microWAVE XT : LFO/Mod |
[概要] LFO関係は至ってシンプルで、BPMシンクも可能な2基構成。ただし外部クロックとの相性はあまりよろしくないので期待しないように。 LFOの変調先やデプスはMatrixModの設定によって変わるので、パネル上にはスピードとシェイプのつまみしか用意されていない。 ただしここも親切設計で、マトリックススロット1と2のデプスだけは横のツマミでダイレクトにいじれるようになってるから、LFOをビブラートやワウ代わりに使いたい場合はここにアサインすると吉。 モジュレーションルーティングに関しては基本的にMatrix Modと呼ばれる16系統のスロットが用意されていて、変調元(ソース)と変調先(デスティネーション)をひとつずつ選んで変調の深さ(アマウント)を設定してやる。 スロットの数が許す限り同じソースでたくさんのパラメータを整然と変調することも出来るし、幾つかのスロットのソースをモジュレーションホイールにつないでおいて、演奏中に音をめちゃくちゃに壊すことも出来る。 ただしXTは後発のQシリーズのようにオシレータそれ自体をモジュレーションのソースにして他のオシレータに無理やり突っ込んだり、カットオフにねじ込んで極悪ポリモジュレーション効果を得ることは出来ない。そもそもQシリーズはLFO自体が4KHz(!)まで発振するので、ビブラートを深くかけてLFOのスピードを上げていくだけでFMシンセ顔負けの変態金属音が飛び出してくる。 まあこのあたりはさすがにDSPの処理速度の時代背景があるからしょうがないんだけども。 それからXTには「Modifier」というセクションがあって、ここで様々なパラメータと関数を駆使して変調に利用可能なパラメータソースを作り出せるんだけども、あまりに難しくてよく分からないので割愛。申し訳ない…。 |
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