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 アテンポ大百科
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マ行

マルテラート
[音楽用語][ハンドベル]
 イタリア語で「ハンマーで叩く」の意味。
 弦楽器においては、弓の先の方で明瞭に音を切って演奏する奏法。  ハンドベルではベルをスポンジに叩きつけて表現する。
 叩きつけたベルを持ち上げて音をのばす「マルテラート・リフト」という奏法もある。
 詳しくは「ハンドベルの奏法」参照。


マルマーク
[ハンドベル]
 アメリカのハンドベルメーカー。
 日本の団体のほとんどはマルマーク製もしくはシューマリック製のハンドベルを使用している。
 アテンポが使用しているベルもマルマーク製。
 華やかな音と、ピアノの鍵盤のように白と黒に色分けされたハンドルが特徴。


マレット
[音楽][ハンドベル]
 「ばち」のこと。またはハンドベルをばちで叩く奏法。
 ベルをスポンジに置いたまま叩く方法と、ベルを持ち上げて叩く方法(サスペンデッド・マレット)がある。
 詳しくは「ハンドベルの奏法」参照。


真ん中
[アテンポ]
 ミドルベルのこと。  ミドルベルの担当する音が、楽譜の真ん中のあたりであることと、演奏時の並び順がちょうど真ん中あたりであることから、このように呼ばれるようになったと考えられる。
 (関連)   


ミドラー
[アテンポ]
 ミドルベルを打つ人たちのこと。
 ハイベラーローベラーは、他の団体でも使われることがあるようだが、ミドラーは使われてはいないらしい。
 怪獣の名前ではない。


ミドルベル
[ハンドベル]
 ハイベルローベルの間の中音域の音が割り振られたベル。もしくはそれらのパート。
 どこからどこまでがミドルベルかは厳密な定義があるわけではないが、G4〜B5(こちらを参照)のベルをミドルベルと言うことにしたい。
 メロディ部分と伴奏部分の打ち分けが要求されると共に、ハイベルとローベルの間で音がぼやけやすく、演奏には高い技術と深い曲の理解が要求される非常に難しいパートである。


ミドロー
[アテンポ]
 ローベルミドルベルの間あたりのベルをアテンポではこう呼ぶ。
 具体的にはE4〜B4(こちらを参照)あたりのベルのこと。  和音やアルペジオなどの伴奏を担当することが多い。


ミュージックベル
[音楽]
 ハンドベルは高価であり、錆びやすいなど扱いが難しいため、扱いやすいようにスチールで作られた簡易なベル。
 クラッパーがバネ製で全方向に動く、音の高さが違っても大きさがほとんど変わらないのが特徴。

ミュージックベル
ミュージックベル


[音楽]
 別名スラップスティック。
 曲中で「パン」という鞭の音を出したいときに使う楽器。
 大きな音が出るので、人をびっくりさせたいときにも使う。


持ち替え
[ハンドベル]
 人間には腕が2本しかないため、1人で3本以上のベルを打つときはベルを持ち替えなければならない。
 アテンポのようにメンバーの少ないチームの場合、1人の持ちベルが多くなるので、持ち替えは非常に重要なスキルとなる。


もちもちくん
[アテンポ]
 ハンドベルは湿気に弱く錆びやすいため、ベルケースに除湿剤を入れている。
 その除湿剤が湿気を吸うともちもちするため、除湿剤を「もちもちくん」というようになった。


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