artist : DONOVAN |
title : 『 SUNSHINE SUPERMAN 』(US) |
comment : ドノヴァン本人のマジカル・ヴォイス、セヴンス系のコードから曲を作ることによるドリアン・スケールほかの音階の使用、ニコの 『 CHELSEA GIRL 』 のサウンドを彷彿させる室内楽的な伴奏、そして10曲中5曲で使われたシタール。これらの要素がうまく絡み合って生まれた“グルーヴィー・サイケデリック・クラシカル・フォーク・ロック”。この言葉の最たるものと言えそうなタイトル曲ほか、今にもアール・ヌーヴォー風のジャケットから飛び出してきそうな曲ばかり詰まった摩訶不思議な名作。しかし、ここには当時のイギリス〜アメリカ間のフォーク〜ロック界隈の動きが内包されており、意識的にか無意識的にかジャケットはそれを象徴している。 |
artist : BIG JIM SULLIVAN |
title : 『 SITAR BEAT 』 |
comment : 当時のセッション・ワークの60〜80%は彼とジミー・ペイジによるものと言われるほど、質、量、ギャラ共にブリティッシュ・ロック界一と言っても過言ではないセッション・ミュージシャンにして、そのジミー・ペイジやリッチー・ブラックモアのギターの師でもあるというビッグ・ジム・サリヴァン。そんな彼が悲願の末、気合を込めて製作したシタール・インストの名盤が本作。ビートルズ、ドノヴァン、プロコル・ハルム、ジェフ・ベックのカヴァーといくつかのオリジナル曲、そしてCD再発盤にはモッヅ大好物のクールなインスト他のボーナス・トラックを収録。'60年代のサイケな空気とソリッドなビートを味わえる“お徳盤”とも言えそう。 |
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