過去に書いた雑文(各方面への投稿、学生時代の日記、作文など)をランダムに掲載。
*2002.6.15
70's Soul
自己満足な選曲で CD-R を作っちゃおうシリーズ。今回は70年代ソウル編。ほとんどが有名なヒット曲。
1. Theme From "Shaft" - Isaac Hayes
2. Jungle Boogie - Kool & The Gang
3. Let's Stay Together - Al Green
4. Whatcha See Is Whatca Get - The Dramatics
5. Didn't I Blow Your Mind This Time - The Delfonics
6. Strawberry Letter 23 - Shuggie Otis
7. I Want You - Marvin Gaye
8. Love Machine (PT.1) - The Miracles
9. Love Machine (PT.2) - The Miracles
10. Spring Rain - Silvetti
11. Street Life - Randy Crawford
12. Street Walking' Woman - Marlena Shaw
13. Killing Me Softly With His Song - Roberta Flack
14. I Do My Best To Impress - Linda Lewis
15. Inside My Love - Minnie Riperton
16. Cause We've Ended Now As Lovers - Syreeta Wright
17. Natural High - Bloodstone
18. Across 110th Street - Bobby Womack
<コメント>
1. 主役は、ちきちき(ハイハット)&わかちょこわかちょこ(ワウワウ・ギター)---> Shaft
2. げっだーんげっだーん、じゃごぼげー、ぶるるるるるるる、うっ!はっ!---> Pulp Fiction
3. キース・リチャーズがソロでカヴァーしてたのを聴いた覚えがある。---> Pulp Fiction
4. “WYSIWYG”の語源はこれ?---> 21 Big Soul Hits From Stax
5. スウィート・ソウルにエレキ・シタールは良く似合う。---> La La Means I Love You: The Definitive Collection
6. 一人多重録音。ブラザーズ・ジョンソンがほぼ完コピでカヴァーしてヒット。---> Freedom Flight
7. 後にトッド・ラングレンがボサノバでカヴァー。---> I Want You
8. 後にワム!がカヴァーした超有名曲。スモーキー脱退後のヒットはこれだけか。---> Love Machine: The 70's Collection
9. シングルAB面を繋げるのに苦労した。この形でCD化されてるのだろうか?
10. 電気グルーヴ "Shangri-La" のオリジナル。シングルB面のロング・ヴァージョンで。---> Spring Rain
11. 元はクルセイダーズの同名アルバムに収録。別テイク(?)のショート・ヴァージョンで。---> Jackie Brown
12. リズム変化の激しい凄まじい演奏。前半の会話はカットして前の曲とクロスフェイドさせる。---> Who Is This Bitch, Anyway?
13. 邦題“やさしく歌って”で超有名。なぜかコーヒーが飲みたくなる。---> Killing Me Softly
14. 著しく評価の低いアリスタ時代に残した珠玉の逸品。---> Not A Little Girl Anymore
15. 後半の無伴奏エレピ・ソロからの高揚感が素晴らしい。ACOのカヴァーも名演だ。---> Adventures in Paradise
16. ジェフ・ベックの大名演で知られる“哀しみの恋人達”の元歌。---> Stevie Wonder Presents Syreeta
以上3曲は、魅惑のキュート系ハイトーン・ヴォイス三大歌姫(勝手に決めた)
17. 18. (略)---> Jackie Brown
thanks to Quentin Tarantino
*2002.1.15
日曜日、映画「テルミン」見てリディア・カヴィナさんに一目惚れしてしもた。
その日のお買い物はたったの4枚。
・Duke Elligton - Money Jungle (Blue Note/東芝EMI)
ピアノが黒々としとりまんな。モンクみたい(逆か)。
"Warm Valley" っつー曲名がH。
・Art Pepper + Eleven (Contemporary/Analogue Productions)
超高音質24カラット・ゴールドCD。(59年録音)
目の前のベールを剥がしたような生々しい音。さすがじゃ。
某店でこのCDを買うとき、「真空管アンプ専用ですが大丈夫ですか」ってなこと
訊かれて「ハァ?」となってもた。裏に真空管マークが入ってたからな。
思わず「普通のアンプでは聴けないんですか?」なんて間抜けなこと訊いちまったがな。
よー考えたら(考えんでも)んなことあるわけないわな〜。
後で調べたらそのマークはダグ・サックスがリマスターしたっちゅー印やて。
・Cannonball Adderley Quintet - Mercy, Mercy, Mercy (Capitol/東芝EMI)
こちらはルディ・ヴァン・ゲルダーによる24ビット・リマスター。ノリノリ!
・坂田明 - フィッシャーマンズ・ドット・コム (スターレッツ/ドッグテイル)
曲目:貝殻節、音戸の舟唄、斎太郎節、別れの一本杉。(坂田氏歌ってます)
ビル・ラズウェル(!)、ピート・コージー(!!)参加の大ファンク大会だっ!
(某MLへの投稿より)
*2002.5.20
CCCD
まずはレココレで萩原氏の文章を読んで頂きたいのですが。
サーボに負担をかけるので、当然音質は落ちるそうです。(MP3並にしたいのか)
アナログコピーは可能なはず。(まともに音が出るのならば)
もし、すべてのCDがCCCDになるなんてことになったら...
ぼくはCDを買うのを止めてしまうかもしれません。
今まで買ったものをじっくり味わうだけの余生でもいいかな、と...(^^;
そのころには次世代のメディアに移行してる、というのも充分考えられますが。
あと、中古CD販売禁止問題、これもとんでもないですね。
いらなくなったCDは全てゴミになるってことですか。
環境問題はどうなるの? リサイクルすべきでしょ、やっぱり。
(某掲示板への書き込みより)
*2000.2.15
マイルス(+ギル・オケ)のカーネギー・ホール・コンサート(1961年)
* Miles Davis At Carnegie Hall (The Legendary Performance of May 19, 1961)
これが最初に出たLP。オーケストラ入「ソー・ホワット」がすごい迫力。
ギル・エヴァンス・オーケストラ入とクインテットのみの曲とがあります。
かなり後になって(1987年)続編が出ました。
* Live Miles: More Music From The Legendary Carnegie Hall Concert
A面にアランフェス、B面にクインテットの3曲が入ってます。
ぼくはこのB面(Teo / Walkin' / I Thought About You)が好き。
アップテンポの「Teo」でのマイルスが、んも〜最高!
元々は発売する予定ではなかった(マイルスに内緒で録っていた)らしく、
音が良くないモノラル録音(続編の方は疑似ステレオっぽい)でしたが、
Columbia/Legacy 2枚組CDでは、音質は向上しているのでしょうか?
当日の演奏順に曲順変更したコンプリート版と謳っているにも関わらず、
演奏されたはずの「サエタ」「ソレア」は未収録なんですよね。
(出来が良くなかったらしいとはいえ)
ここでの乗りに乗ったウィントン・ケリーの演奏には、同じトリオでの
ウェス・モンゴメリーとのハーフ・ノート・ライヴと近いものがあるように
思います。同じく「ノー・ブルース」をやってるからかも知れませんが...
(某MLへの投稿より)
*1998.2.11
Carl Wilson 追悼
月曜日のNHK-FM「ポップス・グラフィティ」(萩原健太さんDJ)は
カールの追悼特集でした。そのレポートをお届けします。
<曲目リスト>
1. I Can Hear Music
2. Shut Down, Part 2
3. Carl's Big Chance
4. Let's Go Trippin' ('Concert' version)
5. Girl, Don't Tell Me
6. God Only Knows
7. Good Vibrations
8. Darlin'
9. I Was Made To Love Her ('Rarities' verson)
10. Talk To Me
11. Young Blood (from 2nd solo album)
12. Cabninessence
13. Surf's Up
14. Our Sweet Love
15. Long Promised Road
16. Full Sail
17. Goin' South
18. Oh, Darlin'
19. Make It Big
20. Problem Child (cassette single version)
21. Just Once In My Life
22. I'll Bet He's Nice
23. Heaven (from 1st solo album)
<コメント>
1. カールの初プロデュース作品。
健太さんが最初に買ったBBのシングルだそうです。
2.-4. カールのリード・ギターによるインスト。全て64年。
5. ビートルズ大好きで部屋にポスター貼っていたカール、初リード・ボーカル。
6.-8. カールのリード・ボーカルによるBB代表曲。
9.-11. ソウル関係のカバー。ブルーアイドソウル・シンガーとしての再評価を。
12.-13. 「スマイル」に入る(ブライアンが歌う)はずだった曲。
声質の似ているカールがブライアンの代わりに歌って完成させた。
14.-17. カールが曲作りに関わったもの。
18.-20. マイク・ラヴとからむリード・ボーカル曲。
21.-22. ウィルソン三兄弟の掛合コーラス。
23. ステージでデニスに捧げてよく歌っていたこの曲をカールに捧げる。
これ以外で個人的に再評価したい曲をあげます。
Feel Flows
The Trader
It's Getting Late
Maybe I Don't Know
Where I Belong
I Do Love You
Rock'n'Roll To The Rescue
85年のアルバム「The Beach Boys」は当時それほど良い印象がなかったのですが
今考えるとビーチ・ボーイズ最後の傑作ではないかと思うようになりました。
(某ニュースグループへの投稿より)
*1998.9.30
キング・クリムゾン
好きな曲
I Talk To The Wind
Fallen Angel
Frame By Frame
好きなアルバム
Starless And Bible Black
B'Boom
(某ニュースグループへの投稿より)
*1998.10.1
ジェネシス
好きな曲
Watcher Of The Skies
Firth Of Fifth
The Lamb Lies Down On Broadway
好きなアルバム
The Lamb Lies Down on Broadway
A Trick of the Tail
(某ニュースグループへの投稿より)
*2002.4.15
NHK-FMのジャズ番組でもお馴染だったジャズ評論家の本多俊夫さんが亡くなられました。
学生時代にお聞きした講義から、記憶に残っている言葉を。
淡谷のり子の「別れのブルース」(だったかな?)
窓を開ければ〜、港がぁ見えるぅ〜
他にも「(なんとか)ブルース」というのが歌謡曲にたくさんあるが、
あれはブルースでも何でもない、ただの演歌だ。
ビートルズの「キャント・バイ・ミー・ラブ」はブルースである。
# と言うことは、山本リンダの“噂を信じちゃいけないよ”(曲名失念)もブルースなのかな...
*2002.3.25
Richard Sinclair 南青山にてボケまくる
リチャード・シンクレア、非常に良かったんだけど、
一番の感想は、「チカれたび〜」(古い)
3時間立ちっぱなしだもの。待ってる時間を含めれば4時間以上。
とりあえず、やった曲を思い出す限り書きだしてみます。
曲名メモってないので勘違いや抜けがあるかも。(順不同)
まずはソロでギター弾き語り。これが意外と長い。
やる曲の大部分は会場のリクエストに頼る。
*Caravan
Disassociation (ending part of "Nine Feet")
Land of Grey And Pink
Hello Hello(軽く)
Magic Man(最初の一節だけ)
*Camel
Down On The Farm(これも軽く)
*"Before A Word Is Said"
Umbrellas
*Solo Album
Going For A Song
Only The Brave
Over From Dover (?)
*鼻歌レベル
God Song (Matching Mole)
Sing This All Together (Rolling Stones)
Norwegian Wood (Beatles)
清水さんのピアノ伴奏で
*Hatfield
Fitter Stoke Has A Bath
トリオ・ロス・オパビノスで1曲やった後、
リチャードが加わる。(Sinclair & The East)
清水さんは生ピアノ中心で、1曲バスクラを吹く。
*Hatfield
Share It(キーボード・ソロほぼ完コピ)
Let's Eat
Big Jobs(しつこく何度も)
Halfway Between Heaven And Earth
(清水さん苦笑しつつキーボード・ソロ完コピ!)
それに続けて Didn't Matter Anyway
*Caravan
Winter Wine
Golf Girl
*Solo Album
Keep On Caring
What's Rattlin'
Out Of The Shadows(リフが強力な変拍子。ソロ回しあり)
Outback In Canterbury (?)
最後にまた弾き語りで
O, Caroline
(I need you still, Robert Wyatt...)
(某MLへの投稿より)
*2002.3.25
ちょうど桜の季節だったこともあり、母校の桜並木を見てこようかと何年かぶりで懐かしの場所を散歩してきた。
まず最寄りの□□□駅から徒歩で昔住んでた○○荘へ。(約15分)すると、あのボロアパートがすっかりきれいに建て直されてる! 名前もオリエンタル・××××なんてのに変わってて笑ってしまう。今でも時々夢に出てくるあの○○荘は永遠に失われてしまったのだった...なんかセンチメンタル・ジャーニーになってきた、と思いつつそこから更に歩いて大学へ。アパートからは住宅が立ち並ぶ裏道を抜けて約15分の距離。ところが、記憶がおぼろになってて、道を間違えてしまった。
やっとのことで裏門に辿り着く。この門を何年も通ってたんだよな〜と、また感傷に浸ってると、「関係者以外立ち入り禁止」の文字が。元学生は関係者になるんだろうか?などとちょっぴり不安を感じつつ中へ。構内に入るのはここを離れて以来初めてのこと。
春休み中でも芝生で寝っ転がったりしてる人がちらほらいるな〜。なんて思ったら学生とは思えない一般人が子供連れで遊んでたりする。更に行くと、ゴザ敷いて弁当食ってたり、酒盛り(?)やってる一団、花見客らしきおじさんおばさんもゾロゾロとお出でだ。公園ですな、こりゃ。(と、中途半端に終わる)
*2002.3.4
続・お買い物メモ(すべてCD)
●HMV@新宿
・Caravan - 1st (Verve/Universal) 1790円
・Caravan - Live at the Fairfield Halls, 1974 (Decca/Universal) 1790円
1stのモノ&ステレオ(+1曲)と初CD化ライヴ、やっと買いました〜。
・Tangerine Dream - Alpha Centauri (Essential/Castle) 1890円
なぜにこれを買うか? 前から一度聴いてみたかったのよ。71年の2作目。
●ディスク・ユニオン@新宿
・Eivind Aarset - Electronique Noire (Jazzland/Universal) 2427円
北欧の未来派エレクトリックジャズギタリスト1作目。
・Yuka Honda - Memories Are My Only Witness (Tzadik) 2190円
Cibo Matto の才女、初の(?)ソロ。オール・インスト。
・Potemkine - Nicolas II (Soleil Zeuhl) 2190円
「世界に広がるカンタベリー・サウンド」の一例。フランス産。
76年の3作目(最終作)に1作目(の一部)をボーナス収録したもの。
ポチョムキンと読むらしい。タイトルも「ニコラス二世」とロシアに傾倒してる(?)
音はギルガメッシュ似、とのこと。
・Hopper S.Klossner - Cryptids (Blueprint/ベル・アンティーク) 1200円
コラボレーション2作目。1作目は一度しか聴いてないが、安いので一応確保。
・Curlew - Meet the Curlews! (Cuneiform) 300円
・Miriodor - Mekano (Cuneiform) 300円
この2枚、未開封美品しかも新作なのにバカみたいに安い。過剰入荷?
●World Disque@目白
・Larry Young - Lawrence of Newark (Perception/Catle) 1800円
いかにも凶暴なジャズロックをやってそうな雰囲気。
・Edward Vesala - Satu (ECM) 1500円(中古)
T.Stanko, P.Mikkelborg, T.Rypdal, P.Danielsson 等が参加。
この人はどんな音楽をやってるのか予測できない、ぼくにとって謎の人。
●タワー@渋谷
・Joe Zawinul + The Zawinul Syndicate - World Tour (ESC) 2590円
2枚組。国内盤は1枚に短縮されている。ウェリポ後は全く興味がなかったのだが、
中山康樹氏の著書を読んでから聴いてみたくなった。
●Tribute to the Love Generation@台場
・Starvin Marvin - Mooncigars (Boom!) 1000円
ケヴィン・エアーズのバックで来日し大健闘したベルギーの(?)バンド。
これは一般には発売してない3曲入プロモ用CDシングルらしい。
ケヴィンとの共作が1曲あり。(ケヴィンは不参加)
*2002.2.23
お買い物メモ(税抜価格表示)
●山野楽器@銀座
・Miles Davis - At The Royal Roost 1948 - At Birdland, 1950, 1951, 1953 (Charly) 1980円
これが今でも普通に入手できるとは知らなんだ。(amazon.com では廃盤扱い)
●東京国際フォーラム
・Brian Wilson - Live At The Roxy Theatre (ビクター) 3300円
インターネット通販オンリー→ボーナス追加で一般発売、との経緯を辿った
2000年のライヴ2枚組。来日に合わせて、ついに日本盤も発売。
今回はさらに“ファン、ファン、ファン”も収録した「完全ヴァージョン」
とのことだが、まだ当日のセットリストから漏れてる曲があり、
将来、「本当の」完全版が出る可能性もないとは言えない。
マニアの受難は続く。あ〜。
●Garden Shed@西新宿
・Cos - Viva Boma (Musea) 2500円
「世界に広がるカンタベリー・サウンド」の一例。ベルギー産。76年。
●ディスク・ユニオン@新宿
<中古LP>
・Eric Stewart - Girls (ポリドール) 1000円
10CC メンバーの初ソロ作かつサントラ盤。未CD化(だと思う)。なぜかサイン入りの見本盤。
「Bloody Tourists」を再発見して、10CC にハマってる今日この頃。
・The Police - Reggatta de Blanc(白いレガッタ) (A&M/アルファ) 100円
今頃こんなの買ってる奴。いやぁポリスはいいっすよ。特に初期は。
あ、ちなみにポリスはカンタベリー関連ですよ。遠い親戚だけど。
・Bobby Enriques/Richie Cole - The Wildman Meets The Madman (GNP/キング) 300円
今や誰も知らない/覚えてない「ミンダナオの野性人(?)」のピアノを聴きたくて...
(現行タイトル=The Prodigious Piano of Bobby Enriquez)
・タイガー大越 - タイガーズ・バク (JVC/ビクター) 150円
若手(81年当時)日本人トランペッターの初リーダー作。マイク・スターン参加。
<中古CD>
・The Beach Boys - M.I.U. Album (Brother/ソニー) 1000円
なぜか数曲が別ヴァージョンに差し替えられていた初CD化の時のもの。
現在出ているリマスター盤ではオリジナル・ヴァージョンに戻ってるから、
今となっては、これはマニア必携の貴重盤。(ほんとかな〜)
初回のブラザー盤CDはすぐ廃盤になり、新たなリマスターが出る以前は
中古でバカ高い値段がついてたりしたのに。暴落したということか...
・Frank Zappa/Mothers Of Invention - We're Only in It for the Money (Ryko/ビデオアーツ) 1800円
「FZ1993年承認マスター使用」のオリジナル・ミックス版。紙ジャケではない。
・Michael Mantler - Hide and Seek (ECM/ユニヴァーサル) 1600円
ワイアットが歌ってる、ってだけで買う価値あり。
作風がカレン・マントラーに似てる。(逆だろーが)
・Caravan - Live (Code 90/ MSI) 1600円
・Caravan - For Penguin Who Hatch In The Polar Night (Aulica) 1500円
すんません。今まで持ってませんでした〜。
<新品CD>
・John Greaves - Loco Solo: Live in Tokyo (Locus Solus) 2800円
ついに出ました。というか、また出ました。去年後半から三連発。
*2002.2.16
今月のレココレ見ました?
本来は山下達郎特集のはずだったのに、準備不足とかで
突然のカンタベリー特集になってるんですね、これが。
まさに青天の霹靂。うれしいなったらうれしいな♪
とうとう表舞台に出てきてしまったかなぁ、という感慨があります。
日本盤紙ジャケなどの再発や来日が続いたりしてることもあって
「今、カンタベリーが熱い」らしいですよ。(笑)
当然ながら坂本理師匠が寄稿しておられます。
ただ、入門編ということで、おおまかなことをサラッと流してる感じで
アルバム評の記述など一部に不満もありますね。
特にナショナル・ヘルス2枚目の評文がちょっと...
頷ける部分もあるけど、ステュワートのソロってことはないでしょう。
カンタベリーで一番好きなアルバムは? と問われれば、
ぼくはこれを選びますよ。
これこそがカンタベリー・サウンド究極の到達点だと思ってるし。
個人的には、「世界に広がる〜」が知らないバンドが多く、役に立ちました。
特にマフィンズの評文に共感。スーパーシスターも載ってます。
単なるケアレス・ミスとしては、「グレイとピンクの地」の評文。
"Nine Feet Underground" で大活躍してるのはデイヴ・ステュワートだとよ。
(もひとつ、49ページ最下段4行目:フィル・ミラー→フィル・リー)
この号のどこかにぼくの名前が載ってます。
おヒマな方は探してみて下さい。
と言っても過度な期待はしないようにね。
肩透かし食らうこと必至ですから。(^^;
(某MLへの投稿より)
*1997.7.16
Beach Boys「Pet Sounds」と Miles Davis「Miles Ahead」
この2つのアルバムには共通点があると考えています。
例:
1. 独特で豊穰なオーケストレーション、メロディ重視
2. コンセプトアルバムとしての全体を貫くムード・流れ
3. mono から true stereo にリミックスされ、メーキング・別バージョンも収録された BOX が出た
Miles = Gil Box について:
「Miles Ahead」があんなに細かく編集してあったとは驚きでした。
マイルスのソロが完璧なのもあれだけオーバーダブを繰り返していたから当然か、と納得。
スタジオでの様子からマイルスの人間臭さも感じられてホレ直しました。
余談:
「Miles Ahead」日本盤のジャケットは「Summer Days」に似ている...
(某MLへの投稿より)
*1999.6.10
映画「オルランド」
音楽マニア的に見ても楽しめる映画でした。
クェンティン・クリスプ(女装してエリザベス女王を演じている)。
チェリー・レッドのサンプラー「Pillows & Prayers」で朗読してた人。
スティングの“ニューヨークのイギリス人”のモデル。
テーマ曲も歌っているのは元ブロンスキ・ビート/コミュナーズの
ジミー・ソマーヴィル(カストラートの天使役で出演)。
執事役でちょいと出演するのがフリージャズ・サックス奏者のロル・コクスヒル。
監督のサリー・ポッターは歌手としてリンゼイ・クーパーのアルバムに参加していたりする関係からか、
サントラ(Varese Sarabande VSD-5413)にもカンタベリー系の音楽家が絡んでいて、
リンゼイ・クーパー(バスーン)、フレッド・フリス(ギター)というヘンリー・カウ組の他に、
ストリングス・アレンジをテヴィッド・ベッドフォードがやってたりします。
(同じ監督の「タンゴ・レッスン」でもフリスのギターが鳴ってました。)
(某ニュースグループへの投稿より)
注:サリー・ポッターはハリー・ポッターとは無関係です。
*2001.11.26
マンネリ化が見られる?お買い物報告
<中古LP>
・Spyro Gyra - Morning Dance (Infinity)
英国フォークではない。アメリカの爽やかフュージョン・グループ。
これは79年のセカンド。タイトル曲を筆頭に各方面でBGMに使われまくった。
以前持っていた日本盤は随分前に手放していたので、買い直しになる。
・John Clark - Faces (ECM/トリオ)
Bruford のギタリストではない。ジャズには珍しいフレンチ・ホルン奏者。
これは80年録音。frh + vib (or marimba) + cello + ds という編成。
彼はギル・エヴァンス、ジョージ・ラッセル、カーラ・ブレイなど錚々たる楽団で
吹いている他、なんと上記スパイロ・ジャイラにも参加してる。
・タイガー大越 - マッド・ケーキ(JVC)
プロレスラーではない。ゲイリー・バートンに見出された(?)トランペッター。
これは82年録音のソロ2枚目。曲が良い傑作フュージョン。
彼は当時ビクターのCMに起用されていた。アイドル的に売り出そうとしたのか?
(以上3枚全て単価300円、3枚まとめて買うと500円という捨値価格で購入)
・ジャン・ミシェル・ジャール - 幻想惑星(Polydor) 700円
原題 : Oxygene。フランスのシンセサイザー奏者の記念すべき(?)デビュー作。
次作「軌跡」が好きだった(中学の頃)ので期待していたが、これは×。
全くつまらない代物。冨田勲やヴァンゲリスの方がずっと良い。
<中古CD>
・Eric Dolphy - Out To Lunch (Blue Note/東芝EMI) 1250円
紙ジャケRVGリマスター。やっぱこれは聴いとかないとマズイかな、と...
・Mel Torme - At the Crescendo +7 (Coral/MCA) 950円
54年録音のライヴ。名曲「クリスマス・ソング」の自作自演が目玉。
・Peter Gabriel - Secret World Live (Real World/Virgin) 580円
94年イタリアでのライヴ2枚組。あまりの安さに思わず購入。
・高野寛 - CUE(東芝EMI)100円
プロデュース:トッド・ラングレン。あまりの安さに思わず救済の手を。
いかに安く買うか、が最近のテーマになってきてるような...
*2000.11.25
クラシック→ポップス/ロック
クラシックも聴いといた方が何かと役に立つ、ということで
ポップス/ロックでクラシックの引用・影響が見られる例を
何か挙げてみようかと、少し考えてみました。
・ビリー・ジョエル
「イノセント・マン」に入ってた“今宵は〜(タイトル忘れた)”
↑ベートーベンのピアノ・ソナタ「悲愴」
この美しいメロディを巧みに引用。
・ビートルズ "Because"(「アビー・ロード」収録)
↑ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」
引用ではないが、ハーモニー的に少しヒントにしてるらしい。
・ジェーン・バーキン "Jane B" ←ショパンのプレリュード
"Baby Alone In Babylone" ←ブラームス交響曲第3番
"Lost Song" ←グリーグ「ペール・ギュント」
ゲンスブール関係は他この他にもたくさんある。(ベスト盤収録)
・プロコル・ハルム「青い影」(1st 収録)
これはバッハだとよく言われますが、実際はオリジナルです。
「G線上のアリア」になんとなく似てはいますけど。
ボーカル部分は「男が女を愛する時」の影響大。
余談:ジェーン・バーキンの「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」には
「青い影」の影響が見られます。
ベートーベンはロックだ! の例としては
ELO "Roll Over Beethoven" を聴くとわかりやすい。(2nd 収録)
「運命」の“ジャジャジャジャーン”とチャック・ベリーのギター・フレーズが
違和感なくつながってて笑える。
“ジャジャジャジャーン”はロックのリフに近いものがあるような気がします。
キンクス "You Really Got Me" の“ンガガガガ”みたいな(笑)
追記:
キング・クリムゾン "Devil's Triangle" (「ポセイドンのめざめ」収録)
↑ホルストの組曲「惑星」より“火星”
凶暴な音楽。オリジナルのオーケストラ版もすごい迫力です。
冨田勲のシンセ・アレンジも独自の導入部がインパクトあり。
(↑中学一年の音楽の授業でこれを聴かされたのがきっかけで今のぼくがある)
(某MLへの投稿より)
*2001.11.3
キチ買い報告書
●HMV in SENDAI
・Miles Davis - The Comlete In A Silent Way Sessions (Columbia/Legacy) 5,890円
待望の3枚組ボックス。ついにゲットしたぞぃ。箱の造りもカッコイイな〜。
・Bill Frisell with Dave Holland and Elvin Jones (Nonesuch)
異色メンツによるトリオ作(多重録音あり)。依然としてアメリカーナ路線は継続。
"ムーン・リヴァー" のカヴァーあり。ジャケットの不思議な生き物はカネゴンか(笑)
・Keith Jarrett - La Scala (ECM)
95年ミラノにおけるソロ・ライヴ。
以上2枚は通常価格1,790円だが、2枚以上購入値引きで 1,590円×2
・Dave Liebman - Drum Ode (ECM/ポリドール) 1,942円
バイラーク絡みのため日本のみでCD化が許可されたもの。ジャケが変更されたらしい。
・Dudu Pukwana - Diamond Express (Freedom/徳間ジャパン) 1,942円
アフリカ系ブリティッシュ・ジャズ。キース・ティペット・グループからも数名参加。
・George Russell Sextet - At Beethoven Hall Complete Recordings (MPS) 2,190円
65年録音。featuring Don Cherry
・Charlie Christian - Complete Studio Recordings (Definitive Records) 1,790円
・Charlie Christian - Complete Live Recordings (Definitive Records) 1,790円
それぞれ4枚組でこの値段。なんでこんなに安いのよ!?
1939年後半から1941年前半まで、実質2年間の録音しか残されていない。享年25才!
・Pink Floyd - In London 1966-67 (See For Miles) 2,990円
"Tonite Let's All Make Love In London" Collector's Edition with Bonus CD-ROM
ドキュメンタリー映画「愛と幻想の一夜」用に録音されたシド・バレット在籍時の音源。
CD-ROM には "星空のドライヴ" 演奏場面とミック・ジャガー等のインタヴュー映像を収録。
個人的に、シド脱退後のフロイドには興味ありません。
・King Crimson - Vrooom Vrooom (DGM/ポニーキャニオン) 3,200円
当初は96年メキシコシティのライヴ(ネット上で公開済み)2枚組の予定だったはずだが、
結局はコレクターズ・ボックスで発表済みの95年ブロードウェイと抱きあわせで2枚組に。
大部分は既に持ってる音源だが、ダブル・トリオでの "21世紀〜" が初CD化。
目玉と思われがちな "フリー・アズ・ア・バード" は実はブリューのソロ「ブリュープリンツ」で発表済み。
●某店(あまり知られたくないので名は伏せる)中古CD
・Tete Montoliu - T'Estimo Tant: Piano Solo 28-03-1996 (Discmedi Blau) 1,100円
「Palau De La Musica Catalana : Piano Solo 21-03-1997」の姉妹編みたい。オリジナル中心。
・Steve Swallow - Swallow (XtraWatt) 1,200円
Steve Kuhn, Carla Bley, Karen Mantler, Hiram Bullock, Bobby Ameen, Don Alias,
Gary Burton, John Scofield と豪華なメンツが参加したメロウなフュージョン?
・Graham Collier Music - Songs for My Father (Disconforme) 1,000円
70年録音。Harry Becket, Alan Wakeman, Alan Skidmore, Tony Roberts, Phil Lee, John Talor, etc.
・Chris McGregor's Brotherhood of Breath - Country Cooking (Venture/Virgin Japan) 1,400円
アフリカ系ビッグパンド・ブリティッシュ・ジャズ。88年のこれが最終作ではないか。
・Decibel - Mensaje desde Fomalhault (Rock'n Roll Circus) 1,200円
メキシコのレコメン系。このバンドのジャケは悪趣味だから嫌い。
・Area - 1978 (CGD) 1,400円
プログレでありジャズであり民俗色もありポップでもある強力な音楽。素晴らしい!
・Jamie Muir & Derek Bailey - Dart Drug (Incus) 1,400円
元クリムゾンのパーカッションとフリー界の巨匠ギタリストのデュオ。
以上しめて 33,614円也(価格は税抜き)。買い過ぎ!
*1997.12.31
映画ネタ
「生きるべきか死ぬべきか」(42年 米)
「飾窓の女」(44年 米)
両方とも映画館で見ました。(もちろんリバイバルで)
前者はエルンスト・ルビッチ、後者はフリッツ・ラングで
二人ともぼくのお気に入りの監督です。
この二人、対照的なようでありながら共通する匂いを感じます。
そのこころは・・・ヒッチコックではないか、と思うのですが、いかが?
既にこの頃はヒッチコックも現役で、イギリス時代の名作が多々あります。
その時代の一連のスパイもの・巻き込まれものが大好きで、
ビデオで何度もみたりしてます。ユーモアとサスペンスのさじ加減が絶妙。
タルコフスキーの「ストーカー」
この映画もいいですね。これも映画館で見ましたが、(当然リバイバルで)
眠くなって困った覚えがあります。^^; 長いし・・・
タルコフスキーのは睡眠薬代わりに見るのもいいかもしんない。
けなしてる訳じゃないです、念のため。
その贅沢な時間が気持ちよかったりして、何回でも見たくなる魅力があります。
「惑星ソラリス」の音楽いいですね。バッハのせつない美メロが泣かせる。
昔、映画を見るはるか前(中学生の頃)に冨田勲の「宇宙幻想」を聴いて感動してました。
中学のときの音楽の先生がちょっと変わっていて、
授業で冨田の「惑星」をかけたことがあったのです。
それはかなりの衝撃でした。迫力の4チャンネル・サラウンド!
ここからクラシックにのめり込み、さらにはシンセサイザーへの興味〜YMO〜
クロスオーバー(死語)〜ジャズ〜〜〜 と、興味が広がっていった訳で、
その音楽の先生には感謝しなければ・・・(当時は嫌いだったけど)
プログレな名曲「惑星」をオリジナルと冨田版両方で聴いてみることをおすすめします。
クリムゾンもやってる「火星」は、一度オーケストラで聴いてみましょう。
ものすごい迫力に圧倒されること間違いなし。
(某MLへの投稿より)
*2001.9.30
23-24日に東京に行く機会があり、数年ぶりにジャズ喫茶「メグ」を訪れました。
お客さんは十人ほど。寺島人気もあってか結構繁盛してるんですね。
かかっていたのは Steve Kuhn「Childhood Is Forever」。
ガシガシ来るスネアやベースの音を堪能しました。
次にかかったのは Eric Alexander「Heavy Hitters」でした。
夜はスターパインズで日本のプログレ3バンド(全てインスト)を鑑賞。
Side Steps - 悪くはないけど、ほとんどフュージョン。肩掛キーボードがダサい。
Killing Floor - こりゃいかん。ふた昔ほど前のジャズ・ファンク。ダンサーが邪魔。
KBB - これが一番まっとうなプログレでしょうかね。CD買いました。
しかし、このハコ、音のバランスが悪いな〜。
ドラムがやたらと大きく、前で何やってるのか聞こえない。
ということで(何が?)、遅まきながら、お買いものリストをお届けします。
・Caravan (Classic Rock Legends) *DVD
こんなの出てたのね〜第一弾。90年再結成の時のライヴ。音はCD化済み。
・Mirage - Live 14th December 1994 (Mirage Music) *2CD
Caravan と Camel が合体したような特別編成バンドによる同窓会的ライヴ盤。
・Chris McGregor's Brotherhood of Breath (Repertoire) *CD
・Chris McGregor's Brotherhood of Breath - Travelling Somewhere (Cuneiform) *CD
アフリカ系ブリティッシュ・ビッグバンド・ジャズ・ロック(?)
・Jan Ponsford, Frances Knight, Hugh Hopper, Vince Clark - The Swimmer (Voiceprint) *CD
全編フリー・インプロだが、メインがジャズ・ヴォーカル風スキャット(女性)
なので割と聴きやすい。カンタベリーらしさは希薄、というか皆無。
・V.A. - Be In The No-Air : A Tribute to Robert Wyatt (Peace Frog) *2CD boot
Live at The Knitting Factory, Hollywood, CA 1998.9.8
こんなの出てたのね〜第二弾。参加メンバーがスゴイ!
(Frith, Greaves, Blegvad, Karen Mantler, Pyle, Hopper, Allen, Kramer)
・NUCLEUS - Live featuring Allan Holdsworth *CD boot
Westfield College 1972.6.27
1970年前後のマイルスにクリソツ。このブート、トラックの振り方がいい加減だ。
・Mike Gibbs - The Only Chrome-Waterfall Orchestra (BGO) *CD
正統派ブリティッシュ・ビッグバンド・ジャズ・ロック(?)
・Terje Rypdal & The Chasers - Blue (ECM) *CD
インスト・ハードロック・バンド(?)の二作目。
・Arild Andersen - Sagn (ECM) *CD
今を時めく Bugge Wesseltoft (Key) が参加の1991年作。女性ヴォーカル入り。
・Gary McFarland - America the Beautiful, An Account Of Its Disappearance (DCC) *CD
「ジャズ・ロックのおかげです」で中山氏が取り上げていたので購入。800円。
・Wes Montgomery - Smokin' Guitar (Toko) *CD
日本人による自主製作盤。ハーフ・ノートでの Wynton Kelly Trio とのライヴ。
・The Collectors' King Crimson Vol.5 (Pony Canyon) *3CD
もはや惰性で買ってるようなもの。またも日本盤はカットあり。
・David Sylvian & Robert Fripp - Jean The Birdman (Virgin) *CD single
発売時に買い逃して以来全く見かけなかったもの。300円で購入できた。
・Marc Almond - Glorious (XIII Bis) *CD single
アルバム未収2曲(多分)入シングル。新作の国内盤は出ないのかな。
・Prefab Sprout - Where the Heart Is (Kitchenware) *CD single
ベスト2枚組からのシングル・カット。アルバム未収デモ1曲入り。
・The Wildweeds - The Best and Rare (Air Mail Archive)
これは嬉しい。未CD化だったシングル曲がまとめて聴ける。良い曲ばっか。
・KBB - Lost and Found (Musea)
日本のプログレ・ジャズ・ロック。ヴァイオリンがメインのオール・インスト。
・Lars Hollmer - Autokomp A(nd)more (Krax)
ライヴ会場でのみ売られた限定盤。ソロのスタジオ未発表曲が約30分。
*2001.9.29
Caravan のDVDが出てました。EU製ですが、日本の機種でも視聴可能。タイトルは単に「Caravan」で、Classic Rock Legends というシリーズの一枚。中身は90年の再結成時のもので、音の方はCDで国内盤も出ております。映像は「Bed Rock」なるタイトルでブートビデオが出回ってました。時間にして約60分で、英国でテレビ放送されたものらしい。
このDVD、収録時間80分とあるので、放送されなかった部分も入ってるのかと期待したんですが、他の Classic Rock Legends シリーズのサワリが20分程度入ってるため、でした。(^^;
その予告編には入ってなかったのですが、カタログによると、このシリーズでハットフィールドとゴングの同じく90年の再結成ライヴも出る(もう出た?)ようです。この2つはWOWOWで放送されたことがあり、多分同じ内容でしょう。
ところで、今日発見してビックリ!したんですが、知らぬ間に Calyx からうちのブートレグ・ガイドにリンクが貼られています! もう嬉しいやら恥ずかしいやらで大騒ぎ(笑)
(某MLへの投稿より)
*2001.9.17
なぜか大阪弁
毎度おなじみ、お買い物報告でっせ。
お付き合い、よろしゅう頼んまっさ。(←なんや、その口調は)
註:(← )はツッコミを表す。表示価格は税抜き。
<中古CD>
・Keith Jarrett Trio - Somewhere Before (Vortex) 1,500円
日本盤紙ジャケ。やっぱコイツは聴いとかなアカンやろ。(←未聴やったんかい)
・Charlie Parker - Jazz Perennial (Verve) 1,500円
日本盤紙ジャケ。ギル・エヴァンス・アレンジの曲が入っとる。
なんてことないんやけど、ギル・マニアなら持っとかなアカンちゅうこっちゃ。
言うとっけどワイはマニアとちゃうで。(←さよか)
・Jeff Beck - There And Back (Epic) 1,300円
ワイがリアルタイムでベックを知ったのがこのアルバムや。当時(1980年)これが
ジャズ/フュージョンやのうてロックに分類されとったのが不思議やったな。
・Mats/Morgan - Trends And Other Diseases (UAE) 600円
ザッパに認められたとかいうスウェーデンの天才少年(?)二人組。
この記念すべき(笑)デビュー作はザッパに捧げられとる。(1996年作)
・Andy Pawlak - Shoebox Full Of Secrets (Fontana) 700円
邦題:想い出のシークレッツ。(←なんちゅう恥ずかしいタイトルや)
知る人ぞ知るネオアコ名盤らしいで。よー知らんけど。(←ズルッ)
なんや Prefab Sprout にそっくりやな。ヴォーカルなんかモロや。(1989年作)
<新品CD>
・Soft Machine - Turns On Volume 1, 2 (Voiceprint) 各2,700円
坂本理先生の解説が付いた日本盤、2枚バラ売り。(↑しっかし、高いなぁ!)
ホンマは欲しくなかったんやが、これは買わなアカン。義務や。(←アホか)
劣悪音源目白押し。コイツを聴き倒して分析してサイトに載せなアカンのや。
おーじょーしまっせ〜(←そげん大層なもんかいな、ワレ)
<書籍>
・超ジャズ入門/中山康樹著(集英社新書)740円
『読めばわかる! ホントのジャズ入門。
全てのジャズ書を捨てよ! この一冊で、あとは聴くのみ。』(帯より)
・マイルス・デイヴィス完全入門/中山康樹著(ベスト新書)680円
『ジャズはマイルスだけ聴けばいい
その魅力と、おすすめCDを徹底ガイド。』(帯より)
この2冊、なんとのう矛盾しとるような気がするんやが...ま、ええか。
以上。どないや。
(出鱈目関西弁に気分を害された方がいらっしゃったら陳謝します)
【報復反対!】
*2001.8.26
恒例 お買い物レポート(価格は税抜き)
●レコードフェスタ in SENDAI@Ebeans
<中古LP>
・Gary Burton - The New Quartet (ECM) 1,200円
邦題:マレット・マン。見本盤。
・Terje Rypdal/Miroslav Vitous/Jack DeJohnette (ECM) 1,200円
邦題:未知への飛翔。
・Terje Rypdal - Waves (ECM) 1,300円
ECMの中古LPは大抵千円前後で買える。以上すべてトリオ盤。
・Stanley Clarke - Journey to Love (Nemperor/Atlantic) 1,000円
邦題:慈愛への旅路。先日WOWOWで見た77年のライヴが良かった。
・Bruce Forman - River Journey (Muse/King) 100円
リッチー・コールのバンドにいたギタリスト。盤質ピッカピカでこの値段。
・Julian Lennon - Valotte (Charisma/Toshiba EMI) 100円
ジョンの息子の記念すべきデビューアルバム。盤質ピッカピカの見本盤。
「デビューアルバム」の前には必ず「記念すべき」と書かなければならない(笑)
・Anthony More - Industrial Drums (Parlophone/EMI) 1,800円
12インチ・シングル。本日最大の収穫はこれだ!
<中古CD>
・Gateway - Homecoming (ECM) 1,700円
インナーに三人の直筆サインが入っている来日記念盤。
サイン入り盤を放出してしまう人がよくいるのはなんでだろう。
ぼくが持ってるだけでも、エヴァンス/ゴメス/モレル、チック・コリア、
リー・コニッツ、ケヴィン・エアーズなど、すべて中古LPで安く入手。
サイン入り盤はキズもの扱いで安いことが多い。信憑性もないから。
・Joe Zawinul - The Rise & Fall of the 3rd Stream/Money in the Pocket
(Atlantic/Rhino) 1,000円 ウェリポのボックスが出るという噂は本当?
<ブートCD>
・Prefab Sprout - Paddy:The Come Back (Wonder Boy Records) 2,500円
新作を発表したというのに国内盤が出る気配がないとは一体どうしたことか。
◎ここで見つけた昔の日本盤LPの笑える邦題
・キャノンボール・アダレイ「これがジャズロックだ!」(ベスト盤らしい)
・「問題児ジョン・サーマン」(The Trio のプロモ盤。実際に発売されたのか?)
●ディスク・ノート
<新品CD>
・Dave Holland Quintet - Not for Nothin' (ECM) 1,980円
ホランドのリーダー作を買うのは実は初めてだったりする。
●タワー
・Miles Davis - More Cookin' at the Plugged Nickel (Sony) 1,995円
日本盤BOXでカットされていた演奏をまとめたもの。なんか釈然としないが...
●HMV
・Miles Davis - Live at the Fillmore East, March 7, 1970: It's About That Time (Columbia/Legacy)
2,890円 遂に出た! 日本盤は来月発売(3,600円)とのこと。
・Electric Light Orchestra - Flashback (Epic/Legacy) 6291円
3枚組アンソロジー。輸入盤を10%OFFで購入。日本盤は8,400円。
・JAZZオーディオ悶絶桃源郷/寺島靖国著(河出書房)1,600円
またまた出た寺島靖国。この乱発暴走状態、一体どうなっとるんだ!?
(某MLへの投稿より)
*2001.7.23
MELTDOWN FESTIVAL 2001
先月ロンドンで行われた MELTDOWN FESTIVAL 2001 というのにエルヴィス・コステロが出演したそうです。以前コステロがプログラム・マネージャー(プロデューサーみたいなもの?)になってビル・フリゼルと共演したときの様子が「Deep Dead Blue」としてCD化されております。
今年のプログラム・マネージャーはロバート・ワイアット(!)。
Soup Songs というワイアットのトリビュート・イベントでコステロは3曲歌ったとのこと。カレン・マントラーとジュリー・ティペッツのバック・ヴォーカル付(なんと豪華な!)
"Left On Man"(ワイアット「Dondestan」収録曲)
"O Caroline"(マッチング・モウルの「そっくりモグラ」一曲目に収められた超名曲)
"Shipbuilding"(やはりこれは外せない)
これは聴きたい。なんとかCD化してほしいものです。
(某MLへの投稿より)
*2001.8.15
昨日買ったもの
場所:山形市内各所
・キング・クリムゾン「太陽と戦慄」「ディシプリン」「ビート」(Pony Canyon)
30周年リマスター、早くも通常プラケース版で出し直されてしまったため、
買い逃していた紙ジャケの方を慌てて買う。残りの2枚どうしよう。
・スタンリー・カウエル・トリオ「恋のダンサー」(Venus)
ヴィーナス・レーベルお得意の尻ジャケ(いわゆるひとつのエロジャケ、ですか)
寺島氏が「曲が良い」と近著で大絶賛していたのに釣られて買う。
・エバーハルト・ウェーバー「カラーズ・オブ・クレー」(ECM)
70's Groove Classics シリーズの一枚。いわゆるクラブ愛好者向け再発か。
ウェーバーのベースの音はそれほど好きではないのだが、プログレ/アンビエント
の惹句に釣られて買う。4曲目などカンタベリーっぽい、と言えないこともない。
・マイルス・デイビス・神話の検証/田中公一朗著(勁草書房)2000円
“マイルスを放つ!
リアリティから遠く離れた「神話」を解体し、新たなマイルス像を提示。”
著者名は聞き慣れないが、面白そうなので買う。中山康樹への挑戦か?
・クラシック批評こてんぱん/鈴木敦史(正しくは淳史)著(洋泉社)720円
クラシックは門外漢だが、音楽批評を考えるうえで有用かも、と思って買う。
自分でも最近レビューが書けなくなってサイトの更新が滞ってしまっているので
何か突破口になればと。(逆にますます書けなくなったりして...)
著者は山形県寒河江市出身(1970年生まれ)とのこと。(知らなかった)
・天狗の落し文/筒井康隆著(新潮社)1500円
“盗用御自由!” アイディア使用権フリー短編集。全356編+α。
筒井康隆だからとりあえず買う。(買ったまま未読が三冊あるのだが...)
(某MLへの投稿より)
*2001.8.15
Remember the good old 1980's
最近良かったのは、リマスター&ボーナス付で再発されたELO。
超ポップで統一感もある「Time」が彼らの最高傑作ではないかと思ってます。
そのSF的なテーマは当時の純情な高校生を感動させるに十分なものでした。
その歌詞の中にこういうフレーズが出てきます。
「Remember the good old 1980's」「I wish I was back in 1981」
ちなみに、このアルバムが発表されたのは1981年です。
今となっては、このフレーズには何かグッと来るものがあります。
そんなこんなで、この曲を聴けば懐かしの80年代(MTV時代でもあった)が
走馬灯のように蘇ってくる、というやつを選曲してCD-Rにまとめてみました。
すべて洋楽のシングル曲です。
1. Play The Game - Queen
2. Twilight - Electric Light Orchestra
3. Break My Stride - Matthew Wilder
4. Valotte - Julian Lennon
5. Sixty Eight Guns - The Alarm
6. Solid Bond in Your Heart - Style Council
7. Absolute - Scritti Politti
8. Say It Isn't So - Daryl Hall & John Oates
9. Getcha Back - Beach Boys
10. Raspberry Beret - Prince and the Revolution
11. Manic Monday - Bangles
12. If This Is It - Huey Lewis and the News
13. Don't Get Me Wrong - The Pretenders
14. Luka - Suzanne Vega
15. Don't Break My Heart - Common Knowledge (a.k.a. Wax)
16. Icing on the Cake - Stephen Tintin Duffy
17. Bizarre Love Triangle - New Order
18. I Feel Love (12 inch single version) - Bronski Beat with Marc Almond
<(やや偏執的な)コメント>
1. 1980年だから厳密には80年代に入るかどうか微妙だが、イントロなどで
大々的に使われているシンセがいかにも80年代っぽいから、いいか。
2. これ以上ないほど強烈にポップで最高に好き!
出だしが前曲のフェイドアウト(プレイ・ザ・ゲ〜〜)と同じキーなので
クロスフェイドで無理やり繋げてしまう。(笑)
3. 邦題:想い出のステップ。この曲しか印象にない、いわゆる一発屋?
4. 最初聴いたときはジョンの未発表曲かと思ってしまった。名曲だ〜!
5. 青春ギターポップってーの? 元気系J-POPに通じるものがある、かも。
6. これも元気が出る曲。スタカンの中では地味な曲だが、個人的趣味により。
7. 名盤「Cupid & Psyche 85」の緻密に造り込まれたきらびやかなサウンドは
80年代後半の音作りにものすごい影響を与えたのでは?
8. この人達も80年代っぽいね。この曲のコード感が好き。
7.〜11.は“ドン・パン・ドン・パン”と同じテンポが続くので、
またもやクロスフェイドで繋げ、リズムが途切れないように編集してしまう。
(途中ざっくりと省略)
15. グレアム・グールドマン(元10CC)とアンドリュー・ゴールドの二人組で
Wax と名乗る前にひっそりと出されたシングル。これぞ隠れた名曲。
16. いかにも80年代な無機的打ち込みサウンドから、一転して極甘になる展開。
17. この辺から80年代が終わっていくような印象がある。
18. ドナ・サマーのカヴァー。関係ないが80年代はエイズ時代の幕開けでもあった。
(某MLへの投稿より)
*2001.7.16
昨日買ったもの
・Tony Bennett & Bill Evans / Together Again (Rhino)
デュオ二作目。未発表曲、別テイク11曲追加。
・Fred Frith / Clearing (Tzadik)
20年ぶり(!?)のギター・ソロ作品。
・Satoko Fujii Quartet / Vulcan (Libra Records)
田村夏樹 (tp), 藤井郷子 (p), 早川岳晴 (b), 吉田達也 (ds)
・Diana Krall / Steppin' Out (justin Time)
1992年のデビュー作。ボーナス1曲追加リマスター盤。
・Charles Lloyd / The Water Is Wide (ECM)
ブラッド・メルドー、アバークロンビー参加。
・The Best of Syd Barrett / Wouldn't You Miss Me (Harvest)
未発表曲 "Bob Dylan's Blues" 1曲のために購入。
・John Fahey / Requia (Vanguard)
超絶技巧ギタリスト、レオ・コッケの師匠(らしい)による
生ギター・ソロと弦楽四重奏とコラージュが入り乱れた怪作(らしい)
・The Singers Unlimited / A Cappella (MPS)
楽器一切なし、四人のコーラスのみ。1曲目 "Both Sides Now"(青春の光と影)がスゴイ。
・Isotope / Illusiion (Line) 中古
店員さんによると Gary Boyle は地道にライヴやってるようだよ、とのこと。
・The Beach Boys / Sunflower + Surf's Up (Capitol) 中古
ブライアン再来日決定! 9月20日国際フォーラムに行く予定です。
・Sonny Rollins and the Contemporary Leaders (DCC)
24カラット・ゴールド・ディスク。定価の半額以下で入手。それでも2000円。
・Edward Vesala / Rodina (Love Records)
フィンランド産(ECM系?)フリー(でもないか)アンサンブル。
儚げな女性ヴォーカルが入ったスローな曲が美しい。これはオススメ!
・Bugge Wesseltoft / Moving (Jazzland)
なんか評判よさそうなので試しに。しかし北欧の人の名前は覚えにくいぞ!
・チンザノ・ロッソ(赤・甘口) ベルモットです。
・ネスカフェ・アイスクール(無糖) アイス・コーヒーです。
(某MLへの投稿より)
さらにもっと読む
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