artist : JACKS |
title : 『 ジャックスの世界 【VACANT WORLD】』 |
comment : “日本のドアーズ”とも言うべき彼らの1stアルバムにして、“日本ロックの夜明け”とも言える名盤だが、そのサウンドの根底にはブルーズ、ジャズ、サイケデリック・ロック、GS、フォークが横たわり、しまいには教会音楽まで飛び出したりと、意外にヴァラエティー豊か。情念的な早川義夫の歌唱もさることながら、ブジュブジュのファズ・ギター、ウネり蠢くベース、クールなドラムス、それに彩りを加えるフルート、ヴィブラフォン、オルガン達の演奏にシビれ、酔い痴れて頂きたい。 |
artist : MUTE BEAT |
title : 『 LOVER'S ROCK 』 |
comment : トランペットとトロンボーンが交錯して生み出す哀愁のハーモニーと、それを最大限に生かすダブ・サウンドは、明らかなレゲエでありながら小さなレゲエ・コミュニティーには属さない確固たるオリジナリティーとして僕達を魅了する。本作は、小玉和文、朝本浩文、宮崎泉、屋敷豪太(本作以前に脱退)などを輩出し、また、その後のフィッシュマンズ、リトル・テンポといったグループの源流にもなった日本発&初のライヴ・ダブ・バンドのセカンド・アルバム。タイトルとは裏腹に、スリー・マイル・アイランドの原発の写真を使用したシリアスなジャケット、そして“核”に関したいくつかの曲は、“無言”だが“有音”の反体制アルバムであることを示している。 |
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