SOLITUDE



artist : PIERRE BAROUH
title : 『 ÇA VA, ÇA VIENT 』  PIERRE BAROUH 『 CA VA, CA VIENT 』
comment : 「サーカスっぽい音楽が聴きたいな」と思ってもナカナカすぐには見つからないもの。そんなサーカス音楽が見つけられずにお困りの方には、是非本作を。全部が全部そういった曲ではありませんが、他の曲もイイ曲多し。アフリカ民族的な曲や、カリプソっぽい曲、そしてボサ・ノヴァのスタンダード「おいしい水」も収録していて、かなり面白いアルバムです。高橋幸宏も大好きな(アルバムのタイトルにするくらいですから)フランスのサラヴァ・レーベル代表〜ピエール・バルーの、彼個人名義でのファースト・アルバム。
'03/08/20記

artist : JUDEE SILL
title : 『 JUDEE SILL 』  JUDEE SILL 『 JUDEE SILL 』
comment : カントリー&フォークのアメリカンなテイストと、優雅なストリングス&素朴な管楽器のヨーロッパなテイストが同居した、幻想的感覚溢れる隠れた名盤。“アメリカン・ミュージックは現実的でドライなところがちょっと嫌だな”という人や、“ヨーロッパの音楽は暗くて寂しいから肌に合わない”という人には格好の作品。両方の音楽の良い所を兼ね備えた“暖かな孤独感”をご堪能あれ。彼女はアイルランド系の両親のもとに生まれたアメリカのシンガー/ソングライター。
'03/12/07記

artist : JACKS
title : 『 ジャックスの世界 【VACANT WORLD】』  JACKS 『 ジャックスの世界 【VACANT WORLD】』
comment : “日本のドアーズ”とも言うべき彼らの1stアルバムにして、“日本ロックの夜明け”とも言える名盤だが、そのサウンドの根底にはブルーズ、ジャズ、サイケデリック・ロック、GS、フォークが横たわり、しまいには教会音楽まで飛び出したりと、意外にヴァラエティー豊か。情念的な早川義夫の歌唱もさることながら、ブジュブジュのファズ・ギター、ウネり蠢くベース、クールなドラムス、それに彩りを加えるフルート、ヴィブラフォン、オルガン達の演奏にシビれ、酔い痴れて頂きたい。
'05/04/29記

artist : FUKAMACHI jun 【深町 純】
title : 『 ある若者の肖像 』  FUKAMACHI jun 【深町 純】 『 ある若者の肖像 』
comment : “日本のシンガー/ソングライターのはしり”とも言われる彼〜深町純は、長谷川きよしよりちょっと遅く、荒井由実よりちょっと早いデビュー。その二人のちょうど真ん中を取ったような彼の作風は、モダンでありながらも、どこか日本的な懐かしい風景を思い起こさせる。
 基本的には彼のピアノがメインながらも、それをサポートするのは日野元彦ほかジャズ系のミュージシャンなので、結構おいしいフレイズもあり。
 優しく切なくドリーミーなバラードから、明るく大らかで希望に満ちた曲まで、朝に夕に、ふと1人でそっと聴きたい10曲を収めたアルバム。
'05/05/19記

artist : MUTE BEAT
title : 『 LOVER'S ROCK 』  MUTE BEAT 『 LOVER’S ROCK 』
comment : トランペットとトロンボーンが交錯して生み出す哀愁のハーモニーと、それを最大限に生かすダブ・サウンドは、明らかなレゲエでありながら小さなレゲエ・コミュニティーには属さない確固たるオリジナリティーとして僕達を魅了する。本作は、小玉和文、朝本浩文、宮崎泉、屋敷豪太(本作以前に脱退)などを輩出し、また、その後のフィッシュマンズ、リトル・テンポといったグループの源流にもなった日本発&初のライヴ・ダブ・バンドのセカンド・アルバム。タイトルとは裏腹に、スリー・マイル・アイランドの原発の写真を使用したシリアスなジャケット、そして“核”に関したいくつかの曲は、“無言”だが“有音”の反体制アルバムであることを示している。
'05/10/15記

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