CARAVAN
For Penguin Who Hatch In The Polar Night
AULICA Canterbury Tales CT 201 (49'08")
[1] Be Alright / Chance Of A Lifetime (6'49")
[2] Memory Lain, Hugh / Headloss (9'41")
[3] A Hunting We Shall Go (incl. Backwards) (8'24")
[4] Can't Be Long Now (For Richard) (17'31")
[5] Hoedown (6'43")
[1][2]
Paris Theatre, London (BBC 'In Concert') 1973.8.2 (9.8 ?)
Pye Hastings (vo,g), Richard Coughlan (ds), David Sinclair (key),
John G. Perry (b,vo), Geoffrey Richardson (vla)
released in 'The Show of Our Lives: Live at the BBC 1968-1975' (Universal)
[3][4][5]
Ebbettes Field, Denver, Colorado 1974.11.13
Pye Hastings (vo,g), Richard Coughlan (ds), David Sinclair (key),
Mike Wedgwood (b,vo,perc), Geoffrey Richardson (vla,g)
(except MC in [5]) released in 'A Hunting We Shall Go: Live in 1974' (The Store For Music)
[3] released in 'The HTD Years' (HTD)
前半2曲は73年の BBC In Concert 音源。"Be Alright" のヴォーカルはベースの John G. Perry。
後半3曲は初のアメリカ・ツアーでのFM放送から。ベースが Mike Wedgwood(コンガ兼任)に交替している。
内容の方は最高で、キーボード(オルガン、シンセ、エレピ)がよく聞こえる。特に "Backwards" でのエレピはしっとりとして非常に良い!
[4] のイントロで "The Dabsong Conshirtoe" 中間部に出てくる印象的なフレーズを弾いているのには驚く。
[3] は、正規編集盤「The HTD Years」に未発表ヴァージョンとして収録されたものと同じ音源だ。音が左右によれたりするところも同じ。「The HTD Years」には収録日などのデータが一切載っていなかった。おそらくこのブートからコピーしたのではないかと思われる。
高音がシャリシャリしてたり、音が左右にふらつくところがあるが、楽器間のバランスが良いステレオ・ライン録音。客のノイズがあまり聞こえない。
2008年にファン・サイトでのみリリースされ、2017年に Vivid から日本盤も出た「A Hunting We Shall Go: Live in 1974」の全3曲は、この後半3曲と同じ演奏(同一テイク)だが、[5] の前にあるリチャードソン(?)のMCがカットされ、そのかわり客に呼びかける主催者側(?)のMCが入っている。ノイズを目立たなくしたせいで、こもって聞き取りにくい音になってしまった。ステレオの定位も左右が逆。日本盤の解説ではロンドンで行ったシークレット・ギグとしているが、この時期はアメリカ・ツアー中でイギリスにはいないはず。なぜ邦題が「ライヴ・イン・ロンドン」なのか?
音質評価 − ★★★ / 総合評価 − ☆☆☆☆
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CARAVAN
Chemical Disease In Town
RAID MASTERS RMCD910702 (Itary, 1991) (71'28")
[1] Memory Lain, Hugh (5'03")
[2] Headloss (5'30")
[3] The Love In Your Eye (17'45")
[4] The Dabsong Conshirtoe (12'56")
[5] For Richard (22'15")
[6] Hoedown (7'57")
Forum, Leverkusen, West Germany 1975.4.13
Pye Hastings (vo,g), Richard Coughlan (ds), David Sinclair (key),
Mike Wedgwood (b,vo,perc), Geoffrey Richardson (vla,g,fl)
「BBC Radio 1 Live In Concert」と同時期で大曲が3曲連続する構成もほぼ同じだが、[4] は後半のソロ部分が省略された短縮版になっている。ここでもエンディングでSEテープ使用。[5] 一瞬のフルート・ソロからギターに持ち替えシンセとの掛け合いソロ、終盤でのヴィオラ無伴奏ソロ等々リチャードソンの活躍が目立つ(MCも担当)。
音域が狭く高音が少しきついが、それほど悪い音でもないステレオ・オーディエンス録音。
音質評価 − ★★★ / 総合評価 − ☆☆☆
last updated: 2018.4.24
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