sfac008

mundo de mundo(2003 september)
01. aire espanola (inner vision)
1999年作。ミニアルバム「inner vision」より。ギター4本での迫力ある、フラメンコ/ラテンジャズ。ギターのみでも、これだけ厚みのある音ができるんですね。勉強になります。今回はいつもよりも幅の広いジャンルより曲を紹介していきます。

02. mas que nada (os intocaives)
sfac005でも紹介しましたos intocaives。今回は有名なこの曲で。この人たちのアレンジはいつ聞いてもオシャレです。

03. agora ou nunca mais (ana mazotti)
どっしりとしたベース音にストリングスとエレピの高音が効果的に使われています。

04. full moon (oliver peters quartet)
1980年作。アルバム「wings of spring」より。ノビのあるボーカルと歯切れよいピアノが気持ちいいですね。full moonですか…そんなイメージはボクには湧いてこないのですが…今回は高速かつ気持ちのいいのが隠れたテーマです。

05. cantaloupe island (third wave)
1969年作。ハービーハンコックの名曲。スキャット入りのものは初めて聴きました。なんか古くささが大好きです。落ち着きます。

06. colors of the nine (fertile ground)
1999年作。コンガが最高です。トランペットがソロでも、バックでも相当活躍してます。途中でラテンなリズムが入ってくるところとか、サラッとやってますがかっちりきまってますね。

07. feel me good (har-you percussion group)
40秒ほどの静かなイントロの後に続くファンキーなピアノとベースのリフ。これだけでキマリますね。この曲はスペースを上手く使ってるなー、と感心させられます。

08. comin' home baby (peddlers)
sfacでは初めて紹介するペドラーズです。知ってる人も多いかと思いますが、この人たちはヤバイですね。楽しんで演奏してるのが嫌ってほど伝わってきます。オルガン+しゃがれたスキャット。何度聞いても飽きないのはボクだけでしょうか。

09. rhythm and sex (gianni ferrio)
1974年作。オリジナルサウンドトラック「la poloziotta」より。スカやレゲエでありそうな管のメロディーに途中から後ろで気ままに流れるピアノのアドリブがウマくマッチしてます。こういうのライブとかだと相当もりあがるんでしょうね。

10. procurando o caminho (coisa nossa feat. salome de bahia)
高速でグルーヴィーな上に、スキャット、ピアノソロ、ギターソロ、コンガのブレイク。やりすぎな感じはありますが、でもそこが、かえって良いのかもしれませんね。

11. i primi minuti (i say a little prayer) (marita)
1968年作。どこかで耳にしたことがあるんじゃにでしょうか。小休憩な感じです。楽しい、かるーい1曲です。

12. samba novo (trio bonavita)
さて、高速チューンに戻りましょう。ピアノソロ、ドラムソロ、またピアノソロ。それだけでできたような曲です。案外試しに録ったりしただけ…とか。でもそういう曲も世の中にはたくさん埋もれてるわけでして…まだまだ死ぬほど、存在も知らない曲が…きりがないですよね。知ってて探してるから、もう救えません。

13. que banderia (gemini cinco anos depois)
楽しい、の一言で表せるハッピーな一曲です。途中のピアノのバッキングが激しくなったり、ベースが激しくなったり…メリハリの付け方はピカ一です。

14. mas que nada (oscar peterson)
1967年作。もう一回マシュケナダです。本当は3回目も考えてはいたんですが、ちょっと思いとどまりました。オスカー・ピーターソン。あまり好きでは無かったのですが、これに関しては、バッチシじゃないですか。うるさすぎる左手が功を奏してる感じです。

15. a starlett for you (andre luterau)
エロ系あやしいイントロに、トランペットがささやくように追い打ちをかけます。3拍子、バカにしちゃだめですね。

16. vera cruz (emphasis)
途中からのエレピソロが極上。この曲は前回に紹介したかったですね。上品な大人な感じがいいです。しかたないです、見つけたの最近ですもん。

17. the cricketes sign for anamaria (bossa nostra)
1995年作。この曲も有名なボサノバの曲です。bossa nostraていろんなことできるんですね。感心します。ピアノが中心ですが、最後にフルートを出してくるところが素敵です。

18. summertime (dave "baby" cortez)
サマータイム。もう夏は終わりましたね。それにしても、今年の夏はおかしかったです。残暑だけの夏なんて…この曲はサマータイムを演奏するにあたり、音源を片っ端から探してところ出てきたので、紹介することになりました。ボクは、この曲聴くと今年の夏を思い出すでしょう。

19. autumn leaves (the dudley moore trio)
夏から秋へ。枯葉ですねー。ボッサな枯葉。こういうのもなかなかオシャレでいいですね。

20. little shakie girl (armando travajoli)
1972年作。オリジナルサウンドトラック「permette? rocco papaleo」より。フルートではじまりフルートで終わる。大人な逸品です。

21. balanco do mar (ana lucia)
これぞボサノバ、といった感じでしょうか。やはりボサノバはギターとピアノ両方欲しいですね。ジャズと違い、ボサノバのソロってすごくあっさり。やはりボサノバも侮れません。

22. samba mortale (real ax band)
1979年作。高速チューンです。忙しい曲という印象をうけてましたが、何度か聴いてるウチにはまってしまった一曲です。

23. busy (voices in latin)
ジャンルのわからない一曲です。別にジャンルをわける必要性は全くありませんが…ラテンな色は見えてきますけど。後ろのシャカシャカが好きです。

24. all i can do (carpenters)
初期のカーペンターズの1曲です。こんなのもやってたの?と思わされた一曲です。jazzy な一面も。短い曲の中の短いエレピソロも注目です。

25. honey rhythm and butter (the grren future)
1970年作。映画「uncle jim」より。この曲も高速の部類に入るのでしょうか。コンガ、フルート大活躍ですね。オシャレにグルーヴしてる、名曲です。

26. o beato (marcos valle)
言葉がわからないもので、何のこと歌ってるのか検討もつきませんが、楽しそうです。終わりに向けてリラックスタイムです。

27. i do my best to impress (linda lewis)
アルバム「not a little girl anymore」より。かわいい声がかわいいです(?)ポップな感じもjazzyな感じも両方持ってて、大変よろしい。て感じです。

28. the oo oo bossa nova (milt jackson)
1956年作。さぁ、最後まで来ました。80分に28曲も入るもんなんですね。今回選曲洩れしたモノが結構ありますので、なるべく早くそれらを次回あたりに紹介したいです。と次回のテーマを考えつつ、今回は終了です。

mundo de mundo