティというかね、高校とか中学とか、そう、誕生会っていう感じかな、そんな感じがしてなかなかいいんですが、ヘリクツこくなって言うの、すいません(笑)えー、それではですねー。 「あー、今年のクリスマスはどうやって過ごそうかなと考えているふじさんであった。遊びに行きたくても金欠だし、家でボーっとしているのもつまらないし、街を歩くと石を投げたくなるような肩を寄せ合うカップルがうようよ。おまえら、そんなことして楽しいのかって!」 うん、あいつらは結構楽しいんだよ。結構なっ(笑)んー、予定のない人にとってクリスマスは楽しくないんだよ。ましてやね、本当に年々思うんだけど、もうこのごろのクリスマスはお金が無いとね、面白くないね、本当に、そういうふうになってきてますがね。はい、ということでま、こういった楽しいクリスマスじゃない人は、ぜひ、今晩、4時ぐらいまでこれを聴いてですね、楽しんでくださいね。 さて、続いてはですね、これもなかなかクリスマスの、数ある中では名曲ではないかと思いますね。1986年、これはシングルとしても大ヒットしておりますね。 ♪KUWATA BAND「Merry Chistmas In Summer」 「さて、もうすぐやってくるクリスマスにちなんで、銀次さんの曲をよろしくお願いします」 というふうにリクエストをもらいました、広島県○○市の○○○ゆきさんからのリクエストですね。 ♪伊藤銀次「フェアウェル・ブルー・クリスマス」 はい、このあとまだあるんだよ、この曲は。えっ?短くなっちゃうの?あ、ほんと?そういうのあるの?あ、ずるいよね、ポリスター。あ、すいませんでした。こちらの業務連絡をしてしまいましたけどもね(笑)。今一瞬びっくりしたでしょ?ねえ。音が消えちゃってどうも申し訳ありませんでした。すべてスティーヴが悪いんです(笑)。いや、なんかね、原因不明ということでね、ひょっとしたらジョン・レノンでも来てたんじゃないかってみんなでびっくりしてましたけどね。本当に申し訳ありませんでした。ということで今、本当は昔出た、’83年のバージョンではちゃんとエンディングに「Merry Christmas & Happy New Year」という僕の声が入っているんですが、再発されているポリスターからの最近の伊藤銀次のベストみたいなのでは、これは削られているというね、冷たいもんですね、レコード会社も変わってしまえば。 さて代わっては「ナゲッツを探せ!クリスマススペシャル!」 |
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FMナイトストリート 1990.12.20 クリスマスソング特集 Part2 |
ロックキングダム クリスマススペシャル! おいおい、「山羊座の魂」じゃないぞこれは。(笑)びっくりしたよ。初めて聴いたんだよ私は。マイク・オールドフィールドの作品になりますがね。これはなんと、似てますね。これは本当に他人のソラニですよ。めっそうもない。本当に。ここからいただいたなんていうことはないです、はい。ということで、いつもはこのコーナー、ロックキングダムの入り口は、キンクスを使っておりますがね、今日はやっぱりクリスマスソングということで、マイク・オールドフィールドから始まりました。さて、全部で結構これかかりますかね、あんまりおしゃべりしてるとかかんなくなるかもしれないけどね。 ♪ロイ・ウッド「I Wish It Could Be Christmas Everyday」 はい、スリー・ワイズメンのあとにかかったのはキンクス、1977年の作品「ファーザー・クリスマス」でした。まあ、キンクスといえば、いつもこのロック・キングダムのテーマ曲「ビクトリア」でかかってましたけどね。これもなかなか珍しい作品でですね、CD化はされていないですよね。目下のところ。非常に珍しい作品、これはスティーヴの所有でありますがね。 ソウル・キャラバン クリスマススペシャル! はい、結構最後は、感動的なエンディングでしたね。なんか字幕が出てきてましたね、この横にね(笑)。スタッフの名前がダーッとね。や〜、結構、今回は選曲、なかなかイケてたんじゃないかという気がしますけどね。スタジオの中では、ずっとクリスマスツリーがついてたりしてね、結構盛り上がってきてますけど。あともうクリスマスまで4日くらいだよね。この放送を聴いてくれているいろんな場所の人たち、みんなどんなクリスマスを過ごしているでしょうかねー?都会のクリスマスと、田舎といっちゃいけないかっ、田舎だな。田舎のクリスマスではずいぶん違うと思いますけどもね。来年のことを言うと鬼が笑いますけど、クリスマスのいろんな感想なんかあったら、送ってきて下さいね。そしてクリスマスのお便り、どうも本当ありがとう。その中にも、スティーヴとのコーナーが面白かったので、来年もぜひやめないでくださいなんていうお便りがありましたけど、来年、なんか作って、やろうかなと思っておりますがね。本当に、あと、1週になってしまいました。また来週も聴いてくださいね。スティーヴが出てくるかどうかはちょっと分かりませんがね、ハハハ。ということで、あと1週ですけども、今年もがんばりますので、みんなも風邪ひかないで、また来週ぜひ、お付き合いしてちょうだいね。それじゃあ皆さん、本当に、良いクリスマスをね。バイバイ! |
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